CAD/JPY は、Good to buy.か?
- 2010年8月23日(月)09:55
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日々のブログで何回かご紹介した様に、先週は暑い日本を離れて、カナダのウィスラーという所に居た。
毎年夏に、ある銀行がアメリカで3日間のゴルフ・ツアーを企画してくれ、海外からは唯一人塾長が参加している。
このツアーが始まって、かれこれ15年にもなるであろうか?
今まは、アメリカPGA.のメジャー・トーナメントが開かれるコースにしょっちゅう行っていたが、今年初めてアメリカを離れてカナダのウィスラーで三日間を過ごすことになった。。
カナダを訪れるのは随分久し振りで、西海岸のウィスラーに来たのは初めてであった。
成田からバンクーバーまでは約8時間のフライトで、サンフランシスコやロサンゼルスに行くのより、ずっと早くて楽だ。
ウィスラーは、今年の冬季オリンピックが開催された所で、冬はスキー、夏はゴルフが盛んで、他にも乗馬、サイクリング、ラフティングと呼ばれる川下りなどが人気があるらしい。
宿は、Four Seasons Resort.と言う、典型的なリゾート地のホテルであったが、施設の充実さのみならず従業員の接客態度が物凄く良くて、感激した。
リゾート地であるがために、滞在している人達の多くはカナダ人ではないかも知れないが、人々が優しい。
道、ホテルの廊下ですれ違うと、必ず“How are you doing?”とか、朝では“Good morning.”日中では“Good afternoon.”などの挨拶を交わし、実に清々しい。
よく“日本人はPolite.=(礼儀正しい。)だ。”と言われるが、果たしてそうであろうか?
最近だと、見ず知らずの人に挨拶でもしようものなら変な顔をされ、若いお嬢さんに笑顔でもしたら、痴漢に間違われるのが関の山ではなかろうか?
海外に行くと何時も悩まされる食事の量には参ったが、肉、魚、そして野菜やフルーツも大変美味しかった。
ゴルフ・ツアーに参加しているのは、ある銀行の会長、頭取、以前はその銀行の役員であったが、数年前にリタイヤした元銀行員(P…の事)、銀行の顧客、そしてファンド・マネージャー(今回も、サンフランシスコからプレイベート・ジェットで来たB..)、そして塾長の計8名で、ゴルフが終わった後はわいわい色々な世間話をする。
彼らは大金持ちなので、彼らが言っていることが、一般のアメリカ人の意見を代表するとは思わないが、やはり不動産、個人消費など、アメリカ経済について楽観論を述べる者は一人も居なかった。
皆、異口同音に“カナダはいいねえ。”という話をしていたが、特に塾長の親友であるP…は、カナダの良さを熱く語っていた。
彼が言うには、カナダの資源国としての強みの一つに、オイル・シェール(石油を含んだ岩石。)が有り、今までは石油を抽出するコストが高いので採算に乗らなかったが、原油価格が1バレル=70~75ドル以上で推移すれば、十分採算が取れ、カナダはこのオイル・シェールの埋蔵量が世界一らしい。
中国は既にそれに目を付けて、莫大な投資をして、利権を獲得していると言う。
塾長は、ドル・円がまだ下がると思っているので、カナダドル・円をそんなに急いで買う必要は無いと思うが、ある程度下がったら、この通貨はGood to buy.=(買ってもいいな。)だと感じた。
豪ドル・円と、カナダドル・円は、両者ともGood to buy.だと思う。
NZドル・円も加えてもいいな。
さて、この恒例の夏のゴルフ・ツアーであるが、今回初めてアメリカを離れてやって面白かったので、来年も何処か他の地でやろうよ、という意見があった。
“アイルランドとスコットランドに行こう。”という意見があったが、塾長は反対した。(と言っても、塾長は招かれる側だから、文句は言えないが。)
理由は簡単で、“こんなにいい天気の下でプレー出来る所が一杯あるのに、何故夏でも雨が横殴りに降るアイルランドやスコットランドに行くのだ?”である。
雨風が激しい中でのゴルフほど、“面白くもない”スポーツは無い。
さて、どうなるであろうか?
このゴルフ・ツアーの主催者の銀行は、日本でも有名なPGA.・トーナメントの一つのスポンサーであり、2月にロサンゼルスで開催されるトーナメントにおいでよと誘われた。
プロ・アマに参加する程の腕前でもないし、トーナメントを見に行くだけでは、何だか面白くもない。
“考えとくよ。”とだけ、答えておいた。
ドル・円相場は拮抗状態ですか。
口先介入に敬意を表して、一気に85円を割り込まないことは理解出来るが、何と言ってもユーロの下げがドル・円の頭を重くしていると思う。
何時も言う様に、ユーロ安=ドル高、ユーロ安=円高、そしてドル・円はその狭間を漂う。
そして、市場は口先介入に一応敬意を払う。
85円を割り込むのは、ユーロが対ドルで多少戻す時かな?
今回も、今のところ全く時差ボケの兆候が無い塾長。
ドタ勘?
- 2010年8月16日(月)09:45
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先週の半ばに84.71を付けて、対ドルで15年ぶりの高値を更新した円相場であるが、木曜日の政府、財務省そして日銀の“揃い踏み”の口先介入で円高は一服し、金曜日のニューヨーク市場は、戻し高値に近い86.29~30で引けた。
一応、口先介入は功を奏した感がある。
ご当局もほっとしていることであろう。
後出しジャンケンとの謗りを受けるかも知れないが、11日の水曜日に84.71を付けた後の相場展開を見て、そこそこ相場は戻すのではないかとは思っていた。
11日の午後8時頃に、ドル・円相場は急に下落して84.71を付け、“あ、勝負有ったな。これで一気に83円台に突入するであろう。”と強く感じたが、ところがどっこい、相場は直ぐに84.90台に戻し、約2時間近くも84.80~85.00のレンジ内、いや84.90~95の狭いレンジ内に留まった。
以前から84.80を切ったらドル・ショートを増やそうと思っていたので、IFD.で84.80のストップの売りと、逆指値の85.20の買戻しを入れており、84.90~95のレンジ内にドル・円相場が居る時は、既に持っていたショート(ストップはIFD.でDone.された時のままの87.80.)と、84.80で追っ掛けて売った二つのポジションがあった。
11日の水曜日は、大学時代のクラブの先輩の快気祝いの会が東京であったのだが、殆どが皆退職していて暇であり、会も6時に始まって8時半には終わり、自宅には9時過ぎに帰って来て、珍しく(?)相場の推移を眺めていた。
84.80のオーダーが約1時間前にDone.されていたのは、約定通知が来ていたので知っていた。
ちょっと飲み足りなかったので、どっしり目の赤ワインを飲みながら相場を見ていたのだが、まあちっとも動かない。
84.90と84.95の間にべたっと張り付いている。
こりゃあ、おかしいなあ。
自分では、84.80を下切ると、結構早いスピードでドルは下ると思っていたので、その思惑が外れた。
“こりゃあ、今日は下らんな!”と確信した。
(まさか、その翌日にあの揃い踏みでの口先介入が出るなんて、夢想だにしていない。
むしろ、上がったって知れているだろうから、取り敢えず一旦Square.にしてまた売り直してやろうと思っていた。)
-こういう時は、スパッと切った方が宜しい。(利喰いでも、損切りでも同じ。)
直感は絶対に大事にすべきである。
-中途半端なレベルで売り戻してはいけない。
中途半端なレベルとは、下値は84.60とか、上値は85.20とかである。
そんな所で、ショートを再構築するくらいなら、最初から利喰いか損切りかは知らないが、84.90~94で切らないで、何もしなければいいではないか?
-やっぱり下り出したら、今度は84.20でストップの追っかけ売りをすればいい。(今度こそ下るだろう?)但し、再び84.60で逆指値のストップの買いを入れるんですよ。
逆にやっぱり上がりだしたら、今度は86円を越えたら売るかどうかを考えればいい。
(口先介入を見て、売りのオーダーは結構上に置くべきかも知れない。)
自分の相場観にもよるが、こちらのストップは大胆に1円上くらいに置いてもしいかも知れない、だって依然としてベアで再びドルは下ると思ってるんでしょ?
言う事を聞いて、取り敢えずSquare.にしただけなんでしょ?
“どうして下ると思うんですか?”とか、逆に“どうして上がると思ったんですか?”と聞かれて、“うーん、ドタ勘なんです。”と答えるのはUnfair.=(ずるい。)とは思っている。
“いやあ、チャート・ポイントが何だらかんだらだから、こうなるんです。”とか、“この指標が何だらかんだらだから、こうなるんです。”と言えば、多少は説得力があるのだろうが、このドタ勘と言うヤツは説明が出来ない。
だから、厄介である。 だから、往々にして反感を買う。
でも、説明出来ないものは、説明出来ない。
多少言い訳めいているが、このドタ勘は実は全く根拠の無い出鱈目によるものでもない。
恐らく、自分の頭の中には、
-あれ、例のでかいオプションで負けたヤツらがキャッシュの投げ(防戦買いしたドルのロング・ポジションを売り戻す。)に来るかと思ったが、来ている様子は無いぞ。
-84.80が大きなサポートであることは100万人(数字は出鱈目)が知っていたのは常識で、其処で大きなストップの売りが出た筈なのに、何故9銭しか下げない?
俺が知らない大きなBid.=(買い。)があるのか?
-この動き(84.90~95での不気味な静けさ。)を見て、2ヶ月前に円・ロングにドテンし、今は大きな円・ロング・ポジションを保有するシカゴ・IMM筋が円を売り戻すだろうな、と思った。
これらが、咄嗟に“一旦、此処で締めろ!”と塾長に囁いた。
“えっ、85.20にストップを置いているんだから、上がったとしても安全じゃあない?”ですっかって?
そうなんでしょうね。
でも、それは塾長のやり方ではない。
“あかんな。”と思ったら、たかが30銭だって損をしたくない。
ストップの損を、12銭で留めておきたいと思うのである。
前回の外為さんの“為替塾・プレミアム編”に、元ディーラーで現在はファンドに投資す
る仕事をなさっている方をゲストにお呼びした。
きっかけは、彼が話してくれた会社(彼のではない。)の失敗談を聞いたからである。
彼の会社は、上場企業よりはどちらかと言うとヴェンチャー(未上場の新進気鋭の会社とでも言おう。)に投資して、I.P.O.=(企業が上場すること。)での株取得時と上場時の株価の差益を狙う仕事をしているのだが、ある面白い案件があって、彼の会社のFund Manger.の多くがその未上場株の取得に意欲を見せた。
ところが、彼一人だけが反対した。
理由は、“何かが匂った。”のだと言う。
皆が、“何故反対するのだ?”と問うと、彼は“元ディーラーとして何かが匂うのだ。”とだけしか言わなかったらしい。
実は、その案件の書類を見て、未上場企業にしては総てが余りにも“整い過ぎており、何かが匂ったのだ。”そうだ。
Fund Manager.には何の不思議にも見えなかったらしいが、元ディーラーの目には“何か,変だな。”と見えたらしい。
結果は、その未上場企業は大粉飾決算をしており、勿論上場は出来ないどころか倒産してしまい、多くの投資会社が損失を被った。
その話を聞いた時に、“是非、私のセミナーに来て頂いて、その匂いの話しをして下さい。”と頼んだら、快諾して来てくれた。
大変面白いセミナーとなった。
皆さんにも、“ドタ勘を大事にしなさい。”とか、“何かを嗅ぎ取りなさい。”とか、偉そうに言う積りは全く無い。
永くやっていると、そういうこと(ドタ勘が何かをしろと命ずる。)も有るんですよ、と言うことだけお伝えしたい。
さて、相場であるが、先週の日々の独り言でも申し上げたが、所詮口先介入は口先介入。
-各国、特にアメリカの協調。
-日銀との金融政策面での協調。
-極端なポジションの偏り(市場が大幅な円・ロングになっている。)の存在。
が無いと、単独で介入してもその効果は長続きはしない。
此処でも何百回も言っているが、特段円が強くなる理由が無いのに円高になっているのは、
-欧米の経済状況悪化によるユーロ安とドル安の影響。
-投資家のリスク許容量減退による、Haven currency.=(安全通貨)としての円の評価。
-各国中央銀行の、外貨準備への円の組み入れ。
であり、多少の円売り介入では円高のトレンドを止めるのは難しかろう。
おっとっとう、明日からカナダに出掛けるので、旅行前に張り切って書いていたら、随分
長い独り言になってしまった。
今週も結構荒れる相場が続くと思いますが、皆さん、どうか流れに逆らわずに上手く立ち振る舞って下さい。
明日からカナダに出掛ける塾長。
今頃、時差ボケか?
- 2010年8月 9日(月)09:17
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ヨーロッパから帰ってから10日が経ち、当初は夜寝ようと思ったら、何時もの時間(午後11時頃)にちゃんと眠れ、普段通り(午前8時頃)に起きていたが、ここ数日は4時頃に目が覚めたり、その翌日は9時まで寝ているといった具合に、ちょっとずつ朝起きる時間がずれてきた。
昼間に、猛烈に眠くなる時もある。
“時差ボケにはならない!”と強がってはみたが、やはり寄る年波には勝てないな。
先週は、ニュルブルクリンクでの恐怖の体験の話しを書いたが、今週はロンドンとドイツに滞在中に見聞きして、面白いなと感じた事を書いてみたい。
先ず、ロンドン滞在中であるが、何しろ昼と夜の食事の約束しか無いので、時間はたっぷりある。
移動には地下鉄を利用した。
切符の買い方が、イマイチよく分からない。
Rush hour.(ラッシュ・アワー) とかOff peak.(だったと思う。)=(昼間の混まない時間)とか、あって違いがよく分からない。
基本的には、4ポンドらしいのだが、料金の仕組みが中々理解出来ない。
仕方ないので、切符売り場に行って、行き先を言うと、“今日中に此処に戻って来るのか?”と聞かれ、“そうだ。”と言うと往復使える切符を、確か6.2ポンドくらいだったと思うが、割引切符を売ってくれる。
ロンドンの地下鉄料金って、高いですよね?
普通に買うと、4ポンド=約544円である。
地下鉄、初乗り500円は高い!
まあ、いいか。
地下鉄に乗ろうとすると、“飲み水を持って乗れ。”と書いてある。
これは、ロンドンの地下鉄はよく故障して、駅と駅の間でストップするので、その間に客が暑さで熱中症にならない様に、水を持ち込むことを勧めるらしい。
ロンドンの地下鉄は、小さくて狭い。
故障で何十分も閉じ込められると、そりゃあ怖いだろうな。
ロンドンでは、幾ら混んでいても絶対に他人に触れない。
触れるほど混むようであれば、次の電車を待つ。
日本の地下鉄のラッシュ・アワーに乗れば、卒倒するだろうな。
イギリス人は、意外に(?)礼儀正しいと思う。
必ず道は譲ってくれるし、兎に角“Sorry.”=(失礼。)と言って、我を張らない。
咄嗟に、こちらも“Sorry.”と答えて、我を張らない。
これは案外、お互いに気持ちいいものである。
今回のロンドン滞在中に、一度も不快な思いをした事は無かった。
良かった。
次は、ドイツであるが、アウトバーンのことについては、日々のブログにも少し書いた。
今日は、ドイツの一般道について書いてみたい。
フランクフルトとかの大都市は兎も角、ニュルブルクリンクを含め、田舎には殆ど信号が無い。
ドイツでは何と言うかは知らないが、イギリスでは“Run about.”と言って、交差点の真ん中にサークルがある。
簡単な四つの道が合流する交差点でどうするかをご説明しよう。
(頭の中で、四つの道と真ん中のサークルをイメージして下さいね。)
左から来る車が絶対に優先。
車が来なくなるのを確認して、
1) 直進する場合。
左のウィンカー・ランプを点けて、Run about.に進入。
右に行く道をやり過ごし、右のウィンカー・ランプを点けて二番目(当初の道からは、
直進方向)の道に入って行く。
2) 右折する場合。
左のウィンカー・ランプを点けて、Run about.に進入。
直ぐに右のウィンカー・ランプを点けて一番目(当初の道からは、右側方向)の道に入って行く。
3) 左折する場合。
左のウィンカー・ランプを点けて、Run about.に進入。
一番目の右、二番目の直進方向への道をやり過ごし、二番目の直進方向への道を越えたら直ぐに右のウィンカー・ランプを点けて三番目(当初の道からは、左側方向)の道に入って行く。
これを読むだけでは、“何だか面倒くさそうだな。”と思えるが、慣れれば実に簡単で極めて合理的である。
これは、信号で車を止めようという発想とは全く逆の、なるべく車を止めないで車の流れをスムーズにしようという考えに基づいている。
左から車が来ていなければ、一時停止もせずにRun about.に入り、望む方向に行けばいいのである。
右の車は気にしなくていい。
彼らは、左の車(我々の車)を見れば、Run about.に入る前に一時停止してくれている。
都市部では難しいかも知れないが、日本でも田舎ではこの方式を採用すれば、エネルギーと時間の節約(車が来てもいないのに、信号でわざわざ止まって、アイドリングのガソリンと時間を無駄にする必要は無い。)になるであろう事は明白である。
と言っても、道路行政には色々お役人さんの利権も絡んできて、まあ無理であろうな。
“信号を無くしましょう。”などと言ったら、眼を剥く政治家先生もいらっしゃろうし…..。
あと、ドイツにいて気が付いたのは、意外に英語が喋れない人達が多かったことである。
フランスでは、英語が喋れても、わざと喋れないフリをする人もいるが、ドイツでは本当に英語を理解出来ない人が多い。
あ、それと食べる物が、やたらしょっ辛い!
帰る日に、フランクフルト空港で、トマト・スープを頼んで一口飲んだら、脳天の先っぽにガツンと来るほどしょっ辛くて、一口で止めた。
ドイツには、高血圧の人は多くはないのかなあ?
まあ、いいか。
さて、相場であるが、やはり円高が進んだ。
ドル・円は金曜日の安値、85.01と危うく大台を切りそうになったが、オプションの防戦のドル買いが勝利を収め、辛うじて踏み止まった。
やはり、85円を切って、84.80を付けるかどうかが今週の鍵となろう。
シカゴ・IMMの投機筋の円のロング・ポジションが溜まってきたが、夏休みを前にしての輸出業者のヘッジのドル売り意欲は旺盛であるし、個人投資家の皆さんの円の売り持ちポジションは、余り減っていない。
防戦買いに失敗すると、今度はドテンをして売りに回らなければならない投機筋もいる筈である。
IFD.で、逆指値の買い戻しオーダーを入れながら、あるレベルを切ったら一旦ロングを切るか、或いはショート・ポジションを作るのも一つの作戦であろう。
その心は、あるレベルを切ったら、Square.かショートに転じる。
再びあるレベルに戻したら、ロングに戻すか、或いはSquare.に戻す、である。
これは、何回か練習しましたよね。
今朝も、朝起きるのが辛くて、頭がボーッとしている塾長。
ニュルブルクリンク・サーキット。
- 2010年8月 2日(月)09:44
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先週は、“週刊・独り言”が更新出来ず、大変失礼しました。
21日から24日までロンドンに滞在し、24日にドイツに移動して、26日と27日にニュルブリンクでBMW社が主催した、M3を使ってのDriver Training Program.=(ドライバー・トレーニング・プログラム)に参加した。
日本で開催されるBMW.が主催するDriver Training Program.には何十回も参加したが、これは一応サーキットを使ってのトレーニングではあるが、如何に車を安全に制御するかを学ぶプログラムで、先ずはシート・ポジションの位置を直させられる。
例外無く、皆さんのシート・ポジションは離れ過ぎている筈である。
大袈裟に言うと、しがみつくくらいステアリングに近いポジションを取らされる。(正確に言うと、ステアリングの天辺を持っても、充分に腕が曲っているくらいの余裕。)
後は、素早いステアリング操作法、力強いブレーキの踏み方(皆さん、免許を取る時に、フル・ブレーキングをしてはいけない、と習ったでしょ?違いますよ、殆どの場合、ブレーキングは床下に“バン!”と蹴り込む様に強く踏み込まなければならないのです。)、ABSを付けたり、外したりしての危険回避などを学ぶ。
過去に、何回か自分でも貰い事故に遭ったが、このトレーニングのお陰で、二度は命を拾ったと信じている。
さて、ニュルブルクリンクのトレーニングであるが、これは日本国内のトレーニングとは全く異なる物である。
上でご紹介したテクニックは当然持っていることを前提で、兎に角この有名なサーキットを、“如何に速く走るか。”を二日間に渡って、徹底的にしごかれる。
20.8キロある北コースを九つに分断し、一日四つの分断されたコースでトレーニングを受け、二日間で八つの区間をマスターする(たった二日で、マスターなんか出きっこないが)訳であるが、これは一度に20.8キロを走り切るよりも効率的な練習方法である筈である。
何枚か写真を撮ってきたので、是非ご紹介をしたいが、その前に制限速度が無いことで有名なアウトバーンについて一言。
実は、アウトバーンには制限速度が無い、というのは正確ではない。
正確に言うと、
―アウトバーンでの推奨速度は時速130キロ。 但し、自分で安全と判断し、運転に自信があれば、どうぞご自由に速度を上げても宜しい。
―結構、速度制限をしている区間があり、そこでは殆どの車がきちんとそれを守っている。
―大概が3車線になっているが、一番内側の追い越し車線を走るのは、追い越す時だけ。
何処かの国の様に、下手をすると追い越し車線の方が混雑していることは、絶対に無い。
アウトバーンを離れて、一般道に入るとやはり速度制限がきちんとしている。
町とか村の中に入ると、“絶対に”50キロ以内で走り、1キロたりとてオーバーはしない。
土曜日は、ニュルブルクリンクからちょっと離れた小さな村に泊まり、日曜日に移動して、サーキットの下見に行って、いきなり脅かされた。
サーキットで車が全く走っておらず、どうしたんだろうと訝っていると、有名なモーター・ジャーナリストで、今回の引率役である菰田さんが、“おかしいなあ、事故でもあったんでしょう。”とこともなげに話す。
暫くすると、クチャクチャになったロータスがレッカー車で運ばれて来て、その後に警察の車や、消防車が連なって来る。(1枚目の写真)
“此処では、救急車が来たら怪我で済んでおり、警察の車が来たら、死者が出たと言うことです。”と菰田さんが、シラーッと言う。
“毎年、此処で50~60人が死んでいるんじゃあないですか?”と続ける。
おいおい…..。
今更怖気づいてももう遅い。
一日目は生憎の雨。
前が殆ど見えないのに、“もっと速く、もっと速く! 前と間隔を空けないで!”と叱咤される。 怖いんだって!
車を運転して、こんなに恐怖心を感じたのは初めてであった。
(2,3,4枚目の写真)
“ああ、晴れれば楽だろうなあ?”と思ったが。それはとんでもない間違いであることを翌日思い知らされることになる。
二日目の午前中も雨模様であったが、午後になって晴れた。
今まで、路面が滑るので恐る恐るアクセルを踏んでいたのであるが、路面がドライになれば、もうアクセルは全開!
まだコーナーでの限界速度が分からないので、“えーっ、此処はブレーキングをするんじゃあないの?”と思うところを、バーッとアクセルを踏んで走る。(2761、2765)
確か、もの凄く怖い表現で、“喉から心臓が飛び出る様な。”と言ったと思うが、正にそれである。
“えっ、この速度で曲れるのか?”と高速でコーナリングしている時に、妙な感じになって、“えーい、もういいや。”と諦めの境地でハンドリングすると、意外にすっと曲がれるものだ。
ニュルブルクリンク・サーキットは高低差が300メートルもあり、M3が何回か宙に浮く。
前が見えない丘に向かって、時速200キロ近くで突っ込んで行く恐怖は、それは半端ではない。
二日目の午後は晴れたので、M3-GTS.のレーシング・カーに同乗走行させて貰った。
もうこれは、恐怖なんてものではない。
降りると、足がガクガクしていた。
(5,6,7枚目の写真)
無事に怪我もせず、車も壊さずに、トレーニングが終わり、駐車場に戻って来ると、プロト・タイプのLexus LFA.が置いてあった。
初めて、実物を見た。
もの凄く綺麗な車であった。
(でも、1台3750万円也!)
(8,9,10,11枚目の写真)
最後に、BMWから“Takao Sakoh.は、2010年7月25日から27日まで、ニュルブルクリンク・北コースで開催されたBMW-トラック・トレーニングに、成功裏に参加した。”と書かれたウルクンデと言うCertificate.=(証書)を貰った。
(12,13枚目の写真)
何よりも、無事に終えることが出来て嬉しかった。
帰国して週末にちょっとだけ車に乗ったが、自分でもビックリするくらいゆっくりと運転していることに気付いた。
果て、何故だろうか?
恐らく、世界中で一番面白くて、危険なサーキットで思いっきり無茶苦茶なスピードで運転して来たので、公道で無理をして走ることに余り意味が無いことに気付いたからかなあ?(何時まで続くかは知らないが……)
お陰様で、時差ボケはすっかり治った塾長。
今週の「週刊独り言」は休載いたします
- 2010年7月27日(火)11:11
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ご愛読されている方には誠に申し訳ありませんが、ご了承いただきますようお願いいたします。














