新年、明けましておめでとう御座います。
関東地方は、大変穏やかな三が日でしたが、地方によっては大雪で大変だったようですね。
本年も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
今日の“週刊・独り言”は、本年最初の独り言でもあり、細かい相場の話ではなく、“一年の計”を考えてみたいと思います。
“一年の計は元旦に有り。”
昨年は、外為さんのBlue Studio.で、“為替塾・初級編”、そして“為替塾・中級編”をほぼ一月おきに開催したが、実は毎回話している中身は殆ど変らない。
勿論、その時々の相場環境が常に変化しているので、それに応じてセミナー開催時の相場勘は変っているであろうが、FXを“安全に、そして効率的に運用するやり方”に変化がある筈は無い。
“初級編”ではFXをやるに当たっての基本的なお話をし、“中級編”では、その基本を忘れないようにしましょうね、と繰り返し申し上げてきただけである。
初級、中級に限らず、多くの皆さん(いや、殆どの皆さん)は、FXをやるに当たっての基本的に重要なポイントはよくご存知である。
只、皆さんよくご存知であるが、残念ながらその実践(やるべき事をやる。やってはいけない事はやらない。)が伴わないことが多い。
例)
-うーん、よく分からないけど、何だか動きそうだからポジションを取ろう。
=ポジション無い・寂しい病に掛かっている。
-あれ、おかしいな!こんな筈ではなかったのに。でも、我慢しよう。
=自分の相場観に酔ってしまっている。
-あの人が損切りをしろと煩く言うけど、損をするのは嫌だ。
=典型的な、損失が大で、利益が小になるケース。
-ストップのオーダーを入れたが、どうもそこが大高値(ショートを切る場合)か、大安値(ロングを切る場合)の様な気がして仕方ない。相場が戻りそうだ。ストップのオーダーをキャンセルするとしよう。
=一旦自分が決めたルールを守らない。ルールはルール!守らなければ、駄目!
-おっと、凄く儲かったぞ!自分は天才だ。もっとレバレッジを利かせて、どーんと行こうぜ!
=もしかしたら、今回儲かったディールはビギナーズ・ラックであったかも知れない。大事なのは、Consistency.=(一貫性)である。ホームランばかりを狙わないで、確実にヒットを打って点を重ねていくのが大事。プロがプロたる所以は、ある期間が過ぎ、勝負が終わってみたら必ず勝っていること。
どうですか、皆さん。
耳が痛いでしょう。
自分が元ディーラーで、今でも皆さんと同じ様に時々ポジションを持つので、皆さんの心理は手に取る様に分かります。
では、どうしたらいいか?
耳が痛くならようにすれば宜しい。
例)
-うーん、よく分からないけど、何だか動きそうだからポジションを取ろう。
=分からなければ、様子を見れば宜しい。或いは、自分が納得するレベルに来るまで待つ。直感的にポジションを取る必要は無い。“ここに来たら買おう。ここに来たら売ろう。”で、オーダーを出せばいい。そして点で出さないで、ゾーンで出す様に。
-あれ、おかしいな!こんな筈ではなかったのに。でも、我慢しよう。
=自分の相場観か、エントリー・レベルが違うだけですって。潔く切りなさい。明日がある。
-あの人が損切りをしろと煩く言うけど、損をするのは嫌だ。
=損切り(或いはいい両建て)は、ある意味、大相場を取る為の保険の様なもの。払ってやりなさい。でかい鯛を釣る時の撒き餌の様な物(鯛釣りには撒き餌はしないか?)。小さく損して、大きく儲ければいい。
-ストップのオーダーを入れたが、どうもそこが大高値(ショートを切る場合)か、大安値(ロングを切る場合)の様な気がして仕方ない。相場が戻りそうだ。ストップのオーダーをキャンセルするとしよう。
=新しいポジションを取った時、買ったら直ぐに下り、売ったら直ぐに上がりませんか?
どうして、こんなに不思議なほど、逆に行くんだろう、と思いませんか?
これと同じこと。大高値かも知れないし、違うかも知れない。(大体、違う。)大底値かも知れないし、違うかも知れない。(大体、違う。)一度決めたことは、お守りなさい。
-おっと、凄く儲かったぞ!自分は天才だ。もっとレバレッジを利かせて、どーんと行こうぜ!
=勝負事に勝つ秘訣の一つは、勝っている時は大胆に、そして負けている時は臆病に、であるが、勝負事には必ずサイクルがある。それを理解しないで、“何時までもツイているだろう。”と思って大胆に大勝負を続けていたら、まあ大概終わってみたら負けている。たまには、勝っている時にも臆病におなりなさい。
お正月早々にお小言を言うのは忍びないが、これは何時も言っていること。
昨年、上手くいった人。
今年も頑張りましょう。
昨年、ちょっと苦しんだ人。
今年は上の言い付けを守って下さい。
昨年、大変苦労した人。
塾長のオンライン・セミナーにご参加下さい。
今日は、新年第一日目ということで、外為さんに新年のご挨拶をする為にお邪魔した。
当然若い衆と“年越し蕎麦”ならぬ、“年明け蕎麦”を、“虎ノ門・砂場”で頂くことになった。
蕎麦と言えば、日本酒。
3人で、“〆張鶴・純”の金ラベルを8合頂いた。
こりゃあ、春から縁起がいいぞ!(何だか、訳が分からない。)
今からレポートを書く必要があるので、ちっとも酔っていない塾長。
今年も、あと四日で大晦日。
一年が過ぎてみると、早いようで、そうでもなく、遅いようで、そうでもない感じがする。
一日の動きはそうは気にならないが、一週間があっと言う間に過ぎるこの頃である。
これが、今年最後の“週刊・独り言”となるが、記憶に間違いが無ければ、恐らく今年一度も欠かさず毎週月曜日に書いてきた積りである。
月曜日は結構忙しい。
朝一番にBSニッテレの経済番組に電話で出演し、外為さんの“外為マーケット・ビュー”を自宅で録画し、この“週刊・独り言”を書き終える。
お昼頃までに東京に出掛け、午後1時半から外為さんのBlue Studio.で、“為替談義”の録画をする。
さて、ここからまだ忙しいのだ。
20年以上も続けている、プロ向けのレポートを書かなくてはならない。
これは現役の頃に、毎月曜日に徒然なるままに円相場の事を書いて、銀行仲間、中央銀行、海外の顧客にメールで送っていたのだが、(最初の頃はメールなど無く、ファックスで送っていた。)銀行を辞めた後は、暫く書いていなかった。
そしたら、幾つかの銀行や顧客(ヘッジ・ファンドや、ミューチュアル・ファンド)から、有料でもいいから、レポートを書いてくれと頼まれた。
容易い御用だ。
彼らはプロであって、“俺はこう思う。 今週のレンジはこうこうだ。”と断定的に言い切って、それが外れても誰も文句は言わない。
むしろ、Mediocre.=(中途半端)な意見などは必要としない。
難しいのは、やはり英語で書くレポートであるが為に、正しい英語で表現しなくてはならないことである。
自慢ではないが、塾長は英語での普通の日常会話には全く不自由しないが、書く英語は全く違う。
喋ったことは、Hard copy.=(記録)としては残らないが、書く文章はそうはいかない。やはり、ある程度の品格が必要である。
外資系の会社に30年近く務めてはいたが、経済学部・マージャン学科卒業の英語力は、たかが知れている。
見直すと、やたらカンマが多いだらだらとした文章になっており、中々格調高い英語を書くのは難しい。
これらのRoutine.=(決まった)の仕事を終えると、夕方になっている。
最後の止めは、グローバル・インフォに寄稿している“直言・直筆”である。
これは、上でご披露したプロ向けのレポートを編集したものであり、割合断定的に相場の話をすることがある。
お読みになっている方々からのご意見を直接お聞きしたことが無いので分からないが、グローバル・インフォにはご批判や苦情が来ているかも知れない。
これで、月曜日の仕事は終わり。
何となく、塾長には月曜日が皆さんの金曜日の様な気がし、ほっとする。
だから、塾長にとっては“ハナキン”ではなく、“ハナゲツ”なのである。
あれれ、ちょっと話がずれてきたが、また来年も相場の話、趣味のワイン、車そしてゴルフの話を気儘にさせて下さい。
“もっと真面目に相場の話をしろ。”とのお叱りを受けるが、残念ながら“これは頂きだ!”と強く感じる相場観を持つことは、そうしょっちゅうは無い。
何せ、これは“独り言”。
多くが、勝手な戯言であることをお許し頂きたい。
今年の初めに、“今年は損を恐れる取引しましょう。”と言った。
来年も変わらない。
プロも損をするが、彼らは損の仕方が上手である。
そして、終わってみたら“必ず”プラスになっている。
来年こそ(?)、損切りをきちんとし、自分で設定したルールを必ず守り、悩むのは利喰う時だけに致しましょう。
皆さん、どうかよいお年をお迎え下さい。
塾長。
今年もあと10日ちょいとなり、慌しくなってきた。
相場も、結構荒れている。
ウチのヤツから、“兎に角、年末までにはワインの整理をして下さい。”と言われていたが、“明日やっていい事は、決して今日やらない。”主義の塾長はずっと伸ばし、伸ばしにしてきた。
最後に届いたキスラーは、カトパー・セラーに入りきらないので、ペロが住んでいた部屋に入れていたが、確かにこれは良くないな。
意を決して、日曜日に大整理をすることにした。
“アイスノン・セラー”=(廊下のクローゼットに自分で段を作り、約150本のワインが有る。)も、少し整理しよう。(一番目の写真)
そもそも、今ではカトパー・セラーとなったカトパーが住んでいた部屋は物置状態となっていた。(二番目の写真)
ワイン以外にも、古いプリンター、バケツ一杯にもならんとした小銭の山(これは、先週銀行に持って行って、“あるだけ入金”という方法で引き取って貰った。何と、10数万円分あった。)、本など、まあ雑多の状態であったが、それを雑然と積み放しとしていた。
先ずは下側が雑然としていた“アイスノン・セラー”に、ニュージーランドのエスカープメントから来たワインが入っていた、発泡スチロールのケースを入れた。
これで、新たに2ケース分入れられる。(3番目の写真)
ほら、こんなに綺麗になった。(4枚目の写真)
次は、カトパー・セラーの左側のワイン・ラックの奥を整理したら、結構大きなスペースが確保出来た。
よし、此処には暫くは飲む積りの無いキスラーを置こう。
“開かずの間”ではなく、“開かずのスペース”だ。
キスラーとワイン・ラックの間には、Ata Rangi.のマグナムを置くこととした。(5番目の写真。右側がキスラー。その前に3本だけ見えているのが、普通サイズのAta Rangi.
一番右側に見えているのは、焼酎“魔王”の1升壜。あれ、塾長は焼酎は飲まないのに何でだろう?)
約2時間の奮闘を終え、すっかり綺麗になった。(と、思う。)
ペロの部屋からワインは消え、カトパー・セラーも随分すっきりした。(最後の写真。
以前からエノテカの箱が気になるが、これはウチのヤツが勝手に買ったボジョレー・ヌーボーなので、塾長は預かり知らない。)
最後の写真と、二番目のそれとを比べると、カトパー・セラーの使用前・使用後ではなかった、整理前・整理後で随分違うことがよく分かる。
(あれ、もしかしたら、まだ買えるスペースが有るか? いや、もう暫くワインは買わない!)
ドル・円が再び90円を超えたが、これはドル高・円安と言うよりは、ドバイ・ショックとギリシャの格下げの影響で大きく売られたユーロの反動と言って良かろう。
ユーロが下れば、ドルは上がる。
ドルが上がれば、ドル・円も上がる。
売り遅れていた輸出筋のドル売りが、ドルの頭を抑えようが、90.80~90を二度付けているので、ここ数週間見られた“月曜日の怒涛のドル売り”は、もう出ない。
ここからはユーロの動向を見届けよう。
ユーロの下落が一服すれば、ドル・円は再び下落する可能性がある。
何れにせよ、今は市場の流動性が低く、逆に変動率が高い時期。
何回も言うように、突然の動きにも対処出来るように、“上手に”立ち振る舞いたい。
ワインの整理が終わり、何となく達成感を感じる塾長。(後は、為替の達成感であるが、これは中々難しい……..。)
先日、日々の“独り言”で呟いたが、ついにブルーレイ・レコーダー&プレーヤーを購入した。
“何時かは欲しいな。”とは思っていたが、薄型テレビがそうであった様に、待てば待つほど値段も安くなり、性能も向上するであろうと思い、急いで買う積りは無かった。
新聞に大手の家電の安売り店の折込宣伝広告があり、ふと見ると思ったより安い。
よしと思って、先ずはテレビと同じメーカーのブルーレイ・レコーダー&プレーヤーの性能と価格(メーカーは小売価格を出していないので、家電量販店やネットで調べた。)を調べたが、性能についてはびっくり仰天!
何とハード・ディスクの容量が1000ギガ・バイトだと言う。
今まで使っていたDVDプレーヤーの容量は、“たったの”120ギガ・バイトであった。
先ずは、ハード・ディスクの容量が8.3倍ということになる。
DVDプレーヤーで録画していた時は、大概“SPモード”で行っていたが、最大録画時間(ハードに溜めておける分)が約51時間であった。
実は、これで充分であった。
そして、ブルーレイ・レコーダーは、標準では5倍速で録画するが、最大録画時間は何と約449時間という。
そうか、単純に最大録画時間を比べてみるとこちらは約8.8倍である。
しかも、ハイビジョン画質である。
これは中々面白くなりそうである。
結局、ネット販売で3番目に値段の安かった所から、同機種の1000ギガ・バイトと500ギガ・バイトの2台のブルーレイ・レコーダー&プレーヤーを購入した。
どうして一番安い所で買わなかったかというと、その3番目の販売店は大手の書籍販売店で、今までにも何回か本を購入したことのある、しかも大変有名なショップ(恐らく、最も信頼がおけるだろうと思った。多少の値段の高さは保険のようなものである。)だったからである。
そして、一度に2台買った理由は、二つの部屋で使うからである。
但し、片方の部屋は最大の容量を有するブルーレイ・レコーダー&プレーヤーは不要である。
ここのところ忙しくて、折角来たブルーレイ・レコーダー&プレーヤーの設置が遅れていた。
何せ、折角買ったハイビジョンが見られるテレビで、2年間もアナログしか見ていなかった(たった20センチほどの配線の仕方が分からなかった。 今は、問題無い。 その解決には、たった5分しか掛からなかった。 只面倒くさかっただけである。)程の機会オンチの塾長のことであるから、果たして自分でちゃんと設置が出来るかどうかが非常に不安であった。
ウチのヤツも“どうせ自分では出来ないから、業者さんに頼めば。”とつれない。
“いや、出来る!”と見栄を切って始めたが、うーん。
結果から言うと、1時間半ほど全く繋がらずに途方に暮れたが、あるケーブルを“発想を変えて、思い切って”付け替えたら、パッと繋がった。
テレビ側の端子(BS・110度CSデジタル用とか、VHF・UHF/地上デジタルとかごちゃごちゃしている。)が、ちょっと分かり難かったので、混乱していたのである。
一度繋がってしまえばこっちのもの。
2台目なんて、15分で完璧に設置出来た。
やっぱり、ブルーレイは凄い!
画面が断然綺麗であるし、録画などの取り扱いも簡単である。
ブログでも話題になったが、何もしないで(初期設定をした時に、郵便番号を入れただけ。)EPG(電子番組表)というものが出てくる。(上の写真)。
DVDプレーヤーの時は、録画予約をする時に一々日にち、開始時間と終了時間、チャンネルをインプットしなくてはならなかったが、ブルーレイではこの電子番組表の録画したい番組欄を出してクリックするだけで録画予約が出来る。
土曜日に初めて試しに録画して見たが、勿論画質が全然違うし、オリジナルと同じ様に画面全体に絵が出て来る。(下の写真)
まだ取り扱い説明書の総てに目を通していないので、他にどの様なことが出来るか分からないが、やはり思い切って買って良かったと思っている。
一番最初に書いたように、
-もっと待って値段が下るのを待つか?
-もっと待って性能が向上するのを待つか?
と悩むのもこれまた楽しみの一つであろうが、潮時を見て思い切って行動を起こすのも大事であろうか?
FXも然り。
買おうと思って大安値では買えないし、売ろうと思って大高値では売れない。
自分でちゃんとレンジを設定して、上がると思えば、思い切って買えばいいし、下ると思えば、思い切って売ればいい。
FXのいいところは、“あ、これは間違ったな。”と思えばスパッと損切りをすればいいが、製品は一旦買うとそれが出来ない。
でも、買った後に未練がましく、他の製品と比べなければいいか?
ブルーレイ・レコーダー&プレーヤーの設置に成功して嬉しい塾長。
先月27日の“ドバイ・ショック”から、新たな資金供給を発表した“日銀・ショック”を経て、金曜日の米国雇用統計の大幅好転を反映して、一時は大円高、そしてその後は大円安と、大波乱の相場展開となった。
下は、円高のピーク時と、金曜日の相場を比べたものである。
11/27 12/4 変動率
ドル・円 84.79 90.78 -7.1%
ユーロ・円 126.83 134.53 -6.1%
ポンド・円 139.20 149.11 -7.1%
豪ドル・円 76.52 82.94 -8.4%
NZドル・円 59.84 64.85 -8.4%
これほど激しく相場が動くと、中々堅実に利益を上げることは難しい。
ベア(相場に弱気派)は、上げ相場でやられ、ブル(相場に強気)は、下げ相場でやられる可能性が高い。
塾長がよく議論することであるが、上げ相場&下げ相場の両方を取ろうとすると、これは大変難しい。
自分の相場観はベアなのか、それともブルなのかを決め、これもよく言う自分のレンジを設定して、
-レンジ内取引。(安く買って、高く売る。 高く売って、安く買う。)
-レンジが切れた時の取引。(トレンド・フォローで、下れば売る。上がれば買う。)
を効率よくやりたい。
結局、この10日間の動きは、ドル・円で言えば、先ずはレンジの下値が数回破れて84.79を付け、そして次にはレンジの上値が数回破れて90.78の高値を付けた。
では、どうすればいいか?
ベアであれば、下げ相場で利益を上げるように務め、上げ相場に転じればレンジを切った時に、すっぱり損切りをするか、短期的な両建てにしたらどうか?
ブルであれば、上げ相場で利益を上げるように務め、下げ相場に転じればレンジを切った時に、すっぱり損切りをするか、短期的な両建てにしたらどうか?
これにより、相場が自分の相場観と合った動きをしている時は、ナイス・ポジションを保持し、相場が自分の相場観と違った動きをしている時には、少なくともポジションはSquare.になっている。
実は、これは決して難しいオペレーションではない。
新しいポジションを作った時に、“必ず”損切りか、両建てのオーダーを出す習慣を身に付ければいいのである。
往々にして、“いや、そんなことはない。 まさか、これ以上(自分の相場観とは)逆に動くことはあるまい。”、と勝手に信じてAgainst.のポジションを膨らませ、気が付いたらレバレッジが大きくなってにっちもさっちも行かない。
絶好の買い場であるのに、ポジションがアップアップでビタ一文買えない。
絶好の売り場であるのに、ポジションがアップアップでビタ一文売れない。
何時も言う様に、買いっ放し、売りっ放しは駄目!
皆さんの大好きなFXは、通貨の売買が自由に出来ることをお忘れ無く。
レバレッジを大きくすることばかり考えないで、たまには自分のポジションをヘッジすることも考えましょう。
話題ががらりと変るが、昨日の男子プロゴルフの最終戦、日本シリーズJTカップは見ごたえがあった。
先ず最初の快挙は18歳の石川遼君が最年少で、史上初の10代の賞金王になったことである。
ゴルフをおやりの方はよくご存知であろうが、彼の力量は並外れたものである。
飛距離、そしてアプローチとパットの上手さは群を抜く。
実力を示す平均ストロ-クは、勿論1位。
面白いのは、パーオン率(ホールのパーの数より2打少ない数でグリーンに乗ること。パー5では3打で、パー4では2打でオンして、ワン・パットでバーディーを狙う。)は1位ではない。
理由は、遼君は果敢にホールを攻めて、“乗らない。”ことも多いのである。
それでも平均ストロークが1位ということは、乗らなくてもアプローチが上手いので、ボギーを叩かない。
彼のロブ・ショット(ふわっとボールを浮かせてグリーンに乗せるショット。)は芸術品である。
彼は、来年からも益々上手になって世界のひのき舞台で大暴れをすることであろう。
実は昨日、もう一つ快挙があった。
永らく米国ツアーに参戦し、昨年から日本ツアーに帰ってきた丸山茂樹選手が逆転優勝を成し遂げた。
国内では10年ぶりの優勝である。
数年前から首や膝を痛め、全く不調であったが、ついにカムバックした。
丸山茂樹選手は、愛称“マルちゃん”と言って、いつもニコニコして楽しい選手であるが、昨日の15番からの3連続バーディーを取っている時の顔は、鬼気迫るものがあった。
“あ、これは勝つな!”と直感した。
結局はプレーオフ4ホール目での決着と、易しい優勝ではなかったが、“よくやった!”
優勝スピーチで涙ぐみ、“優勝は喜ぶものだと思っていたが、今回初めて泣いてしまった。”と本音を漏らしたが、ついこちらも少々もらい泣きをしてしまった。
石川遼君が18歳。
そして丸山茂樹選手が40歳。
実に、22歳の歳の開きがある。
我々年寄りに、ちょっぴり勇気を与えてくれた丸山茂樹選手の優勝であった。
懲りずに、また90円台でドル・ショートにした塾長。
先日、ブルーレイ・レコーダー&プレーヤーを購入した。
現在使っているDVD・レコーダー&プレーヤーは、地デジが始まる2011年以降には使えないとのことなので、何れは買わなくてはならないとは思ってはいたが、時々立ち寄る家電製品売り場で見ると、結構値段が高い。
現在生で見る番組はデジタルか衛星放送なので、大層画質がいいが、一旦これをDVDに録画すると、アナログになってしまうが為に、画質は悪くなる。
でも、まあそんなに不便と言う程でもない。
まあ、“急いで買うこともないわい。”くらいの感じでいたのだが、ある日新聞のチラシにブルーレイ・レコーダー&プレーヤーの安売り広告が入っており、凄く安い。(自分のイメージにあった価格よりも安いという意味である。)
へーえ、と思って先日友人から教わったインターネットのページを見ると、こりゃあ凄い!
その安売り広告の値段よりも、さらに20~30%も安い。
ところが、不思議なのは全く同じ製品(今回塾長が買ったブルーレイ・レコーダー&プレーヤー)の最安値と最高値が売り手によって7万円も違う。
この機種は、また発売されたばかりでそんなにバーゲンをする筈は無い筈であるが、どうしてこうも価格が違うのだろう?
面白いので色々調べたら、塾長が購入した機種(ハード・ディスクの容量が1TB=1000GB)の二世代前の機種(容量が半分の500GB)が、一年前には塾長が払った値段の2.5倍もしていたらしい。
要するに、ハード・ディスクの容量が倍になり、値段が2.5分の一ということは、単純計算で値段が5分の一になったと同じである。
そして、恐らく使い勝手も大きく進歩していることであろう。
よく、新製品には直ぐ手を出すなと言う。
値段は安くならないし、メーカーはその新製品を出した後に、顧客からの情報(クレームも含め)をその製品にフィード・バックして、どんどんその製品は進化していく。
液晶テレビだって、つい数年前まで1インチ=1万円と言われた。
今は、40インチのテレビが10万円くらいで買えるらしい。 これは、約4分の一。
難しいのは、新製品を早く手に入れたい。 でも、高い。 そして製品がどんどん進化する。
何時まで待つか? もっと進化するか?(もっと使い易くなるか?) もっと安くなるか?
恐らく、待てばもう少しは安くなるのであろうが、早く画質の良い録画された番組も見たい。
まあ、今回の塾長のケースの様に、自分が安いと納得し、欲しい物を手に入れる欲求を満たすことが出来るのなら、問題は無かろう。
今回新しいブルーレイ・レコーダー&プレーヤーを購入して、“安くてよかったな。”と思ったが、同時にあの値段のばらつきを見て、売り手が安値合戦をしていることは間違いないだろうと思った。
そりゃあ、物の値段が安いことは我々消費者にとってとても嬉しいことではあるが、要するにデフレがどんどん進行していることも意味する。
昨今話題になっている、千円もしないジーンズも一つの例であろうか?
これでは既存の衣料品店が成り立っていくわけはなかろうし、家電製品を売っている小売店もまた然り。
この安売り合戦が巡り巡ってメーカーの収益状況を圧迫することも間違い無かろう。
今までの流通経路が複雑で、我々は安く買える物もむざむざ高い金を払って買わされていたのか?
無駄は省く必要があり、余計なものに金を払う積りは毛頭無いが、急激に物事が変わると、必ずその弊害が後から出てくるであろう。
ふと、最近話題になっている“事業仕分け”のことを思い出した。
与党の先生方と、民間から選ばれた“仕分け人”(仕置き人ではない。)が、2010年度の概算要求から無駄を洗い出すということらしいが、たった1時間の間に、“これは無駄、あれも無駄。”とばっさばっさと切り捨てることばかりでもなかろうにと思う。
スーパーコンピューターの開発継続予算などは、その典型の一つであろう。
天下りの方々を太らせる団体の存続と、将来の科学発展の為の先行投資は全く違う物である。
(予算を)切り詰めて、なるべく安く収めようと拙速に走ると、将来とんでもない結果となることもよく考えて貰いたいものだ。
ブルーレイ・レコーダー&プレーヤーを買って、色々考えることのあった塾長。
日々のブログで、“ドル・円が下っても当局による円売り介入は出ない。”と断言したら、その根拠を示せとのご要望があった。
介入を決定する権限は財務大臣が持っているので、塾長ごときが根拠を示すことは出来ないが、どうして介入が出ないと思っているかの自論の説明は出来る。
先ず、どうして介入が出る必要があるのか?
現在のドル・円相場は89円近辺で静かに推移しているが、果たしてこれは円売り介入をしなければならないほどの円高か?
実はそんなことはない。
消費者物価の上昇を織り込んだ購買力平価の観点から言うと、ドル・円の90円前後はちっとも円高ではなく、10年前の110~120円の感覚ではなかろうか?
昨年から比べると円高になっている様な気がするが、その他通貨に対してはちっとも円高ではない。 むしろ円安であろうか。
対ドルにだけ円売り介入をする必然性が理解出来ない。
ちょっとお尋ねしたいが、皆さん、2年前にドル・円が100円を切れると思われていただろうか?
日本人は、お上(財務省)が多額の円売り介入を行って、100円割れを阻止するだろうと思い、願い、そして望んでいたが、何と今は80円台。
しかも、今では随分目が慣れてしまって、余り違和感を感じない。
違和感を感じないということは、多くの人が今の円相場に対して格段“問題あり!”とは感じていないとも言える。
皆さんご記憶であろうが、あの財務大臣が成り立ての頃、“介入はしない。”と発言して、まあ言わば今回の円高のきっかけとなったが、不注意な発言であったことは否めないが、本音がポロリと出てしまったのであろう。
ドル・円で介入する場合は、日米の財務当局の合意が必要であるが、日本は兎も角、アメリカの財務省が円売り介入を認めるだろうか?
アメリカは、“国際的な不均衡の是正”の観点から、人民元のより柔軟な動き(要するに切り上げ)を求めており、これはG8でも討議された。
片や中国に切り上げを求めながら、減りつつあるとはいえ、大きな貿易黒字を抱える我が国の通貨の上昇を意図的に止める仕業を、アメリカが容認するとは思えない。
2003年~2004年に35兆円にも上る円売り介入が行われたが、あの頃の日米関係は、小泉―ブッシュの仲良しコンビで最良であった。
日本が、“この円高(100円が割れそうであった。)が、折角回復しだした景気と株価に水を差す。 円売り介入をさせて頂戴な。”との泣きを入れたら、アメリカは“介入には反対だが、そんなに言うのならどうぞおやんなさい。但し、単独で自分の銭を使うことが条件ですよ。”と言って、OKした。
で、今の日米関係は???????
介入のかの字でも出したら、大笑いでもされようか?
ここでも何度が言ってきたが、アメリカは“強いドルがアメリカの国益に適う。”と公には言うが、そりゃそうだろう。
でないと、アメリカの債券を買っている人達がそれをぶん投げて、ドルは大暴落する。
本音は今年の3月のようなドル・暴落ではない限り、じわじわドルが下ることに対しては、何の痛痒も感じないどころか、大歓迎であろう。
それと、兎に角円が安くならないと、
外需は減少する。=企業利益が減少する。=株価の低迷。そしてデフレの進行。
と騒いで、“円下落の必然性”を唱える人達がいるが、相場は市場が決めるもの。
“何々であるべきだ。”とか、“でないと、何々だ。”と騒いでも、余り意味は無い。
買う人が多ければ相場は上がり、売る人が多ければ相場は下る。
極めて単純なメカニズムである。
繰り返しになるが、あれほど信じていた“100円は割らせまい。”との介入頼みが反故になった。
90円割れ、80円割れにそう大きな意味があるとも思えない。
もし、介入の話が出てくるとしたら、
―米ドルが急落する。
―日米関係が劇的に改善する。
―我が国のデフレ進行が急速に起きる。
であるが、その可能性は少なかろう。
これもよく言うことだが、我が国は原材料、エネルギーの殆ど、そして食料の60%以上を輸入している“輸入大国”である。
円高の悪い面だけが騒がれるが、円高のメリットも忘れてはなるまい。
久し振りにゴルフをして、筋肉痛の塾長。
南アランド30秒間急落事件から早や2週間が経ったが、どうやらまだこの問題が色々な意味で尾を引いている模様である。
毎日曜日に自宅に配達される金融専門誌の“日経ヴェリタス”に、“金融記者座談会”として、大変興味のある記事が載っていた。
実は、塾長も先々週にこの事件についての意見を求められて、先週の“日経ヴェリタス”に塾長の意見が掲載されたが、今週号にはこの事件について取材した記者の意見が述べられていた。
塾長自身は、ブログにも書いた様に、“元プロのディーラー”としては考えられない事件であり、
-明らかに間違ったQuote.=(相場表示)であったなら、即座にNothing done.=(取引の取り消し)とする。
-理由が不明な場合は、取り敢えず当事者で損益を折半することとし、理由の解明を図る。
べきであると思ったが、今回この事件が前者であることは明らかであったと思うが、東京金融取引所は、5日間“取引所側には問題は無い。”と主張して、この問題を放置した。
結局、救済措置を取ることとしたが、これは大変な英断で、顧客にとっては朗報であった。
さて、この記事であるが、
くりっく365“ランド急落30秒”混乱収まらず
巻き添えの店頭FX会社 恨み節
投資家から救済要望相次ぎ困惑
のタイトルで始まる。
記事の骨子は、
-今回の事件で被害を被ったのは、南アランドを損切りさせられた顧客だけではない。
この急落のせいで、インターバンク市場を通じ、11月2日の一般のFX市場(その他通貨に対しても、急激な円高が進んだ。)にも波及し、南アランドだけでなく、その他通貨の持ち高まで処分させられた顧客も多い。
これら、間接的な被害者は、今回の救済措置を求めるのは難しいと見られている。
-金融取引所が明らかにしたところによると、救済措置に約450件の申し込みがあり、全くの推定であるが、投資家の損失が39億円にも上ると見られている。
-数年前にもポンド・円で異常レートが提示されて問題となったが、その時にきちんとした対策を講じていれば、今回の事件は防げたのではないかという意見がある。
-金融取引所は、競争原理が働くので、取引の透明性が高いと主張していたが、実際には店頭FX会社もインターバンク市場から通貨のレート・流動性を調達するという同じ様な手法を採用するので、大差は無いようだ。
-今回の事件には、三つの不幸が重なって起きたようにみられる。
* 元々、南アランド・円のLiquidity.=(流動性)が低い。=(相場が極端に乱高下する危険性がある。)
* 事件が起きたのが、取引量が少ない取引終了間際であった。
* 丁度その時に、米株や米ドルが急落しており、南アランド・円を含めたマイナー・カレンシーの流動性が急速に低下していた、
-今回の様な異常レートの提示は、FXでは金融取引所に限らず、確実に起こり得る。
-今回の金融取引所の対応には問題があると思われる。
異常レートに気付いた直後に取引を取り消していれば、何の問題も無かったのではなかろうか?
-南アランドのような高金利通貨を中心にFXブームが広がっているが、異常取引が発生するという市場リスクを意識すべきであろう。
日経らしい、極めて中立的でいい記事であった。
話は違うが、週末韓国・釜山で起きた、日本人観光客を巻き込んだ火災に関するニュースを見ていたら、韓国のチョン・ウンチャン首相夫妻が行方不明の日本人家族に対して、床に跪いて事故に対しての陳謝を行い、事故原因の全貌解明に全力を尽くします、と約束していた。
感激した。
原因はまだ不明であるが、兎も角事故についての陳謝を行う。
誰が悪い、彼が悪いと攻め合いをする前に、事故の被害者に謝る。
これ、常識ある人にとっては、極普通のことだと思うのだが……。
ニュージーランドからワインの第一陣が届いて、ワインを買ったことがばれた塾長。(別に、自分が好きな物を買うのだから、どうってことは無いのだが、兎に角置き場 が雑多になっていて、これは不味いなとは思っているのだ….。)
先週の金曜日、毎年秋に受けている年一回の人間ドック・健康診断を受けた。
実は、2月に胆嚢と右側の副腎の摘出手術を受けて以来、一切お医者様からの診断を受けたことが無く(と、こう書いている間に、本当にあのまま放ったらかしで良かったのかなあと、ふと思っている。)、どんな診断結果が出るのか、もの凄く心配だった。
手術後、お医者様から、
-脂っこい物は、沢山食べないで下さい。
(大丈夫です。元々、脂っこい物は好きではありません。)
-アルコールは、セーブして下さい。
(セーブ? と言う事は、程々には飲んでいいんですね?)
と言われて、勿論脂っこい物は食べなかったが(時々、トンカツが死ぬほど食べたくなる時があり、何回か食べた。)、アルコールはこれはもうどうしようも無い。
毎晩、情報収集に奔走していれば、自然にアルコールを飲むこととなる。
一応、週に一回は“休肝日”を設けて、アルコールは抜いていた。
只、他の6日は、手術前と同じペースで飲んでいた。(多少、心配はしていたが、別にドキドキはしてはいなかった。ドキドキしながら飲むのなら、むしろ一切飲まない!)
最近の人間ドックでの検診は、非常に効率よく行われ、色々の検査を受ける時に、殆ど待たされない。
先ず最初に担当のお医者様の問診があり、その後は、まるで流れ作業の様に採血、聴力、視力検査、CTスキャンなどが行われて行く。
問診の時に2月の手術の話をすると、バリウムを飲んでの胃の検査は、バリウムが肝臓に逆流する可能性があるので止めましょう、と仰る。
良かった! あれ、大嫌いなのである。 胃を膨らませる為に薬を飲むが、ゲップ(失礼!)をしてはいけない。 してはいけないと言われると、余計したくなる。 いや、否応無く出てしまう。
あれは、拷問の様なものである。
今回胃の検査を受けなくてもよくなったのは、2月の手術前に既に胃カメラを飲んで検診を受けているからこそであるが、それにしても“ああ、良かった!”
最近の人間ドックの検診結果は、その日のうちに分かる。
担当のお医者様に再びお目に掛かり、“検診成績通知書”なるものを渡され、ご託宣をお聞きする。
今回ばかりは、ちょっとドキドキした。
“ちょっと血圧が高いですね。”
それでも、去年よりは少し下った。
“γ-GTPが高いですね。 お酒はどのくらいお飲みになりますか?”
正直に白状したら、
“それは明らかに、飲み過ぎです。 少し、減らして下さい。”
は、はーっ。 努力致しますです。
とは言っても、γ-GTPの値は昨年の三分の二まで数値は減っていた。
正直言って、ほっとした。
どういう訳だか知らないが、昨年まではγ-GTPの基準値が10~60であったのが、今年からは10~85になっていた。
多少、酒飲みに寛容になったのであろうか?(と、勝手に解釈している。)
その他は、全く異常無し。
いつも褒められるのであるが、良性コレステロールが非常に高いそうである。
同時に、悪性コレステロールが非常に低いそうな。
ワインで消毒しているからかなあ?(勿論、これは冗談。)
奇妙なことに、昨年の検診では左右の視力が両方とも0.9であったのが、今年は左が0.9で、右が1.5だと言う。
こんなことがあるのか?
お医者様のお話では、“血圧とγ-GTP以外は、驚くほど健康体です。来年の検診からは、バリウム検査ではなく、胃カメラを飲んでの検診をお薦めします。”ということで、めでたし、めでたし。
当然、金曜日の晩は盛大に祝い酒を飲むこととなった。
あ、そうだ。
同時に頭部のMR検査を受けたが、この結果が出るのは二週間後だとのこと。
体重が変わらないのに、お腹の周りが出てきたということは、何処かが減らないと辻褄が合わない。
かつてから、“恐らくその分、脳がスカスカになっているんだろう。”とは思っているのだが、果たしてどうであろうか?
何れにせよ、覚悟していたこと(血圧とγ-GTP)以外は、どっこも悪くなくて、ほっとした。
さあて、また情報収集に精を出すことにするか。
健康体と言われて、ご機嫌な塾長。
先週末の土曜日に、大阪のFX仲間が主催した“FX友の会”という、何とも楽しい名前の勉強会に参加した。
主催者は手弁当で会場の設定、名簿の作成、当日の段取りなどをやってくれ、また掛かった費用は参加者全員で割り勘で負担するという、極めてフランクな集まりであった。
参加者の中には、超ベテランも何人かいらしたが、半分くらいは“初心者”ということであった。
暢気者の塾長は、大分前にメールで送られていた会の手順をよく読んでおらず、“会が始まる2時までに行けばいいのだろうな。”と思っていた。
前日、主催者から“打ち合わせをしたいので、1時半くらいまでに来て下さいね。”とのメールを頂き、“えっ、私は何かやるんですか?”と訊いたら、“お知らせした通り、塾長には最初の40分、お話を頂くことになっています。”と言われ、ありゃあと思った。
まあ、外為さんでやるセミナーも、殆ど準備無しのぶっつけ本番でやるので、まあ余り困りはしないが、さて、何を話そうか?
取り敢えず、新幹線の時間を30分早めて、1時過ぎには大阪に着く様に手配した。
ベテランもいれば、初心者の方々も多くいる、というセミナーは、これは中々難しい。
ベテラン向けに話をすれば初心者は、“チンプン・カンプンだった!”と言うし、初心者向けに話しをすればベテランは、“そんなことは知っているわい!もっとまともな話をせい!”と機嫌が悪くなる。
これは、会場の温度の設定が、ある人には熱過ぎて、ある人には逆に寒過ぎるのと似ている。
こういった場合は、仕方ないので、“ベテランの方々にはつまらない話になるでしょうが、どうか復習の意味で私の話を聞いて下さい。”と御願いする。
今まで、“つまらない退屈な話だった。”とのお叱りは、幸いにも余り受けていない。
やはり、FXをやるに当っては、ベテランも初心者も考えること(やるべきこと、或いはやってはいけないこと)は同じなのだろう。
全く資料を用意していないので、初心者の方々に覚え易いテーマを考えることにして、それを“すすレレ”と名付けた。
そして、この“すすレレ”が何だったかだけ覚えておいて頂ければ決行です、とお話した。
先ず、最初の“す”。
―相場は、よく動く。そして時に理不尽な動きをする。
上がると思って買っても、“す”くなかれ、多かれ相場は動く。(多かれ、少なかれの反対)
100円を切って、99.80で下げ止まって(少なかれ)再び102円を目指すか?
或いは、トレンドが大きく変わって92円まで(多かれ)、大きく相場が下げるか?
大きく下げるまで待ってはいけない。少なかれの時に、何とか対処するか、大きく動いても平気なポジションに留めるべきである。
次の“す”は、勿論“ストップ”の“す”である。
―上で言った、何とか対処するとは、損切り=ストップで一旦ポジションを切って、じっくり考え直すことである。
新たなポジションを作ったら同時にストップ・ロス・オーダーを置く習慣をお付けなさい。
最初の“レ”は、レバレッジの“レ”である。
―多くの方がレバレッジの使い方を誤解している。
2007年までの様に相場が永らく円安方向に動いている時には、そこそこのレバレッジを利かせてじっと持っていれば(或いは待っていれば)、スワップ・ポイント=金利差とCapital Gain.=(元本が大きくなる。)の両方が得られたが、相場は何時までも一方通行では動かない。円高になれば、レバレッジ分“やられる。”
Volatility.=(変動率)が高い普段はレバレッジは極端に大きくしないで、相場が自分が持っているポジションと逆に行っても、耐えられる範囲に留める。
次の“レ”は、“レンジ相場”と、そのレンジ相場が“破れた時”の“レ”である。
―これは、このブログでもしょっちゅう言っていること。
塾長の考えでは、相場展開には“レンジ相場”と、それが“破れた時”の二つがあると思っている。
レンジ相場の時は、“Buy low, and sell high. Sell high, and buy low.”=(安く買って高く売り、高く売って安く買う。)を繰り返せばいい。
レンジの中間付近では、何もしなくて宜しい。
そして、このレンジ相場は何時かは、“必ず”破れる。
その時は、トレンドを追っかける為に、“Buy on rally, and sell on dip.”=(上がったら買って、下ったら売る。)をやる。
これをやるには多少の勇気が要るが、絶対に“あ、先週より安くなったぞ!と言って、ナンピン買いをしてはいけないし、“あ、先週より高くなったぞ!”と言って、ナンピン売りをしてはいけない。
そして、このレンジを切った時には、レバレッジを大きくして“勝負をすれば宜しい。”
但し、このレンジが“破れた時”には往々にして騙しがあるので、その大勝負には“必ず逆指値の指値を置きなさい。
これをやることによって、トレンドが変わった時に(例えば、95円を下に切った時など)、相場が95円以下にある時は、“ナイス・ショート・ポジション”が保持できており、95円以上にある時は、少なくともポジションは安全なSquare.に戻っている。
ここで、会場からご質問を頂戴した。
この方は、日々のブログによくご投稿頂いている方で、塾長と同じく関東地方からわざわざ来られていた。
“相場が、95円を行ったり、来たりしたら、どうなるのですか?”
実際、今年の6月にも91円台に落ちる前に95円を数回行ったり、来たりした。
塾長の答えは、“勇気を持って、どんどん損切りを続けなさい。94.80売りの、95.20買いを3回喰らったって、1円20銭の損ではないですか。
最後の94.80の売りポジションを91.80で買い戻せば3円の利益が取れる。
そもそも、このオペレーションは、自分のドル・ベアの相場観を大事にして、95円以下ではショートにしておき、95円を超えたらSquare.に戻すための、保険の様なものなのです。”と説明したら、ご納得頂いた。
勉強会の後、懇親会が行われたが、これがまた楽しい。
1歳7ヶ月の小さな男の子がご両親と来ており、すっかり仲良しになった。
時間が経つにつれて、塾長に“抱っこーっ。”と言って駆けて来るほど懐いてくれて、子供好きの塾長には、それはそれは嬉しかった。
今週末も、外為さんのセミナーに参加する為に大阪に行く。
新横浜から、新大阪まで新幹線・のぞみで2時間15分。
新聞を読んだり、ちょいと居眠りをしているとあっと言う間に着いてしまう。
随分、便利になったものだ。
大阪の皆さん、またお目に掛かれることを楽しみにしております。
色々な方にお会いして、新しい出会いを喜んでいる塾長。