世界の通貨 ポーランド

世界の通貨 ズロチ

ポーランドの基礎知識

正式名称: ポーランド共和国
首都: ワルシャワ
公用語: ポーランド語
政治: 共和制のもと、議会は二院制(上院、下院)を採用
大統領: ブロニスワフ・コモロフスキ
首相: ドナルド・トゥスク
中央銀行: ポーランド国立銀行(Narodowy Bank Polski)
ポーランドの歴史:

ポーランドの語源は野原(pola)といわれています。6世紀にはスラブ民族が定住し、1025年にはポーランド王国として西欧キリスト教世界に認定され、1385年にはポーランド=リトアニア連合が成立、全盛期を迎えます。17世紀には国力が衰退し、18世紀後半にはプロイセン、ロシア、オーストリアにより3度にわたり国土を分割される憂き目に。1807年にワルシャワ公国として再独立しましたが、ナポレオン失脚後はロシアの支配に帰しました。1915年にはオーストリア=ハンガリーがロシアに代わってポーランドを支配。第1次世界大戦が終結した1918年には、民族自決の原則の下、ポーランド共和国臨時政府として独立を回復しました。1939年にはドイツ、ソ連が秘密裏に独ソ不可侵条約を締結し、ドイツ、ソ連がポーランドを分割、第2次世界大戦の端緒となりました。
冷戦期はソ連の強い影響下に置かれ、社会主義への道を歩みます。70年代には労働者を中心とする社会運動が活発化。翌79年にはポーランド初のローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が祖国を巡礼、東欧全体の民主化運動に甚大な影響を与えました。89年には円卓会議を経て民主化が実現し、総選挙で「連帯」が共産党に勝利。ヤルゼルスキ大統領、マゾヴィエツキ首相のもと、蔵相に就任したバルツェロヴィチは大胆な改革を断行し、ハイパーインフレーションを短期間に収束させ、その後の高成長の基盤を築きました。

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ポーランドのお金の種類は?

ポーランドの通貨単位は「ズロチ(または 「PLN」で表記されます)」といい、ズウォティまたはズオチということもあります。また、補助通貨として「グロシュ(「gr」で表記されます)」があり、100グロシュは1ズロチに相当します。

ポーランドでは、5種類の紙幣と9種類の硬貨が流通しています。 50ズロチ札
紙幣 10ズロチ、20ズロチ、50ズロチ、100ズロチ、200ズロチ
硬貨 1グロシュ、2グロシュ、5グロシュ、10グロシュ、20グロシュ、50グロシュ、1ズロチ、2ズロチ、5ズロチ

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ポーランドズロチ円相場の変動要因

ポーランドズロチは、米ドルと同様に経済指標や要人発言が主な変動要因となっております(具体例は米ドルの紹介ページをご参照ください)。ここでは、そのほかにも注目しておきたい変動要因を紹介します。

ユーロ円相場の動向

ポーランドズロチは欧州通貨の一つとして、ユーロ相場と相関性が高く、ポーランドズロチ円相場はユーロ円相場と相関性が高いものとなっています。

新興国市場への投資動向

ポーランドは新興国として位置付けられており、世界経済の先行き見通しの推移に影響を受けます。世界経済の先行き見通しが改善すれば先進国から新興国に資金が流入し、ポーランドズロチが上昇しやすく、世界経済の先行き見通しが悪化すれば、新興国から先進国に資金が流出し、ポーランドズロチが下落しやすくなります。

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ポーランドズロチ円相場の推移

ポーランドズロチ円相場の推移

1989年の民主化後のハイパーインフレーションの進行とともに膨張したズロチは、1995年1月1日に10,000ズロチ=1ズロチに切り下げられました(デノミの実施)。1998年8月のロシア財政危機を機に「質への逃避」が活発化し、円が主要通貨に対して急速に買い戻されるのに伴い、2000年10月には当時のデノミ後最安値22円台後半を記録。その後、世界経済の成長とともにポーランド経済は2003年から2009年にかけて平均4.6%成長。ズロチ円相場は2008年7月にデノミ後最高値52円台後半を記録しました。その後、2008年9月のリーマンショックを受けて「質への逃避」が活発化し、2009年2月には23円台半ばまで下落しています。


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