川口一晃 テクニカルトレンド通信 実践編

川口一晃 テクニカルトレンド通信 実践編

テクニカルアナリストの川口一晃氏がさまざまなテクニカル手法を用い、為替・日経平均などを個別分析。 より実践的なテクニカルレポートです。


「相場格言−半値戻し」−分析対象:米ドル円 2007年3月30日

買い転換はまだ遠い?

「相場格言」

「半値戻しは全値戻りに通じる」という相場格言がある。これは天井を付けて下落し安値をつけた後に上昇した場合に、下落した値幅の半分を戻せるといずれ全値を戻すであろう、ということを意味している。それだけ、強い銘柄である、ということなのである。逆に、半値も戻せないようであれば、調整が長引いてしまう、ということでもある。
さて、2月末以降、為替相場は大きく乱高下している。しかし、ようやくここに来て落ち着きを取り戻しているとみていいのではなかろうか。そこで、この格言通りに半値を戻しているのか否かを検証してみよう。図に示したチャートは米ドル円のチャートである。この図の便利なところは、表示している期間の高値と安値の値幅を1とすると、その中でどれくらい安値から戻っているのかが一目でわかる。つまり、真ん中に引かれている線が2分の1の線、半値戻しのポイントなる水準である。そのすぐ上にある線(上から3番目の線)は安値から0.618(黄金分割比)戻した水準、その上(上から2番目の線)3分の2戻した線となる。逆に、下から3番目の線は、安値から0.382(=1−0.618)戻した線、下から2番目は3分の1戻した線になる。
戻りの水準を測るのには便利な機能である。これによると、米ドル円は2分の1を戻していない。実は、他の通貨(ユーロ円、ポンド円、豪ドル円)は早々と半値戻しを達成してしまっている。しかし、米ドル円だけはまだ半値を戻していない。個人的には、今回の暴落の原因は上海でもない、日銀の利上げでもない、米国そのものの問題であろう、と考えている。

●『当社提供のレポート類について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

PAGETOP

外国為替保証金取引は元本や利益を保証するものではなく、相場の変動や金利差により損失が生じる場合がございます。お取引の前に充分内容を理解し、ご自身の判断でお取り組みください。【注】お客様がお預けになった保証金額以上のお取引額で取引を行うため、保証金以上の損失が出る可能性がございます。また取引レートには売値と買値に差が生じます。<取引形態:店頭外国為替保証金取引 委託保証金:各通貨のレート水準により決定(10,000通貨あたり1万円〜100万円、保証金額の150倍以内に設定)売買手数料:『外貨ネクスト』10,000通貨あたり片道300円(10,000通貨未満の場合は1,000通貨あたり片道50円/電話取引10,000通貨あたり片道1,000円)『FXステージ』手数料0円>
株式会社外為どっとコム 〒105-0021 東京都港区東新橋2-8-1 パラッツォアステック4階 TEL:03-5733-3065
金融商品取引業者 登録番号:関東財務局長(金商)第262号/金融先物取引業協会(会員番号1509)