“外為注文情報”で一歩先行く相場分析を

外為注文情報で一歩先行く相場分析を

※本ページにて紹介しております「外為注文情報」は、当社の『ネクスト総合口座』『FXトレード口座』両取引画面内にてご覧になれます。

「外為注文情報」へ

経済情報の早さや外国為替の取引環境など、銀行のプロのディーラーと個人投資家との違いがなくなりつつある。しかし、ディーラーは顧客から寄せられる売買注文を見ることが出来、そこが大きな差になっている。
外為どっとコムの取引画面で公開している「外為注文情報」は、その顧客からの注文売買情報が手に入るサービスだと感じている。
為替は投機目的だけではなく実需の影響も受けている。つまり、相場観を持たず、必要に迫られて取引する参加者が多い。「外為注文情報」もひとつの需給の現れであるので、参考にすると役に立つだろう。

外為注文情報
まずは基本的な見方としては、選択した通貨ペアの売りと買いの比率を見ることだ。
売りが多いと基本的にはレートが下がる可能性が高いし、買いが多いとレートが上がる可能性が高い。
したがって、見ている通貨ペアの売りのボリュームが多い場合は、自分もそのレートで売ってみるとよい。また、買いが厚いところで一緒に買うなども、トレードの有効な方法だろう。
逆に、売りと買いの注文数が同じくらいの場合は、注文の偏りがなく、見るところが無いということになる。


外為注文情報
レンジ取引を考えている場合は、売りと買いの注文が集まっているレートを見ることで、その通貨ペアの変動幅が予測できる。当然、ファンダメンタルズ的な予想や経済指標も押さえておきたいが、たとえば悪いニュースが出たとき、変動幅が分かっていれば、どれ位下がるかを推測することが出来、実際にどの辺で利食いをするのか、また損切りをするのかの目安にもなるだろう。

「外為注文情報」を見て、あまり損切り注文の無い通貨ペアは素直に動き、損切り注文が多い通貨ペアは、注文に偏りが発生する傾向があると考えられる。
損切り注文が多いということは、すでにロングを持っている投資家が多い可能性が高い。「外為注文情報」を継続して見ていると、通貨ペアのレートが下落したとき、損切り注文の厚いところへ、まるで吸い寄せられるように動くという面白い値動きをすることがある。

FXアカデミー「外為注文情報」
また、「外為注文情報」で公開されている円ベースの6通貨ペア(ドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円・NZドル円・南アランド円)は、各通貨ごとに特徴がある。
たとえば、損切りが多いドル円は短期勝負に使われている可能性がある。
逆に金利差を狙う豪ドル円、NZドル円、南アランド円は損切りがそれほど入っていない。
これは長期的にスワップポイントを狙うため、短期に損切りをしないからだろう。
また、ポンド円はトレードが難しい通貨ペアとされているが、「外為注文情報」を見ると注文数が多いことがわかる。ポンド/米ドルが薄商いで荒れることが多く、プロのディーラーは敬遠する通貨ペアであっても、個人投資家が積極的に売買していることがわかる。

「外為注文情報」と、テクニカル分析との組み合わせだが、自分が普段使用しているテクニカル分析などを使い相場観を組み立てた後、ダブルチェックするように、組み立てた相場観が正しいものか点検する目的で活用してもよい。たとえば、ある通貨ペアに関して、自分はブル(上昇)だと思っていても、「外為注文情報」では売りが多くベア(下落)の傾向がある場合、相場観を再度見直すきっかけとなるだろう。

相場の需給を読み取ることが出来る「外為注文情報」を活用し、この機会に、皆さんの投資戦略に役立ててみてはどうだろうか。

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※外国為替保証金(証拠金)取引業界における「口座数」「預かり資産」の2部門。期間2009年3月までの5年間。
参考資料:(株)矢野経済研究所『2009年版 FX(外国為替証拠金取引)市場の動向と展望』