月曜コラム「週刊 独り言」 外為どっとコムFXブログ

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達成感。

 

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今年もあと10日ちょいとなり、慌しくなってきた。

相場も、結構荒れている。


ウチのヤツから、“兎に角、年末までにはワインの整理をして下さい。”と言われていたが、“明日やっていい事は、決して今日やらない。”主義の塾長はずっと伸ばし、伸ばしにしてきた。

最後に届いたキスラーは、カトパー・セラーに入りきらないので、ペロが住んでいた部屋に入れていたが、確かにこれは良くないな。

意を決して、日曜日に大整理をすることにした。

“アイスノン・セラー”=(廊下のクローゼットに自分で段を作り、約150本のワインが有る。)も、少し整理しよう。(一番目の写真)


そもそも、今ではカトパー・セラーとなったカトパーが住んでいた部屋は物置状態となっていた。(二番目の写真)
ワイン以外にも、古いプリンター、バケツ一杯にもならんとした小銭の山(これは、先週銀行に持って行って、“あるだけ入金”という方法で引き取って貰った。何と、10数万円分あった。)、本など、まあ雑多の状態であったが、それを雑然と積み放しとしていた。


先ずは下側が雑然としていた“アイスノン・セラー”に、ニュージーランドのエスカープメントから来たワインが入っていた、発泡スチロールのケースを入れた。
これで、新たに2ケース分入れられる。(3番目の写真)


ほら、こんなに綺麗になった。(4枚目の写真)


次は、カトパー・セラーの左側のワイン・ラックの奥を整理したら、結構大きなスペースが確保出来た。
よし、此処には暫くは飲む積りの無いキスラーを置こう。
“開かずの間”ではなく、“開かずのスペース”だ。

キスラーとワイン・ラックの間には、Ata Rangi.のマグナムを置くこととした。(5番目の写真。右側がキスラー。その前に3本だけ見えているのが、普通サイズのAta Rangi.
一番右側に見えているのは、焼酎“魔王”の1升壜。あれ、塾長は焼酎は飲まないのに何でだろう?)


約2時間の奮闘を終え、すっかり綺麗になった。(と、思う。)
ペロの部屋からワインは消え、カトパー・セラーも随分すっきりした。(最後の写真。
以前からエノテカの箱が気になるが、これはウチのヤツが勝手に買ったボジョレー・ヌーボーなので、塾長は預かり知らない。)

最後の写真と、二番目のそれとを比べると、カトパー・セラーの使用前・使用後ではなかった、整理前・整理後で随分違うことがよく分かる。
(あれ、もしかしたら、まだ買えるスペースが有るか? いや、もう暫くワインは買わない!)

 

ドル・円が再び90円を超えたが、これはドル高・円安と言うよりは、ドバイ・ショックとギリシャの格下げの影響で大きく売られたユーロの反動と言って良かろう。
ユーロが下れば、ドルは上がる。
ドルが上がれば、ドル・円も上がる。

売り遅れていた輸出筋のドル売りが、ドルの頭を抑えようが、90.80~90を二度付けているので、ここ数週間見られた“月曜日の怒涛のドル売り”は、もう出ない。

ここからはユーロの動向を見届けよう。
ユーロの下落が一服すれば、ドル・円は再び下落する可能性がある。

何れにせよ、今は市場の流動性が低く、逆に変動率が高い時期。
何回も言うように、突然の動きにも対処出来るように、“上手に”立ち振る舞いたい。

 
ワインの整理が終わり、何となく達成感を感じる塾長。(後は、為替の達成感であるが、これは中々難しい……..。)

ブルーレイ・レコーダー&プレーヤー、その後。

 

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先日、日々の“独り言”で呟いたが、ついにブルーレイ・レコーダー&プレーヤーを購入した。
“何時かは欲しいな。”とは思っていたが、薄型テレビがそうであった様に、待てば待つほど値段も安くなり、性能も向上するであろうと思い、急いで買う積りは無かった。

 

新聞に大手の家電の安売り店の折込宣伝広告があり、ふと見ると思ったより安い。

 

よしと思って、先ずはテレビと同じメーカーのブルーレイ・レコーダー&プレーヤーの性能と価格(メーカーは小売価格を出していないので、家電量販店やネットで調べた。)を調べたが、性能についてはびっくり仰天!
何とハード・ディスクの容量が1000ギガ・バイトだと言う。
今まで使っていたDVDプレーヤーの容量は、“たったの”120ギガ・バイトであった。
先ずは、ハード・ディスクの容量が8.3倍ということになる。
DVDプレーヤーで録画していた時は、大概“SPモード”で行っていたが、最大録画時間(ハードに溜めておける分)が約51時間であった。
実は、これで充分であった。
そして、ブルーレイ・レコーダーは、標準では5倍速で録画するが、最大録画時間は何と約449時間という。
そうか、単純に最大録画時間を比べてみるとこちらは約8.8倍である。
しかも、ハイビジョン画質である。
これは中々面白くなりそうである。

 

結局、ネット販売で3番目に値段の安かった所から、同機種の1000ギガ・バイトと500ギガ・バイトの2台のブルーレイ・レコーダー&プレーヤーを購入した。
どうして一番安い所で買わなかったかというと、その3番目の販売店は大手の書籍販売店で、今までにも何回か本を購入したことのある、しかも大変有名なショップ(恐らく、最も信頼がおけるだろうと思った。多少の値段の高さは保険のようなものである。)だったからである。
そして、一度に2台買った理由は、二つの部屋で使うからである。
但し、片方の部屋は最大の容量を有するブルーレイ・レコーダー&プレーヤーは不要である。

 

ここのところ忙しくて、折角来たブルーレイ・レコーダー&プレーヤーの設置が遅れていた。

 

何せ、折角買ったハイビジョンが見られるテレビで、2年間もアナログしか見ていなかった(たった20センチほどの配線の仕方が分からなかった。 今は、問題無い。 その解決には、たった5分しか掛からなかった。 只面倒くさかっただけである。)程の機会オンチの塾長のことであるから、果たして自分でちゃんと設置が出来るかどうかが非常に不安であった。
ウチのヤツも“どうせ自分では出来ないから、業者さんに頼めば。”とつれない。
“いや、出来る!”と見栄を切って始めたが、うーん。

 

結果から言うと、1時間半ほど全く繋がらずに途方に暮れたが、あるケーブルを“発想を変えて、思い切って”付け替えたら、パッと繋がった。
テレビ側の端子(BS・110度CSデジタル用とか、VHF・UHF/地上デジタルとかごちゃごちゃしている。)が、ちょっと分かり難かったので、混乱していたのである。

 

一度繋がってしまえばこっちのもの。
2台目なんて、15分で完璧に設置出来た。

 

やっぱり、ブルーレイは凄い!
画面が断然綺麗であるし、録画などの取り扱いも簡単である。
ブログでも話題になったが、何もしないで(初期設定をした時に、郵便番号を入れただけ。)EPG(電子番組表)というものが出てくる。(上の写真)。
DVDプレーヤーの時は、録画予約をする時に一々日にち、開始時間と終了時間、チャンネルをインプットしなくてはならなかったが、ブルーレイではこの電子番組表の録画したい番組欄を出してクリックするだけで録画予約が出来る。

 

土曜日に初めて試しに録画して見たが、勿論画質が全然違うし、オリジナルと同じ様に画面全体に絵が出て来る。(下の写真)

 

まだ取り扱い説明書の総てに目を通していないので、他にどの様なことが出来るか分からないが、やはり思い切って買って良かったと思っている。

 

一番最初に書いたように、
-もっと待って値段が下るのを待つか?
-もっと待って性能が向上するのを待つか?
と悩むのもこれまた楽しみの一つであろうが、潮時を見て思い切って行動を起こすのも大事であろうか?

 

FXも然り。
買おうと思って大安値では買えないし、売ろうと思って大高値では売れない。
自分でちゃんとレンジを設定して、上がると思えば、思い切って買えばいいし、下ると思えば、思い切って売ればいい。
FXのいいところは、“あ、これは間違ったな。”と思えばスパッと損切りをすればいいが、製品は一旦買うとそれが出来ない。
でも、買った後に未練がましく、他の製品と比べなければいいか?

 

ブルーレイ・レコーダー&プレーヤーの設置に成功して嬉しい塾長。

 

波乱の相場。どう対処する?

先月27日の“ドバイ・ショック”から、新たな資金供給を発表した“日銀・ショック”を経て、金曜日の米国雇用統計の大幅好転を反映して、一時は大円高、そしてその後は大円安と、大波乱の相場展開となった。
下は、円高のピーク時と、金曜日の相場を比べたものである。
        11/27   12/4  変動率
ドル・円        84.79   90.78  -7.1%
ユーロ・円     126.83  134.53  -6.1%
ポンド・円     139.20  149.11  -7.1%
豪ドル・円      76.52   82.94  -8.4%
NZドル・円     59.84   64.85  -8.4%
これほど激しく相場が動くと、中々堅実に利益を上げることは難しい。
ベア(相場に弱気派)は、上げ相場でやられ、ブル(相場に強気)は、下げ相場でやられる可能性が高い。
塾長がよく議論することであるが、上げ相場&下げ相場の両方を取ろうとすると、これは大変難しい。
自分の相場観はベアなのか、それともブルなのかを決め、これもよく言う自分のレンジを設定して、
-レンジ内取引。(安く買って、高く売る。 高く売って、安く買う。)
-レンジが切れた時の取引。(トレンド・フォローで、下れば売る。上がれば買う。)
を効率よくやりたい。
結局、この10日間の動きは、ドル・円で言えば、先ずはレンジの下値が数回破れて84.79を付け、そして次にはレンジの上値が数回破れて90.78の高値を付けた。
では、どうすればいいか?
ベアであれば、下げ相場で利益を上げるように務め、上げ相場に転じればレンジを切った時に、すっぱり損切りをするか、短期的な両建てにしたらどうか?
ブルであれば、上げ相場で利益を上げるように務め、下げ相場に転じればレンジを切った時に、すっぱり損切りをするか、短期的な両建てにしたらどうか?
これにより、相場が自分の相場観と合った動きをしている時は、ナイス・ポジションを保持し、相場が自分の相場観と違った動きをしている時には、少なくともポジションはSquare.になっている。
実は、これは決して難しいオペレーションではない。
新しいポジションを作った時に、“必ず”損切りか、両建てのオーダーを出す習慣を身に付ければいいのである。
往々にして、“いや、そんなことはない。 まさか、これ以上(自分の相場観とは)逆に動くことはあるまい。”、と勝手に信じてAgainst.のポジションを膨らませ、気が付いたらレバレッジが大きくなってにっちもさっちも行かない。
絶好の買い場であるのに、ポジションがアップアップでビタ一文買えない。
絶好の売り場であるのに、ポジションがアップアップでビタ一文売れない。
何時も言う様に、買いっ放し、売りっ放しは駄目!

皆さんの大好きなFXは、通貨の売買が自由に出来ることをお忘れ無く。
レバレッジを大きくすることばかり考えないで、たまには自分のポジションをヘッジすることも考えましょう。

 

話題ががらりと変るが、昨日の男子プロゴルフの最終戦、日本シリーズJTカップは見ごたえがあった。
先ず最初の快挙は18歳の石川遼君が最年少で、史上初の10代の賞金王になったことである。
ゴルフをおやりの方はよくご存知であろうが、彼の力量は並外れたものである。
飛距離、そしてアプローチとパットの上手さは群を抜く。
実力を示す平均ストロ-クは、勿論1位。
面白いのは、パーオン率(ホールのパーの数より2打少ない数でグリーンに乗ること。パー5では3打で、パー4では2打でオンして、ワン・パットでバーディーを狙う。)は1位ではない。
理由は、遼君は果敢にホールを攻めて、“乗らない。”ことも多いのである。
それでも平均ストロークが1位ということは、乗らなくてもアプローチが上手いので、ボギーを叩かない。
彼のロブ・ショット(ふわっとボールを浮かせてグリーンに乗せるショット。)は芸術品である。
彼は、来年からも益々上手になって世界のひのき舞台で大暴れをすることであろう。

実は昨日、もう一つ快挙があった。
永らく米国ツアーに参戦し、昨年から日本ツアーに帰ってきた丸山茂樹選手が逆転優勝を成し遂げた。
国内では10年ぶりの優勝である。
数年前から首や膝を痛め、全く不調であったが、ついにカムバックした。
丸山茂樹選手は、愛称“マルちゃん”と言って、いつもニコニコして楽しい選手であるが、昨日の15番からの3連続バーディーを取っている時の顔は、鬼気迫るものがあった。
“あ、これは勝つな!”と直感した。
結局はプレーオフ4ホール目での決着と、易しい優勝ではなかったが、“よくやった!”
優勝スピーチで涙ぐみ、“優勝は喜ぶものだと思っていたが、今回初めて泣いてしまった。”と本音を漏らしたが、ついこちらも少々もらい泣きをしてしまった。

石川遼君が18歳。
そして丸山茂樹選手が40歳。
実に、22歳の歳の開きがある。

我々年寄りに、ちょっぴり勇気を与えてくれた丸山茂樹選手の優勝であった。


  懲りずに、また90円台でドル・ショートにした塾長。

ブルーレイ・レコーダー&プレーヤー。


先日、ブルーレイ・レコーダー&プレーヤーを購入した。

現在使っているDVD・レコーダー&プレーヤーは、地デジが始まる2011年以降には使えないとのことなので、何れは買わなくてはならないとは思ってはいたが、時々立ち寄る家電製品売り場で見ると、結構値段が高い。

現在生で見る番組はデジタルか衛星放送なので、大層画質がいいが、一旦これをDVDに録画すると、アナログになってしまうが為に、画質は悪くなる。
でも、まあそんなに不便と言う程でもない。
まあ、“急いで買うこともないわい。”くらいの感じでいたのだが、ある日新聞のチラシにブルーレイ・レコーダー&プレーヤーの安売り広告が入っており、凄く安い。(自分のイメージにあった価格よりも安いという意味である。)
へーえ、と思って先日友人から教わったインターネットのページを見ると、こりゃあ凄い!
その安売り広告の値段よりも、さらに20~30%も安い。
ところが、不思議なのは全く同じ製品(今回塾長が買ったブルーレイ・レコーダー&プレーヤー)の最安値と最高値が売り手によって7万円も違う。
この機種は、また発売されたばかりでそんなにバーゲンをする筈は無い筈であるが、どうしてこうも価格が違うのだろう?

面白いので色々調べたら、塾長が購入した機種(ハード・ディスクの容量が1TB=1000GB)の二世代前の機種(容量が半分の500GB)が、一年前には塾長が払った値段の2.5倍もしていたらしい。

要するに、ハード・ディスクの容量が倍になり、値段が2.5分の一ということは、単純計算で値段が5分の一になったと同じである。
そして、恐らく使い勝手も大きく進歩していることであろう。

よく、新製品には直ぐ手を出すなと言う。
値段は安くならないし、メーカーはその新製品を出した後に、顧客からの情報(クレームも含め)をその製品にフィード・バックして、どんどんその製品は進化していく。

液晶テレビだって、つい数年前まで1インチ=1万円と言われた。
今は、40インチのテレビが10万円くらいで買えるらしい。 これは、約4分の一。

難しいのは、新製品を早く手に入れたい。 でも、高い。 そして製品がどんどん進化する。
何時まで待つか? もっと進化するか?(もっと使い易くなるか?) もっと安くなるか?

恐らく、待てばもう少しは安くなるのであろうが、早く画質の良い録画された番組も見たい。

まあ、今回の塾長のケースの様に、自分が安いと納得し、欲しい物を手に入れる欲求を満たすことが出来るのなら、問題は無かろう。

今回新しいブルーレイ・レコーダー&プレーヤーを購入して、“安くてよかったな。”と思ったが、同時にあの値段のばらつきを見て、売り手が安値合戦をしていることは間違いないだろうと思った。
そりゃあ、物の値段が安いことは我々消費者にとってとても嬉しいことではあるが、要するにデフレがどんどん進行していることも意味する。

昨今話題になっている、千円もしないジーンズも一つの例であろうか?
これでは既存の衣料品店が成り立っていくわけはなかろうし、家電製品を売っている小売店もまた然り。
この安売り合戦が巡り巡ってメーカーの収益状況を圧迫することも間違い無かろう。

今までの流通経路が複雑で、我々は安く買える物もむざむざ高い金を払って買わされていたのか?

無駄は省く必要があり、余計なものに金を払う積りは毛頭無いが、急激に物事が変わると、必ずその弊害が後から出てくるであろう。


ふと、最近話題になっている“事業仕分け”のことを思い出した。
与党の先生方と、民間から選ばれた“仕分け人”(仕置き人ではない。)が、2010年度の概算要求から無駄を洗い出すということらしいが、たった1時間の間に、“これは無駄、あれも無駄。”とばっさばっさと切り捨てることばかりでもなかろうにと思う。
スーパーコンピューターの開発継続予算などは、その典型の一つであろう。
天下りの方々を太らせる団体の存続と、将来の科学発展の為の先行投資は全く違う物である。
(予算を)切り詰めて、なるべく安く収めようと拙速に走ると、将来とんでもない結果となることもよく考えて貰いたいものだ。

 
ブルーレイ・レコーダー&プレーヤーを買って、色々考えることのあった塾長。

円売り介入。

日々のブログで、“ドル・円が下っても当局による円売り介入は出ない。”と断言したら、その根拠を示せとのご要望があった。
介入を決定する権限は財務大臣が持っているので、塾長ごときが根拠を示すことは出来ないが、どうして介入が出ないと思っているかの自論の説明は出来る。

先ず、どうして介入が出る必要があるのか?
現在のドル・円相場は89円近辺で静かに推移しているが、果たしてこれは円売り介入をしなければならないほどの円高か?
実はそんなことはない。
消費者物価の上昇を織り込んだ購買力平価の観点から言うと、ドル・円の90円前後はちっとも円高ではなく、10年前の110~120円の感覚ではなかろうか?
昨年から比べると円高になっている様な気がするが、その他通貨に対してはちっとも円高ではない。 むしろ円安であろうか。
対ドルにだけ円売り介入をする必然性が理解出来ない。

ちょっとお尋ねしたいが、皆さん、2年前にドル・円が100円を切れると思われていただろうか?
日本人は、お上(財務省)が多額の円売り介入を行って、100円割れを阻止するだろうと思い、願い、そして望んでいたが、何と今は80円台。
しかも、今では随分目が慣れてしまって、余り違和感を感じない。
違和感を感じないということは、多くの人が今の円相場に対して格段“問題あり!”とは感じていないとも言える。

皆さんご記憶であろうが、あの財務大臣が成り立ての頃、“介入はしない。”と発言して、まあ言わば今回の円高のきっかけとなったが、不注意な発言であったことは否めないが、本音がポロリと出てしまったのであろう。
ドル・円で介入する場合は、日米の財務当局の合意が必要であるが、日本は兎も角、アメリカの財務省が円売り介入を認めるだろうか?
アメリカは、“国際的な不均衡の是正”の観点から、人民元のより柔軟な動き(要するに切り上げ)を求めており、これはG8でも討議された。
片や中国に切り上げを求めながら、減りつつあるとはいえ、大きな貿易黒字を抱える我が国の通貨の上昇を意図的に止める仕業を、アメリカが容認するとは思えない。
2003年~2004年に35兆円にも上る円売り介入が行われたが、あの頃の日米関係は、小泉―ブッシュの仲良しコンビで最良であった。
日本が、“この円高(100円が割れそうであった。)が、折角回復しだした景気と株価に水を差す。 円売り介入をさせて頂戴な。”との泣きを入れたら、アメリカは“介入には反対だが、そんなに言うのならどうぞおやんなさい。但し、単独で自分の銭を使うことが条件ですよ。”と言って、OKした。
で、今の日米関係は???????
介入のかの字でも出したら、大笑いでもされようか?

ここでも何度が言ってきたが、アメリカは“強いドルがアメリカの国益に適う。”と公には言うが、そりゃそうだろう。
でないと、アメリカの債券を買っている人達がそれをぶん投げて、ドルは大暴落する。
本音は今年の3月のようなドル・暴落ではない限り、じわじわドルが下ることに対しては、何の痛痒も感じないどころか、大歓迎であろう。

それと、兎に角円が安くならないと、
外需は減少する。=企業利益が減少する。=株価の低迷。そしてデフレの進行。
と騒いで、“円下落の必然性”を唱える人達がいるが、相場は市場が決めるもの。
“何々であるべきだ。”とか、“でないと、何々だ。”と騒いでも、余り意味は無い。
買う人が多ければ相場は上がり、売る人が多ければ相場は下る。
極めて単純なメカニズムである。

繰り返しになるが、あれほど信じていた“100円は割らせまい。”との介入頼みが反故になった。
90円割れ、80円割れにそう大きな意味があるとも思えない。


もし、介入の話が出てくるとしたら、
―米ドルが急落する。
―日米関係が劇的に改善する。
―我が国のデフレ進行が急速に起きる。
であるが、その可能性は少なかろう。


これもよく言うことだが、我が国は原材料、エネルギーの殆ど、そして食料の60%以上を輸入している“輸入大国”である。
円高の悪い面だけが騒がれるが、円高のメリットも忘れてはなるまい。


  
久し振りにゴルフをして、筋肉痛の塾長。

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