野村雅道のID為替 (レポート)

通貨オリンピックデイ=3月11日

2010年03月11日 02:42
野村雅道
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    3/11(木)「通貨オリンピックデイ=3月11日」
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総括「通貨オリンピックデイ=3月11日」
需給「リパトリ不発か」
テクニカル「ドル円 ローソク足とP&Fを併用」
当局、円無常「1月貿易収支が過去最高、1兆円増える」
ID為替「日銀追加緩和観測」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「こういう中華もいい」

 ドル円88-93、ユーロ円121-126
    
FX湘南IG(FSIG代表 野村雅道(事務所 田園、山下、伊豆稲取)専修大学、中京大学講師 日経インデックス(2005年=100)3月10日東京引け前回 3月5日からの変化 円115.8弱し、ドル93.1弱し、ユーロ109.4強し、3月10日ドルインデックス IN NYBOT80.53強し、

CRB273.67弱し、CRUDEOIL81.29弱し、金1107弱し、DOW10548.74弱強し、日経平均ドルベース東京引け117.25強し、IMM円投機筋3月2日 円32552(週比+30835)ユーロ-66770(前週比+4853)=今朝はNZ政策金利発表があるので早めに投稿。 

1、予定 

(今週の予定)

8(月)英 RICS住宅価格、日 マネーストック、国際収支、倒産件数、景気ウォッチャー調査、スイス 失業率、小売売上、独 鉱工業生産、加 住宅着工

9(火)日 景気動向指数、工作機械受注、ESPフォーキャスト、スイス CPI、仏 貿易収支、英 貿易収支、ギリシア首相米大統領会談

10(水)日 機械受注、企業物価指数、中 貿易統計、独 国際収支、CPI確報、OPEC月報、仏 鉱工業生産、製造業生産、英 鉱工業生産、製造業生産、米 卸売在庫、米 財政収支

11(木)NZ 中銀政策金利、日 4QGDP二次速報、 豪 雇用統計、中国(CPI、PPI、小売売上、工業生産、固定資産投資) スイス中銀政策金利、英中銀インフレ報告、仏 財政収支、仏 4Q非農業部門雇用者数、ECB月例報告、加 4Q設備稼働率、新築住宅販売、貿易収支、米 失業保険、ブラジルGDP

12(金)NZ 小売売上、日 オプションSQ、オフィス空室率、鉱工業生産確報、仏 経常収支、香港 4Q鉱工業生産、PPI、ユーロ圏鉱工業生産、加 雇用統計、米 小売売上、ミシガン大消費者信頼感指数、企業在庫


(来週の予定)

15(月)日 消費者態度指数、米 NY連銀製造業景気指数、対米証券投資、鉱工業生産、設備稼働率、NAHB住宅価格指数
16(火)RBA議事録、仏 CPI、ユーロ圏&独 ZEW景況感指数、ユーロ圏 CPI、米 輸入物価指数、住宅着工、建設許可、FOMC
17(水)日銀会合、第3次産業活動指数、BOE議事録、英 雇用統計、ユーロ圏建設支出、加 卸売売上、米 PPI
18(木)日 法人景気予測調査、金融経済月報、景気動向指数改定値、スイス貿易収支、鉱工業生産、香港 失業率、ユーロ圏経常収支  英 マネーサプライ、ユーロ圏貿易収支、米 CPI、失業保険、フィラデルフィア連銀景況指数、景気先行指数
19(金)日 全産業活動指数、独 PPI、加 CPI、小売売上

 
2.総括「通貨オリンピックデイ=3月11日」

 1月、2月と概ね円高推移していたが2月で少しそのリズムが変った。対豪ドルとカナダだけであったが2月は円安となった。さらに先週、円は全面安の展開となった。ドル円、クロス円ともに円安推移となった。日銀の金融緩和報道、さらにはギリシア政府が財政赤字削減のための緊縮政策を発表したこと、米国雇用統計の改善でドル高、またリスク先行の流れとなったからだ。一方日本企業の3月年度末の決算へ向けた海外利益の円買いはあまり見られない。

 さて今週の重要指標は本日3月11日に集中する。NZは政策金利を決定する。景気指標は豪ほど強くないが徐々に回復している。かねてから表明しているようにNZ中銀は暫く様子見をして利上げは年央となる見込みである。日本は4QGDPの二次速報があるが設備投資の減少で下方修正される予想がある。豪は雇用統計であるがここまで連続して予想より強い数字が出ていることを継続できるだろうか。中国は一連の経済指標(CPI、PPI、小売売上、工業生産、固定資産投資)を発表する。2月製造業PMIが弱かっただけに注目したい。

さらに11日はスイス中銀政策金利(据置予想)、英中銀インフレ予測もある。その他ECB月例報告、米失業保険申請者数の発表があり主要通貨の変動要因の確認が1日できる充実した日となる。


3.需給「リパトリ不発か」

 去年同様リパトリが出ているという声は聞こえない。去年は世界金融危機で日本企業の海外拠点も利益を出すことができずリパトリという円買い要因は消滅していたが今年は景気回復もあり、また海外で留保している利益を日本へ送れば免税されるという税制改正が実施されているので円買いが活発化すると見られていたがその動きは鈍い。ここまで出ていなければリパトリがあるとしても年度末3月31日に一括決済となってしまうのだろう。

 
4.テクニカル「ドル円 ローソク足とP&Fを併用」

 私はドル円の取引にローソク足とP&Fを併用している。ローソク足で基本方針を決め細部はP&Fに従う。一昨日は「カブセ線」(前日の陽線より高く推移するも引けは前日の陽線に食い込み陰線となる=売りの急所)で下げた。ただこれだけでは売ってもどこで利食うとか反転するのかわからないのでイントラデイのP&Fを使って反転をチェックしている。○と×で相場を記録しこれにトレンドラインを組み合わせている。昨日は下ヒゲでドル上げを示唆したが、P&Fも上昇基調であったので素直にドル上げに乗れたのである。


5.当局、円無常「1月貿易収支が過去最高、1兆円増える

貿易サービス収支および貿易収支の前年値同月比増加が過去最高となった。これが1月の円高に反映した。

「貿易・サービス収支」は373億円の黒字(前年同月比+1兆945億円 赤字から黒字へ転化)

「貿易収支」が黒字に転じ、「サービス収支」の赤字幅が縮小したことから、「貿易・サービス収支」は黒字となった。(対前年同月比の増加額は、昭和61年以降で過去最高)

*貿易収支:1,972億円の黒字(前年同月比+1兆420億円 赤字から黒字へ転化)
(対前年同月比の増加額は、昭和61年以降で過去最高)

6.ID為替「日銀追加緩和観測」

 日銀は来週の金融政策決定会合で、追加的な金融緩和策をとるという観測報道が昨日の円安を誘導した。物価の下落幅縮小の鈍さが民間マインドに与える影響、設備投資を中心とした国内景気の先行きなどの点検が主要な検討課題となる。

 物価の下落幅縮小テンポが遅く、それが企業・家計のインフレ期待を後退させている懸念がある。家計がデフレマインドを強めれば、消費の先送りなどで、日銀が期待する民需の自律的回復がさらに遅れる可能性がある。

 景気の先行きについては、輸出主導で企業部門の好転が家計部門に波及してくるとみられ成長率も高まるという予想もあったがエコカー・エコ家電などの景気対策が終了すると民需も後退してしまう。 


7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」

北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、英国ポンドのユーロ入り、米ロ冷戦、夢=ドルのユーロ加盟(円おいてきぼり)、外為取引税(トービン税)
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 内需拡大−規制緩和−市場開放−小政府−財政均衡−自己責任−公明正大 50―超円高−100―円高−150−普通円−200―円安−250−円安− 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8、横浜湘南便り「こういう中華もいい」

脂っこい中華もいいがたまにはあっさりと中国茶と歌を聞く。中国茶専門店悟空にて。軽食もあります。
(写真=悟空とお隣のブティック「ROUROU」)
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