川口一晃 基礎から学ぶテクニカル教室

「20.新値足」

(1)新値足

新値足はポイント&フィギュアと同様、時間の概念を捨象しトレンドというものを掴もうとするものです。非時系列のテクニカル分析と言われています。
グラフに記入する際、通常、縦軸に株価、横軸を時間にして作成していくのが多くのテクニカル分析ですが、横軸の部分の「時間」を無視するものです。

新値足ですが、一般的によく使われているのは「新値3本足」と言われるものです。
新値4本足とか5本足というのも作成可能ですが、マーケットでよく使われているのが3本足で、ほかにも「5本足」「10本足」などがあります。日経平均などの指数にはよく10本足が使われたりしていますが、作成方法はみな同じです。そこで新値3本足を例にとってみてみましょう。

<作成方法>

基本は終値で高値ないしは安値の新値を更新するたびに行を替えて記入していくものです(この点はポイント&フィギュアとは違います)。
上昇局面であれば高値を更新した時、下落相場であれば安値を更新した時にそれぞれ陽線、陰線を記入するのです。

新値3本足

次にどのような時に陽線、陰線がそれぞれ転換、つまり、陽線から陰線、陰線から陽線に替わるのかということですが、新値3本足の場合には直前の陽線ないしは陰線を“3本”包みこむ上昇・下落があった場合に転換します。新値5本足であれば5本、10本足であれば10本、直前の陽線ないしは陰線を包むことによって転換するのです。

具体的な数字で見てみます。

1日目 100円、2日目105円、3日目107円…と推移したとします。
新値表
新値グラフ

7日目に116円と4円下がっても直前の陽線を3本包んでいないので転換しません。8日目の106円で一気に直前の陽線を3本包んだので転換したのです。
陽線3本を陰線が包み込むことを「陰転」といいます。転換した地点を売りシグナルとします。

9日目も104円と106円であった安値を更新したので新しく陰線を記入していきます。仮に9日目が110円に戻ったとしても何も記入しません。

では、ここから価格が急上昇したとします。つまり、直近で陰線が3本無い場合はどうなるかといいますと、この場合は直前の新値だった120円を超えれば陽転することになります。

つまり、106円より下の値段をつけるか120円より高い値段をつけない限りこのままです。
仮に1年間106円と120円の間のみで推移した場合には、このままの形です。

<見方>

基本的には単純に陽転したら買い、陰転したら売りとなります。また、2本目の陽転で買い、2本目の陰転で売りという方法もあります。いずれにしても大きくトレンドが出た場合には便利なチャートだと思います。
新値3本足は短期、5本足だと中期、10本足だと長期に合うといわれておりますので、皆さんもそれぞれも銘柄、指標にはどれくらいの日数がピッタリか探してみてください。

ユーロドル3本足

新値10本足 ドル円

「19.RCI」

「21.ポイント&フィギュア」



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