先日、ニュージーランド・ワインの輸入の話を書いたら、結構沢山の方々からの反響があった。
これは至極当然のことであるが、やはり皆さん、“値段が安くて、そして美味しいワイン。”にご興味があり、その点ニュージーランド・ワインはピッタリであろう。
5大シャトーを始め、フランスのワインは確かに美味しいが、何せ値段が高い。
生産量が少ないということは、需給の観点から言って、値段が高くなって当然であるが、物には“ある程度の限度”というものがあろう。
1本50~60万円なんてのは法外で、その一桁下の、5~6万円だって滅茶苦茶高い!
ニュージーランド・ワインなら、その又一桁下の5~6千円より安い2~3千円の物が用意出来るのではないのかなと思う。
これから、更に“何処の場所の、どのワイン・メーカー”から輸入するかをスタディーしなくてはならない。
幾つかの候補があるが、3箇所から3ワイン・メーカーのワインを輸入することになるのではなかろうか?
さて、皆さんはワインについてどの程度の知識をお持ちであろうか?
塾長は、まだ我が国でワイン・ブームが始まる1987年から1988年の1年半に渡ってワイン学校に通ったが、皆さんは別にワインについて深い知識を学ぶ必要は無い。
少しだけ知っていて、レストランで食事に合わせてどのワインを選ぼうかなと考える程度の知識でいいと思う。
今日は、そのワインの知識に付いてちょっとだけご披露したいと思う。
先ずワインの産地であるが、皆さんよくご存知のフランス、イタリア、スペイン、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、チリー、南アフリカなどが大きな産地であろうか?
ヨーロッパ以外の産地をNew world.=(新世界)と言う。
いいワインが造られだしてからの歴史は浅く、せいぜい20~30年前くらいからであろうか?
例の、カリフォルニアのOpus ONE.=(オーパス・ワン)だって、最初のヴィンテージは1979年である。
ワインにはスパークリング・ワイン(フランスのシャンパーニュ地方で造られるシャンパンを含む。)、白ワイン、赤ワイン、ロゼ・ワイン、そして貴腐ワイン、アイス・ワインなどのデザート・ワインがある。
白ワインを造る原料の葡萄品種には、シャルドネ、ソービニヨン・ブラン(アメリカではフュメ・ブランと言う。)、シェノン・ブラン、リースリング、ピノ・グリ、セミヨン、そして日本特有の甲州葡萄というのもある。
皆さんにお馴染みの白ワインの殆どは、シャルドネだと思う。
シャブリもそうですね。
赤ワインを造る原料の葡萄品種には、カベルネ・ソービニヨン、ピノ・ノアール、メルロー、カベルネ・フラン、シラー、ジンファンデルなどが挙げられよう。
5大シャトー(シャトー・マルゴー、シャトー・ラトゥール、シャトー・オーブリオン、シャトー・ムートン・ロートシルト、シャトー・ラフィット・ロートシルト)の殆どがカベルネ・ソービニヨンをベースに、メルローやカベルネ・フランをブレンドしている。
あの有名なペトリュスは、メルロー100%の珍しいワイン。
このワインの値段は、滅茶苦茶高い!
1本、数十万円もする。
さて、ワインを飲むことにしよう。
先ず、グラスに注いで貰って、外観を見よう。
背景に白い紙やナプキンを置いて見ればいい。
ポイントは、色調、粘性、輝きなど。
痛んだワインは、色がくすんでいる。
古い赤ワインは、優しい茶色になっているが、新しいワインはルビー色に輝いている。
あ、あのボジョレー・ヌーボーなんてのは典型的な新しいワインですね。
次は香り。
香りの大きさ、印象、分類(果実臭、植物臭、動物臭、ミネラル臭etc.)、成熟度など。
古いワインは、芳醇な香りがしてフワーッといい香りが漂う。 新しいワインや、冷やし過ぎたワインはいい香りがしない。
そして味わい。
酸味、甘味、苦味、渋味の何れが勝っているか?
味わいの濃度はどうだ?
ワインの口当たり、余韻、熟精度はどうだ?
残念ながら、やはり高いワインはここが違う。
ワインによっては、5分、10分、15分と時間が経つにつれてこの味わいが微妙に違ってくる。
デキャンタージュ(ワインを大きなグラスに入れて、酸化を促す。)をするかどうかは、ソムリエ(ワインをサービスしてくれる人)に聞いたほうがいいかも知れない。
それと、グラスはちゃんとした物を使いたい。
グラスによって、驚くほど香りと味が変化する。
ああ、いいワインであった。
仕上げにデザート・ワインがいいですね。
グラスに一杯だけ。
“この忙しい時に、また趣味の話か?”とのお叱りを受けそうであるが、ご希望が多ければ、何時でも“ワイン談義・第二弾”でもっと詳しくお話を致します。
ひょんなことから、オーストラリアのカルト・ワインである、“Moondara”が手に入ることになり、凄く嬉しい塾長。
かれこれ、二月(ふたつき)も前になるであろうか、以前勤務していた金融機関でご一緒し、現在はご自分で幅広く事業を展開している、Yさんから、“酒匂さん、京都に美味しい物を食べに行きましょう。”とのお誘いを受けた。
京都は、ありとあらゆる所が、“一見さん、お断り”である。
お馴染みの方の紹介が無いと、“本当に美味しい物”とか、“本当にいい物”には巡り会えないらしい。
宿もそうらしく、江戸時代から続く漬物屋さんが経営するホテルをご紹介頂いた。
部屋が、六つしか無い。
最初の写真は、その漬物屋さんのお店の中。
そして、土曜日の晩、魯山人(漢字はこれでいいのかしらん?)や川端康成がこよなく愛したという小料理屋に連れて行って頂いた。
料理は素晴らしかった! 食器も凄かった。
シャンパンとワインを頂いたが、グラスが昭和初期の物だとかで、恐る恐る使わせて頂いた。(2枚目の写真)
そこで、偶然某政党の某副代表とばったりお会いしたが、物凄く爽やかで、礼儀正しく、一辺にファンになった。
ここでは政治の話はしない約束なので、これくらいにしておこう。
さて翌日の日曜日、午後3時まで相当時間があるので、広隆寺、金閣寺、龍安寺、そして仁和寺を訪れた。
京都にはちょこちょこ行くが、名所・旧跡は殆ど訪れたことが無かったので、大変感激した。
今回の新型インフルエンザの影響で、約8万人の観光客のキャンセルがあったとかで、金閣寺以外は驚くほど空いていた。
広隆寺の弥勒菩薩は、はっとするほどお綺麗であった。
そして、お寺の境内に“十か条のご法度”が書いてあり、その内の
不妄語=うそいつわりを言いません。
不綺語=たわごとを言いません。
不悪口=人の悪口を言いません。
不両舌=二枚舌をつかいません。 (3枚目の写真)
に、ちょっとぎょっとした(?) 人の悪口は言わないが、たわごとはしょっちゅう言っているぞ。
金閣寺、龍安寺、仁和寺も大変綺麗で、写真を一杯撮ったが、その一部をお見せしよう。(4,5,6枚目の写真)
そして、午後3時前に嵐山に行った。
先ず通されたのが、嵐山を背景とするお庭。 心が洗われる。
そして、“お山”と称する、今日のメイン・イベントが行われる場所に案内された。
庭に能舞台の様な物(8枚目の写真)がこさえてあり、ここで何と貴腐ワインと大黒寺納豆を頂いた。(9枚目の写真)
そして、茶室に通された。(10枚目の写真)
そこで、今日の一番大事なお客様である、有名なお寺のご住職からお茶を頂いた。
こちらは、お茶の心得が無い!
畳の上で、正座が出来ない!
茶室に入ると、床の間に凄い掛け軸が飾ってあり、聞くとそのお寺の持ち物の“重文”で、滅多には拝めない代物らしい。
茶器については何の知識も無いが、これも何百年も経っているであろうなと思われる代物であった。
ご住職がお茶を立てるために入室なさり、直ぐに“楽になさって下さい。”と胡坐をかくことを許されたので、ほっとした。
お茶が終わり、これからがホンチャン。
アンリ・ジローのマグナムが2本、ブルゴーニュが4本、そしてボルドーのマグナムが1本で、全部で10本分のシャンパンやらワインが鎮座している。(最後の写真)
そして、料理が凄かった!
これが本当の“京都の美味しい物”だなと納得した。
短いが楽しい京都旅行を満喫し、Yさんに“素晴らしかったです。今度、自分で来たら同じように楽しめますかね?”と聞いたら、“無理でしょう。 あと2~3回は私がお連れしないと、馴染みにはなれません。 大丈夫ですよ、また来ましょうよ。”と、また誘ってくれることを約束してくれた。
実は、土曜日そして日曜日の食事の後、祇園に行って再びシャンパンや貴腐ワインを頂いたが(実は飲み過ぎて、今でもワインが残っている。)、何処に行ってもYさんは一銭もお金を支払った形跡が無い。
総て、“ツケ”なのである。
そして、これが“一見さん”お断り、の理由らしい。
サービスを提供する側と、顧客の信頼関係が京都の“粋な場所”での約束事らしい。
この歳になって、いい経験をさせて貰った。
二日間に渡って、シャンパンとワインを痛飲して、(二日酔いではないが)、今でもワインが身体に残っていると感じている塾長。
ブログでご紹介したように、塾長は3月に新しい車を買った。
塾長もとうとう、“ジージ”となって、ベビーカーやら赤ん坊の道具を乗せるのに便利だろうと思って、5ドア・ハッチバックの車を探していたら、スバル・インプレッサを探し当てた。
当初は、2リットル・エンジンにターボ・チャージャーが一個だけ付いた、250馬力の“普通のインプレッサ”を買おうと思って、近くのスバルのディーラーに試乗を申し込んだ。
この話を、インプレッサ・WRX・STIを持っている塾長の友人に話したら、“酒匂さん、もう直ぐSTIを2.5リットルにボアアップし、ターボを一個にして少し出力を落とした、オートマチックのA-ラインというのが発売になりますよ。”と教えてくれた。
もうこうなったら、ブレーキが効かないのが塾長の性分。
“それに乗せて!”と頼んで、250馬力の“普通のインプレッサ”の試乗は取り止めた。
まだ、走行距離5キロのピカピカの新車に試乗したが、たまげた。
“これ、買う。”と言ったら、“え、まだ細かいオプションなどの値段が決まっていないのですが….”とディーラーが困った顔をしている。
そして、4月の第一週に車は来た。
最近は、余りゴルフにも出掛けず、また普段は車に乗らないので、走行距離が全然増えないが、先日の週末に河口湖にゴルフに出掛けることになり、久々の遠出となった。
しかも、大雨。
幸いにも、ゴルフの最中は一滴の雨にも降られなかったが、行き・帰り共に大雨でのドライブとなった。
やはり、4W.D.(4 Wheels Drive)四駆は凄い!
他の車が、よろよろ走っている雨の東名高速を水しぶきを蹴散らして、疾風のごとく走る。
ちょっと車の駆動の話をすると、今度塾長が買ったインプレッサは、四駆。
これは、四つの車輪で駆動力を地面に伝える。
当然、安定性が一番優れている。 但し、燃費が多少悪くなる。
他に四駆で有名な車では、アウディのクアトロ、三菱のランサー・エヴォリューションなどがある。 ホンダのレジェンドや、殆どのS.U.V.(大きい箱型の車)もそうである。
次にポピュラーなのはF.F.(Front Engine, Front Drive.)で、前にエンジンがあり、前輪で駆動する。 後輪に駆動力を伝えるプロペラ・シャフトが要らないので、大衆車に多い。
カローラ、マーチ、そしてホンダの殆どの車がそうである。
前輪で引っ張っていくので、安定性はいいが、下り坂とかカーブでブレーキを踏むと、怖い時がある。
そして、次はF.R.(Front Engine, Rear Drive)であるが、メカニズムは普通で、前にエンジンがあり、後輪で駆動する。
トヨタ・クラウン、レクサス、ニッサン・フェアレディーZ、フーガなどがこれに当たる。
カーブでの加速時の、アンダー・ステアリング(外に膨らもうとする。)や、オーバー・ステアリング(中に入り込もうとする。)の癖を掴めば、比較的扱い易い車である。
最も扱い難いのが、R.R.(Rear Engine, Rear Drive)で、これはエンジンが後ろにあって、後輪で蹴飛ばすように駆動するので、運転が大変難しい。
加速中は前が浮き気味となって、ステアリングのダイレクト感が無い。
雨中の運転は最悪。 止めた方がいい。
かの有名なポルシェがこのメカニズムを積んでいる。
4W.D.(四駆)のカレラ・4はお勧め。
最後に、究極の駆動方式がM.R.(Midship Engine, Rear Drive)で、いわゆるミッドシップという奴である。
これはエンジンが運転席の後ろにあり、重量配分が前後均等に出来るので、コーナリングが非常にスムーズである。
F1などのフォーミュラー・カーや、ホンダ・NSX、そしてフェラーリがこれに当たり、やはり物凄く速く走れる。
難点は、ど真ん中に重いエンジンがあるので、一旦スピンすると独楽のようにクルクル回ってしまう。
とまあ、車に関しての薀蓄を述べたが、言いたかったのは“4W.D.=四駆は本当に安全ですよ。”ということである。
その他、最近の車は装備も大変充実してきており、パドル・シフト(ステアリングを切りながら、シフト・チェンジが出来る。)が付いていたり(写真4)、エンジンに噴射するガソリンの濃さを調整して、エコ・モード(燃費を良くする。)や、スポーツ・モード(加速を良くする。)に切り替えることが出来る。(写真3)
大したものだ!
アクセルとブレーキ・ペダルを、アルミにしたのは、ちょっとやり過ぎ。
普通の革靴では、扱い難い。
久し振りに、車の話題が書けて、大変嬉しい塾長。
先日新聞を読んでいたら、自動車F1シリーズを統括する国際自動車連盟(FIA)が進める来期のコスト削減案に、トヨタ、フェラーリ、ルノーなどの名門チームが猛反対し、来期からF1からの撤退をほのめかす大騒動になっているらしい。
削減策は年間予算が4000万ポンド(約60億円)以下のチームにはエンジンの回転数制限を無くすなどの技術的なメリットを与えるのが柱だという。
ホンダが経費削減の為に昨シーズン限りでF1から撤退し、今まで有力なスポンサーであった欧州の金融機関がスポンサーから降りて、FIAが全体的なコスト削減を目指しているということらしいが、今まで莫大な資金を投入してF1に参戦してきたチームには、納得がいかないということであろう。
コスト削減ならそれはそれでいいではないかと思うが、有力チームの年間予算は300~500億円といわれ、おいそれとは短期間に大幅な予算削減は出来ないらしい。
少ない予算で、異なる規則(高回転が許されるなら、当然エンジン出力が大きくなり、車速は速くなる。)で弱小チームが製造したマシンが、F1を席巻するのでは有力チームは面白くはあるまい。
FIAは過去にも、ホンダがぶっちぎりで連戦連勝している頃、急に“ターボ・チャージャーは付けるな。”とか、突然レギュレーションの変更(規制を行う。)を行ったり、元に戻したり(規制緩和を行う。)などの勝手気ままをやってきた経緯がある。
さて、どうなることか?
辞書の“大辞泉 ”によると、規制とは、
1 従うべききまり。規定。
2 規則に従って物事を制限すること。
とある。
我が国の行政は基本的には、“先ず規制ありき。そして、それには例外を認める。”という方式を取ってきた。
今の巷のタクシーの氾濫振りを御覧なさい。
タクシーが溢れかえっている。
昔は、夜の10時を過ぎるとタクシーを拾うのは至難の業であったが、今は何の苦労も要らない。
“横浜まで御願いします。”と言うと、最敬礼をしてくれる。
これは国土交通省(昔の運輸省)が大幅な規制緩和をして、タクシーの台数が倍増したからである。
我々消費者には嬉しい限りであるが、現状は余りにもひどい。
溢れかえっているタクシーの運転手さんがお気の毒である。
今までの規制が異常に厳しく、今度はその規制緩和が異常に緩やかになってしまって、もうどうしようもなくなったのである。
金融庁が進めようとしている“レバレッジ規制”の問題が、話題になっているが、これは上のタクシー業界の場合と逆である。
今までは、何の規制も無かった。
そこに急に規制の話が出て来て、業界が混乱してきているのだと思う。
“自己責任なんだから、規制なんて不要だろう。”との意見があるが、塾長はそうは思わない。
以前にも例えとして挙げたが、規制とは交通法規のようものだと思う。
-一応の訓練を受けて、試験に受かれば誰でも(高齢者は駄目らしいが)運転免許は貰える。(余裕資金があり、業者の求める取引規則を読めば、誰でも自由に取引出来る。)
-お金さえ払えば、車は手に入る。頑丈で安全な車を買うか、スポーツカーを買うかは買い手の自由である。(低レバレッジで大きなリスクを取らずに、堅実に取引するか、或いは大きなレバレッジを使って大きなリスクを取る取引をするかは自由である。)
-免許を持っていたとしても、A級ライセンスを所有する人も、週一しか運転しないサンデー・ドライバーもいる。(リスクを熟知し、終わってみれば必ず勝っている人と、リスクを充分に理解しないで取引をし、どうやっても勝てない人がいる。)
-道路が整備され、いい車が一杯出て来て、誰でもアクセルさえ踏めばスピードが出るようになったが、如何せん運転技術が未熟で事故が多発し始めた。(高いレバレッジ、小さなスプレッド、低い手数料など、消費者にとって旨い話がどんどん出て来て、ばんばんやったら、結果として儲かる時はほんのちょっぴりで、損する時はドカーンとやられる人達の数が増えてきた。)
そこで、行政としては最高速度の制限(レバレッジ規制)を始めて、一般の人の事故がこれ以上増えるのを防ごうとしているのであろう。
塾長も結構車は飛ばすので、現在の高速道路の最高速度の100キロは、今の時代にはそぐわないものだと思う。
実際、100キロ丁度で走っている車は殆ど居ないであろう。
只、難しいのは一体何キロが適切な最高速度なのかが分からないことである。
でも、法規は法規。
ルールはルール。
規制がきつ過ぎると、市場は活性化しない。
規制が緩過ぎると、市場は混乱する。
程々の規制が一番いいのは誰もが認めるが、その程々の“さじ加減”がお役所には分からない。
確か、まだ金融庁はパブリック・コメントを受け付けている筈である。
http://www.fsa.go.jp/news/20/syouken/20090428-1.html
レバレッジだけに関しての意見を求めているわけではないが、皆さんも、意見があればどんどん具申されたらいいと思う。
希望通りになるかどうかは知らないが、彼らは大変いいListener.(意見を聞いてくれる。)であることは保障する。
今週、GDP値の発表後に円相場が大きく動くかも知れないと思っている塾長。
今週の経済専門誌、“日経ヴェリタス”に面白い記事があった。
タイトルは、“FX投資家と国益の相克”とあり、かなり仰々しい。
ここでも論じてきた、今金融庁が検討している外国為替保証金取引(FX)に対する規制強化方針に対してのコメントである。
ポインとは、
-元々、為替当局者には、FX普及に伴う個人の為替取引拡大をわりと前向きに評価する空気があったが、それは個人投資家が内外金利差が生む金利収入狙いの長期的な円売りポジションを持ったり、円高局面にドルを買う逆張り取引を展開して、円高防止という国策に協力したからである。
我が国金融当局は2004年以降は為替介入(勿論、円売り介入)を行っていないが、その代わりに個人投資家が大量の円を売った。
謂わば、個人投資家が円高を止めたような形となり(そのツケを2008年には払わされることになるが)、そのため投機的取引の防止という金融行政上の要請や公平な課税の実現という税務行政上の要請など、規制強化を求める声が前面に出難くなっていた。
-ところが状況が変わった。
我が国の経常黒字が大幅に縮小しだして、個人投資家に対して、円を売ってドルを代表とする外貨を買って貰う必要が無くなった。
むしろ、FX投資家は円買いも活発に手掛けるようになり、国策に合致する“円売り一辺倒”ではなくなった。
状況が変われば、国益上の判断や行政上の優先順位を左右する力学が変るのも当然で、FXについていえば、投機的取引の抑制や徴税の強化など、規制を訴える側の声が、政府部内で通りやすくなっても不思議ではなく、今起きつつある事は、まさにこれである。
そして、英国の政治家の、“国家には永遠の味方も永遠の敵もいない。あるのは永遠の国益だけである。”という言葉を紹介している。
“何故、今頃急にFX取引に対して規制が強化されるのか?”という疑問に答えてくれる記事であった。
先週のコメント欄に、金融庁が公表した、彼らが留意、或いは懸念している文章をご紹介したが、再び掲載すると、
(5)低スプレッド取引に係る留意事項
低スプレッド取引を提供する店頭通貨関連デリバティブ取引等業
者は、相当程度の取引量を確保・維持しなければ、財務状況が悪化す
るおそれがある。一方、経営の安定を確保するに足りる取引量につい
て、適切に管理できる態勢を整備する必要がある。
こうしたことから、例えば以下のような点を含め、十分なリスク管
理態勢を構築しているか。
① 全社的なリスク管理態勢の整備(例えば、リスク管理基本方針の
策定等)を行う際に、低スプレッド取引に伴うリスクを十分認識し、
適切に反映しているか。
② 低スプレッド取引の提供を開始する際には、その収益構造及び取
引量に照らして十分な収益性を確保できるかを検討した上で、スプ
レッド又は手数料を決定しているか。また、当該決定について、自
社の収益構造及び取引量の変化等を踏まえて定期的に検証し、必要
に応じて見直しを行っているか。こうした手続きについて、社内規
程等において明確化しているか。
③ 低スプレッド取引を提供する店頭通貨関連デリバティブ取引等
業者は、当該取引の取引量、取引内容及び自社の財務状況に与える
影響等を把握し、適時適切に取締役会等に報告する態勢を整備して
いるか。
④ 低スプレッド取引を提供する店頭通貨関連デリバティブ取引等
業者は、その想定する収益構造を実現するため、システムその他の
必要な態勢を十分に整備しているか。また、実際の収益状況を随時
検証し、当該態勢を適切に見直しているか。
低スプレッド、低い手数料などについて一応調べてみたが、はっきり言って、よく分からない。
“ゼロ・スプレッドなんて、全く理解出来ない。”と思っていたら、“常にゼロ・スプレッドではない。”という意見もあったし、ではその”ゼロ・スプレッド“と言う謳い文句は何なんだ?
98.30でQuote.されていて、本当に売りたい人と買いたい人が、同時に98.30でDone.されるのか? では、業者の収益源は何処にあるのだ?
全くの勘繰りでしかないが、売ろうとしたら実際のExecution.=(執行レート)は98.28でDone.され、買おうとしたら98.32でDone.される、なんていうことは無いのか?
自分が実際に、Free lunch. (ゼロ・スプレッドだとか、低スプレッドだとか、手数料ゼロだとか….)を提供してくれる業者と取引していないので、正直なところ、実態はよく分からない。
そのFree lunch.が嬉しくて、そして美味しくて、使い勝手が良ければ、それを使わない手はない。
塾長は、どう考えても理解出来ないので、Free lunch.は食さない。
There is no free lunch.=(只のランチは無い。)と今でも思っている。
週末、遊び呆けてちょっとバテ気味の塾長。
p.s.
同じ記事に、“高い倍率を売り物にして収益の源泉にしてきた業者には反発もある。”と書いてあった。
成る程ね。
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今日は、5月4日で、丁度ゴールデン・ウィークの真っ只中。
何処に行っても混んでいるので、塾長はウチでいい子をしている。
あ、明日はC-chanたちと“鬼のBWC”でゴルフだ。
帰りが混まなければいいなあ。
さて、先日の土曜日、学生時代の仲間達と新橋に集まって長丁場のマージャンをやった。
長丁場と言うのは、正午から始めたので、まあ半荘(ハンチャンと読む。マージャンを知らない人にはチンプン・カンプンだろうが、東場(トンバ)と南場(ナンバ)の二回やって、一勝負が終了し、一回清算する。)を何十回もやるだろうなと思ったからである。
そして、合計16回やった。
マージャンとFXは、どこか通じるところがあると何時も思っている。
だから、両方とも大好きである。
マージャンは結構時間が掛かるし、何せ面子(メンツ)が4人必要なので、最近の若い人達には余り人気が無いらしいが(確かに、最近の雀荘=(マージャンをやる所。)で若い人を見ない。)、我々が若い頃は、今と違ってこれといったレジャーが有った訳でもないないし、まして最近流行りのゲームなんて全く無かった。
また塾長は北海道の学校に行ったので、冬が長く、まあ最大の娯楽と言えば、マージャンくらいのものであった。
塾長は、マージャンは結構強いですよ!
マージャンとFXの共通点であるが、
―鋭い勘が必要である。 自分の牌を積もる(持って来る。)前に、次に何を切るかは決めておくが、積もる牌によって状況が突然変わる時がある。 その時も、慌てず、騒がず対処しなくてはいけない。 牌を積もって来てから、“うーん、どれを切ろうかな?”と思案するようなヘボとはやりたくない。
―常に場を見て、需給の状態を調べておく。 三面チャン(待ちが3通りある。)は、カンチャンやペンチャン(ここら辺になると、またチンプン・カンプンでしょうが、ご容赦! まあ、待ちが1通りしか無いとうこと。)より、当然上がれる確率は増える。
ところが、幾ら三面チャンでも、上がり牌が既に沢山場に捨てられていたら、供給が少ない訳で、上がれる確率も減ることを計算しなくてはならない。
―持ち点が少なくなり、負けてくると腐るヤツがいるが、これは間違いなく負けを増進させる。 気持ちに余裕が無くて、カッカッしていて、勝負事に勝てる訳が無い!
上がっても知らん顔、打ち込んでも知らん顔。 勝っても知らん顔、負けても知らん顔、が一番賢明である。
―負けが込んでくると、無理な勝負をする。 大きな手で上がろうとする。 そして、周りがよく見えなくなる。
そして、負けがより一層増幅される。
―Skill.=(腕)には関係無い、ツキのサイクルがある。
今日は、調子いいぞ!、と思っていたら突然ダマテンで大きな手に振込み、愕然とする。
次の配牌(自分で持って来る13枚の手)は、大きな確立で“良くない。”
こうなると、もう最初から“打たない。”覚悟で降りる用意をする。
これは、FXでの損切りと同じ。
今は、ツキ(マージャンの神様の微笑み)が何処かに行ってしまったのだ。
無理をしてはいけない。
腐ってはいけない。
他人に当ってはいけない。
じっと我慢の精神が肝要。
そうすると、何とまたツキが直ぐに訪れてくれるのである。
―マージャンは、半荘一回で一旦清算し、また次で、“せーの!”で、ゼロから始まる。
だから、“この回は駄目だ。 やられた、と思ったらその回のダメージを極力小さくし、次回に賭ければ宜しい。
これもFXと同じ。
今日が駄目なら、潔く切って明日に賭けなさい。
明日も駄目なら、あさってに賭けなさい。
今週が駄目なら、来週に賭けなさい。
来週も駄目なら、次週に賭けなさい。
次週も駄目だったら、少し休みなさい。
“俺、最近調子悪いから暫くマージャンは止めておく。”と勇気を持って言いなさい。
誰も責めはしませんって。
“俺、最近調子悪いから暫くFXは止めておく。”と勇気を持って自分自身に言いなさい。
波に乗れないまま、ぐだぐだ損をするよりはよっぽどいいでしよう。
―マージャンをやるのに、さしたる情報は必要ではないが、少なくとも両隣のヤツらの点棒の数くらいは把握しておきなさい。
アイツはあそこで、あれを上がったからプラス…点。
コイツはあそこで、あれを打ったからマイナス….点。
自分の正面のヤツの点棒の数は覚える必要は無い。
自分の持ち点にアイツとコイツの数をプラス・マイナスすれば、正面のヤツの点数は、自ずから計算出来るのだ。
とまあ、ぐだぐだ自分勝手な意見を述べましたが、ほら、マージャンをよくやる貴方、どう思いますか?
塾長は、自分で言うのも何だが、ずぼらを絵で描いたような性格で、明日でいいことは絶対に今日しない。
明日になって、当日しなくてもよくなれば、必ず翌日に延ばす。
ところがである。
マージャンとゴルフの集計だけは実に小まめにやる。(実は、自分がその時点で幾ら勝っているのか、或いは負けているかの情報を常に掴んでいたいのである。)
よく一緒にゴルフをプレーするディープさんや、C-chanはよくご存知である。
ゴルフをすると、チョコレートを賭けるが、その基となる勝ち負けの数字を、各ホールが終わった時点で、ぴっちり計算している。(勿論、全員のを。)
マージャン、然り。
塾長が、マージャンをやりながらせっせ、せっせと計算しており、誰がどの時点で尋ねても、誰が幾ら勝って、幾ら負けているかが一目瞭然となっている。
(賭けマージャンはご法度ですから、お金を賭けてはいけませんぞ!)
上の写真は、先日土曜日の集計の最後のページである。
これは4ページ目で、半荘を16回やったことになる。
奇数の欄が、その半荘の成績。
偶数の欄が、今までの成績にその半荘の成績を加えたネットの数字で、これがその一目瞭然のトータルの勝ち負けの数字となるのである。
今回は、344点勝ったK君の勢いが凄く、-340点、そして-244点と大きくやられたO君とN君につられて塾長はイマイチで、結果は辛うじて80点のプラスで終わった。
ご覧のように、塾長は最後の半荘でトップを取って、+46点に“マルバツ”=(一個、10点)を何と9個も取って、+136で、一挙に+80点となった。(それまでは、ご覧のように-56点であった。)
腐らず、平静に、黙々と流し、点数まで計算してやっていると、結果は自ずからプラスとなるのである。
右端の+160点は、雀荘に支払う場所代で、半荘ごとに10点ずつ積み立てていくのである。
ゴールデン・ウィークということで、つまらん話題になってしまって申し訳ありませんでした。
することがないので、そろそろシャンパンでも空けようかなと不届きなことを考えている塾長。
Monkey Business. とは、そのまま直訳すると“猿の商売”ということになるが、我々の世界では、“いんちき”とか“ごまかし”の意味で使う。
猿には申し訳ないが、まあ“猿ごときがやることで、見え透いている。”との意味があるのではないかと思う。
先日、塾長の永年の友人(今でも現役の大手銀行の役員)が以下のジョークを送ってきた。
抱腹絶倒した!
ちょっと、塾長流の口語体に訳してみた。
MONKEY BUSINESS
*“猿の商売”=(意訳=いんちき、ごまかし。)
Once upon a time a man appeared in a village and announced to the villagers that he would buy monkeys for $10 each.
*昔々、ある村に男が現れ、村人に“猿を一匹10ドルで買う。“と言った。
The villagers, knowing there were many monkeys, went to the forest and started catching them. The man bought thousands at $10 and, as supply started to diminish, the villagers stopped their effort.
* 猿が沢山居ることを知っている村人たちは、森に行き猿を捕まえ始めた。
男が一匹10ドルで沢山の猿を買ったがために猿が段々居なくなり、村人たちは猿を捕まえるのを止めた。
He then announced that he would buy monkeys at $20 each. This renewed the villagers efforts and they started catching monkeys again.
* そこで男は、今度は猿を一匹20ドルで買うと宣言した。
村人たちは奮起して、再び猿を捕まえ始めた。
Soon the supply diminished and people started going back to their farms. The offer increased to $25 each and the supply of monkeys became so scarce it was an effort to even find a monkey, let alone catch it!
* 直ぐに猿は居なくなり、人々は村に帰り始めた。
猿の買値は一匹25ドルに上がり、猿は殆ど居なくなってしまって、猿を捕まえるどころか、見付けることさえ難しくなった。
The man now announced that he would buy monkeys at $50 each! However, since he had to go to the city on some business, his assistant would buy on his behalf.
* そこで男は、“猿を一匹50ドルで買うぞ!”、ところが、彼は所用があって町に行くので、彼の代わりに部下が買い付けると言った。
The assistant told the villagers, "Look at all these monkeys in the big cage that my boss has already collected. I will sell them to you at $35 and when my boss returns, you can sell them to him for $50."
* 部下の男は村人たちに、“私のボスが買って大きな檻に入っている多くの猿を見てご覧よ。
私が貴方たちにこれらの猿を35ドルで売ってあげるから、ボスがここに帰って来たら、その猿を50ドルで売ればいいんだよ。”と言った。
The villagers rounded up all their savings and bought all the monkeys for $700 billion.
They never saw the man or his assistant again, only lots and lots of monkeys!
* 村人たちは皆で総ての蓄えを持ち寄り、総ての猿を7千億ドルで買った。
村人たちは、その後あの男と彼の部下を見ることは二度と無く、沢山の猿だけが残された。
Now you have a better understanding of how the
Bank BAILOUT PLAN WORKS !!!
*さて、これで貴方たちは“銀行救済策がどうなるか?”について、多少は理解度が増えたと思う。
It doesn't get much clearer than this........
*こんな、簡単なことは無いでしょ!
このジョークを読んだ時、大笑いしたが、ちょっと怖かったのは、これを送ってくれたのが正にその“Bank Bailout Plan”=(銀行救済策)を受けている銀行の役員だったことである。
塾長は本当に早くして現役の銀行員を辞めて良かったと思う。
でなければ、このジョークを笑いながら読めないのだ。
まだ花粉症の後遺症らしく、鼻をグスグス言わせている塾長。
久々に、結構大量のシャンパンとワインを買い込んだ。
約3週間くらい前に、あるデパートが“横浜開港150周年記念”のイベントと称して、幾つかの企画をし、その中に“2002年のクリスタルと2005年のOpus ONE.”の2本セットを、“限定15セット”販売すると言う。
他の企画は、150と言う数字に因んだものが多かったが、何故に15セット?
150セットは売れないと読んだか?
まあ、いいや。
そもそも、2002年のクリスタルと2005年のOpus ONE.共に、手に入らないことはないが、何本かまとめて買おうとすると、そう簡単には行かない。
そして、勿論イベントと謳っているだけあって、塾長が頭に描いている値段よりも、このセットの値段は丁度30%安いと思った。
電話で“是非、買いたい。”と予約をしたら、すんなり買えた。
一旦電話を切ってから、“もしかしたら、もっと買えるんじゃあないか?”と思って、直ぐに電話をして、“あと1セット買えますか?”と訊くと、“上司に聞いてみます。”と慎重である。
まあ、いいや。 2セット買えればいいんだ。
電話が掛かってきて、“はい、問題ありません。2セット確保致しました。
但し、催し会場に直接お越し頂く必要があります。“と言う。
ご存知の様に、塾長は買い物に出掛けるのが大嫌いである。
2セット分けて貰ったのは嬉しかったが、“ウチに送ればいいだろうに。 わざわざ出掛けなければならないのか!”とちょっとむっとした。
“はい、分かりました。 必ず行きますから、絶対に確保しておいて下さいね。
このセットは割安だから、5セット欲しいくらいなんですから。”と、おっちょこちょいの塾長がつい口を滑らしてしまった。
“えっ、5セットですか?”(いや、まだ買うとは言ってないよ。)
分かりました、上司に相談してみます。 明日までにはお返事致します。”
何だ、また上司か?
自分で決断出来ないのかよ。 ディーラーには向いていないな。
まあ、いいや。
この話を、ワイン好きの友人に話したら、“えーっ、いいなあ! もし5セット手に入ったら、少し分けて下さい。”と頼まれた。
“勿論、いいですよ。”
よしよし、これでOver expose.=(買い過ぎてしまう。)のリスクは減った。
で、ゴルフをする為に神戸に発ったのであるが、途中で電話が入った。
“5セット確保しました。
もし、ご入用でしたら、もっとご用意しますが。”
何だよ、15セットの限定ではないのか?
まあ、いいや。 買えるものなら沢山買いたい。
しかも、買いたい人は他にもいるんだ。
“分かりました、じゃあ15セット、全部買います。”と言ってしまった。
“えっ、全部ですか?”
咄嗟に、“いけね!”と思ったが、もうこうなったら仕方あるまい。
“はい、分けて頂けるのなら、全部頂きます。”と言ってしまった。
例の、“All mine !”と言うヤツである。
何を馬鹿なことをしたんだ?、と思うでしょ?
実は、これには布石があったのだ。
例の、“もし5セット手に入ったら、少し分けて下さい。”と言った友人も、“幾セットでも買いたい。”とふと漏らしていたのである。
それだけ、このセットはワイン好きにとっては“お買い得”なのである。
神戸から帰った翌日の土曜日に、“催し場”に“お買い得セット”を買いに行った。
“15セット、全部を分けて頂いて有難う御座いました。
全然、売れなかったんですか?”
“いえ、とんでもありません。
酒匂様と同じ様に、数セット欲しいとおっしゃるお客様がいらして、最初企画したよりも多くのセットを用意しました。
お蔭様で、完売致しました。”とご機嫌である。
話を短くすると、塾長は結局トータルで20セット買った。
Good for them !
Good for me ! (なんて英語は無いな。)
めでたし、めでたし!
で、写真であるが、1枚目が木箱入りのOpus One.
2枚目がかつて、ロシア皇帝が愛したと言う、ルイ・ロデレールのクリスタル・シャンパン。
3枚目は、Opus ONE.の上に、綺麗なセロファンに包まれたクリスタルを乗せたもの。
4枚目写真の左が、大変綺麗な(そして、美味しい)クリスタル。 その右は、ついでに買った、ルイ・ロデレールがカリフォルニアで作った、“Roederer Estate. Anderson Valley Brut.”というスパークリング・ワイン。
買出しに行った時に飲ませてくれたが、美味しかった。
値段は、クリスタル・シャンパンの十分の一!
普段飲みは、これで宜しい。
5枚目はクリスタル、6枚目は“Roederer Estate. Anderson Valley Brut.”のアップ写真。
ワインやシャンパンにご興味の無い方々には、つまらない話題だったかなあ?
相変わらず、ウチでは酒を飲む時間が無い塾長。
先週、スタジオアリス・女子オープンのプロ・アマ大会に招かれて、神戸まで出掛けて来た。
プロアマ大会では、今年初シードを取った新崎弥生プロとご一緒し、45組中20位の成績であった。
その翌日は、土曜日からの本戦に参加する人数を制限するための第一次予選を観戦したが、プロの世界は本当に大変だな、と痛感した。
女子プロのトーナメントは、大体三日間で勝負を行う。
試合に参加するためには幾つかの資格が必要で、それをシード権という。
先ずは、前年の賞金ランクが70位以内とか、永久シードを持っているとか(過去の優勝回数が多い。)、当年の前の試合に優勝したとか、或いは主催者枠といって、特別にその試合だけ出場させて貰う、などの要件を満たさなければならない。
今回、プロアマでご一緒した新崎プロは、初日(第一次予選日)は3オーバー、36位タイで予選を通過したが、2日目は5オーバーを叩いて8オーバーとなり、最終日の足切りである7オーバーに1打達せずに、二日目で予選落ちとなってしまった。
残念!
プロの世界は厳しいですよ!
本戦に残れず、予選で敗退すると“一銭も手に入らない。”
“アゴ・アシ”=(食費、宿泊費、旅費)、総て自分の持ち出しとなる。
塾長がファンである、山口裕子プロは4オーバー、24位タイで最終日に臨み、結局9オーバー、34位タイで試合を終えた。
ちなみに、彼女の賞金は438,000円。
横峯さくらちゃんが、プレーオフを制して、大逆転で優勝したが、彼女の優勝賞金は10,800,000円。
幾ら、実力の世界とはいえ、予選落ちは賞金がゼロ、34位は438,000円、そして優勝は10,800,000円。
ちなみに、今回の優勝スコアは4アンダーの212。
残念ながら予選落ちした新崎プロは8オーバーの225で13打差。
その13打差で、得た金額の差は10,800,000円。
厳しいですなあ。
ゴルフとFXは、ある意味似ている点があると思う。
ゴルフをご存じない方にちょっとご説明すると、普通のゴルフ場はパー72で設計されている。
これはハンディキャップがゼロ、つまりまあプロやプロと同じくらい上手なアマチュアが18ホールを72で回れば、パー=(英語で、Par.=同等、同水準)で回ったことになり、一つのホールで、パーより一つスコアがいいとバーディー、二ついいとイーグル、逆に一つ悪いとボギー、二つ悪いと、ダブル・ボギーという。
塾長も若い頃はハンディキャップが10まで上達したが、これはパー72+10=82で、大体スコアが82くらいで回れたことを意味する。
その後不精進を続け、筋肉トレーニングをするわけでもなし、せいぜいグラスを傾ける手の運動しかしてこなかったので、ずるずるハンディキャップは後退を続け、恐らく今はせいぜい18くらいであろうか?
と言う事は、72+18=90で、90で回れれば由としよう、という感じである。
だから、目標はボギー。
18ホール、総てボギーで回ると、ぴったり90となる。
ところが、世の中そう上手くはいかない。
ダフり、トップのミス・ショット、ミス・パットなどのミスを犯すのはいとも容易い。
そして、ダブル・ボギーや下手をすると、トリプル・ボギーを打ってしまう。
言い換えれば、悪い方のスコアに行ってしまうのは、極めて簡単である。
反対に、それを取り返すためのパーや、況やバーディーなんぞはもの凄く難しい。
無理をすればパーは何とか取れるが、その為にはダブル・ボギーを覚悟しなくてはならないことが多々ある。
例えば、池越えの400ヤードのパー4に来た。
ティーショットは、珍しくナイス・ショットで220ヤード飛んだ。
残りは180ヤード。
塾長はこの距離は5番・ウッドを使うが、これは結構得意なクラブである。
でも、ゴルフとは大変メンタルなゲーム。
前に池さえ無ければ平常心ですっと打てるが、まあ池があって御覧なさい、信じられないようなミス・ショットをしますから。(ゴルファーの読者の方、そうでしょ?)
だけど、パーを取るためには、どうしても2オンさせて、2パットで収めなくてはならない。
もしかして、5回に2回は上手く行くかも知れないが、まあ大体3回はショートして、前の池に入れてしまう。(池ポチャというやつ。)
池の手前からは第4打となり、4オン+2パット=6で、お約束のダブル・ボギー。
ちぇっ、刻めば良かった!(池超えを狙わずに、池の手前に120ヤードくらいのショットをして、そこから残り60ヤードをショート・アイアンで刻む。塾長の好きな攻め方。)
これだと、3オン+2パット=5で、これまた狙い通りのボギーで収まる。
さあ、皆さんならどうしますか?
一か八かの、2オン狙いで果敢に攻めて、パー(2パット)、或いはもしかしたらバーディー(1パット)を狙うか?
それとも、リスクを回避して3オン狙いで賢明に攻めて、ボギー(2パット)、或いはもしかしたらパー(1パット)を狙うか?
どちらでも宜しい。
ご自分の実力と胆力をよく考えてお決めになれば宜しい。
只一つ申し上げたいのは、ダブル・ボギーを打って、それをパーで取り返してボギー・ペースに戻すのは難しいですぞ!
失うのは易しいが、取り返すのは至難の業。
これ、FXと似ていませんか?
大相場を狙って、ちまちました損切りなんかしたくない。
あわよくば、一つの動きで2~3円も取ることが出来る。
ところが、下手をすると、あっと気が付いてみると5~6円もやられている。
そんなことはしたくない。
一つの動きで、60~80銭も取れれば御の字。
何時でも大負けをしないので、余裕を持って相場に臨める。
さあ、皆さんならどうしますか?
これも、ご自分の財力と胆力をよく考えてお決めになれば宜しい。
只一つ申し上げたいのは、相場が逆に動いてやられて、それを何とか取り返してプラスに戻すのは難しいですぞ!
失うのは易しいが、取り返すのは至難の業。
よく申し上げるように、我々はプロではない。
ましてや、プロだって試合に出て、その賞金だけで喰っていける人達はほんの一握り。
多くが、予選を通過することだって必死になってプレーしている。
FXにも一部にプロの様な人がいることは承知しているが、その人達の努力や(色々な意味での)犠牲は、並大抵のものではない筈である。
我々一般投資家は、損を恐れ、自分をよく弁え、無理をしないで自分の実力に沿った取引(ゴルフでいえば、ボギー・ベースでのプレー)に徹するもの、大事ではなかろうか?
杉花粉は終わったが、神戸でけやき花粉に襲われてひどい目に会った塾長。
p.s.
宮里 藍ちゃんは、最終日二つスコアを落として、1アンダー・6位タイで大会を終えた。
木曜日のプロアマ大会の時に茶店で話すチャンスがあったが、彼女はこの試合の為だけに、火曜日にアメリカから関西空港に着き、今日の月曜日にはもうアメリカに発って、USLPGAに参戦するという。
ご苦労様。
彼女の偉いのは、あの難しいコースでは“パーを拾う。”ことだけを心掛け、チャンスがあればバーディーを狙うが、決して無理をしないと公言し、その通りのプレーをしたことである。
ボギーを打っても腐らず、(最終日はバーディーは無かったが)バーディーを取っても大袈裟なガッツ・ポーズは見せず、淡々とプレーしている。
FXもこうやりたいですね。
負けても腐らずに、なるべく損失を小さくして次に備える。
買ってもはしゃがずに、冷静に相場を見て次に備える。
先日、外為さんに“為替談義”の録画に出掛けた時に、若い衆から声を掛けられた。
“酒匂さん、FXのゲームをやってみませんか?
それとそのゲームの機械を使って、バーチャルFXも出来るんですよ!”
“ゲーム? 俺、あんまりゲームって好きじゃあないし、得意じゃあないんだよな。
バーチャルFX? 俺に言わせれば、あれは実際のFXをやるに当っての稽古をする道具であるべきで、
自分では既に、一応FXをやるのに必要な知識は持っている積りなんだけどな。”
“今、キャンペーンをやっているんです。
使ってみて、ご感想を聞かせて下さい。”
http://www.gaitame.com/kabutorefx/campaign_g.html
お易い御用だ。
で、ニンテンドー DS なるゲームのキカイを借りてきて始めてみたが、ふーん。
これが、人気のDSか?
ゲーム好きの人が夢中になる筈だ。
“マージャンのソフトもあるんですよ!”と若い衆がつい口を滑らしてしまって、
“俺、一応FXは分かっている積りだから、マージャンのソフトも付けて貸してくれよ。”と言ったら、
即座に断られた。 塾長のことをよく知っている。(FXゲームそっちのけで、マージャンに現を抜かすのを知っている。)
で、始めてみたが、面白いけれど、塾長のような年寄りには、慣れるまで、少々時間がいる。
さて、この“カブトレFX”なるゲームであるが、2種類有る。
一つは、”ボードゲーム“と言って、まあこれは今までのニンテンドーDSのゲームとそう変らない。
架空のレートを使ってFXを実際に取引して、上げた利益を使って会社を購入してその時価総額の合計を競う。
FXはあくまでも、買収資金を増やす道具でしかない。
これは、FXの練習用というよりは、ゲームの好きな人向けだろうか?
もう一つは、名称もそのものずばりの、“バーチャルFX”。
何と、 ニンテンドーDSを使って、あのバーチャルFXの取引が出来るのである。
パソコンを使わずに、バーチャルFXを楽しめる訳である。
例えば、自宅、自分の会社、或いは無線LANを飛ばしている飲食店
(例えば、マクドナルド、ドトール、ルノアール、モスバーガー、タリーズコーヒーなど?)、
山手線内のJRの駅、東京メトロ・都営地下鉄、羽田空港、 etc.。で遊べる。
バーチャルFXが好きな方にとっては、まあ便利であろう事は間違い無かろう。
こちらにも二種類のモードがあり、一つは皆さんよくご存知の、外為さんのサイトを使って、
フェアレディーZ獲得を競う、本物のバーチャルFXと全く同じである。
こちらは、外為さんにバーチャルFXに参加するための登録をしなくてはならないが、
成績優秀でトップに輝けば、ニッサン・フェアレディーZが貰える。
まあ、普段よくバーチャルFXを楽しんでいる人が、
ニンテンドーDSを使っても取引出来ますよ、と心得れば宜しい。
そしてもう一つは、バーチャルFX DSモードと言って、
上のバーチャルFXと全く同じやり方でゲームをするが、
コンテストやランキングはDS専用のものとなるらしい。
ちゃんと、賞品も出ますぞ!
http://www.konami.jp/kabutore-fx/prize/index.html
まあ、一言で言えば、寸暇を惜しんで何処に居てもバーチャルFXに参加して車が欲しい人は、
バーチャルFXモードに、もう少し気軽に、でもちゃんとした本物モードでやりたい人は、
バーチャルFX DSモードでおやりなったら如何かな?
普段忙しくて、満足にブログの返事も出来ない塾長にはちょいと大変であるが、
先ほども言ったように、新幹線とか飛行機の中で、頭の体操をするにはもってこいであろうか?
今週水曜日から、二泊三日で神戸に出掛けるので、新幹線の中でも楽しんでみようか?
さあて、ドル・円が100円を超えた。
“近くて遠い1ドル=100円!”と言ってきたが、超えてみればどうってことはない。
これは、ドル高と言うよりは、円安。
しかも、大幅な円安。
つい1週間前にセミナーを行ったが、その時の相場と比べると、様変わり!
円は対ドルでは2円50銭だけ(?)円安になったが、対ユーロで6円、対ポンドで10円、対豪ドルで5円、対NZドルで4円も円安となった。
円の弱さが際立っているが、まあ仕方あるまい。
短観発表以降のセンチメントは依然として日本、言い換えれば円に対して非常にネガティブである。
塾長に言わせれば、“そんなに他の通貨が魅力的なのか?”と思うが、相場は相場。
円高に行くだろうと思って、円をロングにして円安になったら、一旦切るべきであろう。
円安に行くだろうと思って、円をショートにして円高になったら、一旦切るべきであろう。
ドル・円に関しては、100円という大きなラウンド・ナンバーが、“ルビコン川”=(ルビコン川を渡るとは、以後の運命を決め、後戻りのできないような重大な決断と行動をすることの例えとして使われる。)とは思わない。
そもそも、金利差の殆ど無いドル・円を買い上げる力が大きいとは思わないし、社内の仕切りレートを97円近辺に設定している輸出業者からの実需のドル売りも、恒常的に出て来よう。
何時も言うように、“第一番の円の書い手”になる必要は無いが、この“円安祭り”のほとぼりが冷めて再び円高に転じるようであれば、“満を持して”円買いに再出動する積りである。
それが、102.20か、或いは99.80か?
塾長は、“相場だけには”忍耐強いので、実はどちらでもいいのである。
まだ花粉症で、鼻をグズグズ言わせている塾長。(何時まで続くのであろうか?)