
3/1(月)「上位の中豪加VS下位の英ユーロ、締めは米雇用」![]()
総括「上位の中豪加VS下位の英ユーロ、締めは米雇用」
需給「3月のドル円の特徴」
テクニカル「ユーロドル」
当局、円無常「消えた財務官」
ID為替「4中銀金利決定」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「アルゼンチンよ泣かないで」
ドル円86-91、ユーロ円119-124
FX湘南IG(FSIG代表 野村雅道(事務所 田園、山下、伊豆稲取)専修大学、中京大学講師 日経インデックス(2005年=100)2月27日東京引け前回 2月24日からの変化 円117.2強し、ドル93.9弱し、ユーロ108.9強し、2月26日ドルインデックス IN NYBOT80.35弱し、CRB274.77強し、CRUDEOIL79.66弱し、金1117.10強し、DOW10325.26弱し、日経平均ドルベース東京引け113.35強し、IMM円投機筋2月23日 円1717(週比-12195)ユーロ-71623(前週比-12201)
1、予定
(今週の予定)
1(月)日 2月新車販売、豪 4Q経常収支、中国製造業PMI、ユーロ圏製造業PMI確報、英 製造業PMI、独輸入物価指数、スイスSVME購買部協会指数、ユーロ圏失業率、米 個人所得支出、PCEコアデフレーター、加 4QGDP、鉱工業製品価格、ISM製造業指数、建設支出
2(火)日 雇用統計、家計調査、マネタリーベース、豪 住宅建設許可、小売売上、豪中銀政策金利、スイス4QGDP、ユーロ圏CPI、PPI、加中銀政策金利、ベージュブック
3(水)英 消費者信頼感指数、豪 4QGDP、ユーロ圏サービス業PMI確報、英 サービス業PMI、ユーロ圏高小売売上、米 ADP雇用者数、チャレンジャー社人員削減数、ISM非製造業景況指数、MBA住宅申請件数、
4(木)日 法人企業統計、対内対外証券売買、豪 貿易収支、仏 失業率、香港 小売売上、ユーロ圏4QGDP確報、英中銀 政策金利、ECB理事会、加 住宅建設許可、トリシェ総裁会見、失業保険、加 Ivey購買部協会指数、米 製造業受注、中古住宅販売
5(金)中 全人代、日 外貨準備、英 PPI、独 製造業受注、OECD景気先行指数、米 雇用統計、消費者信用残高
(来週の予定)
8(月)日 マネーストック、国際収支、景気ウォッチャー調査、スイス 失業率、小売売上、独 鉱工業生産、加 住宅着工
9(火)日 景気動向指数、スイス CPI、仏 貿易収支、英 貿易収支
10(水)日 機械受注、企業物価指数、独 国際収支、CPI確報、仏 鉱工業生産、製造業生産、英 鉱工業生産、製造業生産、米 卸売在庫、米 財政収支
11(木)NZ 中銀政策金利、日 4QGDP二次速報、 豪 雇用統計、スイス中銀政策金利、仏 財政収支、仏 4Q非農業部門雇用者数、ECB月例報告、加 4Q設備稼働率、新築住宅販売、貿易収支、米 失業保険、
12(金)NZ 小売売上、日 鉱工業生産確報、仏 経常収支、香港 4Q鉱工業生産、PPI、ユーロ圏鉱工業生産、加 雇用統計、米 小売売上、ミシガン大消費者信頼感指数、企業在庫
2.総括「中国、豪、加の上位グループ対英、ユーロの下位グループが戦う今週、締めは米雇用」
昨年とは違った通貨の動きが出ている。昨年は弱かったドルや円が強い通貨となっている。ギリシア債務問題を抱えるユーロやインフレ下方修正、財政赤字拡大、成長見通しが脆弱な英国ポンドは弱い。資源国でも指標の強いカナダや豪ドルは円やドルに次いで強いが、NZドルや南アランドは低迷している。
昨年は景気の底からの上昇であり一斉に資源が買われ資源国通貨が強含み推移したが今年は回復が実現することとなって期待感からの買いはなくなり実績主義となっている。日本円は景気回復は脆弱であるが輸出が伸びたことによる需給面中心の円高、米ドルは欧州経済が米国より弱いという比較優位でのドル高となっている。その間で資源国通貨が推移しているのが現状である。
さて中国においては昨年同様に力強い成長が続くが、一方ではバブル回避のために金融引き締め策をとり、もう一方では都市部と農村部との貧富の格差拡大を防ぐために地方中心の「家電下郷」や「汽車下郷」(家電や自動車の購入補助金制度)の継続を行うというアメとムチの政策を使い分けている。人民元切上げ要求を欧米から受けているが、輸出業者の収益悪化となれば農村からの都市工場への出稼ぎ労働者が困窮する恐れもあるので大幅な人民元切り上げには繋がらないだろう。中国の独自のペースでの政策をとっていくだろう。今やどの国も中国経済に依存しているだけに安定政策をとることが世界経済の安定化に繋がる。今週は製造業PMIの発表と全人代が開幕する。
週央には4中銀が政策金利を決定する。見どころはID為替の項を参考にして頂きたい。景気好調の豪加と足踏みする英ユーロ圏で対象的である。
週末金曜には米国1月雇用統計の発表がある。不安視されながらも米国4QGDPは前期比年率+5.9%と拡大しドル相場も強い。米国は注目されているだけに少しでも弱い数字がでると反応も過剰となるが、順調に回復し、雇用改善も遅々としているが前には進んでいる。先週は住宅関連指標(新築住宅販売、ケースシラー、中古住宅販売など)がやや弱かったのは気になるところである。1月雇用統計は失業率が9.8%、非農業部門雇用者数は-3.0万人の予想である。
3.需給「3月のドル円の特徴」
ドル円の3月のここ16年のデータでは上げが7回で下げが9回で決定的な特徴はない。日々の動きを見ても2月の半ばの横ばい傾向のようなものはなく、マチマチで上げもあり下げもあり。日々のニュース、需給、チャートでこまめに追っていくしかない。2月下旬は月末の輸出がでて相場を押し下げる需給があったが3月初旬はその動きはないだろう。注目は日本企業の海外収益の日本への送金にかかわる円買いであるが、多くは年度末3月31日に集中するだろう。日本企業や銀行は決算収益をブラさないために為替取引を月半ばから手控える。外資系、海外勢はこの限りではない。
4.テクニカル「ユーロドル」
IMMのユーロ投機ポジションのショートはついに7万枚となった。約87.5億ユーロのショートとなってきた。FTが大きいと騒いでいた時より約20億ユーロのショートがさらに増加した。下げつつあるがヒゲに沿って丁寧に動いている。2月23日、24日の上ヒゲは25日の下ヒゲとなった。25日の下ヒゲは26日の上昇につながった。2月17日-23日の下降ラインを26日の陽線が上抜いた。もう少し上を狙いそうだ。ボリンジャーバンド下限は1.3373で少し離れた。5日移動平均線も下降から上向き始めている。
5.当局、円無常「消えた財務官」
あれほど為替介入で活躍した財務官が消えてしまった。というか市場は彼らの発言でドル円が動き出すのを待っていた。現在は民主党の政策で一言も話さなくなった。寂しい。でもいなくても変わりはないか。為替のことを唯一言うべき菅財務大臣さえもつまらぬ批判で沈黙したのでここは亀井さんに吠えてもらうしかないか。政府政治家も誰も為替を語らなくなった昨今である。
6.ID為替「4中銀金利決定」
今週は4中銀が政策金利決定をする。豪加英ユーロ圏の順である(豪華英雄とも聞こえる)。豪とカナダは最近調子がいい。
豪中銀=0.25%利上げ予想が多い。本日のTD証券のインフレ指数も影響しよう。1月ほど強くはないが2月も雇用中心にまずまずの指標が続いた。利上げしなくとも、利上げを強く示唆する声明が出そうである。それなら上げたほうがいい。そうでないと中銀への不信感が湧きそうだ。
加中銀=豪ドルとともに2月は対ドルで強含み推移した。雇用を始め住宅着工、CPIなど経済指標が強く改善している。本日はGDPの発表(予想前期比年率+4.5%。原油高もカナダドルをサポート。ただ中銀は年央までは政策金利を維持すると発言している。0.25%に据置予想だがそろそろ出口政策に言及しても良い頃。
英中銀=据置予想。インフレ見通しは下方修正された。財政収支の悪化、また景気の腰が弱いことから資産買取増枠の可能性もあり。
ECB=据置予想。4QGDPは予想の0.8%を下回る0.3%成長であった。また10年も欧州委員会の予測では+0.7%低成長。ただギリシア債務問題もあるが、その他の国では僅かでもプラス成長となったことで異例な緩和和策からの出口政策に言及しても良い頃だ。
7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、英国ポンドのユーロ入り、米ロ冷戦、夢=ドルのユーロ加盟(円おいてきぼり)、外為取引税(トービン税)
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内需拡大−規制緩和−市場開放−小政府−財政均衡−自己責任−公明正大 50―超円高−100―円高−150−普通円−200―円安−250−円安− 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ
代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取)
8、横浜湘南便り「アルゼンチンよ泣かないで」
アルゼンチンには愛着がある。始めて観たミュージカルが1981年のNYでの「エビータ」。その主題歌が「アルゼンチンよ泣かないで=DON’TCRY FOR ME ARGENTINA」。アルゼンチンには泣かされ続けている。業務で貸したお金は踏み倒し、個人で貸したお金は満期延長。ただ薩摩藩の200年延長程長くはなく可愛く30年延長。米系証券出身者を財務大臣に迎えてドルと固定相場にしたがドル高で破たん、今もその影響は残る。NYにいた頃フォークランド諸島の領有で英国と勇猛果敢に戦争したが、また今年も英国と油田開発をめぐり争っている。資金力はないがヤンチャである。いや英国もないか。どうせやるならサッカーで勝負して欲しい。ただサッカーやるなら金返せともいいたい。日本の個人で満期を延長されたアルゼンチン債券保有者は多い。
アルゼンチンへの南米の支援者はいる。ベネズエラのチャベス大統領だ。「英国よ、いつまでフォークランドに居座るつもりなのか。英国女王よ、大英帝国の時代はとっくに終わったことに、まだお気づきでないのか。フォークランドをアルゼンチン国民に返したまえ」と呼びかけた。
(写真=2008年、日アルゼンチン修好110年で横浜に来港したアルゼンチン船「リベルタ」これで英国と戦っていくのだろうか)
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