野村雅道のID為替 (レポート)

2月2日ボルカー氏出番

2010年01月28日 09:49
野村雅道
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    1/28(木)「2月2日ボルカー氏出番」

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総括「中国本位制」
需給「リパトリVS野村」
テクニカル「ドル円、政府日銀手を打たず」
当局、円無常「ボルカー氏出番」
ID為替「米国の活力、人間らしさ」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「2月は忙しい」

 ドル円87.50-92.50、ユーロ円124-129
    
FX湘南IG(FSIG代表 野村雅道(事務所 田園、山下、伊豆稲取)専修大学、中京大学講師 日経インデックス(2005年=100)1月27日東京引け前回 1月22日からの変化 円116.4強し、ドル93.2強し、ユーロ111.3強し、1月27日ドルインデックス IN NYBOT78.72強し、CRB268.76弱し、CRUDEOIL73.67弱し、金1084.5弱し、DOW10236.16強し、日経平均ドルベース東京引け114.93弱し、IMM円投機筋1月19日 円-17096(前週比-352)ユーロ-25282(前週比-7365) 

1、予定 

(今週の予定)

25(月)NZ休場、衆院予算委員会、自動車販売実績、豪 4QPPI、独 GFK消費者信頼感調査、米 中古住宅販売、ダラス連銀製造業活動指数
26(火)シドニー休場、日銀政策決定会合、展望リポート中間評価、企業向けサービス価格指数、中小企業景気判断、消費者支出、香港貿易収支、独 IFO景況指数、ユーロ圏経常収支、英 4QGDP速報、南ア政策金利、米 ケースシラー住宅価格指数、消費者信頼感指数、住宅価格指数、リッチモンド連銀製造業指数

27(水)日 貿易統計、金融経済月報、豪 4QCPI、仏 消費者信頼感指数、南アCPI、独CPI、一般教書、米 失業保険、新築住宅販売、FOMC、ダボス会議

28(木)NZ中銀政策金利、日 小売統計、対内対外証券売買、独 雇用統計、南アPPI、ユーロ圏消費者信頼感指数、米 耐久財受注、シカゴ連銀全米活動指数

29(金)ボラードNZ中銀総裁講演、NZ貿易収支、住宅建設許可、日 雇用統計、家計調査、CPI、鉱工業生産、自動車生産、住宅着工、建設受注、日銀議事要旨、介入状況、英GFK消費者信頼感調査、香港 財政収支、ユーロ圏マネーサプライ、CPI、失業率、スイスKOF先行指数、南ア貿易収支、加 GDP、鉱工業製品価格、米 4QGDP、個人消費、シカゴPMI、ミシガン大消費者信頼感指数


(来週の予定)

1(月)NZ休日(ワイタンギデー)仏 PPI、香港 小売売上、スイスSVMEPMI、英 消費者残高、マネーサプライ、米 個人所得、個人支出、PCEデフレーター、ISM製造業景況指数、建設支出
2(火)日 マネタリーベース、豪 政策金利、ユーロ圏PPI、米 中古住宅販売
3(水)豪 貿易収支、ユーロ圏小売売上、米 ADP雇用者数、ISM非製造業景況指数
4(木)NZ 失業率、豪 小売売上、住宅建設許可、スイス 貿易収支、独 製造業受注、英中銀政策金利、ECB政策金利、米 非農業部門生産性、単位労働費用、失業保険、製造業受注、加 IVEYPMI、
5(金)日 景気動向指数、仏 貿易収支、英 PPI、独 鉱工業生産、加 雇用ネット変化、失業率、米 雇用統計、消費者信用残高、

2.総括「中国本位制」

一昨日の相場は印象的であった。朝方はダウ先物がアップル社の好決算で上昇した。原油や金なども上昇、米国長期金利も小幅上昇していた。リスク選好の動きが出ていた。それをひっくり返したのは中国の金融引き締め観測の報道であった。上海市場の中国株が下落し始め、プラス圏だった日経やダウ先物が下落に転じ、資源価格、米金利までも反転してしまった。

すべての金融市場が中国の一挙手一投足に注目しているようだ。中国は自国経済の過熱を防ぐための金融引き締めであるが、これでまだ回復がおぼつかない他国経済が振られてしまう。以前は米国経済の動きが他国の金融市場に影響したが今は中国、さらにそのインパクトはより大きい。日本の格付け見通しがS&Pによって引き下げられたが、それで円が売られたのも短時間に終わり、中国の引き締めによるリスク回避の円買いに戻っていった。

 ただ中国の情報をリアルタイムでつかんでいくのはまだ難しいようで断片的に香港などからの情報に頼るしかない。欧米のような豊富な金融情報は流れてこない。         
                             
中国の話ばかりで恐縮だが米GM、日産、フランスプジョーが中国で大きく売り上げを伸ばしていることから見られるように世界の景気回復は中国需要によるものが大きい。中国のアメとムチ(緩和と引き締め)の加減が世界の命運を握っているといっても過言ではないだろう。

米国では景気指標、企業決算はマチマチながらも回復の道を辿っている。ただ不安要因は政局。マサチューセッツ州で民主党候補が敗れ上院の安定多数を失ったこと、金融機関への自己売買禁止などの規制強化で金融株が下落、金融界が反発していることなどがある。

 日本も政局では鳩山首相、小沢幹事長のカネの問題で揺れているが相場はやはり中国の動きに支配されそうだ。


 3.需給「リパトリVS野村」

今年は昨年のような野村投信の大型外貨投信がなく円売りへ大きく影響する資本の流出はないとしていたが、野村投信は2月に出てくるようだ。2月24日払い込みの新エマージング債券投信(豪ドル、レアル、ルピア、元、米ドル)である。ただ昨年は日本企業の海外収益がなくリパトリの円買いが出なかったが今年は幾分収益が回復しているので野村投信の円売りとの勝負となろう。

4.テクニカル「ドル円、政府日銀手を打たず」

 ドル円相場はボリンジャーバンド下限の89.40あたりから反発。今週の下げでもボリンジャーバンドの下限で止まっている。結構ドル円は律義だ。移動平均線5日線は1月8日からまだ下向いたままである。12月9日-18日の上昇ラインを下に切っての下落中。現在は1月8日-14日の下降ラインが基本である。一旦上抜いてまたこのラインへトライ中。一目の雲の上限である89円前半が下値サポート。中国が金融引き締め

観測、S&Pが日本の格付け見通しを引き下げたが、日銀は追加金融緩和策なし、首相も円高にはすぐには手を打たないと発言しているので反発力も弱い。

5.当局、円無常「ボルカー氏出番」

 中国の金融引き締めとともに株価、資源価格下落の要因である米国の金融機関の自己売買禁止などの規制強化案の提唱者ボルカー元連銀議長が2月2日に議会証言を行う。同日はガイトナー財務長官も予算教書について公聴会を行う

6.ID為替「米国の活力、人間らしさ」

米国はさすがというか、よく考えたら人間らしいところがある。アップル社は新製品IPADを昨日発表した。ITにかかわらず技術革新で世界を席巻する動きは衰えない。独創性には敬意を表する。ただのそれらの製造は中国などにまかせるということだ。

 また自分の意見を自由に言える。バーナンキ議長再任に反対したのは与党民主党の議員であったし、昨日のFOMCでも据置を反対した地区連銀総裁がいた。党議拘束とか空気を読むということはなく自由に物を言える雰囲気が活性化を生む。それはNYで受けた授業でも感じられた。教授にたいしての質問が止まず授業が進まない。それも授業の一つか。同じようなことは中国で為替の講演会をした時にも感じた。質問が絶えることなく、多くの質問票(手を上げずに質問票を出す)が溜まり全部ことなくセミナーは終了してしまった。日本ももう少し国会でも自分の意見を人間らしく与野党の区別なく発信してもらいたい。意見のぶつかりあいが進歩を生むのだろう。


7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」

北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、英国ポンドのユーロ入り、米ロ冷戦、夢=ドルのユーロ加盟(円おいてきぼり)、外為取引税(トービン税)
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 内需拡大−規制緩和−市場開放−小政府−財政均衡−自己責任−公明正大 50―超円高−100―円高−150−普通円−200―円安−250−円安− 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8、横浜湘南便り「2月は忙しい」

 2月は大忙し。@中華街春節が2月13日のカウントダウンから、私のお気に入りは2月21日の祝舞遊行
        A元町チャーミングセール2月23日-28日
        B河津桜2月6日-3月10日
        C伊豆稲取雛のつるし飾り祭り1月20日-3月31日
        Dゴルフ同期会3月20日の準備 


(写真=@大島からの日の出A利島、新島、三宅島Bつるし雛)  

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第二次ボルカーショックと米国4QGDP
リパトリの原資
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