FXブログ 月曜コラム「週刊 独り言」

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広島紀行。

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(写真をクリックすると、全体が見られます。)

日々のブログでもご案内したが、昨日の日曜日に広島で開催された、外為さん主催のセミナーに参加した。
塾長は第三部の、“FXを始めよう。”という、どちらかというと初心者の方々向けのセミナーを担当した積りであったが、参加者の約2/3の方々が既にFXを始めていらっしゃるという。
ふーむ、これは手強いぞ。
何時もの様に抽選で、200名の方々をご招待したらしいが、何と会場は溢れかえらんばかりの人達で一杯!
205名の参加者があったそうな。
会場の一番後ろに幾つかの席を置いて何とか凌いだが、本当に満杯であった。
広島の皆さんのFXに対するご関心に、感心した。(ダ洒落ではありません。)

さて、今回の広島行きのもう一つの楽しみは、大好きなお好み焼きを食べることであった。
ブログでこのことを言ったら、読者の方からある有名なお好み焼きをご紹介頂き、セミナーが終わった後に、外為さんの若い衆二人を連れてタクシーに乗って出掛けたら、店の前に約20人近くも列をなして待っている。
“ひゃあ、運転手さん、こりゃあ凄いね。どれくらい待つと思います?”と聞いたら、“いやあ、1時間は掛かるかも知れんね。”と言う。
飛行機に間に合わない。
そのことを言うと、運転手さんがしらっと言いのけた。
“ほんまのことを言うと、ワシラはここには来んのですよ。いーっつも混んどるし、ワシラは”みっちゃん“に行くんよ。”と言う。
“では、そこに連れて行って下さいな。”
“ええですよ。”
で、“みっちゃん”に行った。
品のいいおばあちゃんが、“何にしますかのう?”と聞く。
“何がお奨めですか?”
“まあ、人それぞれじゃけん、よー分かりませんが、ウチは何でも美味しいと思いますがのう。”
ひゃあ、バリバリの広島弁だ!
嬉しくなってしまう。
後は、マヨネーズを掛ける話になり、塾長が“昔はマヨネーズなんて掛けなかったですよね。”と言うと、“邪道じゃあ思うんですが、お客さんがくれー言われたら、出さなきゃあいけませんしのー。”
塾長は嬉々として広島弁に聞き入った。
周りを見回すと、芸能人の色紙が一杯貼ってある。

2枚目の写真の左下の赤い写真付きは氷川きよしの色紙だ。
3枚目はお好み焼きを蒸しているところ。タクシーの運転手さんに言わせると、“蒸すのがホンモノなんよ。あんまり、ぎゅーぎゅー押しちゃあいけんからね。”
4枚目はねぎ焼きと言って、ねぎを卵と一緒に焼いたもの。ビールに合う。
次はねぎ焼きを半分に切ったもの
普通、広島のお好み焼きは“おたふくソース”を使うが、ここは“カープお好みソース”。
巨人ファンはどうするんだろうか?
最後の写真が、じゃじゃーん、“みっちゃん”のお好み焼き。
塾長は小食なので、一番小さくてプレーンな、“卵入りお好み焼き”。 620円なり。
一番豪華な、いか、海老、肉ダブル、おソバでダブル、お餅付きで1,240円。
これは、相当なボリュームがあるだろう。

3人で、お好み焼き3つ、生ビール3杯、加茂鶴の180ml.の吟醸酒2本を頂いて、全部で0.4ワイン。(1ワイン=15,000円。)
物凄く、Reasonable.だと思う。

さて、“おばさん、僕も有名人なんですよ。色紙にサインをしましょうか?”と冗談を言ったら、“是非、そうして下さい。”と言う。
中々、ユーモアのセンスもあるではないか?

大変、楽しい広島紀行であった。
東京から離れるのも、これまた楽しい。

今日早速外為さんに、“もっと地方でのセミナーを開催して、呼んで下さいな。”と頼んでおいた。

      久し振りに生まれ故郷に帰って、ご機嫌な塾長。

2008年9月29日(月)12:50 個別ページ コメント(3)

スワップ・ポイント。

先週、スワップ・ポイントの大きな変動に皆さん、お気付きになったと思う。
スワップ・ポイントとは、二つの通貨の金利差を1日当たり幾らになるかを換算したもので、普段は余り大きく変動するものではない。
外貨預金とFX(外為保証金取引)との大きな違いの一つは、外貨預金は期間が決まっていて満期に利息を受け取るものであり、中途解約をすると結構大きな違約金を取られるのに対して、FXは日々、1日分の利息を受け取ることが出来る。(円を売って、外貨を買った場合。)
所謂、満期の概念は無い。
FXの場合は、円安になって、“そろそろ利喰ってもいいな。”と思った時は、直ぐに解約して元本のCapital Gain.と金利差を頂けるし、円高になって損切りをしようと思ったら、すぱっと解約出来る。

そのスワップ・ポイントが先週大きく動いたのには、理由が二つあると思われる。
ちなみに、金融市場が落ち着いている場合は政策金利(一番期間の短い短期金利)の差に限りなく近付く筈で、理論上は下のようになろう。
(スポット・レートは先週金曜日のニューヨーク・クロージング。1万通貨当たり。)
   政策金利 スポット スワップ・ポイント        
日本  0.5%
米国  2.0%      107.35      44      
英国  5.0%      196.80     243
欧州 4.25%      155.50     181
豪州  7.0%       89.70     160
NZ   7.5%       74.00     142

ドル・円の場合の計算式は、107.35×(2-0.5)%÷365×10,000=44.となる。

これが先週、ドル・円(日本と米国)が、180に広がり、ポンド・円が25に縮まり、ユーロ・円が10に縮まり、豪ドルが65に縮まり、ニュージーランドドル・円が100まで縮まった。
スワップ・ポイントが広がった理由は金利差が広がり、縮まったのは金利差が縮小したからである。
基本的にはメカニズムは一緒なので、事の元凶である米国と日本の場合(ドル・円)の例で説明しよう。
1) リーマン、メリル、そしてAIGショックで短期金融市場が大混乱し、Day to day.(一日)のドル金利が10%まで上昇した局面があった。
 実は円金利も同時に高騰し、3.8%くらいまで上昇した局面があった。
 スワップ・ポイントの計算は簡単である。
 107.35×(10-3.8)%÷365×10,000=182.となる。
中央銀行の果敢な資金注入報道で、今日は80まで大幅に縮まったが、それでも理論値の44からは大きく乖離している。
これを逆算すると、106.50×(ドル金利-0.5)%÷365×10,000=80.となり、ドル金利を3.2%のベースとして計算していることになる。
これをよく考えると、あれだけのドルのFunding.=(調達)対策で中央銀行が結託しても、約1%のプレミアム(調達するために払わなければならない余計な金利)を払わないと、まだ資金が取れない銀行が多いということになる。

2) 実は、スワップ・ポイントが広がったもう一つの理由がある。
 ドルを調達するために、銀行がFXの先物インターバンク市場で、1~3ヶ月のスワップで、ドルの直物買い&先物売りを巨額に行った。
 金利差のArbitrage.=(裁定取引)など全く無視をして、闇雲にドルの“買って売り。”を行った。
 一時、1ヶ月のスワップが17ポイント(107.35×2%÷12ヶ月)の理論値にも拘らず、70ポイント以上にも広がった。
 ドルの調達が出来ない銀行にとっては“Rate Risk.”=(相場のリスク)ではなく、“Liquidity Risk.”=(ドルが手に入らないリスク。)なのだから、背に腹は変えられない。

さて、先々週は政府系住宅公社のファニーメイとフレディーマックの経営破たん懸念、そしてその救済策。
先週はリーマン・ブラザーズの破綻、メリル・リンチのBank of America.による買収劇、そしてAIG騒動と一連の救済策の発表で、市場は荒れに荒れたが、これで事が収まるとは到底思えない。

Who is next, and what comes next?=(次は誰で、それに対してどういう措置が行われるのか?)

日々のブログでも再三申し上げているが、今は大きくリスクを取る局面ではない。
何時、この混乱が落ち着くのかは全く分からないし、“何もしないと、利益チャンスが無い。”と嘆く方も多かろうが、“何もしないでいると、少なくともCapital Loss.=(元本の毀損)のリスクも無い。”ことを分かって頂きたい。

  昨日、並み居る強豪を打ち負かしてゴルフ・コンペで優勝してご機嫌の塾長。
 

2008年9月22日(月)13:44 個別ページ コメント(7)

Virtual FX.

CIMG1512.JPG先日、何気なくVirtual FX.のページを見ていて、たまげた!
http://www.virtualfx.jp/
優勝者に、ニッサン・フェアレディー・Zをくれるんですって。
昔、“ナンカを飲んで、ハワイに行こう。”と言うコマーシャルがあったが、今は、“バーチャル・FXをやって、スポーツカーをゲットしよう!”か?
それにしても豪勢なものですなあ。
負け惜しみではないが、塾長は要らない。 だって、ニッサン・フェアレディー・Zは持っているもん。
しかも、限定車の380RSを。
負け惜しみではないと言った訳は、自らが参加しても勝てるわけが無いと思っているからである。
先週から始まった、新しいコンテストの現在の1位の方は31,800,000円くらいのプラスだそうな。
凄いですねえ。
先週は、週初から結構大きく相場が動いたので、うまく流れに乗って大きな利益を上げられたのであろうが、尊敬する。
ただ、このコンテストの上位にいらっしゃる方々や、外為さんには申し訳ないが、こういった豪勢な賞品を提供してバーチャルとはいえ、FXでの得点を競うのには反対である。
勿論、賞品は魅力的で素晴らしい企画だとは思うが、常日頃塾長が言っていることを実践したのでは、絶対に賞品を貰える様なランクには入れない。
塾長が常日頃、口を酸っぱくして言い続けているのは、
-損切りを徹底しなさい。
-のべつ幕なしに取り引きをするな。
-普段はレバレッジを小さくして、Volatility.に負けるようなポジションは作るな。
-Capital.=(元本)を大きく増やそうとしないで、率で利益を上げるようにしなさい。年率に直して、10~12%の利益が出たら嬉しくありませんか?
 500万円の元本を3千万円に増やそうなんて考えてはいけません。

で、これではバーチャルFXでは勝てない。
上位入賞者の方々の手の内は知る由も無いが、恐らく塾長の言っていることの反対をおやりになっている筈である。
-どうせ、バーチャルだ! 損切りなんかするか。
-大きく動く通貨をターゲットにして、目一杯振り回す。
-最大のレバレッジを使って、大ロングから大ショートに、そして今度は大ショートから大ロングにスィングさせる。
 -なにせ元本が増えなくては、コンテストに勝てない。コンテスト終了まで、あと83日もあるぜ。油断は禁物。2億円くらいまで増やしてやるぜ!
  
コンテストはコンテスト。 ゲームはゲーム。
何故、豪華な賞品をゲットしようとして無茶苦茶な取り引きをすることに反対かと言うと、多くの投資家の方々には、このバーチャルFXで、ホンチャンと同じようなテクニックを磨いて、そして実際のFX取り引きに参加して欲しいからである。

バーチャルFXでも好成績で、また実際にホンチャンのFX取り引きでも大きな利益を上げていらっしゃる方はいようが、普通の人には大変難しいのではないかと思う。

何れにせよ、先程も言ったが上位入賞者は凄いなと思う。

約3ヵ月後に優勝して、ニッサン・フェアレディー・Zを手に入れた方、塾長と一緒にツーリングでもしますか?

  3連休の土日に珍しく家でいい子をしていた塾長。
 

2008年9月14日(日)16:43 個別ページ コメント(4)

ストップ・ロス。

約2週間前に、ブログの読者から以下のご質問を受けたので、お答え出来るようにトライしてみたい。
面白い例があるので、ユーロ・円相場を使って話を進めてみよう。

* よく、「~証券がとか、~銀行が、○○○円のストップをつけにいった」とありますが、ストップをつけてどうするのでしょうか? ガッと下がった時に反対売買を仕掛けるためでしょうか?*

-先ず、キャッシュ(皆さんがおやりになっている通常のFX取引)の場合。
レンジ取引が続いていて、チャート上のサポート・レベル(指示レベル)とか、大台(例えば165円、160円など。)を切るのはそう簡単ではないと思っている。
では、どうするか?
ここでも何回か勉強したが、レンジ取引の場合は“Buy on dips, and sell on rallies.”=(下がったら買って、上がったら売る。)ことを心掛ける。
暫くは165~170円のレンジ取引だと思ったら、中途半端なレベルでは手を出さなくても宜しい。
165.20~40で買いを入れ、169.60~80で売りのオーダーを入れればいいのだ。
但し、このレンジは何れ必ず破れる。
これもここで勉強したが、一旦レンジを突き破ったら、今度は“Sell on dips, and buy on rallies.”=(下がったら売って、上がったら買う。)をやらなくてはいけない。
それが最初のストップとなる。
レンジの下サイドに限りなく近いと信じて165.20~40で買い、意に反して相場が下がれば、165.00でストップを入れる人もいようし、塾長なら164.80でストップを入れる。
で、それを心得ているちゃっかり者のプレーヤー(銀行でも、証券でもヘッジ・ファンドでも、誰でもいい。)は、166.50~166.00で仕込んだ自分のショートを利喰うために、ストップを焙り出す。一部でも165.00がGiven.=(売られる。)されたらストップの執行が成されるから、インターバンクで165.00で小額の売りが出ただけで、大量のストップ売りが出て、ちゃっかり自分のショート・ポジションを利喰うことが出来る。
Thank you very much.
先週の怒涛の円高は、このストップの嫌々の“Sell on dips.”が大量に出たからだと思われる。
確かに、東京金先の通貨の買い持ちの建て玉が大きく減少している。
こういった場合、ちゃっかり者の連中は反対売買を仕掛けるどころか、一旦利喰った後、再び売り浴びせてくることがしょっちゅう。
166.50で作ったショートのポジションを一旦164.80~165.00で利喰い、下げ相場に乗じて164.40で再びショート・ポジションを構築し、それを今度は159.80~160.00で買おうとする。
彼らが売っては買い、再び売っては買いを行うので、下げトレンドが増幅される。
悔しいけれど、これもDealing.のテクニックの一つで、“Stop Loss Hunting.”=(ストップ狩り。)と言う。
-次にオプションの場合。
よく、“オプションの防戦買いとか、防戦売りが出た。”ということを耳にするが、これはノックイン・オプション=(為替レートが、ある一定の期間内に、事前に決められた水準に達すると、オプションを行使する権利が得られるオプションのこと。)の売り手は、その権利を発生させないように、手前で(例えば165.20~40)防戦のキャッシュの買いを入れるだろうし、逆にオプションの買い手は権利を得る為に、無理矢理キャッシュで売ってくる。
これもオプションのストップと言える。
ノックアウト・オプション=(為替レートやが、ある一定の期間内に、事前に決められた水準に達すると、オプションを行使する権利が消滅してしまうオプションのこと。)も基本的には同じである。
権利を得たい者、それを阻止したい者との攻防で、無理矢理ストップを狙ってくる取引で、それらによって我々の地道で(?)、全うなFX取引を掻き乱されたのでは、これは適わない。
しかも、防戦買いをして敗れた場合は、無理をして買った(165.20~40)分の投げも含まれるから、下げが加速する訳である。

さて、冒頭で“面白い例がある。”と言ったが、話はこうである。
塾長の友人の一人に、バリバリの現役為替ディーラーがいる。(I君としよう。)
ディーラーといっても、ある外資系銀行の為替責任者なので、“売ったり、買ったり。”はしないで、所謂ポジション・テーキングをしている。
銀行でしこたま利益を上げながら、この御仁、自分でもFX取引を行っている。
銀行によっては、ディーラーの個人的な為替取引を制限しているが、彼の銀行は問題無いようである。
さて、話はこうである。
ご本人もこのブログの愛読者なので、これを読んで後で彼に怒られるかも知れないが、事実は事実である。
ご存知のように、ユーロ・円は170円が中々上切れずに、結局7月23日に169.95の史上最高値を付けた後に急落した。
高値である169.95はBid rate.=(市場の買いレート)で、2ウェイ・プライスだと、169.95-170.00である。
実際は、インターバンク市場では169.97まで取引されたらしい。
さて、この友人であるが、何を血迷ったか、ユーロ・円のショートを持っていて170.00でストップを入れていた。
何を血迷ったか、とは失礼であるが、塾長なら170.20で出す。
で、彼のストップの170.00の買いが執行され、ポジションがSquare.となった。
彼は、このストップの執行に対して、怒ったと言うか、理解出来なかったらしい。
I君=“何で、169.95-170.00が2ウェイ・プライスの高値で、俺のストップが執行されるんだよ!”
塾長=“だって、169.95-170.00と言う事は、Offer=(売値)は170.00だろ。170.00のストップを執行するためには、それを買わなきゃいけないじゃないの。それを逃せば、例えば169.97-170.02になれば、170.00でDone.出来ないだろ。”
I君=“だけど、我々の世界では、ストップの執行は、Taken next.と言って、170.00 でTaken.=(買われる。)された次のレートで執行するのが礼儀だろ!例えば170.02でも170.03でもいいんだよ!”
とカリカリしている。
塾長=“Too bad. アンタは、その我々の世界でFXをやってるんじゃあないんだよ。プロの世界じゃあないんだよ。彼らは彼らのルールでやってんだよ。
そもそも指標の発表前に、スプレッドが変わらないとか、何秒かレートが変わらないなんて、プロの世界じゃあ無いだろ?”

で、ようやく納得した。

勿論I君、その後169.60くらいで再びユーロ・ショートを作り直したことは言うまでもない。

先週の金曜日は、朝起きて突然の円高にぶったまげ、今朝は逆に突然の円安にぶったまげた。
GSE(二つの政府系住宅公社)救済のニュースが週末に流れて、多少はドルが買い戻されるかなと思ったが、クロスでこんなに円安になるとは思わなかった。

難しい相場が続くが、Volatility.=(市場の変動)に負けるようなポジションを持ってはいけない。
下手をすると、円のショートでもやられ、円のロングでもやられる危険性がある。

   このVolatile.な動き(大きな変動)を、割合達観して見ている塾長。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          

2008年9月 8日(月)13:03 個別ページ コメント(4)

"ドル防衛・秘密合意?"

先週木曜日の日経新聞の朝刊の一面に、デカデカと“ドル防衛 秘密合意”の文字が躍った。
記事の内容は、
“3月の金融危機の時に米国、欧州、日本の通貨当局がドル買い介入を柱とするドル防衛策で秘密合意し、ドル暴落で世界経済に大きな混乱が広がるのを回避しようとした。
同時に為替市場の安定に向けた緊急共同声明も検討された。”というものであった。

成る程。
確かにあの時、バーナンキFRB議長が介入を示唆し、ポールソン財務長官が介入の正当性を説き、ブッシュ大統領が強いドルを望むと、中央銀行・行政・政府の三者揃い踏みでドルの擁護に乗り出したので、“こりゃあ、アメリカも相当な覚悟だな?”と思ったが、ドル防衛の秘密合意があったのか?

ドル・ベアの塾長は、これら揃い踏み発言に極めて冷静に反応した。
-バーナンキ発言。
 FRBは財務省の指示に従って介入の執行を行うだけで、“介入する、しない。”は、FRBの管轄外。これは、我が国の財務省と日銀の関係と同じである。
-ポールソン発言。
 あんた、何を言ってんだよ!
 我が国には昨年来、“円売りの実弾介入はおろか、口先での介入もまかりならん。そもそも、相場は市場が決めるもの。”と素っ気無く言い放ち、貿易赤字の最大相手国である中国に対して、執拗に人民元の切り上げ=ドルの切り下げを求めて来ながら、自らの問題であるサブ・プライム・ローン問題でドルが売られ、そしてインフレ懸念が台頭してくると、“これ以上ドルが下がったら困る。”だと? 余りにも身勝手過ぎないか?
-ブッシュ大統領。
 レーム・ダックのブッシュ大統領にとって、ドルの相場なんて、全く興味の無いこと。双子の赤字をFinance.=(資金調達して赤字を埋める。)する為には、“強いドルはアメリカの国益に叶う。”と未来永劫言い続ける必要があるのである。

市場は、ドル防衛の秘密意合意があったかどうかは知らなかった筈であるが、少なくともドル買いで反応した。
そして、ドルは3月のレベルから相当値を戻した。

そもそも、何故今頃日経新聞にこの秘密合意のニュースがリークされたかは知らないが、市場の反応は極めて落ち着いている。
ドル・円相場もどちらかと言うと、ドル安・円高気味で推移している。

実は、このニュースによると、
“介入を決断するにあたって特定の防衛ラインは設定せず、投売りが膨らんでドル暴落の恐れが強いと判断すれば機動的にドルを買い支える案を軸に検討した。”とある。
言い換えれば、ユーロ・ドルの1.60とか、ドル・円の95円を意識したものではなく、“あのまま、あのピッチでドルが急落したら協調介入も辞さない。”という程度のものであったと思う。
実は塾長があるソースから聞いた話は、“ドルがあと10%も急落したら、介入が出るかも知れないよ。”というものであった。

具体的には、ユーロ・ドルが1.60×110%=1.76で、ドル・円が96×90%=86.40で、このバリバリのドル・ベアの塾長だって、“そりゃあ、85円に近付けば介入が出るかも知れないな。”と思った。

先程も言ったが、この報道の後の市場の冷静な反応が総てを語っているのではなかろうか?

-再び、ドルが急落すようなことがあれば、日米欧が協調介入する可能性が大である。
-但し、特定の防衛ラインは存在せず、ユーロ・ドルが1.70、そしてドル・円が90円を切るようなドル安にならない限り、協調介入の可能性は低い。
-協調介入に関して、日・欧主導で米国を説得して合意に至った、という観測があるが事実は違うであろう。
泣きを入れてきた米国に対して、日欧は“ちょっと、身勝手なんじゃあないの?”と多少の不快感は示したと思う。

結果として、ドルは事無きを得た。
Good for US Dollar !
でも、このままでは終わりませんぞ!

日々のブログでも何回か指摘したが、ドルの回復により、当然その他通貨が下落した。
そのとばっちりを受けたのが、円・クロスである。
特に、7月のニュージーランド中央銀行の利下げに端を発した円高はきつい。

一番身近なドル・円相場が殆ど動かないと言うか、むしろ円安気味に推移していたので、クロス・ベースでの円高が余りピント来なかった。
あっと気が付くと、ここ一月の間に殆どの主要通貨に対して5~6%以上も円高になり、対豪ドルでは10%に近いではないか!

日銀のレビューによると、昨年に比べて多少は減っているとはいうものの、外為保証金取引の平均レバレッジは、5.7倍だそうである。
http://www.boj.or.jp/type/ronbun/rev/rev08j07.htm
(これは、大変興味のあるレビューである。是非、皆さんもご一読されることをお薦めする。)

恐らく、スワップ・ポイント狙いの高金利通貨のロング=(円のショート)のレバレッジ率は、この平均5.7倍よりも高い筈である。

まあ8倍として、Kiwiが5%円高になったということは、乱暴な計算で5%×8倍=40%。
豪ドルが10%円高になったということは、10%×8倍=80%。

そんなにレバレッジを掛けていない?

それは、結構。 

ここでも何回も言ったが、スワップ・ポイント狙いの円ショート・ポジションに大きなレバレッジを掛けてはいけない。
通貨の短期的なVolatility.=(変動)に負けることがある。

ここぞ、という時に、ド・ドーンと掛けるのが正解だと思う。

さて、これからクロス・ベースでの円高は続くのか?
その場合、ドル・円相場はどうなるのか?

パズルは益々複雑・難解になるばかりである。

  

大好きな夏も終わり、ちょいと寂しい感じの塾長。

2008年9月 1日(月)12:45 個別ページ コメント(3)

夏の終わり。


北京オリンピックが終わった。
そして、いよいよ8月も今週一杯。
“暑い、暑い!”と汗を拭きながら、“この暑さ、ナントカしてよ!”と言っていた夏も終わった。
勝手なもので、冬、寒い時は“夏がいいな。”と思い、夏、暑い時は“冬がいいな。”と思う。
8月生まれの塾長は、やはり夏がいいな。

オリンピックの生中継は殆ど見なかったが、アメリカを破り初優勝を飾ったソフト・ボールの決勝戦と、その前夜に行われた3位決定戦の対オーストラリア戦は、両方とも生中継で観戦した。
両方とも大変いい試合で、どちらが勝っても全く不思議でない、白熱戦であった。

対アメリカの決勝戦。
日本チームは最初、大苦戦をした。
2回終了まで、6人で5三振を喫し、“これは、負けるな。”と直感した。
兎に角、相手ピッチャーのボールの速度が速く、日本人バッターのバットにかすりもしない。
身長差も半端ではなく、大袈裟に言うと“大人と子供”が試合をしている観があった。
“あーあ。こりゃあ駄目だな。”と諦めかけていたら、次の3回表に突然その“小さな選手”の一人が、2塁打を打った。
そして、バントで送った後にヒットが出て、これが先制点となった。
その後はさらに幾つかの三振を取られたが、日本チームは攻守共に頑張って、結局3対1でアメリカを下し、“打倒アメリカ”の悲願を成就した。
パチ、パチ、パチ!
天晴れであった!

彼女たちの奮戦振りを見て痛感したのは、“絶対に諦めるな!”ということである。
アメリカの投手のストレートと、下に落ちるボールは球速が速くて、手が出ないようであったが、上に来るボールはガクンと球速が落ちたらしい。
日本チームは、それを狙い打ちしたのである。
野球のことはよく知らないが、投手は球種を変えて攻めるらしく、逆にバッターは、“ストレート、下、下と来たから、次は上に来るな。”と読んで、ボールが上に来るのを狙いすましていたらしい。
凄いなあ、と思う。

ソフト・ボールと為替取引を比べることに余り意味は無かろうが、やはり勝負事には似た点があると思った。

ソフト・ボール。
*最初の2イニングスは6打数5三振で、結果は惨めであったが、その間相手投手の癖、次にどんなボールが来るのかを研究していたのであろう。

為替取引。
* 為替相場は、上がるか、下るかのどちらか。
自分で考えて、ポジションを持っても、その方向に行くかどうかは分からない。
相場が逆に行ってしまえば、早く損切って、次に備えればいいのではないか?
どうして自分の考えたのとは逆の方向に行ったかを研究すればいいのである。

ソフト・ボール。
* 決勝戦までに、日本チームは1次リーグ、そして準決勝でアメリカ・チームに連敗しており、普通のトーナメント形式では、既にグランドを去っていた筈である。
細かいルールは知らないが、オーストラリア・チームを破って決勝戦に進出し、結果として対アメリカ戦では、2連敗の後、たった1勝して金メダルを勝ち取った。

為替取引
* 負けてもいいから、損失を最小限に留めていれば、必ず再びチャンスが訪れる。
レバレッジを大きくして、一回の取引で退場を喰らうと、もうそれでお終い。
捲土重来を期するためにも、
-一回の取引の損失を小さく留め。
-何故、前回やられたかを研究し。
-ここぞ、という時に全力で反撃する。

ソフト・ボール
* オリンピックで優勝し、しかも宿敵アメリカを下して、日本ソフト・ボール・チームは当面の最大の目標を果たした。
  次のロンドン・オリンピックにはソフト・ボールは五輪種目に入らないということで、大きな目標の一つを失った選手には気の毒だが、それは仕方ない。
  でも、他にも色々試合はあるであろうし、選手は切磋琢磨してドンドン強くなって欲しい。

為替取引
* ソフト・ボールと違って、“優勝”などという誉あるReward.=(ご褒美)は無いが、ドンドン上達して、強くなって欲しい。=(コンスタントに利益を上げられるようになって欲しい。)
利益を上げることが、自分に対しての何よりのReward.である。

オリンピックが終わり、
-成績が期待外れに終わって、自分自身が忸怩たる感を持っている。(周りは、どう言って慰めてやっていいのか分からない。)
-大会前は殆ど注目されなかった選手が大活躍して、メダルを獲得した。(例外無く、皆いい顔をしていた。)
と、悲喜こもごもであろうが、オリンピック代表は間違いなく、代表選考の段階で“日本一”だった。
実力を出し切った人、思うように出し切れなかった人と様々であろうが、頑張った人には最大限の賛辞を送り、そうでなかった人は、そっとしておいてあげて欲しいな、と思う。

選手の皆さん、ご苦労様でした。
早く帰って来て、美味しい日本食でも食べて下さい。

     週末北海道に行って、英気を養ってきた塾長。

2008年8月25日(月)13:04 個別ページ コメント(6)

長生きはするもんだ!


今週のテーマは、久し振りに塾長の趣味の一つであるゴルフについて。

昨日、塾長の古い友人(ブログにちょくちょく投稿してくれる御仁。昔は、ゴルフのハンディキャップがシングルであった。彼をCさんにしとこう。)、彼の友人(元高校野球の甲子園代表とかで、兎に角ドライバーが飛ぶ。当たると300ヤードくらい飛んでいるのではなかろうか?只、ゴルフは距離ではないのです。彼はSさんにしとこう。)、そしてこれまたよくブログに投稿をしてくれる御仁(こちらはDさんにしとこう。)との三人で、鬼の“Brick & Wood Club.”に鬼退治(只のゴルフ・ゲーム)に出掛けた。
前日土曜日の猛暑(気温が33度を超えていたんですって?)が嘘の様な涼しい日(気温23度くらい)で、8月の真夏日にしては“絶好のゴルフ日和”となった。

いやあ、このお三方に色々珍しいものを見せて貰った。
長生きはするものだ。
先ず、Cさん。
出だしの10番のパー5のロング・ホール(インから回ったので、10番ホールが最初のホール。)、ドライバーで250ヤードくらい飛ばし、第二打もまあまあで、第三打の残り80ヤードくらいをウェッジで打とうとしていた。
ドスッ! あれ? ボールが全然動かない。 手前を大ダフリ(Duff.=手前の地面を叩くこと。)して、正確には空振りではないが、我々残りの3人で“空振り、空振り。”の大合唱。
“何だ、今まではDさんのあだ名が空振り王子だったけど、今日から空振り王子はアンタだ! ブログに書いてやるぜ!”と言ったら、“それだけは止めて!”と泣きを入れる。
“大丈夫だよ、誰もアンタのことは知らないよ。”
結局、第四打で左グリーン脇のバンカーの上に寄せた。
左前足上がりの難しいライから、再びウェッジで打ったら、何と今度は二度打ち。
二度打ちとは、ボールが上がっていく段階でクラブが先に出てしまい、結果としてボールを2回叩いてしまうこと。ワン・ペナルティー(一打罰)が科せられる。
結局Cさん、6オンをして3パットの9! 
実は、塾長はドラーバーを左にチーピン(極端な左への引っ掛け)して第一打はOBであったのだが、ナイス・リカバリーをして、5オン、1パットのボギー。
元甲子園球児のSさんも、280ヤードのドライバーの豪打も空しく、トリプル・ボギーの8。
言ったでしょ、ゴルフは距離ではないって!
1スキン、頂き!(塾長、Cさん、Sさんの3人で、スキンズ・マッチをやることにした。スキンズ・マッチとは、各ホールでのベスト・スコアを出した者が、そのホールの勝者となり、決着が付かないと次のホールに持ち越すゲーム。)
その後、この元甲子園球児君、11番は10、12番は11と大叩きした後、急に5連続スキンを取って、調子が出てきた。

さて、皆さんもご存知の“元空振り王子さん”ことDさん、あだ名を返上したかに思われたが、やっちゃいました。
アウトの6番、これまた豪打で260ヤードくらい飛ばし、第二打をちょいとダフって、さて残り60ヤード。
フワッ!(非常にゆっくりとしたいいスイングだったが、ボールが動かない。) あれ?
空振り!
トリプル・ボギーの7。 ご愁傷様でした。

ひとしきり皆で笑った後の7番。
前上がりの難しいライで、Sさんが第二打を打った。
これまた、ボールが動かない。
Sさん、とぼけて素振りのような真似をしている。
どういう訳か、ミス・ショットの後はナイス・ショットが出る。
その後は、ナイス・ショット(第三打になる。)!
“あのう、実はさっきの空振りだったんです。”とSさん。
“ああ、勿論分かっていますよ。”と塾長は涼しい顔。
“やっぱり、分かりますよね! 自分も空振り王子と呼ばれるのが恥ずかしくて、一瞬、ズルをしようかなと思いました。”
駄目、駄目!
ゴルフは紳士のゲーム。 ごまかしてはいけません。
必ず、ばれますぞ!

またひとしきり皆で大笑いをして、あと2ホール残した8番。
元甲子園球児君、思いっきりドライバーを振り回したが、ボールは左に飛んで行って見えなくなった。
行くと、赤杭の向こうのラテラル・ウォーター・ハザード内にボールがあり、一応打てることは打てるが、物凄い前上がりでクラブを極端に短く持たないととても打てない。
ラテラル・ウォーター・ハザード内では、クラブをソールといって、地面に付けてはいけない。
素振りは空中を打つわけで、これは難しい。
素振りをやっている元甲子園球児君を見ながら、塾長がCさんと Dさんにそっと言った。
“空振りするぞ!”
ブアッ!
ボールの10センチ以上の空間をクラブが回っていった。
それは、それは豪快な空振りであった。
余りにもおかしくて大笑いをしたら、お腹が痛くなった。

結局、昨日は塾長を除く3人全員が空振りをし(Sさんは2回した!)、元シングル氏は二度打ちまで見せてくれた。
本当にいいもの(面白いもの)を見せて頂きました。

武士の情けでスコアは公表しませんが、スキンズ・マッチの結果は、塾長が11個ゲット、元シングルのCさんが2個、そして豪打のSさんが5個で、塾長の圧勝!

何回も言いますが、ゴルフは距離ではないのです。
アプローチとパッティングです。
“Driving is a show, and putting is a money.”=(ドライバーでかっ飛ばすのはショーで、パターで沈めて稼ぐのです。)とはよく言ったものです。

 相場は兎も角、ゴルは多少復調気味の塾長。

2008年8月18日(月)13:42 個別ページ コメント(11)

何か、いいことありそうな??

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先週の金曜日の8月8日に河口湖カントリー・クラブで開催されたゴルフ・コンペに参加した。
これは、毎月第三木曜日に行われるあるグルメ会の夏恒例の行事であるが、昨年は塾長がシンガポールに出掛けたので参加出来なかった。
塾長の誕生日は、8月8日である。
数字の8は、八の“末広がり”で、中国人が最もラッキーな数字として考えており、日本人の間でも似たような考えがあると思う。
シンガポールに行って、“My birthday is August(8) 8th.”=(私の誕生日は8月8日です。)と言うと、大概驚いて、“You must be joking!”=(冗談でしょ!)と言う。
本当だと知ると、“You are very lucky to be born on lucky day(8月8日), and also one day prior to our Nation’s birthday.=(貴方はラッキーな日(8と8)と、我々の建国記念日の1日前に生まれてラッキーだ!)と本気で喜んでくれる。
ちなみに、シンガポールは1965年、8月9日にマレーシア連邦から分離独立した。

 

で、その8月8日のゴルフ・コンペであるが、面白いことがあった。
8月8日生まれの塾長が、2008年8月8日に開催されたコンペに出席し、
―成績は悪いが、ネット80.0で
―8位に入り、
―後半のスコアは48で、
―グロスは(お恥ずかしい)98で、
―新ぺリア方式のハンディキャップが18.0であったのである。
(最初の写真の赤い丸が8の数字。皆さんがご存知の方の名前もあるので、他の参加者のお名前は黒で塗り潰しました。)
8位なんぞは、普通は何の賞品も出ないが、“当日賞”=(8日に8位)を頂いた。(2番目の写真)
もうこれは、8のオンパレードである。
もうこれは、ラッキーな数字のオンパレードである。

何か、いいことありそうな予感がする。
何だろう?

宝くじでも買ってみるか?
いや、あれは中々当たらない。
でも、買わないと絶対に当たらない、というかチャンスが無い。

相場はどうだ?
これは、益々訳が分からなくなり、一時撤退。
対ユーロ&オセアニア通貨では円高気味になり、対ドルではついに110円を超える円安になった。
まあ、ドル高である。
塾長のシナリオは、
―ドルが下がり、
―その他通貨はゆっくり上昇するが、
―ドル・円が大きく下げるので、
―結果としてクロスでも円高になる、
というものであったが、全然違う展開となっている。
全く、訳が分からなくなった。
さっきも言ったが、“訳が分からなくなったら。”一時撤退に限る。
そして、頭を冷やす。
頭を冷やすには、この猛暑はどうしようもないが…………..。

実は、昨日も千葉の“オークヒルズ・カントリー・クラブ”で、現役のデーラー連中(というよりは、現役銀行員、といった方が正確かも知れない。皆、元バリバリのディーラー。)とゴルフをした。
現役と言っても、塾長よりも歳が下なだけで、役員、部長、そして副部長の“お偉いさん”達である。
嫌だというのに、バック・ティーから回らされたが、45+44=89で辛うじて90は切った。
そして何と言っても嬉しかったのは、割合涼しくて、凌ぎ易かったことである。
キャディーさんに言わせると、“7月以来、最も快適な日です。昨日なんて、暑くて2ホール目で汗だくに成り、目眩がしました。”そうである。
流石、天気男の塾長であるな、と思った。

このまま一気に涼しくなるとは思えないが、暦の上では既に秋。
相場も少しは落ち着いてくれればいいな、と思う今日この頃である。

日々の“独り言”ブログと、“週刊・独り言”のリニューアルが行われたが、まだ試行錯誤の連続。
問題の根源は、過去の塾長の“独り言”が総て見られるようになっており、それを溜め置くためにコンピューターに相当大きな負荷が掛かっており、新しいソフトがまだそれに付いて行けないそうな。
難しいことは分からないが、リニューアルが改善ではなくて、改悪になってしまったんでは、これは意味が無い。
外為さんの若い衆が頑張ってくれており、殆どの問題は解決しつつある。
もう暫くご迷惑をお掛けするかも知れませんが、ご容赦下さい。

       依然として追試を待っている塾長。

 

2008年8月11日(月)12:10 個別ページ コメント(6)

ブログのリニューアル。

本日から、“週刊・独り言”及び、毎日書いている“独り言”のブログがリニューアルされた。
A4版で、25ページもある、“FX ブログマニュアル”と言うものを渡され、“出来ましたら、8月4日の本番前に練習しておいて下さい。”と外為さんの若い衆から言われたが、元来の怠け者である塾長は、結局何もせずに今日を迎えた。
果たして、うまく行くだろうか?

以前の、“ココログ”を介しての“独り言”のアクセス件数は、3年前に始めて以来、約1150万件であった。
他のブログと比べる術も無いが、この数字は凄いなあと思っている。
有り難いことである。
好き放題を書き、言いたい放題を言ってきたが、皆さんのご支援により、ここまで来れた。
これからも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

昨日、凄く嬉しいことがあった。
日々のブログに書き込んだので重複するが、塾長の知り合いである、プロ・ゴルファーの谷口拓也プロ(拓ちゃん)が、男子ゴルフ・ツアーのサン・クロレラ・クラシックで優勝した。
場所は北海道小樽にある屈指の難コースである、小樽カントリー・クラブで、何と全長7535ヤードのロング・コースである。
確か、男子プロのトーナメントでも最長のコースであったと記憶する。
拓ちゃんは、毎年マネーランク(獲得賞金の順番)が30位以内に入り、堅実な選手ではあるが、春先は余り調子良くない。
プロ・ゴルファーのくせに、芝生・花粉症で、春から夏にかけてはいつも鼻をぐすぐすさせて苦労し、夏から秋に掛けてやっと調子が出て来る。
今年も、6回出場して3回も予選落ちしていた。
プロが予選落ちをすると、賞金が一銭も出ずに、費用の総てが自分の持ち出しとなり、大変である。
前回会った時に、“拓ちゃん、予選落ちはまずいよ。優勝しろとは言わないが、10以内に入るように努力しようよ。”と檄を飛ばしたら、本人は至って暢気で、“大丈夫ですよ。何時も調子が出るのが夏過ぎなんで、今は心配していません。”とけろっとしている。
やはり、自分の実力に自信があるのであろう。
これは、実に大事なことである。
人間、誰だって、好調、不調の波がある。
好調の時は、行け、行けどんどんで突き進み、不調の時は決して腐らずに耐え忍んで好調の波に乗る時期を待てばいい。
これはある意味では、為替取引に似ていますぞ。
利が乗って、ドンドン含み益が大きくなってきたら、余裕を持って取引が出来る。
自分がやっていることに自信が持てる。
反対に、自分がやったことが裏目に出て損失を被ったら、すっぱり切れば宜しい。
そして、好機が来るのを待てば良い。
そして、その好機は必ず来る。
グダグダ損失を引き摺っていると、好機が来ても行動が取れない。
“分かっちゃいるけど、中々行動が伴わない。”、そうでしょ、皆さん。

今回の優勝は、拓ちゃんにとって4年ぶり、2回目のものである。
よく初優勝は意外に早く出来るが、2勝目が大変だという。
もう一人の知り合いである、女子プロの山口裕子選手も今年1勝したが、こちらも7年ぶり、2回目の優勝であった。
お二人とも、これを機に3勝目、4勝目と勝ち続けて貰いたい。
本当に良かった。

先週、対オセアニア通貨(豪ドルとニュージーランド・ドル)で円高が進んだが、ドル・円はちっとも動かない。
108円台のミドルは相当頭が重い気はするが、かと言ってドルが急落するような気配も無い。
8月は夏休みで市場参加者が減り、市場のLiquidity.=(流動性)も同時に減少する。
去年の8月のように、ドル・円が5~6円も下落するような展開があるとは思わないが、思わぬ突発的な動きが起り得ることも頭に入れておきたい。


  暑さのせいなのか、時差ぼけのせいなのか、若干ボーッとしている塾長。
2008年8月 4日(月)15:34 個別ページ コメント(2)

ロサンゼルス紀行。

先週、火曜日から土曜日までロサンゼルスにいて、ゴルフ三昧をやってきた。
これは夏の恒例行事で、ある銀行の会長がその銀行の頭取、トレジャラー(為替・資金・債券のTrading Head)、そしてその銀行のWealth Management.=(富裕層向けのPrivate Banking.)の顧客4人と塾長を招待してくれて、アメリカ各地の名だたるゴルフ場巡りをしようというものである。
今年はロサンゼルス近郊、昨年は今年のUS Open.が開催されたサン・ディエゴのTorrey Pines.、一昨年はペブル・ビーチと、ちょっと一般人では中々プレー出来ないところで開催されるのが楽しみである。
何時ものことであるが、アメリカでプレーするといいスコアが出たことが無い。
兎に角コースの距離が長過ぎるのである。
下手をすると、ティー・ショットでナイス・ショットをしても、フェアウェイまで届かない。(リビエラ・カントリー・クラブの18番。)
パー3のショート・ホールが228ヤードもあったんじゃあ、ドライバーで打っても届かない。(リビエラ・カントリー・クラブの11番。)
ああ、嫌だ、嫌だ!
でも8人で昼間はわいわいゴルフを楽しみ、また夜は食事とワインを沢山飲みながら、またわいわい語るのも大変楽しい。
結構、真面目な話しもするのである。
この銀行の会長は、ある地区連銀(FRBは米国主要12地区に公開市場操作以外の業務を行う、地区連銀を設置している。)のBoard Member.でもあり、勿論Board.での話の内容を総て明かしてくれるわけではないが、先週のドルの上昇の一つの理由ともなった、ある地区連銀総裁の利上げ発言について質問(本当に利上げが出来るのか?)をすると、即座に、“No way ! Our Economy is too weak.”=(出来っこない! アメリカ経済は弱すぎる。)という答えが即座に返ってきた。
まあ、連銀の中でもHawkish.=(鷹派=利上げ派)や、Dovish.=(鳩派=利下げ派)と、色々意見が違うからまあそれは個人的な意見と聞けばいい。
他の4人の顧客も、一人は医者、一人は不動産会社の社長、一人はIT関連企業の社長、そして残りが有名なFund Manager.(例のPrivate Jet.を持っているBob.)で、アメリカ経済に関しての熱い議論をしたが、余り楽観的な見方をしている人はいなかったとだけ申し上げよう。
ロサンゼルスで気が付いたことが一つある。
滞在していたのが、ハリウッドに近い高級住宅地であることを差し引いても、まあアメリカ製自動車の数の少なさに驚いた。

10台の内、間違いなく9台は日本、そしてドイツ製である。
言い換えれば、レクサス、ニッサン、ホンダ、BMW、ベンツが圧倒的で、時々赤か黄色のオープンカーのコルベット(アメリカ製)を見るくらいである。
SUVとかピック・アップ・トラックはまだアメリカ製が席巻しているが、スポーツカーを含めた乗用車は、アメリカ製は殆ど無い。
何回も言ったように、住宅産業の次の落ち目の産業は、自動車産業であると確信した。
ちなみに、塾長は勿論日本製の車、残りの7人全員が、日本製かドイツ製の車を所有し、“どうしようもない。”アメリカ製の車を所有する者は皆無であった。

今回滞在した、Bel-Air Hotel.は、閑静な住宅街にあって、ロサンゼルスでは有名な高級ホテルだそうな。
そうだ、そう言えば元大統領夫人のナンシー・レーガンにもばったり会った。
ところが、部屋のPCへのアクセス・スピードが異常に遅くて、写真を掲載することが出来なかった。
“何を今更。”と言う気がしないでもないが、折角写真を幾枚か撮ってきたので、ご披露致しましょう。
写真に番号を付ける技術を持たないので、上の左から順にご説明致します。

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部屋から見た、バルコニー、そして庭の写真。

リビエラ・カントリー・クラブのフェアウェイから見た、個人の住宅。

リビエラ・カントリー・クラブ、11番のショート・ホール。228ヤード。冗談ではない。

LAX(ロサンゼルス国際空港)に着いたら、“Mr.Takao Sakoh.”というカードを下げた、運転手が迎えに来てくれていた。ホテルまで送ってくれた時に10ドルのチップを上げたら、リムジン会社の社長から、“…..会長から既にtake care.されていますので、お返しします。”とその10ドルをわざわざ返してきた。 そこまでするか?

リビエラ・カントリー・クラブ名物のROLEX.の時計。

ベン・ホーガンに言わせると、リビエラ・カントリー・クラブの3番・ショート・ホールが“アメリカで一番素晴らしいショート・ホール”らしい。

これが、次にメニューで紹介する、“ナンシー・レーガンの綺麗に刻んだ特別コッブ・サラダ”。コッブの意味が分からないが、スープ、数切れのサンドイッチ、そしてサラダが付いた三点セットであった。


メニューの写真。上から4番目に、そのナンシー・レーガン・サラダが24ドルで売っている。

Hotel Bel-Air.のレストランは、ロサンゼルスでも指折りであるらしい。ZAGAT.でも誉められているらしい。

屋外レストランのスナップ。

最近は便利なもので、その日の日経新聞が部屋に届けられる。


 
 昨晩も10時間以上寝たのに、まだ眠い塾長。

2008年7月28日(月)14:41 個別ページ コメント(5)
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