
6/22「09年前半は円安で終了、08年と同じ」
2009年6月22日(月)―2009年6月24日(水)![]()
総括「09年前半は円安で終了、08年と同じ」
需給「輸出VS外貨投資」
テクニカル「ドル円、やや重い」
当局、円無常「減点競争より得点競争を」
ID為替「カリスマの影響力なし=これもフラット化」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「絹の道」
ドル円93-98、ユーロ円132-137
FX湘南IG(FSIG代表 野村雅道(事務所 田園、山下、伊豆稲取)専修大学、中京大学講師 日経インデックス(2005年=100)6月19日東京引け前回 6月17日からの変化 円110.3弱し、ドル96.9弱し、ユーロ112.3強し、6月17日ドルインデックス IN NYBOT80.26弱し、CRB252.79弱し、CRUDEOIL70.02弱し、金933.9弱し、DOW8539.73強し、日経平均ドルベース東京引け101.3弱し、IMM円投機筋6月16日 円-8563(前週比-6264)ユーロ12485(前週比-2539)
1、予定
(今週の予定)
22(月)日 2Q 法人企業景気予測調査、第3次産業活動指数、スーパーコンビニ売上、独 IFO景況指数、香港CPI
23(火)日 景気動向指数改定値、独 GFK消費者信頼感指数、スイス 貿易収支、仏 消費者支出、1Q香港経常収支、ユーロ圏製造業&サービス業PMI、米 住宅価格指数、米 中古住宅販売件数、リッチモンド連銀製造業指数
24(水)日貿易統計、企業向けサービス価格、ユーロ圏経常収支、南アCPI、米 耐久財受注、新築住宅販売件数、FOMC、OECD理事会
25(木)NZ 1Q 経常収支、日 対内対外証券売買、仏 PPI、香港 貿易収支、南ア PPI、政策金利、米 1Q GDP、個人消費確報値、失業保険、
26(金)日 CPI、全産業活動指数、NZ 1Q GDP、仏 1QGDP、消費者信頼感指数、スイスKOF先行指数、独 CPI、米 個人所得支出、PCE
デフレーター、ミシガン大消費者信頼感指数
(今週の講演など)
22(月)経団連会長、財務次官、金融庁長官、トリシェ総裁、
23(火)オルドネススペイン中銀総裁、ウェーバ独連銀総裁
24(水)白川日銀総裁、中村日銀審議委員、斉藤東証社長、クルス欧州委員、ロートスイス中銀総裁、スマギECB専務理事
25(木)麻生首相、トヨタ新社長、スマギECB専務理事、バーナンキ議長議会証言(メリルリンチ買収問題)、シュタルクECB専務理事
26(金)ダラス連銀総裁
(来週の予定)
29(月)NZ 貿易統計、住宅建設許可、日 鉱工業生産、小売統計、英 マネーサプライ、消費者信用残高、ユーロ圏消費者信頼感指数
30(火)日 雇用統計、全世帯家計調査、平衡状況、英 GFK消費者信頼感指数、独 雇用統計、ユーロ圏マネーサプライ、香港 財政収支
英 1QGDP確報値、1Q経常収支、ユーロ圏CPI、南ア 貿易収支、加 鉱工業製品価格、4月GDP、米 シカゴ購買部協会景気指数、 消費者信頼感指数
1(水)短観、豪 住宅建設許可、小売売上、独 サービス業PMI、米 ADP雇用者数、中古住宅販売保留、ISM製造業景況指数、建設支出
2(木)豪 貿易収支、ユーロ圏 PPI、失業率、ECB政策金利、米 雇用統計、失業保険、製造業受注
3(金)NY休場、スイス CPI、ユーロ圏 サービス業PMI 小売売上 英 サービス業PMI
2.総括「09年前半は円安で終了、08年と同じ」
今年も半分終了である。年初の大方の見方は円高であったが円安に推移した。1月頃から工業資源価格や景況感指数の目立たない上昇があり、4月にはオバマ大統領が「回復の兆し」を宣言した。その後は日本を含めて各国政府や中央銀も「回復の兆し」を表明し、経済指標も改善を示すものが増えてきた。回復の兆しがあれば余裕資金も出てくる。再びリスク選好の流れとなり、株高ー円安が進んだ半年であった。
今後は第二四半期の景気指標が出始めるので回復が兆しでなく本物になってくるだろう。もちろんまだアラ探し的な悲観的な報道もあるが、世界的に概ねいい方向へ向かっているのだろう。アップダウンを含めながらもリスク選好の投資が促進されるだろう。
ただ為替相場は前半は円安だったと言えば簡単であるが行ったり来たりしながら推移する。同じポジションでずっと持ち続けるよりも、時間の余裕があれば売買を繰り返してもいいと思う。相場が臨機応変に動くのに自分が一つのポジションに固執することはないと思う。
日々出てくるチャートや需給のサイン、ニュースをこなしながらついていきたい。今年は日本版HIAという円買い要因も気になるところである。
さて今週も材料は多い。短観と同じ内容の調査である法人企業予測調査に始まり独IFO景況感指数、日本の5月貿易統計、日銀総裁講演と続く。米国FOMCでは出口政策への示唆が出るかどうか。また南アフリカの政策金利決定やNZの第一四半期GDPの発表もある。主要通貨も資源国通貨も活発な動きを見せるだろう。
3.需給「輸出VS外貨投資」
月も下旬になると輸出業者の円買いも活発化する。輸出代わり金を国内業者に支払うためである。上旬中旬は相場観で様子見することもあるが月末は支払遅延はまずいのであまりレートを気にせずドルを売ってくることがある。今週は5月貿易統計の発表もある。
一方今月末は夏のボーナスを狙った外貨債券、外貨投信などの販売攻勢を証券会社がかけてくる。それは円売りに繋がる。
今週の外貨投信の設定スケジュールは以下の通りである
22(月)みずほ投信 資源国高金利ソブリンファンド
23(火)
24(水)野村ピクテ・ジェネリック&ゲノム・ファンド 国際株 、野村RCM・グリーン・テクノロジー・ファンド 国際株
25(木)
26(金)野村PIMCO・グローバル・アドバンテージ債券 ファンド・オブ・ファンズ
4.テクニカル「ドル円、やや重い」
先週月曜6月1日と11日を結んだ上昇ラインを下に切って下落、木曜は15日と16日を結んだ急な下降ラインを上抜いた。本日月曜が先週の木金の上昇ラインを下抜いてシドニーがオープンするかどうか。そうなると5月22日と6月1日を結んだ上昇ラインがサポート、95.80下抜けで破れる。その下のサポートはボリンジャーバンド下限の94.0となる。
また先週金曜日のロ-ソク足はやや上ヒゲが長いので売り圧力はある。
需給的には先々週から厚かった98.50以上、先週金曜の97円以上が効いている。それが上のポイントとなる。
一目均衡表の雲の上に出ることが出来ないか。5日移動平均線は下向いたままである。
5.円無常「減点競争より得点競争を」
年初来、自民党と民主党で支持率を争っている。ただその支持率の増減が良い事、実績ではなく、相手の失点によるもので国民的にはあまりメリットは感じられない。漢字間違い問題、小沢党首逮捕、鳩山総務大臣辞任などだ。郵便料金不正問題はどちらの失点になるのだろう。相手のミスにつけこむのも勝利の方法だが見ているものにとっては何の面白みもないだろう。
6.ID為替「カリスマの影響力なし=これもフラット化」
イランの大統領選挙にかかわる混乱に最高指導者ハメネイ師が抗議活動の沈静化を呼びかけたが改革派支持者はデモを続行している。ムサビ元首相は「殉教も恐れず」と抗議活動の継続を訴えている。最高指導者の呼びかけも効かなかった。
話は変わるがタイでの政争も最後は国王の下に和解するということを聞いたが最近はそうでもなく、タクシン派と反タクシン派の政争が続いている。国王というカリスマの威力もなくなったのであろうか。
国と国とがボーダレス化しているのと同様、各国国民も力の差、知力の差がなくなりフラット化し国王や最高指導者の権威、伝家の宝刀、水戸黄門の印籠的なものは効力がなくなってきている。イランなど不幸な方向へ向かわないことを望む限りである。
7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、英国ポンドのユーロ入り、日本の総選挙、米ロ冷戦、夢=ドルのユーロ加盟(円おいてきぼり)、外為取引税(トービン税)
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内需拡大−規制緩和−市場開放−小政府−財政均衡−自己責任−公明正大 50―超円高−100―円高−150−普通円−200―円安−250−円安− 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取)
8、横浜湘南便り「絹の道」
横浜赤レンガ倉庫では開港150祭のイベントの一つとして「絹の道展」が開催されている。戦前の日本の最大の輸出品は生糸。上田、高崎、諏訪から八王子を経由して横浜へ向かう道が「絹の道」と呼ばれた。生糸輸出の外国為替取引が外銀に独占されていたため、設立されたのが横浜正金銀行(後の東京銀行、現在の東京三菱UFJ銀行)であった。
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