月曜コラム「週刊 独り言」 外為どっとコムFXブログ

日経ヴェリタス。

 

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先日の“日々のブログ”でご紹介したが、来月大阪と金沢で、金融専門誌の“日経ヴェリタス”主催のセミナーの講師を務めることになった。
http://www.gaitame.com/blog/sakoh/2009/01/20090130085540.html

セミナーのタイトルが、“プロに学ぶ 資産運用のための情報収集・分析術”といって、普段の塾長の“お気軽なトーン”のブログからは考えられない“お堅いもの”であるが、要はあまた在る情報をプロはどうやって集め、それをどう考えて、如何に上手く使い分けて自分の投資判断に使っているかを考えてみようというものである。

FXに限らず、投資に最も重要なことを、正しい情報を如何に早く集め、如何にして自分の投資判断にプラスとなるように使うかであるが、はっきり言って、我々一般の個人投資家(塾長も今は、只の一般の個人投資家の一人でしかない。)が得る情報の多くは、プロが得るそれとはそんなに違わない。
勿論、プロが常に見聞きする顧客の取り引き状況だとか、市場での大口取り引きの状況は我々には分からないが、まあそれらの情報が常に我々の取り引きにプラスになるかどうかは分からない。

2003年から2004年に掛けて、あれだけ政府が大規模な円売り介入をやって、それを執行した銀行のプロのディーラー(介入事実を、真っ先に知り得る立場にあった。)が、介入に乗っかって利益を上げられたかどうかは、直ぐには円安にはならなかったことを思い出せば、答えは簡単である。

先週末発表になった1月の米国雇用統計は、失業率が7.6%に悪化し、非農業部門の雇用者数も約34年ぶりにまで落ち込んだが、ダウ平均株価は上昇し、ドルの為替相場も上昇した。
市場が注目していた経済指標の数字が、“随分悪かった。”にも拘らず、株価もドル相場も下がるどころか上昇した事実は、幾ら経済の専門誌を熟読しても中々理解は出来ない。

-市場のセンチメント。=(指標が悪いだろうと市場は既に前取りして、その様にPositioning.していたのであれば、週末を控えてそのPosition.の巻き戻しを計るのは当然である。)
-今週の新たな経済対策に対する期待の高まり。
-上で述べた、市場のセンチメントに通じるところがあるが、市場の需給。=(買われ過ぎていたか?あるいは、売られ過ぎていたか?)

などを考える必要があるのである。

そしてそれを知り、考えるには色々な情報源から重要なポイントを自分で掴み出さなくてはならない。
そしてそのポイントを如何に自分の投資判断の糧にするかは、これはもう自分自身の問題となる。

昨今、中央銀行が利下げを行うとすかさずその通貨が買い戻されるが、これは市場が利下げの発表前に利下げの事実を既に織り込んでいるが為であるが、これは幾ら自分で考え込んでも仕方ない。
下がると思っていたのに上がってしまったのでれば、ショートは切らなければならない。


相場をやるに当って、人それぞれ取り引きの決定を決めるまでのプロセスは違う。

ブログでもしょっちゅう話題になるが、
-ファンダメンタルズ分析を重視する学者肌の人。
-テクニカル分析を重視する緻密な人。
-ドタ勘を重視するトレーダー的な感覚の強い人。
-よく分からないからと言って、何でもかんでも他人の言うことに従う人。
-市場が上がると言えば売り向かい、下がると言えば買い向かう天邪鬼の人。

誰でもこのどれかか、あるいは幾つかが当て嵌まると思うが、実はそのプロセスはどうでもよくて、“結果良ければ、総て良し!”なのである。

要するに、投資をして利益を上げられればそれは成功である。


さて、塾長は以前にもお話したが、情報を集める為に幾つかの方法を取っているが、毎日曜日に自宅に配達される“日経ヴェリタス”をよく読むこともその一つである。
写真でご覧のように、先週号は“市場反転 シグナルは”が第一面からの主要テーマで、どうやって他人より一歩先んじて、市場を読むかを色々教えてくれた。
24ページのマーケット欄での、“金、逃避マネー流入で高値”とか、“個人、逆張りの豪ドル買い”も中々面白い記事であった。

昨日配達された“日経ヴェリタス”の第一面は結構ショッキングであった。
“欧州が危ない。米を越す不況、世界危機の火薬庫に”とある。
塾長が先日触れた“PIGS”の財政状況についても触れている。
“英、よぎるポンド危機の記憶”などの記事はぎょっとするが、読むと納得する。

71ページのインサイド欄での、“FX業者、規制強化で半減?”も面白い記事であった。
ちょっと興味があったのは、監督官庁である金融庁が、“集客を優先するあまりに、売値と買値の価格差であるスプレッドを無理に低く設定し、カバー取り引きを放棄する”低スプレッド取り引き“の監督強化も検討課題になっている。”との点である。
これは、塾長が先日たまたま触れたのと同じテーマである。

There is no free lunch.=(只のランチは無い。)
そんなに、旨い話(コストが安くて、安全で、全く心配が無い。)がある訳が無い。

もう一度、FXをやるに当っての諸々の“リスク”を考えても悪くはなかろう。


本題に戻るとしよう。

お断りしておくが、別に塾長は“日経ヴェリタス”の回し者でもないし、たまたまセミナーを行うから“贔屓をして”宣伝をしている訳ではない。

“日経ヴェリタス”は、数ある情報誌の中でも“大変役に立つな。”と思っているだけである。

言いたいのは、兎に角なるべく違った意見を読み、違った議論に耳を傾け、そして最後は自分で決めて、“やし、やろう!”と決めて投資行動を起こせばいいのである。

そして、その後は(結果は)自己責任。 That’s all!=(それだけ!)

 


週末、結構時間を掛けてこの“独り言”を書いたが、“書いたり、休んだり。”を繰り返した為に、ちょいと脈絡がよくないなと感じている塾長。

 


 


コメント一覧

コメント2件

これからですね。本番は… 

儲かれば手法なんか問いませんよ。占いでも儲かればそれもありだと思います。しかしね… 宜しくない物も蔓延っているのでそういうものには気をつけたいですね。

当方も新聞、雑誌、銀行のレポートなど目を通します。日本経済新聞、Financial Times、WSJ、日欧米豪のレポート、アメリカの雑誌 そして“日経ヴェリタス”です。日経ヴェリタスさんには、いい特集が組まれていますよ。オンラインの情報も結構役立ちます。日経新聞さんにお叱りを受けるかもしれませんが、日経ヴェリタスのほうが投資情報は沢山載っていると思います。1週間に一度読むだけですので活字が嫌いな人も苦にならないと思います。(宣伝マンをしっかりやってしまいました。)TVはNYにある経済専門チャンネル、テレビ東京系列のCSさんにお世話になっています。有益なものに少しお金を払うのは惜しくない。昔、あるビジネススクールが主催したテクニカル分析に数百ドル(本当に小額でした。)お金を払うのも惜しくはなかった。

有益なものにお金を支払うのは惜しくはないがそうでないものにお金を支払うのは馬鹿らしい。切羽詰っていると中々その判断がつかないかもしれませんね。

投稿者:smile|2009年2月 9日  13:35

初めて貴方のサイトにコメントさせていただきます。
よろしくお願いします。

私も昨年はバリバリの円高派で流れに乗って稼ぐことが
出来ました。しかし、今年に入ってからは明らかに相場の雰囲気が変わってきています。というか、日本経済の花形の輸出企業のダメージがものすごいですね。16日のGDPが日本の現状を示してくれそうです。

バリバリの円高派の塾長も1月の末ぐらいから、円高に懐疑的になられたと思われます。

ここでお聞きしたいのが、塾長は今でもドル円が80円を割る可能性が高いと考えていらっしゃるかどうかです。

いずれ週間独り言のほうで言及なさる話かと思いますが、、、

お答えできる範囲でよいので、よろしくお願いします。

投稿者:長谷川|2009年2月10日  02:05

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