月曜コラム「週刊 独り言」

逆指値の活用。

2010年02月01日 09:39
酒匂隆雄
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常日頃から申し上げているように、FXで成功する秘訣はそんなに難しいものではない。
要するに、勝った取引で得た利益が、負けた取引で失った損失よりも大きければいいのである。
どれくらいの利益目標を立てるかは、これは自分の投資目的、投入資本により、千差万別であろう。
数億円を投入して頑張っている人もいるだろうし、数万円を投入して、地道にやっている人もいるだろう。
FXは、極めて単純なプロダクト(金融商品)で、ある通貨が上がるか、下るかを考えて、上がると思えばその通貨を買えばいいし、下ると思えば逆に売ればいい。
買う人が多いと相場は上がり、売る人が多いと相場は下る。
但し、動きが単純であるが故に、難しい。
上がると思って買っても、そこが大底値で、直ぐに相場が上がる可能性は低い。
少なかれ、多かれ(普通は多かれ、少なかれと言うが、相場はその逆である。)、相場は下る。
90円で買って、89.60まで少なかれ下るか、86.60まで多かれ下るかも知れない。

下ると思って売っても、そこが大高値で、直ぐに相場が下がる可能性は低い。
少なかれ、多かれ、相場は上る。
90円で売って、90.40まで少なかれ上がるか、93.40まで多かれ上がるかも知れない。

買うにしろ、売るにしろ、相場が多かれ逆に動く(大きく損をする。)まで待ってはいけない。
少なかれのちょい上までは我慢をしてもいいが、もっと逆に行くようであれば、すっぱりと切りなさい。
或いは、よく考えて両建てにしても良かろう。
相場が多かれまで逆に行くのを放ったらかしにしてはいけませんよ!
損失をなるべく少ないものに留める。
そして、利益をなるべく大きくする様に頑張る。

プロがプロたる所以は、損失を小さくして、利益を大きくしているので、終わったら必ず勝っていることである。
日々のことを言っているのではない。
1週間、1ヶ月、もしかしたら3ヶ月かも知れない。

一般投資家の皆さんは、損切りをすることを躊躇して、気が付いたら大きく損失が膨らんでしまっていることが多い。
逆に利益が少しでも出ると、もう有頂天になってしまって、直ぐに利喰ってしまう。
もうこれは人間の心理を表しているので、中々変えることが出来ない。
塾長もよく理解出来る。

利喰い千人力と言う。
兎に角、利喰いなさいと言う。
それは結構。
でも、利喰いを早めると、大相場が取れない。
ところがどっこい、利喰いを遅くすると、相場が反転して折角懐に入っていた利益が吹っ飛んでしまい、絵に描いた餅になってしまうことがある。
それが怖くて、どうしても利喰いのタイミングが早くなってしまうのである。

93.50で売って直ぐに92.70まで下がると、“もっと下がるかも知れないが、その前に再び93.50まで上がるかも知れない。一旦利喰っておこうか?”と思う。
90.00まで行くと信じて売ったんでしょ?

こうしません?
92.70まで落ちたら、93.10辺りで、逆指値の買いを入れて、再びそこまで上がったら一旦利益を確定する。
“たった、40銭の利益か?”と思ってはいけない。
92.70でぺろりと利喰わないで、90.20まで待つぞ!
そして、大相場を狙おうとしているのである。
最悪でも40銭の利益の確定が出来ると思えば、相当気持ちは楽になる。
上手い具合に91.00まで行けば、93.10で出していた逆指値を91.60まで下げればいい。
90.00〜90.20を狙いながら、そこまで行かないで再び上がって来たら、91.60で利益を確定する。
最悪でも1円90銭の利益の確定が出来ると思えば、相当気持ちは楽になる。

折角使える、逆指値のオーダーを、利喰いにも使えばいいのである。

まとめ。
当面、ドル・円は90.00〜93.50のレンジかなと思っている。
レンジ相場だから、“Buy low and sell high. Sell low and buy high.”=(安く買って高く売る。高く売って安く買う。)を心掛ける。
おう、93.50まで来たぞ。
勿論、喜んでドルのショート・ポジションを作る。
取り敢えず、ストップは94.00に置いた。
93.78までドルは上がったが、その後はするすると下って来た。

そしてその後は、上でやった様に、上手く利喰いの逆指値を使って、利益をMaximize.=(最大限にする。)する様にすればいいのである。


早いもので、2010年も一月が過ぎた。
1月も中々難しい相場が続いたが、皆さん戦績は如何でしたか?

損切りはきちっと行い、利喰いをする時も、上でやったような手法を駆使すれば、結構成績は良くなると思う。

頑張りましょう!!


  確定申告の準備、この“週刊・独り言”の準備、そして溜まりに溜まったブル−レイのハードに入っていた番組をディスクに移したりで、とうとう日曜日に一歩も外に出なかった塾長。


 



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