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昔よく、持つべき友人は、銀行員、弁護士、そして医者と言われたものだ。
恐らくその“虫のいい”謂れは、
−銀行員=いざという時に金を貸してくれる。(そんなに簡単に貸してくれませんって!)
−弁護士=トラブルに会った時に法律に則った適切なアドバイスをしてくれる。(うん、これは同感であるな。塾長もいい弁護士のお蔭で、何回か起こした訴訟は、総て勝っている。)
−医者=健康な内は、その有り難さは分からないが、いざ病気になると、その有り難さを痛感する。医者と呼び捨てにしてはいけない。お医者様と言うべきだ。
さて、日々のブログで告白したように、塾長は今大変な状況に陥っているのだ。
これも白状するが、事の発端は“いびき”であった。
塾長はいびきはかかない。(と、ずっと思っていた。)
ところが、どうやら最近いびきをかくらしい。
10月に、恒例のゴルフ・コンペ(例の12人中、11人がテレビのレギュラー出演者の集まり。)に参加し、皆さんよくご存知のO大学のM先生、K大学のS先生と、N医科大学のS先生(第二外科と言い、内分泌、心臓血管、呼吸器部門がご専門)とご一緒した。
お昼休みに、ふといびきの話になり、M先生が、“僕も永年いびきなんかかかないとずっと思っていたが、どうやらひどくかいているらしいことに気付いて、今日ご一緒しているN医科大学のS先生に、大変いい先生をご紹介頂き、治療して今は完璧に治りました。”と仰る。
するとそのS先生が、“怖いのは、いびきよりも無呼吸症候群です。是非、一度診てもらうことをお勧めします。”と仰り、“無呼吸症候群”なるオドロオドロシイ言葉に恐れをなして、S先生のご紹介で、その道の専門家であるN医科大学のK先生に診て頂いた。
何日も掛けて、“変な器具”を付けた検査を行い、結果は“多少いびきをかいておられますが、まあ心配するようなことはありませんし、無呼吸症候群もありません。 まあ、酒匂さんのお歳だと普通のレベルです。”と言って頂いた。
ところが、ところがである。
同時に受けた診察により、次々と“別件逮捕”されてしまった。
幾つかブログで白状したが、
−γ-GTP(ガンマ・GTP)が445あり、“即、入院!”とK先生に言われた。
“まあ、急な入院は大変でしょうから、取り敢えず即禁酒!”と言われた。
禁酒だなんて......。
“あのう、先週ニュージーランドに行って、ワインを6ケース買って来て、これを飲むことを大変楽しみにしているんですが。”と恐る恐る聞くと、“何を馬鹿な事を言ってるんですか?どうせ放っておくと、貴方はこのままでは死にますから、そのワインはご子孫にお残しなさい。”とさらりと仰る。
目が、真剣だったのでぎょっとした。
その晩から禁酒した。
数ヶ月前から予約していた人間ドックでの検診が三日後にあり、再び似たような検査を受けた。
血圧は余り下がっていなかったが、禁酒のお陰でγ-GTPが303に激減していた。
此処だけの話であるが、N医科大学のK先生は、“即、入院!”と仰ったが、人間ドックの検診を受けた病院の先生は、“まあ、それくらいお飲みになっていたら、仕方ないでしょう。”とあっさりしたもの。
超楽天的な塾長は、そりゃあ人間ドックの先生の“お言葉”の方を信じたいですわなあ。
でも、そうは行かない!
いい子をしていますよ。(でも、この時期、完全な禁酒というわけには行かないのである。)
まあ、何とか節酒中、とでも言っておきますか。
実はまだ、別件逮捕がある。
まだ検査中なので、此処では逮捕容疑はまだ伏せておくとしよう。(あれ、もしかして日々のブログでポロリと喋ったっけ?)
それで、そのまだある別件逮捕の容疑のご専門が、冒頭にご紹介したゴルフでご一緒したN医科大学のS先生なのである。
S先生は、世界的に有名な“傷痕の残らない手術をなさる先生”で、マス・メディアにもよくご紹介されている。(上の写真は、新聞やテレビで紹介された先生のご様子。)
大変尊敬しているのは、その手術の腕前をお使いになって、年に一度、それこそ手弁当でベラルーシを訪れ、今でも旧ソ連のチェルノブイリ原発事故の原子炉溶解の影響で被爆した罪のない人達の治療を行ったり、診療技術を教えていらっしゃることである。
(ソ連から流れてきた放射能の影響で、ベラルーシ共和国の当時の子供たちが、次々と甲状腺がんを発症している。)
S先生が甲状腺の手術をなさると、その高い技術のお蔭で、手術跡が殆ど残らない。
もしかして、塾長も年明け早々に先生のご執刀で手術を受けるかも知れない、(かも知れない。)
生まれてこの方、病気らしい病気をしたことなない塾長(高三の時の暮れに、盲腸の手術をした。後にも先にも、入院したのはこれだけ。)が、“これですか?”と腹を十文字に切り裂く真似をしたら、“いえいえ、最近は開腹はせずに、二つの穴を開けて内視鏡を見ながら、サ・サッと手術をするんですよ。”とニコニコしながら仰る。
こちらは、とてもニコニコは出来ず、恐らく顔が引き攣っていたことであろう。
今月中に、さらに二度ほどの精密検査がある。
顔は引き攣っていたであろうが、塾長はきっぱりと言ったのだ。
“先生、総てご指示通りに致します。
どうか宜しくお願い致します!“
とほほ。
後日談がある。
先週、塾長が所属していた大学のクラブの忘年会があり、40年ぶりに再会した先輩がいらした。
その先輩は医学部の学生で、塾長の学生時代によく面倒を見て頂いた。
名刺を頂くと、“S医科大学・第二外科学教室。教授。”となっている。
N医科大学のS先生と同じではないか?
もしかしてご存知かと思って、“N医科大学のS先生をご存知ですか?”と聞くと、“よーく、存じ上げていますよ。”と仰る。
“S先生は、甲状腺、内分泌部門がご専門で、私の専門は肝臓です。”と仰ったので、つい塾長のγ=GTPの話をしたら、“そりゃあ、駄目だ! 一度、私の所に来なさい。”との厳命。
ひゃあ、再逮捕の再々逮捕だ!
で、結論。
−普通にしていれば、銀行はちゃんと金を貸してくれるから、別に銀行員の友人は要らない。
−普通にしていて、訴訟云々のトラブルが無ければ、別に弁護士の友人は要らない。
−ところが、我々の体は歳を取るにつれ、段々ガタがきて、あっちこっちが悪くなる。
そしてその時に必要なのが、優秀なお医者様である。(やはり、様を付けなくてはならない。)
如何でしょうか?
p.s.
お許しを頂いていたので、病院の名称とS先生のお名前をご紹介すると、日本医科大学の清水一雄先生である。
ニコニコして、大変優しい先生であります。
もの凄くお忙しくていらっしゃるので、“本当にお名前をご紹介してもいいのですか?”と尋ねたら、“どうぞ、どうぞ。”と仰る。
塾長は、病院の“紹介状”の仕組みをよく理解しないので、迂闊なことは書きたくないが、皆さんも掛かりつけのお医者様の紹介状があれば、きっと診察して下さると思う。
一番上の写真の記事にもあるように、“全国各地から患者が訪れる。”とあるから、大丈夫であると思う。
手術でも何でもする!と覚悟を決めている塾長。