酒匂塾長の『独り言』日刊 外為どっとコムFXブログ

2008年10月 9日アーカイブ

繰り返しになりますが........。

世界10中銀の、同時利下げが多少功を奏して、株・為替相場共に若干戻している。
結構、結構。
但し、今回の世界中のゴタゴタはRate.の問題ではない。
Liquidity.の問題なのである。
だから、これでゴタゴタが収まるとは思えない。

感覚的には、クロスは相当“いいところ”まで来ている気がするが、円の“First seller.”=(最初の売り手)になる必要は無い。
これだけ下げたので(通貨が)、多少戻りだした時を見計らって(通貨を)買えばいい。

僭越ながら、(たった!)一週間前に書いた、リスクに関してのブログを今一度読み返して頂ければ幸いです。

今週末、G7があるのでやはりポジションを“身の丈に合った。”ものにしておきたい。
下の四つの総てのリスクに対処する必要があると思う。


FXをやるに当たってのリスク。
最近、週末にとんでもないニュースが出て、月曜日の相場が大荒れ、ということが多い。
今週末に、どうのこうの、と言っているわけではない。
“こういった相場環境では、リスク・ポジションを減らすのが肝要。”と言っているだけ。
皆さん、FXをやるに当たってのリスクとは何かはよくご存知ですよね。
-Rate risk.=(相場が動くリスク。)
-Liquidity risk.=(何かをやりたい時、特に損切りをしたい時に相場が取れないリスク。)
-Counter party risk.=(何らかの理由で、いつも使っている業者と取引出来ないリスク。)
-そして、Liquidity risk.と違って、何らかの理由で突然保有するポジションを強制的に反対売買の執行をされるリスク。
プロの為替ディーラーは、所属する銀行から“この銀行とは、この金額まで取り引きしても宜しい。”とのお墨付きを貰ってディーリングをする。
そして、その与信作業を担当する独立した部門が存在する。
我々はそれを自分でやらなくてはならない。
現在、スワップ・ポイントが理不尽な動きをする理由は、インターバンクの金融市場(マネー・マーケット)が機能していないから。
その理由は、多くの銀行が、たった一晩でも他の銀行に資金を出したくないから。
ある証券会社が倒産したのは、日々の資金繰りに詰まったから。
幾つかの証券会社が銀行に買収されたり、資本注入を受けたのは、日々の資金繰りに詰まる危険性が増したから。
くどいのですが、今はリスク・ポジションを大きくしてはいけません。
 

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