月曜コラム「週刊 独り言」

がらがらぽん。

2010年03月01日 14:28
酒匂隆雄
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欧州や英国の財政問題に憂慮をしてのユーロ安・ポンド安(ドル高、円高)、利上げ期待後退と幾つかの弱い経済データによるドル安(ユーロ高、ポンド高、円高)と、ころころセンチメントが変るが、不思議に円に対してのそれは余り変わらない。

それでも、個人投資家の皆さんは、相場がどう動こうと、やはり金利の低い円を売ることが事の他お好きな様である。

ところで、世界中の為替市場で最も多く取引されているのは、ユーロ・ドルである。
恐らく、その次はユーロ・ポンドであろうか?

残念ながら、我らがドル・円はメジャーな通貨ペアーとは言えないかも知れない。

ユーロ・ドルと、ポンド・ドルで、各々ユーロとポンドが下るということは、ドルが上がることになる。

ユーロ・円と、ポンド・円で、各々ユーロとポンドが下るということは、円が上がることになる。

ドル・円で、ドルが下るということは、円が上がることになる。


さて、ここ数日間、相場を動かしてきた要因を振り返ってみると、
−次期は兎も角、ドイツとフランスがギリシャの財政問題を救済するために、300億ユーロ相当のギリシャ国債を購入することを表明した。=短期的にはユーロにBullish.で、ドルにBearish.
だけど、ちょっと待て! スペインはどうする? ポルトガルはどうする?=中期的には、決して大きくは、ユーロにBullish=(強気).で、ドルにBearish.=(弱気)になれないではないか?

で、結局、ユーロ・ドルは1.35のミドルから1.36のミドルまで約100ポイント上げただけであった。
やはり、中期的なユーロ安・ポンド安の流れは変わらないのであろうか?


−ドル・円は、バーナンキ発言で利上げ期待が後退している時に、2月の米国住宅販売が大きく落ち込んだり、失業保険申請者数が増えたことなどを嫌気して、ドルが売られ、円が買われた。=中期的には、やはりドルにBullish.で、円にBearish.にはなれないなあ。

これらを、“ガラガラポン”=(総てひっくるめて、綺麗に混ぜた後に、床にばら撒く。)すると、やはり、ユーロ安、ポンド安、ドル安、そして円高となるのだが、如何であろうか?

意識していた、ユーロ・ドルの1.3500、ユーロ・円の120円、ポンド・円の140円、そしてドル・円の90円のサポートが切れ、ポンド・円(現在135円台)とドル・円(現在89円台)が、それを下回ったままであるが、果てさて、
−ユーロ・ドルとユーロ・円共に、同じくサポート・ラインを切るか?
それとも、
−ポンド・円とドル・円共に、サポート・ライン上に回復するか?

3月は、多くの企業にとって決算の月である。
為替の観点からの注意事項として留意しなくてはならないのは、
−海外事業を展開する企業の、税制恩典を受けるための、海外からの利益送金が行なわれる可能性がある。
−ドル・円は兎も角、ユーロ・円の輸出先物予約のヘッジが余り行なわれておらず、月末に向かってユーロ売り・円買いのオペレーションが行なわれる可能性がある。
であろうか?


冒頭にも述べた様に、市場のセンチメントはころころ変わる。
ドル・円が92円を超えたのは、ほんの10日前。
ユーロ・円が125円を超えたのは、ほんの1週間前。
ポンド・円が142円台だったのは、ほんの10日前。

それが、あっと言う間に、3〜4%の円高となっている。

やはり、相場が自分の考えとは違った方向に動いた場合の対処(損切りか、或いは短期的な両建てか。)をきっちりとやる癖を付けることが重要だと思う。

 

 宮里藍ちゃんが、USLPGAで、開幕戦から2連勝して、大喜びをしている塾長。



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