月曜コラム「週刊 独り言」 外為どっとコムFXブログ

'09 ニュージーランド紀行。

 

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この“週刊・独り言”は、シドニーから成田に帰る、JAL772便の中で書いている。
この時期恒例の、ニュージーランドの中央銀行であるReserve Bank of New Zealand.のEarly Christmas Party.(本当に、早いなあ!)に呼ばれて、ウェリントンに行き、シドニー経由で帰る途中である。
オーストラリアが利上げをして以来、随分豪ドルやNZドルが上昇し、“どうなっているんだ?”と思っていたが、まあ一言で言って、ニュージーランド・オーストラリア共に、とても良かった。
欧州、アメリカ、そして我が国でさえ、依然として景況に不安があると思われる中、中々活気があった。
人々に余裕があるように見られたのである。
街ですれ違うと、多くの人が、“Hi!”と見ず知らずの塾長に挨拶をしてくれるし、ホテル、ワイナリー、お店を訪ねても皆大変親切に接してくれる。
旅行者にとって、大変居心地の良い国々であった。
只、最近の豪ドル&NZドル高には、相当参っている感じを受けた。
新聞やテレビで、自国通貨高がじわじわと輸出産業に悪影響を与え始めたことを議論していた。
ブログで何方かがご質問なさっていたが、ではこの通貨高に対して介入などの措置を取ってそれを阻止するか?
勿論、塾長が知る由も無いが、どうやらその可能性は低そうである。
G20諸国の中で、先ず最初にオーストラリアが利上げを実行したが、時期は兎も角、さらなる追加利上げが行なわれる可能性は高い。
もしかして、ニュージーランドも利上げに踏み切る可能性があるかも知れない。
“利上げが行なわれたら、通貨はどうなると思う?”と訊かれたが、オーストラリアの利上げの後のAussie.のパフォーマンスを見れば、誰が答えても同じものが出てくるであろう。
では、この既に随分高くなったAussie. やKiwi.を買うかどうかは、もうこれは個人の判断に任せる他はあるまい。
“ちょっとレベルが高いので、慌てて買わずにDips.を待ちましょう。”と言ってきて、結局Dip. らしいDip.が無かったが、至極残念である。
実は、塾長は別に“円売り・豪ドル買いや、円売り・NZドル買いはお止めなさい。”と言ってきた積りは無い。
“レバレッジを大きくしないか、あるいはむしろレバレッジを利かせないで他通貨買いをすることには全く反対しない。”と言ってきた積りである。
Private Banking.の顧客にはそうアドバイスをしてきた。
自分では、もう一回円高になるであろうとは思っているが、何時も言うように相場は相場。
Who knows?=(誰も分からない。)
もしどうしても買いたいのであれば、買うタイミングを分散することによって買う相場のレベルも分散出来る。
但し、その時は大きなレバレッジを掛けないで、いやレバレッジを掛けるどころか、例えば100の資金があれば、此処で20、此処でまた20、下がればそこで30、上がってもまたそこで20と買って、100買い切った時に割合いいアベレージで買えていた、ということをやりましょうと言いたかったのである。
結局は、余り大きなDips.も無く相場は上昇を続けたが、それは結果論。
急な円高局面でもびくともしないでいられる為には、やはりレバレッジを大きくしてはいけない。

 

さて、今回の旅行で見たり、聞いたりして面白かったこと。
-ニュージーランド入国の際に、しつこく滞在日数と滞在先を訪ねられた。
こんなことは初めてである。
日本からの新型インフルエンザの持ち込みを警戒していたらしい。
-ウェリントンに居る間、殆ど雨には降られなかったが、ある日ホテルの部屋に居る時に外では少し降っていた。イギリスもそうだが、彼らはちっとやそっとの雨では傘を差さずに濡れながら歩く。我々には出来ない。
-ホテルがオフィス街に近いこともあるが、地味な黒い服を着ている人達が多い。

-昨年同様、ワイナリーのAta Rangi.と、Escarpment.を訪ねたが、本当に親切にして頂いた。
Ata Rangi.では、今年3月に摘んで、今熟成中のワインを何種類も惜しげもなく試飲させてくれた。もう既に、立派なワインになっていた。
Escarpment.では、もうワイン・ショップでは総て売り切れであったが、オーナーが所蔵しているワインを特別に分けてくれた。
両所で、ちょっと飲み過ぎた。
どうしても、犬と戯れてしまう。向こうも犬好きだと感じるから、塾長から離れない。
(上から、6枚目と9枚目の写真。)
-豪ドル・NZドルが主要通貨に対して上昇しているが、やはり外需が経済成長に重要な地位を占めるオーストラリアとニュージーランドには厳しいらしい。
新聞や、テレビで“高い自国通貨に対しての議論。”がされていた。
(下から3枚目の写真。 Any higher and $A will hit some companies hard.=これ以上高い豪ドルは、幾つかの会社を痛めつけるであろう。)
-ウェリントンのIntercontinental Hotel.のカードの鍵を持って来てしまった。 ご免なさい!
-Ata Rangi.とEscarpment.のワインを108本買って別荘品で送り、税関で申告したが、税金を一切取られなかった。
一応、理由は有る。
ニュージーランドでは、確かGST.とか言う税金があり、買ったワインの値段にはそれが含まれている。
居住者ではなく、旅行者である塾長はその税金を払う必要は無い。
そこで、受けた説明は、“ニュージーランドの輸出業務を請け負う業者が、GST.と相殺して日本の税金を払う。”というものであった。
どうやって、ニュージーランドの業者が日本の税金を払うんだ?
兎に角、それを成田の税関の職員に説明したら、“問題無いでしょう。”と言って、ささっと別荘品の申告用紙に“0円。”と書いてくれた。
(最後の写真。)

 そりゃあ、税金は取られない方が嬉しいに決まっている。


と言う訳で、楽しみにしていたニュージーランド旅行はあっと言う間に終わった。
楽しい時間は、直ぐに過ぎてしまうものだ。
また来年の御呼ばれを楽しみにしておこう。


ニュージーランドの気温は10度、オーストラリアの気温は30度、そして日本の気温が18度で、何だか体が変になりそうな塾長。(独り言の後半の三分の一は帰国して書いた。)

 

コメント一覧

コメント8件

おかえりなさい、塾長。

ニュージーランドは2年前に行きましたが、その時は大変な円安で95円くらいだっと思います。
おかげで貧乏旅行になりましたが、とても楽しい旅でした。

ワインも美味しくて、ぜひまた訪れてみたい国です。

投稿者:ririby|2009年10月26日  10:39

おはようございます。そして海外出張お疲れ様でした。

生のオセアニア情報感謝です。
本国の通貨高は日本企業同様、輸出産業にはいただけません・・・
だからと言って強引に通貨安にする事も日本当局同様に出来ないのでは?って思います。
シカゴの投機筋豪ドルポジも依然積み上がってる状況なので、このポジション動向には目を光らせたいと思ってます。


10月20日付

※ネット・ポジション (前週比)

円 +31185 (-2154)

ユーロ +36,033 (-7,334)

ポンド -43,318 (+22,028)

加ドル +43,537 (-659)

スイスフラン +23,853 (+1,574)

豪ドル +53,990 (+1,343)

NZドル +17,158 (-472)

メキシコ・ペソ +55,184 (+47,235)

投稿者:L|2009年10月26日  11:09

いつもなら株高でドル安ですが今日はドル安に傾きませんね。ポジションがだいぶ偏ってきているせいでしょうか?NZの利上げは既に織り込み済みで事実で売るという流れになりませんかね。豪ドルの利上げと共に上昇しましたし。


投稿者:真逆|2009年10月26日  23:01

以前、ドル円は年内に74円と予測したものです。
覚えておられるかもしれません。
その時塾長は、年末頃には95円付近まで戻っているだろうと言われました。その通りになりそうな感じです。
ちなみに負け惜しみですが、今年のお正月にモーサテで68円なんて予想をしておられたのは塾長ですよ。

私は零細ですが製造業の経営者です。
FXをやっているわけではなく、自分の生業に影響する範囲で、日本と世界の経済動向に興味があるだけなので、今のところドルに代わる基軸通貨が現れていない以上、ドル円の動向の他に興味はありません。すみません。

今、ドル円は93円を目指して上昇しているようですが、そろそろピークが近いように思います。
問題はその後で、94円、その次は101円を目指すなんて意見もありますが、とても有り得そうに思えません。
今日は株も下がりましたし、反転して再び87円の安値を目指すように思います。
年内74円はないかもしれませんが、85円の可能性ははまだあるかな、と思っています。

なかなか議論に乗ってくれない塾長ですが、忌憚ないご意見をお聞きしたいものです。

投稿者:matoh|2009年10月27日  10:07

riribyさん、
ニュージーランドって、素敵な国ですよね。
去年より、40%も円安になっていましたが、それでも総ての値段がまだリーズナブルでした。

また早く行きたいです。


Lさん、
有り難う御座います。


真逆さん、
NZドルの利上げが織り込み済みかどうかは分かりませんが、どうも利上げ=通貨高、という図式が理解出来ません。
利上げですよ、金融引き締めですよ、マネーのSqueeze.ですよ……………。
金利差拡大にはしゃぐような状況ではないと思うのですが。


matohさん、
いえ、別に議論に乗らないということではありません。
全く相場観を変えていないので、同じ事を言い続けても仕方ないことだと思っているだけです。

ドルは下り続けると思いますが、その他通貨がその恩恵を被って上昇し、円安になっている。
それが足枷になって、ドル・円が下らないということも事実。

市場の環境は目まぐるしく変化するもの。
大きな相場観は変えなくても、その環境の変化に応じて弾力的に対処するのが肝要。
損切りは、その行動の一つでもあると思います。

投稿者:塾長|2009年10月27日  16:53

なるほど、ドル円レートは米国と日本の経済状況だけで決まるのではなく、世界中の他の通貨にも影響されるということですね。
勉強になりました。
ありがとうございました。

投稿者:matoh|2009年10月29日  05:54

great information you write it very clean. I'm very lucky to get

this details from you.

投稿者:Christian Louboutin|2010年6月 3日  19:49

Christian,
I know you are writing from Beijing, China.
Do you read Japanese?

投稿者:塾長|2010年6月 3日  22:03

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