月曜コラム「週刊 独り言」 外為どっとコムFXブログ

2009年7月 6日アーカイブ

ある大学のゼミ。


先週、ある大学の先生に頼まれて、ゼミの一環として塾長が1時間半学生さんたちに話をする機会を与えられた。
かれこれ2年間くらいお受けしているが、為替の話をするわけではない。
今回のテーマは、“マス・メディアと英語”という大変高尚なもので、まあ基本的には英語をどううまく使って、Communication skill.=(対話能力)を高めるか、の話である。
学生さんたちの専攻は、文学部・英文学科、経営学部、法学部と色々で、将来はマス・コミに行きたい、公務員になりたい、商社に入りたいと皆、その志望はまちまちである。

塾長は銀行員としてのキャリアの殆どを外資系銀行で過ごしたので、
-外資系に入った経緯。
-日本人でありながら、外資系でどうやってキャリア・アップを図るか?
-否が応でも外国人と一緒に仕事をすることになるが、どうやって彼らと上手くやっていくか?
-国民性の違い。
などを話した。

やはり皆さんの最大の関心事は、
-どうやって英語を習得したか?
-これからどうやって自分の英語能力を向上させるか?
などであった。

確か、以前にもお話したと思うが、塾長は小さい時から英語に興味を持っており、中学に入って英語学習が始まった時には、ある程度の話が出来たし、英語の発音は完璧であった自負がある。
塾長が生まれ、育ったのは広島の片田舎であったが、父親がハイカラ好きで、自宅にその頃は大変珍しかったソニーのテープ・レコーダーがあり、父親は“Linguaphone”という英会話の教材を毎日聞いていた。
そして幼い小学生の塾長を、近所のルーテル教会の日曜学校に行かせ、オルソン先生というアメリカ人の牧師さんの下で英語の基礎教育を受けさせてくれた。

日々のブログの読者のお一人が、若干一歳のお子さんに、英語の歌やお話を聞かせているとお書きになっていたが、宜しいのではないでしょうか?

アメリカに行くと、5歳の子供達が皆英語を喋っている。
理由は簡単で、周りの全員が英語を話しているからである。
我々、英語が外国語である日本人も、なるべく早くから(小さい時から)英語に親しんでいれば、上達も早いと確信する。
塾長が英語が好きになった理由は、外国語であるが故に、勉強すれば勉強するほど新しい知識が自分のものになったからである。
英語が面白くて仕方なかった。
わが青春の“The Beatles.”=(ビートルズ)なんてのは、最大の英語の教科書だった気がする。
彼らは、リバプールと言うイギリスの片田舎育ちで、本当のリバプール訛りは、ひどくてよく理解出来ないらしいが、彼らの英語は英語(Queen’s English)&米語(アメリカ・英語)のミックスで、大変聞き易いと思う。

学生の諸君は、英語でプレゼンテーションが出来るほど優秀だが、それでも“英語は好きだけれど、苦手でもある。”とも言っていた。
はて?
彼らに聞いてみた。
“You speak English very well.”=(貴方は英語がお上手ですね。)と言われたら、何と答えるか?
多くの日本人が、
“Oh, no. I don’t speak English.”=(いえいえ、英語は喋れません。) 喋ってんじゃあないの!
とか、
“I can speak English very little.”=(英語は殆ど喋れません。)と変に謙遜する。

まあ、これは日本人特有の“謙譲の美徳。”とやらで、中々直すことは出来ないが、これは英語上達にはちっとも役立たない。
え? 塾長は、“You speak English very well.”=(貴方は英語がお上手ですね。)と言われたら何と答えるか?
答えは、当然、“Thank you very much.”=(有り難う御座います。)である。

“お口に合いますかどうか分かりませんが、どうぞお召し上がり下さい。”=(英語で直訳すると、This food is no good, but please help yourself.)なんてのは、外国人がもっとも不思議がる謙譲である。
彼らは、“何で、不味い物を食わせるんだ?”と訝しがる。
これは、“I hope you like it.”=(これがお好きだったらいいですね。)で充分。

それと、日本人は間違いを犯すことを恐れる。
発音も完璧で、そしてペラペラ喋れないと恥ずかしくて、中々英語で話したがらない。
そりゃあ、帰国子女とか、小さい時から英語に親しんでいないと、無理ですって!
外国人には、“間違ったら、指摘してね。”と言っておけばいい。
FXと同じで、一時の恥(損)は、どうってことはない。
同じ間違いを二度と繰り返さないように努力すればいいのである。


大変、楽しいゼミであった。
学生諸君の目がキラキラ輝いていた。
元気を貰った。

授業が終わって、皆でランチに行ったが、塾長のマシンガン・トークが終わらず、第三時限の授業に遅刻させてしまった。

学生さん達、ご免なさいね。

また、秋やりましょう!


  何だか毎日、忙しくてどうしようもない塾長。(メールを見る余裕も無い……。但し、ワインを飲む時間はあるのだ!)

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