■ 「ドル上昇局面での買い通貨」
11日 11時37分
ドル円はいよいよ120円目前まで迫ってきました。今回はドル円の上昇の原因は、円の要因からではなくて、ドル高要因が原因となっているものです。
さて、為替相場の主要通貨といえば、ドル、円、ユーロ、ポンド、スイスフランのことを指します。一般的にドル高相場の時は、ドルは主要通貨に対して全面高になります。ところが主要通貨以外の通貨に対してはドルの上昇のスピードは鈍くなるということがよく起きます。例えば、米ドルが上昇しているのに、対豪ドルやNZ$などでは、米ドルはそれほど上昇しないというような動きです。豪ドル円というのは、実際の市場には存在していないので、ドル円と豪ドル米ドルのレートの合成で作っています。例えば、市場レートがドル円119.75円 豪ドル米ドル0.7435であるとき、豪ドル円は119.75×0.7435=89.03円となるという具合です。ドルが主要通貨に対して一緒に同じように上がっていけば、主要通貨同士のレート、例えば、ユーロ円、ポンド円、スイスフラン円などは、あまり動きません。(もちろん、いつもそうとは限りませんし、それぞれに対するスピードもいつも一定とは限りませんが)しかし、主要通貨に比べて、アセアニア通貨などはドルに対する上昇のスピードが鈍いとすれば、豪ドル円やNZ$円などがドル円と一緒に上昇しやすくなります。ドル円はちょっとという方は、米ドルが強いときはこういう通貨ペアでの円売りを狙ってみるのも面白いと思います。

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