月曜コラム「週刊 独り言」 外為どっとコムFXブログ

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Hospitality.(ホスピタリティー)

昨日書いた、日々のブログでもご紹介したが、シンガポールに着いた途端に、とんだ目にあった。
携帯電話が、PIN.何とか言うセキュリティー・ロックに掛かってしまい、全く使えなくなってしまったのだ。
契約した時に、4桁の暗証番号を設定したことは覚えているが、PIN.何とかは記憶に無い。
“何だろうなあ?”とでまかせにそれらしき(普段使う幾つかの暗証番号)番号を3回インプットしたら、“3回間違った暗証番号がインプットされたので、ロックします。PIN.コード解除の暗証番号を入れて下さい。但し、10回までです。”と“機械”に脅かされてしまった。
さあ、困った。
シンガポールの友人の電話番号や予定が総て携帯に入っており、これが無ければどうしようも無い。
さあ、大変と思ってインターネットで、この携帯を購入したドコモ・ショップの電話番号を検索したら、営業時間が午後7時(シンガポール時間の午後6時)までで、10分の差で終わってしまっていた。
しかも、日曜日は営業していない。
“えーっ、月曜日まで待たなくてはならないのか?”と凄く不安になった。
ダメモトで、ドコモの海外サポート・デスクなるものを検索したら、お、シンガポールにそれがあるではないか!
しかも、年中無休で。  日曜日もやっている訳だ。
但し、サービス開始は午前10時から。
翌朝までの時間が長かったこと.......。

その後の顛末は、日々のブログに書いたが、非常に親切かつ丁寧に対処してくれ、日曜日の午前10時半には総て問題が解消され、電話やメールが再開通した。
余りに嬉しくて、先ず最初に骨を折ってくれたシンガポールのドコモ・ショップにお礼の電話をすると、“本当に良かったですね。 お役に立てて嬉しいです。”とまるで自分の事のように喜んでくれた。

Hospitality.=(ホスピタリティー)という言葉がある。
日本語では、厚遇, 歓待, 心のこもったサービスとある。
サービスというものは、お金さえ払えば誰でも享受出来るものであるが、“心のこもったサービス”は、お金では買えない。
サービスを提供してくれる人の真心が必要である。
過剰な、これ見よがしのサービスには辟易とするが、控えめな、心のこもったサービスほど嬉しいものは無い。

現在、シンガポールに滞在しているが、此処には“Singaporian Hospitality.”=(シンガポール特有のホスピタリティー)なるものが存在する。
人々が優しい。
これは、ホテル、レストラン、タクシーなどの営業を行なっている人達だけのホスピタリティーではない。
普通の一般の人々も大変優しい。
シンガポールには何十回も来ているが、不愉快なことを経験した記憶は、只の一度も無い。

偉そうなことを言う積りは無いが、塾長も出来るだけホスピタリティーのお裾分けをしている積りである。
バスに乗る時には運転手さんに必ず挨拶をするし、レストランではサービスをしてくれる方に、必ず有難うと言っている積りである。
別に、何かを期待している訳では無い。
サービスに対して、謝意を表しているだけである。
こちらからの挨拶に対して、必ず先方も答礼してくれるし、お互いに気持ちがいいと思う。
その代わり、無礼な奴には人一倍腹が立つ。
理不尽な奴にはもっと腹が立つ。
塾長が尊敬する、少し年上の方が、“酒匂さん、歳を取ってくると、段々穏やかになって、腹も立たなくなりますよ。”とニコニコしながら仰ったことがあるが、どうもその域にはまだ達していないな。

 

相場が、多少円安に振れているが、これは結構なこと。

シカゴ・IMMを代表とする投機筋が、豪ドル・ロングのポジションを手仕舞えば、豪ドルは下がる。
円・ショートのポジションを手仕舞えば、円は上がる。
だから、豪ドル・円が大きく下げた。
手仕舞いが一段落すれば、相場は“そろそろ”と元に戻ろうとする。
豪ドルは、ついこの間まで、“蝶よ、花よ!”と持て囃されていたのだから、“いいところ”まで下がれば、再び買いが出て来ても不思議ではない。
大事なのは、“いいところ”まで来た時に買い出動が出来る余力を持っていることである。
ため息をつきながら、“ああ、早く相場が戻ってくれればいいな。”と天を仰いでいるだけではいけません。

シカゴ・IMMの、ユーロとポンドのショートのポジションが一向に減らない。
豪ドルや、円の経験則から言うと、何かがあるとこの二通貨が短期的に上がることには驚かない。
むしろ、その方が健全なる調整とも言えよう。

何時も言う様に、“分からない時”には、敢えて手を出す必要は無い。
“いいとこ取り”だけやっていればいいのだ。

 


   昨日のお昼、3時間半もシャンパンを飲み続けてしまい、暫くは“シャンパンは要らない。”と感じる塾長。

総て、自己責任。

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以前にも申し上げたが、7月にヨーロッパに行く予定がある。

先ずロンドンに数日滞在し、Bank of England.の現在と前のチーフ・ディーラー、現役時代の戦友(昔、市場で撃ち合った違う銀行のディーラー)、そして毎月曜日に書いているレポートを購入してくれているファンドの連中と会う積りである。

そして週末にフランクフルトに移動し、レンタカーを借りて、ニュルブルクリンクに移動する。
車にご興味の無い方には、ニュルブルクリンクと言っても、“何だ、そりゃあ?”という感じであろうが、車好きには痺れる場所なのである。

ニュルブルクリンクは、ドイツにあるサーキットで、昔はF1も開催されたこともあるが、現在は主に世界中のスポーツカーの開発途中で、色々の過酷なテストを行うことで知られている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%AB%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF

1990年に発売されたホンダ・NSX、そしてニッサン・GTR、最近ではレクサス・LFAの開発時に使用された。

塾長はニュルブルクリンクを初めて訪れるのだが、このサーキットは全長20.8キロもあり、高低差は約300メートル、そして何とカーブが172もあるという超難関コースらしい。

この催しは、塾長が“車の師匠”と尊敬するモーター・ジャーナリストの菰田潔氏が、ドイツのBMW.と交渉して実現したもので、日本から8名が参加し、ニュルブルクリンクを借り切って丸二日間、BMW-M3を走らせ続ける。
(上の写真は、カタログから写したM-3.)

先日、参加する人達との顔合わせがあり、一同に会した。
席には、スーパーGTのGT3000で、ハンコック・ポルシェで活躍するプロ・レーシング・ドライバーの木下みつひろさんも参加してくれ、色々面白い話が聞けた。

ちょっとぎょっとしたのは、このニュルブルクリンク・サーキットでは毎年50~60人が事故で死んでいるんだと言う。

確かに、先日singaさんが教えてくれたゲーム(ステアリングの切り方と、ライン取りは実際の画像だと思うが、パドル・シフトを使ってのギヤ・チャンジを行っていない。)を見ると、下手な運転では命が持たないだろうなとは思った。
http://www.youtube.com/watch?v=jme7oKv_MQg&feature=related

“えーっ、そんなに沢山の人が死ぬんですか?”と聞いたら、“ご心配無く。 死ぬのは、殆どバイクに乗っている人達です。 無理してオーバー・スピードでカーブに進入して、曲り切れずにガード・レールを飛び越えて、行方不明になっちゃう人もいます。 救急車が来ると怪我人、警察のパトカーが来ると、死者が出たということです。”と平気で仰る。

“日本だったら、事故で死者が出ると、大問題となり、恐らくサーキットは直ぐに閉鎖になるんでしょうね。”と言ったら、“そうだと思いますが、ドイツではそんなことはありません。 総て、自己責任。(事故責任ではない。) 危ないと思ったら、スピードを出さなければいい。 もっと行けると思ったら、どんどん行けばいいんです。”とシラッと仰る。

確かに、ドイツの高速道路である、アウト・バーンは殆どの区間に速度制限が無い。
幾ら、スピードを出してもいいのである。

200キロくらいで“ゆっくり”走行車線を走っていると、“ブォーン”という様な排気音を残して、ポルシェやメルセデス、そしてBMW.が追い越し車線を250キロくらいで追い越していく。

アウト・バーンでは、意外に事故が少ないらしい。
ドライバーの運転マナーが優れており、何処かの高速道路と違って、追い越し車線の方が混んでいるということは有り得ない。
遅い車はマイ・ペースで走行車線を走り、速い車はどんどん追い越し斜線をかっ飛んで行く。
その速い車よりも、もっと速い車がいるから、その速い車も追い越しが終了したら、さっさと走行車線に戻って行く。

皆、メリハリのある運転をしているから、意外に事故が少ないのかも知れない。

あ、そうだ。 皆さん、高速道路で追い越し車線を走り続けるのは、道路交通法違反であることはご存知ですよね?
追い越したら、さっさと走行車線に戻りましょう。


塾長も昔はA級ライセンスを所持して、レースもどきに現を抜かしていた頃もあったが、最近は余り車に対する情熱が湧かない。
1990年に、横浜で第一号のホンダ・NSX.を手に入れた時には、毎週のように週末は箱根のターン・パイクに行っていたが、あの頃は若かったのであろうか?
20年も前ですもんね?

380RSも、最近は殆どガレージの中で眠ったまま。


まあ、ニュルブルクリンクでぶっ飛ばすのは、恐らく最初で最後の経験になるだろうから、精一杯楽しんで来ます。
(事故らないように、気を付けて来ます。)


車の運転も、為替取引も、総て自己責任。
自分の運転技術に自信が有っても、貰い事故もあるから要注意。
為替取引に自信が有っても、とんでもないニュースで思惑とは反対に動くことが有るので、要注意。

 スピードにも、ポジションにもある程度のゆとりを持って、楽しんでやりたいものだ。

 

 

散歩の効果があってか、体調がすこぶる宜しい塾長。

 

変な勧誘。

皆さんの所にも、色々な勧誘の電話が掛かってきますか?

最近は、随分減った様な気がするが、塾長の所にも、ゴルフ会員権、金、投資用マンション、そして時々墓地の購入の勧誘の電話が掛かって来る。

最近は、ウチに居る時間が多いので、自ずからこれらの勧誘の電話を取ることが多い。

面倒くさいので、成るべく早く電話を切るが、先日の電話はちょっと興味があったので、長めの話をした。

* が電話の相手の女性。
-が塾長。

-はい。(塾長のウチでは、昔から名を名乗らないで、はい、とだけ言う習慣がある。先方に失礼かも知れないが、見知らぬ人に名を名乗りたくない。)
* あのー、これはサカワさんとお呼びするのでしょうか、それともシュコウさんでしょうか?
-(ちょっとむっとした感じで)、サコウです。
* あ、失礼しました、サコウさん。
 今でも、O……カントリー・クラブの会員権をお持ちですか?
-いや、あれは以前勤めていた銀行が買い与えていてくれた物で、退職した時点で返しました。

ここでどういう訳か、この方、自分が昔ゴルフ・キャディーをやっていて、現在はO……カントリー・クラブの会員権を持っている人に、“いい投資のチャンスの話”をしているのだと言うことを話し出した。

てっきり、ゴルフ会員権の勧誘かと思ったら、そうではないらしい。

* 実は、私は。。。。という会社に勤めておりまして、我々にお金をお預け頂けますと、それを運用して、高い利率を付けてお返しするのです。
-預けたお金を何で運用するんですか?
* そりゃあ、色々です。金、株、債券などで、リスクは有りません。
-え、今仰った金、株、債券の何れも価格が変動するリスクが有るんじゃあないんですか?
* いえ、それが無いようにちゃんと運用しているのです。

大分、面白くなってきたが、余り意地悪をしてもお気の毒だ。
-そうですか。それで、年率ベースでのリターンは幾らですか?
* リ・リターン?
-その高い利率って、幾らなんですか?
* 凄く高いです。 間違いなく儲かります。
-間違いなく儲かると言って、勧誘しちゃあいけないんじゃあないんですか?
* 大丈夫なんです。既に、経済産業省と農林水産省の許可を取っているんです。

再び、面白くなってきたが、まあ止めておこう。

-それで、過去5年間の運用成績のトラック・レコードなんてあるんですか?
* トラックですか?
-だから、過去5年間でどれ位の、リターン、いや利率を払ったかを聞きたいんです。
* 凄く、高いです。

もう止めた。

* お分かり頂けましたか?
もう少し詳しくご覧頂く為に、資料をお送りしたいのですが、ご自宅にお送りしていいですか?

ここで、“結構です。”と言ってはいけない。
“結構です。”とは、“はい、それで大丈夫です。”と思われて、勝手に資料を送ってくる。
一旦資料を受け取ると、その後執拗な勧誘を行ってくる可能性がある。

きっぱりと、“興味が無いから、資料を送って頂く必要はありません!”と断らなければならない。

そう言うと、“資料だけでも見て下さい。”と中々譲らない。

-“要らない、と言ったら要らない。それと、住所は、本牧…..でしょ?
 今は引越したから、其処には居ませんよ。“と言ったら、やっと引き下がった。

お気の毒ではあるが、まあ投資意欲をそそられる様な勧誘ではなかったわい。
どちらかと言うと、胡散臭い。

だけど、一応断ってはいたが、ゴルフ場の名簿を勝手に使って、あんな勧誘をしてもいいのかなあ?

個人情報も何もあったもんじゃあない。


相場が、大分落ち着いてきた。
シカゴ・IMMの円(ショート)と豪ドル(ロング)のポジションも大きく減った。
ユーロとポンドの大ショート・ポジションに変化は無い。

豪ドル・円は、大分底値に近いのかなあ?
但し、ユーロ・円が再び落ちれば、豪ドル・円も引き摺られる可能性は残る。

 

  散歩を始めて、約2週間。
  何だか、体調がいいぞと感じる塾長。
 

こんな動きは、余り見たことが無い。


為替を始めてかれこれ40年近くになるが、この2週間ほど目まぐるしく円高、円安、そして円高と動くのを見たことはそう多くは無かった。

勿論、相場が大きく片方に振れて、それが介入などの突発的な要因で大きく戻すという展開は何回も見てきたが、今回の動きは違う。
テクニカル分析が、今回のこの大相場をどう見極めていたかは不明であるが、少なくともファンダメンタルズ分析では“絶対に”説明の出来る動きではなかったろう。

現在の状況を一言で表せば、リスク回避の動きが投機的なポジションの巻き戻しに入り、シカゴ・IMMのポジションを見ても分かる様に、大幅な売り越しでであった円の買い戻し、大幅な買い越しであった豪ドルが売られた。

興味深いのは、同じく大きく売り越されているユーロとポンドに買い戻しが入らないことであるが、恐らくこの通貨をショートにしていることに、大した不安を抱いていないのではなかろうか?

さて、この様に滅多に見られない様なErratic.=(常軌を逸した。)な動きをしている相場にどう対処したらいいのだろうか?

簡単である。

損切りをすればいいのである。
一旦ポジションを綺麗にすればいいのである。

どうやったら、たった2週間で豪ドルが、高値88円から安値72円まで18%も暴落するだろうと察知出来るであろうか?

85円を切った時に、“まさか!”と思い、80円を切った時に、“まさか!”と思い、75円を切った時には、“嘘だろう!”と思ったが、これが相場。

 

為替を始めて40年近くになると言ったが、最近は専ら一般投資家の一人として、自分でも地味にFXをやり、セミナーなどを通してFXの楽しさと難しさをお話しているが、凄く嬉しいことは、“言い付けを守っていたら、だんだん利益が上がる様になりました。”という様なお話である。

この“独り言”をご覧の方々の中には、プロ並みの取引手法を駆使して、プロ並みの収益を上げていらっしゃる方も多かろう。

只、残念ながらそれはごく一部の方々である。
多くの方々は、FXを利用して“効率よく、そして安全に余裕資金を運用したい。”と考えていらっしゃるのではないのかなと思う。

だから、くどいくらい同じ事を申し上げる。
そして、そのくどいくらい申し上げる事を守って頂ければ、少なくともおおやられをすることは無い、と確信する。

今までにも何回かこの“独り言”にも書き、また何時もセミナーで申し上げていることを復習してみたい。

-必ず、ストップ=(損切り)のオーダーを置く。
 (ストップを置かない理由は簡単で、損を実現したくないからであるが、それでどんどん損失を膨らませていったんでは、意味が無い。)
-ストップのレベルは、値動き(例えば50銭とか、1円とか。)か、一回の投入資金の何パーセントを失ったら、一旦切る様にする。
-一旦、ストップを入れたら絶対に変更しない。
-自分で短期的なレンジを想定し、レンジの下サイドでは売らないで買う。
 レンジの上サイドでは買わないで売る。
-設定したレンジを下切ったら、今度は買わないで逆に売る。
 レンジを上切ったら、今度は売らないで逆に買う。
-レンジを切っても、“騙し”が往々にしてあるから、買わないで逆に売ったポジションに逆指値の買いのストップを置く。
売らないで逆に買ったポジションに逆指値の売りのストップを置く。
-ナンピンはやらない。 上のレンジ取引と、レンジが切れた時の取引が理解出来たら、ナンピンが出来ないことがお分かり頂けると思う。
-上げ相場、下げ相場の両方を取ろうとすると、“どっちも取れない。”ことがままあるので、自分はBear.=(弱気)なのか、Bull.=(強気)なのかを考えて、Bear.は下げ相場で、Bull.は上げ相場で取ればいい、と考えれば、ぐっと勝率が増す。
-レバレッジは大変便利な物であるが、何故レバレッジが大きくなったかを考える。
相場が3円下った時に、50倍のレバレッジを使ったショートになっていますか?
ロングでしょ?
相場が3円上った時に、50倍のレバレッジを使ったロングになっていますか?
ショートでしょ?

損切りも大事であるが、レバレッジを“Controllable.=制御可能”な範囲に留めておけば、起死回生も可能である。
結果論になるが、金曜日だって、豪ドル・円を71円台で、ユーロ・円を111円台で買えるチャンスはあった。
高レバレッジのロングで捕まっていると、中々買い増すことが出来ないどころか、命が縮まる思いがしただけである。
2007年と2008年の教訓を生かしましょう。


“また、同じ事を言っているな。”とお思いであろうが、FXをやるに当って大事なことは何年経っても変わらない。

いいですか、FXをやる目的は、自分の余裕資金を“効率よく、そして安全に運用する。”ことですよね。
“効率がいいけれど、リスクが高い。”よりも、“効率が多少落ちるが、リスクは減少する。”方がいいと思いません?

その為には、損切りを必ず行い(保険料は払ってやる。)、レバレッジはリーズナブルな程度に留める。(利益が上がった時の規模は減るが、損失を被った時の被害が小さい。)

実は、たった(?)二ヶ月前にも、おさらいをやったばかりなのですが…….。
http://www.gaitame.com/blog/sakoh_weekly/2010/03/20100315094924.html

 

さあ、今週も難しいですよ。  頑張りましょう!

  散歩を始めて、体調が良くなったと感じる塾長。

ゼロサム・ゲーム。


先週、“為替はゼロサム・ゲームである。”というご意見に対して、そうではない、と言い切ったが、自分の勝手な解釈をご披露しよう。

先ず、塾長の大好きなマージャンであるが、これは典型的なゼロサム・ゲームである。
理由は、ハンチャン毎に(東場、南場の一巡)必ず決済をして、トップ、2位、3位、そしてビリの計算をして、紙に書くからである。

(マージャンをしない人にはチンプンカンプンかも知れないが)、普通は2万5千点持ち(4人分のトータルは10万点)の、3万点返し(トータル12万点。)、と言って、スタートは2万5千点の持ち点からスタートし、ゲームが終了すると、3万点を原点として計算し、順番を決める。

ハンチャンが終わり、4人の持ち点がそれぞれ4万5千点、2万5千点、2万点、1万点だとすると(トータルは10万点)、トップは4万5千点-3万点の+1万5千点とはしないで、2位が2万5千点-3万点=-5千点、3位が2万点-3万点=-1万点、ビリは1万点-3万点=-2万点で、トップはそのマイナス分をそっくり頂いて、5千点+1万点+2万点=+3万5千点が、勝ち点となる。
持分の2万5千点と、返しの3万点との差額、一人5千点、四人分の合計2万点が“トップ賞”としてご褒美となるのである。

そして、これで一勝負が終了。
一人が勝って、3人が負けて、完璧なゼロサム・ゲームである。


さて、為替はどうか?
簡単にする為に、Bull.君とBear.君の二人にディーラーとして、そして輸出業者としてA.社、輸入業者としてB.社に登場して貰おう。
彼らは直接取引出来ないので、インターバンク市場(銀行)を通して売買する。

Day. 1. 相場は92.00.
Bear.君がBull.君に92.00でドルを売る。
此処で、Bear.君はドル・ショート@92.00.
Bull.君はドル・ロング@92.00.

Day. 2. 相場は94.00.
Bear.君は含み損が2円あるが、じっと耐えている。
Bull.君は大喜びで94.00でドルを売り、2円の利益を上げた。
B.社は、そろそろ輸入予約を締結しようと思っており、ドルが上昇したので、仕方なくBull.君が94.00で売ったドルを、インターバンク市場を通して買った。

Day. 3. 相場は90.00に急落した。
Bull.君は、94.00で利喰ったので、ほっとすると同時に、命拾いをしたなと感じた。
一度、94円まで上がった相場を見たBear.君は、喜んで90.00でドルを買い戻し、2円の利益を上げた。
A. 社は、そろそろ輸出予約をしようと思っており、ドルが下落したので、仕方なくBear.君に90.00で、インターバンク市場を通して売った。

あれ、同レートの92円で買った人も、売った人も両方とも2円の利益を上げたではないか?

94円でドルを買ったB.社は損をしたか?
否。
これで、輸入決済をし、消費者がそのコスト(実は、コストかどうかは不明。社内レートが94円であれば、誰も損をしたことにはならない。)を分け合った。

90円でドルを売ったA.社は損をしたか?
否。
これで、輸出決済をし、消費者がそのコスト(実は、コストかどうかは不明。社内レートが90円であれば、誰も損をしたことにはならない。)を分け合った。

ちょっと、簡単で乱暴な議論であるが、これで為替には決済(利喰い)に時間差があるので、同レートで買った人も、売った人も利益を上げることが出来ることがお分かり頂けたと思う。

だから、“自分が勝ったから、誰かが負けているだろう。”とか、“自分が負けたから、誰かが勝っているだろう。”などと考える必要は無い。

何時も言うように、他人が何をやっているかを気にしたり、儲けているのか、損をしているかを詮索する必要は、全く無い!

自分が利益を上げているのなら、黙って更なる利益を追求し、もし損失を被ったなら、間違いを二度と起こさない様に、次は頑張ればいい。

 

相変わらず、相場は難しい。
“まさか!”と思うような相場が示現するのが、為替の面白さであり、難しさでもある。

先週、“まさかと思うレベルに買いオーダーを入れておいたら、それがDone.されており、気が付いたら2~3円上がっていた。”というお話があったが、これは極めて稀なラッキーなケース。
多くの場合は、その逆で“まさかと思うレベルに行ってしまって、これは困った。”というケースが多いと思う。

皆さん、聞き飽きたでしょうが、どうぞ自分で決めたルールを守って、おおやられを喰らわない様に致しましょう。


 昨日から散歩を再開して、何となく体調がいいと感じる塾長。

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