川口一晃 テクニカルトレンド通信 実践編

川口一晃 テクニカルトレンド通信 実践編

テクニカルアナリストの川口一晃氏がさまざまなテクニカル手法を用い、為替・日経平均などを個別分析。 より実践的なテクニカルレポートです。


「戻り値推定」−分析対象:ユーロドル 2007年6月12日

戻り値推定

「どこで下げ止まるのか」

「半値、八掛け、二割引」とは株の世界で大天井をつけた銘柄がどこまで下がるかを表した格言である。まず、天井の半値になり、そこから八掛け(2割減)、さらにそこから2割減…つまり、天井の価格の3分の1になってしまう。為替の世界でこの格言を当てはめると大変のことになってしまう。通貨危機どころの騒ぎでは収まらない。
「ふるさとに戻る」という言葉もある。これは上昇の出発点になった値段に最終的には戻ってくるということを表している。たとえば、上図であればA点まで戻ってくるということである。これなら為替の世界でも可能性はある。もちろん、ここでユーロドルがA点まで下がるのか否かはわからない。ただ、もしそうだとした場合でも、一気に下落することは考えにくい。その間の節目と呼ばれている水準で下げ止まったり、反発上昇も止まったりしながら推移するからだ。であるならば、図に示した値幅(高値と安値の間)の中で節目と考えられる水準にはどういうものがあるのであろうか。
その一つの目安として、「戻り値推定」という機能がある。これは図に示されたチャートの高値を安値の値幅を1とし、まず、その値幅の半分の水準(0.5)に線を引く(D)。半値戻しという水準だ。次にDのすぐ上と下に線が引いてある(CとE)。これは黄金分割比の線である。すなわち、高値から0.618と安値から0.618の水準の線である。たとえば、赤い矢印の箇所で下げ止まっているのが確認できよう。次にBとFの線であるがこれは、高値から3分の1(安値から3分の2)、安値から3分の1(高値から3分の2)の水準の線である。これも青い矢印を見てもらうと節目になっているのがわかろう。
このように、表示したチャートの中で、節目を見つけるのに「戻り値推定」は便利な機能である。

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