川口一晃 テクニカルトレンド通信 実践編

川口一晃 テクニカルトレンド通信 実践編

テクニカルアナリストの川口一晃氏がさまざまなテクニカル手法を用い、為替・日経平均などを個別分析。 より実践的なテクニカルレポートです。


「パラボリック」−分析対象:米ドル円 2007年5月1日

上昇トレンドとなるのか?

「上昇トレンドとなるのか」

今回は「パラボリック」というテクニカル分析を紹介するとともに、今後の米ドル円相場を見てみることにしよう。パラボリックというのは「ドテン」のシステムと言われている。ドテンというのは、買いポジションを持っている時に売りシグナルが出ると買いポジションを閉じて新たに売りポジションを持つ。そして次に買いシグナルが出ると売りポジションを閉じて買いポジションを持つ。すなわち、必ずポジションを持っている状態になる。買いシグナル、売りシグナルはビジュアル的にもわかる。
図をご覧いただきたい。赤丸が付いている状態が買いポジションを持っている状態である。青丸が売りポジションを持っている状態である。トレンドに追随しているのがわかろう。そして、赤丸、青丸を表示している場所が重要である。赤丸、青丸が描かれている位置というのは、計算された価格表示にもなっているのだ。そして、つながっている赤丸(買いポジション)を価格が割り込むと売りシグナル、青丸を割り込むと買いシグナルが出る。長所はトレンドが出ている時にはトレンドに追随することから十分に利益を出すことが出来るが、短所はもち合いになると売り買いが交錯して思わぬ損失を出すことになる。
さて、パラボリックからすると米ドル円は買いシグナルが点灯したことになる。トレンドが出ればドル円は120円台乗せから年初の高値にチャレンジする動きとなろう。逆にもち合いになると、このシグナルはダマシとなる。個人的にはドル安とみているのだが、MACDも買いシグナル(下段)が点灯しているのが気にかかる。

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