トヨタ自動車が、2009年3月期決算の業績予想を大幅に下方修正して、1500億円の赤字に転落すると発表した。
あれ、今年3月に発表した2008年度決算では、過去最高であった2兆3000億円の黒字ではなかったか?
世界的な新車販売の不振により、当初の業績予想では6000億円程度の黒字を予想していたが、ここ数ヶ月の“円高”の影響で、その予想を上回る利益が吹き飛んだのだという。
トヨタは下期の円相場を100円と想定していたらしいが、現状は90円前後で、前期に比べて8900億円分の利益が無くなったという。
ふーむ。
ついに、金融不安から始まった世界的な景気減速が、我が国の基幹産業にも飛び火してきた。
金融システム不安の直撃を受けなかった我が国の評価は、通貨も含めて“消去法的”に“まあ、好し。”とされていたが、もうそうはいくまい。
来年も厳しい年になりそうですなあ。
新年早々の、テレビ東京の経済番組に出演の打診が来ているが、余り明るい話題は提供出来ないな。
昨晩、銀座辺りをうろついたが、閑古鳥が鳴いていた。
クリスマス前だというのに、街は閑散。
連休の狭間だったとはいえ、たまげた。
帰りのタクシーの中で、運転手さんと話をしたが、売り上げの急減に嘆いていた。
来年、暫くはドル・円が下がるとは思うが、今年のような“円の独り勝ち”が起きるとは、とても考えられない。