酒匂塾長の『独り言』日刊 外為どっとコムFXブログ

2010年6月18日アーカイブ

貴方なら、どうする?



昨晩、何時もの様に32階のClub.でコニャックを飲み、10時過ぎに部屋に帰ると、電話の“メッセージ有り。”のランプが点滅している。

恐らく、“明日、晴れたらゴルフをしようぜ。”との友人からのメッセージだと思い、もう時間が遅いので明日にしようと思って放っておいた。

今朝電話をしたら、メッセージはホテルのアカウント・何とかからで、“お客様のバランスが、ホテルが設定したクレジットの枠に到達しつつあるので、一度決済して下さい。”と言う。

ホテルのバランスとは、今までのホテル代と、ホテル内で飲み食い(日曜日にSunday Buffet.で使っただけ)して、既に使った金額の合計のことであり、クレジット枠とはホテルが一人の客に設定してある信用枠のことである。
それは、理解している。

海外のホテルに滞在したことのある方はご存知であろうが、チェック・インする時に、クレジット・カードを渡して、“プリント”と言って、何か有った場合(食い逃げではないが、泊り逃げ)にはホテル側はそれを使って強制決済する。

以下は、塾長とホテルのやり取り。
-そういう訳で、お客様のクレジット枠に到達しそうなので、一度決済して下さい。

-その枠は幾らなんだ?

-それは申し上げられません。(恐らく1万・シンガポール・ドルであろう。)

-チェック・インした時に、クレジット・カードのプリントを取ったが、あれは何の為だ?

-そういう決まりです。

-決まりは決まりだとは理解するが、何故チェック・インした時に、滞在途中にこの様なことが起きます、と言わないんだ?
要するに、俺の信用が無いということか?

-いえ、とんでもありません。 何度もお泊り頂いている大事なお客様です。

-プリントしたクレジット・カードは、使用限度額が無いのは知っているか?(車を買おうと思ったら、買える。)

-はい、知っています。

-では、何故勝手に客に対して一定額の信用枠を設定するのだ?  プリントを取る意味が無いだろうに!

そろそろ、腹が立ってきた。
彼らがホテルのルールに従って、この様なことをしているのは重々理解するが、もう何十年も来ている客に対して、失礼ではないか?(と、勝手に思った。)

ここで、向こうも塾長が相当怒っていることに気が付いたようである。

-少し、お時間を頂けますか?

-チェック・インした時に、General Manager.から大変丁寧な手紙を貰い、従業員も何時もの様に優しく、サービスも一流で非常にEnjoy.していたが、
“I am very angry now. Tell your General Manager what is happening now, and ask him what he wants me to do.”=(俺は、今凄く怒っているのだ。 General Manager.に何が起きているかを言って、では俺は何をしたらいいのかを聞いて来い。)

直ぐに顧客担当の偉い人から電話が掛かってきて、“申し訳ありませんでした。”と言う。
まあ、朝から喧嘩をしても仕方ないので、“ルールはルールであることは、餓鬼じゃあないんだから分かっているよ。 チェック・インした時に、6日目にその信用枠とやらに到達することは分かっていただろうに。 怒っている理由は、何でそれをチェック・インした時に言わなかったからだよ!
で、どうすりゃあいいんだよ?”

-いえ、何もして頂く必要はありません。

当たり前だろうに。

一件落着はしたのだが、どうも腹の虫が収まらない。

こちらの友人に電話をして、“おい、お前、今でもシャングリラ・ホテルに顔が利くのか?
Valley Wing.が空いているか聞いてくれないか?”と尋ねて、理由を言ったら、“それは怒るのは当然だよ。 初めっからそう言っとけばどうってことないよな。 OK, シャングリラ・ホテルに聞いてみるけど、実は俺の息子が去年からリッツ・カールトンで働いているんだよ、しかも顧客係として。”

ん? あの坊やが、もうそんなに大きくなったか?

“何だよ、そうかい。 じゃあ、今回は坊やに免じて(In order to respect your son’s employment here,)我慢するよ。”と言ったら、大層喜んでいた。


皆さん、どう思います?

ルールはルール。 これは従業員としては守らなければならない。
恐らく、アカウント・何とかは、自分に与えられている義務を果たしているだけである。

でも、客にとってはホテルが勝手に設定した信用枠は、“Your problem.”=(アンタの問題)であって、こっちは感知しない。

そうであれば、最初から(チェック・インした時に)、そう説明すべきであろう。
まあ、考えてもみたら、“貴方の信用枠は、滞在6日目に一杯になります。”と言われたら、“じゃあ、8日も滞在しないよ。 そこら辺に行けば、ホテルなんて幾らでもあるさ!”なんてことになるのかも知れない。


ちょっと、対応が拙かったんじゃあないのかなあ?

“もう来ない!”とは言わないが、“まあ、こんなに大金を払ってまで、不愉快な思いはしたくはないなあ。”とは思う。

 

シンガポールは、今日も雨.......。

お昼は、先日ご一緒したチャーリー・中山氏とSさんとで、また飲茶(ヤムチャ)をご馳走になる予定である。

実は、明日も最後の晩はチャーリー・中山氏のご自宅に呼ばれてご馳走になることになっており、本当に申し訳ない気がする。
でも、大変嬉しい。

シンガポールに8日間滞在する間に、4回も食事をご一緒することになる。
これが、日本人によるSingaporian hospitality.と言ってもいいのかなあ?

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