野村雅道のID為替 (レポート) 外為どっとコムFXブログ

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ユーロ報道に気をつけよう

    
9/30(木)「ユーロ報道に気をつけよう」

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総括「ユーロ報道に気をつけよう」
需給「円高のメリット・デメリット」
テクニカル「ランド円」
当局、円無常「パイプなし」
ID為替「ユーロ報道に気をつけよう」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「伊勢志摩 賢島にて」

 ドル81-86、ユーロ円112-117
    
 日経インデックス(2005年=100)9月29日東京引け前回 9月24日からの変化 円122.5強し、ドル91.4弱し、ユーロ106.1強し、9月29日ドルインデックス IN NYBOT78.736弱し、CRB285.93強し、CRUDEOIL77.86強し、金 1308.03強し、DOW10835.28弱し、日経平均ドルベース東京引け114.21強し、IMM円投機筋9月21日、円23100(前週比-24542)ユーロ5097(前週比+14741)

1、予定 

(今週の予定)

27(月)貿易統計、企業向けサービス価格指数、ユーロ圏マネーサプライM3・季調済、香港貿易収支、シカゴ連銀全米活動指数、ダラス連銀製造業指数

28(火)英全国住宅価格、(日)自動車各社の生産・販売実績、仏消費者支出、第2四半期英GDP・改定値、第2四半期英経常収支、独GFK消費者信頼感指数、米 米週間チェーンストア売上、米週間レッドブック大規模小売店売上、S&P/ケース・シラー住宅価格指数、リッチモンド連銀製造業指数、消費者信頼感指数、独 消費者物価指数・速報値

29(水) 日銀短観、8月NZ貿易収支、マネーサプライ、豪 先行指数、英 マネーサプライM4・確報値、ユーロ圏 消費者信頼感・確報値、南ア消費者物価指数、スイスKOF先行指数、加 鉱工業製品価格、米住宅ローン・借換え申請指数、ポーランド 政策金利発表

30(木)(日)対外及び対内証券売買契約等の状況(週次)、鉱工業生産・速報値、商業販売統計、自動車生産・輸出実績、住宅着工戸数、大手建設受注、為替介入実績、NZ住宅建設許可、企業信頼感指数、豪 住宅建設許可件数、住宅販売、民間信用、台湾中銀金融政策決定会合、仏生産者物価指数、独雇用統計、ユーロ圏 消費者物価指数・速報値、南ア生産者物価指数、貿易収支、加 GDP、米 第2四半期米GDP・確報値、第2四半期米個人消費・確報値、米新規失業保険申請件数、シカゴ購買部協会景気指数 、パリ国際自動車ショー

1(金)豪 AIG製造業指数、RBA商品価格(日)臨時国会召集、首相所信表明演説、有効求人倍率、完全失業率 、家計調査、東京CPI(コア)(前年比)、消費者物価指数(コア)(前年比)新車販売台数、中国製造業購買担当者景気指数、ユーロ圏 製造業PMI  失業率英・製造業PMI 、米 個人所得、支出(前月比)  、PCEコア・デフレータ(前月比/前年比)、  米・ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値) 、ISM製造業景況指数  、 米・建設支出 、米新車販売台数

(来週の予定) 
  
3日(日)ブラジル大統領選挙

4日(月)  ユーロ圏 生産者物価指数、 米 製造業受注、中古住宅販売保留指数
5日(火) 日銀金融政策決定会合、豪中銀政策金利、 日銀総裁会見、スイス 消費者物価指数、ユーロ圏 サービス業PMI(確報値) 
  英 サービス業PMI、ユーロ圏 小売売上、米 ISM非製造業景況指数    
6日(水) 日銀金融経済月報、ユーロ圏 第2四半期GDP(確報値)、独 製造業受注、米 ADP民間雇用者数、加Ivey購買部協会指数 
7日(木) 豪 新規雇用者数、失業率、 英 鉱工業生産、独 鉱工業生産、英中銀政策金利、ECB政策金利 、加 住宅建設許可、米 新規

失業保険申請件数、トリシェ総裁
8日(金) 日銀議事要旨(8/30、9/6-7分)、日 国際収支、スイス 失業率、独 貿易収支、経常収支、 英 生産者物価指数、加 失業率 
  加 雇用者数変化、住宅着工件数、 米 非農業部門雇用者数、失業率 
 
2.総括「2010年9月24日が日本の転換日?」

 横浜赤レンガ倉庫の海上保安庁のそばには北朝鮮の不審船が展示されている。それと比較すれば今回の尖閣諸島での中国船衝突事件後の船、乗組員の解放はまさに特別待遇だろう。2010年9月24日は日本の大きな転換期かもしれない。外交、経済ともに日本の独立性や主張が大きく歪められていく時代に突入するのだろう。早速ロシアも首相自らが北方領土を視察し自国の領土ということを主張するようだ。

 米中首脳会談で人民元の切り上げで合意が見られなかったが米下院は今朝、対中制裁法案を賛成348、反対79を可決した。具体的には中国からの輸入品に追加関税を課すこととなる。両国にとっても前向きな解決方法ではないだろう。中国も報復関税などを打ち出してくるだろう。そのとばっちりで、日本もより為替介入がやりにくくなり日本経済に影を落とすだろう。介入もこわごわと、米国、中国の顔色をうかがいながらのものとなる。

 先週金曜日の午後にドル円が84円台半ばから85円台へ一気に上昇するような動きがあったが、結局ほどなく84円台へ戻し、結局NY終値は84円25銭と金曜の始値の84.36銭より円高で1日を終えた。介入責任者の玉木財務官は「為替介入の有無、コメントしない」、五十嵐財務副大臣は「介入は財務大臣の専管事項であり、何も聞いていない(副大臣が無責任な)」と発言した。また菅首相も「為替介入については聞いていない」とした。本日夕刻には9月の介入金額が公表されるのである程度24日に介入があったかどうかが推測出来るだろう(介入日も入った詳細は後日発表される)

 日本の今回の介入は、80円を割らせたくないというのが基本方針のようだ。これは2000年-2004年の100円を割らせないための105円あたりからの介入を手法が似ている。先週末には武富士破たんや日 銀総裁の追加金融緩和策示唆などのニュースも流れている。日本代表である任天堂も円高で収益減となり今日は株価が急落している。日銀の短観があったが既には発表された財務省・内閣府の法人企業統計予測と同じく、現状改善、先行き悪化となった。日本は外交、経済ともに不安定な時期が長期化しそうだ。

 景気対策では4兆円の補正予算を打ち出すそうだが、為替差損を受けている業界へは直接届かず、財政赤字を膨らませるものとなる。従来通りと言えば従来通りである。外交経済ともに不安のなかでの円高であるが税金を払っている政府に頼ることもできず国民は自助努力で乗り越えていくしかない。
 
3.需給「円高のメリット・デメリット」

 TVのワイドショーでも円高のメリット、デメリットを報じている。円高のメリットはだいたい、OLや主婦が海外旅行に安く行けるとかブランド物を安く買えるとかというのがメリットだ。総合的に考えれば、日本の対外純資産は2兆ドルで1円動けば2兆円の日本の富が動く。2兆円あればブランド物バッグくらい嫌というほど買えるだろう。値初来ドル円は10円下落しているので20兆円の富が減少した。もっと長く見れば財政赤字の増大、株価の下落、そして平均年収の減少などが上げられる。
 
 
4.テクニカル「ランド円」

ランドは底堅く推移している。ランド円は日銀の円売り介入で先々週上昇したが、その後は介入がなくドル円は下落したが、ユーロ高、豪ドル高に連れドルランドが下落(ランド高)となりラド円を支えた。ドルランドは7.0を割り込んだ。また引き続き株価や資源価格も上昇してランドを支えている。金は南アのHarmony Gold MiningのCEOが年末に1500ドルと予想した。また科学者では南ア石炭の生産が既にピークを過ぎ、今後生産量が減少する見通しを発表したこともランド高に繋がった。金は一時1300ドルにのせ、金よりも年初来上昇率の高いパラジウムや銀も強い。中国との尖閣諸島問題でクロ-ズアップされたレアメタルも南アで産出される。

 経済指標は雇用を除けば良好。雇用対策はあらたなものが打ち出される。経常収支も改善したがサッカーW・カップでの資金流入が寄与した。 
 まずまずの相場環境で昨日8月CPIの発表があった。前年比+3.5%でインフレは落ち着いて利下げ観測も出てきている。資源高でインフレが落ち着いているという好環境だがランド高はされている。中銀も原則は市場に任せるとしながらも、マーカス総裁は「ランド高は製造業にとって衝撃となる。強いランドに対する即効薬はない」と発言している。ゴーダン南ア財務相は「安定し競争力のある通貨を望む」、ズマ大統領は「経済は必要な雇用を創出する可能性がある、一段と競争力があり安定した為替相場を含めるべきだ」と懸念を示している。

年足はまだ陰線であるが、実体は短く、円と互角に推移している。月足はほぼ今年は12円からみで推移して安定度を示している。日足では日銀の円売り介入で12円台にのせたが、その後円高に振れても底堅いのはドルランドがジリ安推移しているからだ。位置的にはボリンジャーバンドの上限に近いところにいる。ボリンジャーバンドレンジは11.33-12.20、5日移動平均線はほぼ横ばいである。ドル円が先週長い上ヒゲを出していて下押し圧力はランド円にもかかってくるが予想レンジは11.70-12.30としたい。


5.円無常、当局「パイプなし」

 菅首相は日銀総裁との会談もままならず。小沢氏にも会えず。中国にもパイプなく小沢派の細野議員が訪中したようだ。コミュニケーションが取れない首相というのが不安である。与党内、国内のコミュニケーションが上手くいかないものが国際的に交渉出来るだろうか。早速ロシア首相も北方領土を訪問し自国の領土ということを強調するようだ。 

6.ID為替「ユーロ報道に気をつけよう」

ユーロは6月1日に1.18台をつけてから現在1.36台まで上昇している。5月にEUとIMFのギリシアへの融資や他国に問題があって緊急融資の体制が整ったからだ。ただその間でも「欧州のストレステストに疑義」「ソブリン物格下げ報道」「アイルランド銀行の破たん観測」の報道で一時的にユーロが弱含む場面もある。ただ一時的だ。基本は資金繰り救済のスキームが出来て、また政府・民間金融機関も慎重に改善へ向けて行動している。報道は米国側によるものが多い。日本も英語のニュース中心に訳して報道するので悲観的な報道を中心に受け取る。

アイルランドのようなマイナーな国の報道、格付けのような後付の報道、フォローアップのないストレステスト疑義の報道、これらは割り引いて考えたい。人間は苦境の時は歯食いしばって頑張る。怖いのは有頂天になっている時の暴落。ユーロはいま歯をくいしばっている段階なので急落はない。
 

7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」

北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、米ロ冷戦、外為取引税(トービン税)、人民元が基軸通貨
------------------------------------------------
 内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大 50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ

 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8、横浜湘南便り「伊勢志摩 賢島にて」

伊勢神宮へ参拝してから伊勢志摩国立公園でのんびりさせていただいた。毎年春秋にやっている野球部OBのゴルフ会である。春は伊豆で秋は軽井沢、飛騨高山を経て今回は伊勢となった。
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輸出の円買い VS 介入と国の威信失墜

    9/27(月)「輸出の円買い VS 介入と国の威信失墜」
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総括「輸出の円買い VS 介入と国の威信失墜」
需給「平時は円全面高にはならない」
テクニカル「ドル円」
当局、円無常「マニュアル、コンプラ、成果主義」
ID為替「聞いていない、菅首相介入についてのコメント」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「百五銀行、五十鈴川郵便局」

 ドル82-87、ユーロ円111-116
    
 日経インデックス(2005年=100)9月24日東京引け前回 9月22日からの変化 円122.4強し、ドル92.2強し、ユーロ104.9強し、9月24日ドルインデックス IN NYBOT79.29弱し、CRB283.68強し、CRUDEOIL76.49強し、金 1298.1強し、DOW10860.26強し、日経平均ドルベース東京引け111.52弱し、IMM円投機筋9月21日、円23100(前週比-24542)ユーロ5097(前週比14741)

1、予定 

(今週の予定)

27(月)貿易統計、企業向けサービス価格指数、ユーロ圏マネーサプライM3・季調済、香港貿易収支、シカゴ連銀全米活動指数、ダラス連銀製造業指数

28(火)英全国住宅価格、(日)自動車各社の生産・販売実績、仏消費者支出、第2四半期英GDP・改定値、第2四半期英経常収支、独GFK消費者信頼感指数、米 米週間チェーンストア売上、米週間レッドブック大規模小売店売上、S&P/ケース・シラー住宅価格指数、リッチモンド連銀製造業指数、消費者信頼感指数、独 消費者物価指数・速報値

29(水) 日銀短観、8月NZ貿易収支、マネーサプライ、豪 先行指数、英 マネーサプライM4・確報値、ユーロ圏 消費者信頼感・確報値、南ア消費者物価指数、スイスKOF先行指数、加 鉱工業製品価格、米住宅ローン・借換え申請指数、ポーランド 政策金利発表

30(木)(日)対外及び対内証券売買契約等の状況(週次)、鉱工業生産・速報値、商業販売統計、自動車生産・輸出実績、住宅着工戸数、大手建設受注、為替介入実績、NZ住宅建設許可、企業信頼感指数、豪 住宅建設許可件数、住宅販売、民間信用、台湾中銀金融政策決定会合、仏生産者物価指数、独雇用統計、ユーロ圏 消費者物価指数・速報値、南ア生産者物価指数、貿易収支、加 GDP、米 第2四半期米GDP・確報値、第2四半期米個人消費・確報値、米新規失業保険申請件数、シカゴ購買部協会景気指数 、パリ国際自動車ショー

1(金)豪 AIG製造業指数、RBA商品価格(日)臨時国会召集、首相所信表明演説、有効求人倍率、完全失業率 、家計調査、東京CPI(コア)(前年比)、消費者物価指数(コア)(前年比)新車販売台数、中国製造業購買担当者景気指数、ユーロ圏 製造業PMI  失業率英・製造業PMI 、米 個人所得、支出(前月比)  、PCEコア・デフレータ(前月比/前年比)、  米・ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値) 、ISM製造業景況指数  、 米建設支出 、米新車販売台数

(来週の予定) 
  
3日(日)ブラジル大統領選挙

4日(月)  ユーロ圏 生産者物価指数、 米 製造業受注、中古住宅販売保留指数
5日(火) 日銀金融政策決定会合、豪中銀政策金利、 日銀総裁会見、スイス 消費者物価指数、ユーロ圏 サービス業PMI(確報値)    英 サービス業PMI、ユーロ圏 小売売上、米 ISM非製造業景況指数    
6日(水) 日銀金融経済月報、ユーロ圏 第2四半期GDP(確報値)、独 製造業受注、米 ADP民間雇用者数、加Ivey購買部協会指数 
7日(木) 豪 新規雇用者数、失業率、 英 鉱工業生産、独 鉱工業生産、英中銀政策金利、ECB政策金利 、加 住宅建設許可、米 新規失業保険申請件数、トリシェ総裁
8日(金) 日銀議事要旨(8/30、9/6-7分)、日 国際収支、スイス 失業率、独 貿易収支、経常収支、 英 生産者物価指数、加 失業率    加 雇用者数変化、住宅着工件数、 米 非農業部門雇用者数、失業率 
 
2.総括「輸出の円買い VS 介入と国の威信失墜」

(おはようございます。週末には日銀総裁の追加金融緩和示唆と武富士破たんの報道があるも、やはり心配は中国のフジタの社員の方々のことです)

 日米首脳会談が終了した。ドル円介入には言及されなかったようだが、菅首相は事前のFTのインタビューで「為替に急激な変化があれば介入は不可避」と語った。また前原外務大臣はWSJのインタビューで「日本政府による更なる為替介入実施の可能性あり。この先の介入に関しては、米国や欧州との緊密な強力を維持するとするも、協調介入は予想していない」と発言した。82円台の介入から察するに、80円を割らせたくないという介入の基本方針のようだ。これは2000年-2004年の100円を割らせないための105円あたりからの介入を手法が似ている。

 さて米中首脳会談ではオバマ大統領は人民元の切り上げを求めたが、温家宝首相は「米国議会から要請されている20%の人民元切り上げは多くの中国の輸出業者を破綻に追い込む。米中の貿易不均衡は投資、貿易構造を反映したもの、人民元のレートは経済的問題であって、政治的に利用されるべきではないし、米国の財政赤字とは関係がない」と答え平行線を辿った。ただ米下院歳入委員会は24日、中国に人民元の切り上げを迫る対中制裁法案を可決した。下院本会議で今週にも可決されるとの見通しだ。法案は、不当に安い輸入品に相殺関税をかけることとなろう。しかし米国が生産していない商品に関税を増税すれば米国の消費者の負担増となるだけだ。

 また尖閣諸島問題は国の威信を大きく傷つける結果となった。まだ問題が解決したわけでもなく今後もこの結果は日本の外交、経済に大きく影を落とすだろう。

 米国本会議で制裁法案可決なら円相場にも売り介入している円にも買い圧力がかかろう。輸出が出やすく、外貨投資が伸び悩んでいるのでやはり円買いを止めるには介入しかないだろう。
 
 日銀の短観があるが既には発表されている財務省・内閣府の法人企業統計予測と同じく、現状改善、先行き悪化となるだろう。要人の発言も多い週となる。菅首相所信表明、バーナンキFRB議長、ガイトナー財務長官議会証言、トリシェ総裁などだ。

 米国の指標ではケースシラー住宅価格や金曜日に個人所得など多くの指標が出る。また米国景気の低迷とユーロ圏景気の持ち直しでユーロ中心にドル安が進むこととなる。

日本は円高対策のために4兆円規模の補正予算が打ち出されるようだが、いつものように円高で苦しむ業者にお金が行き届かず、ただ国の借金が増えるだけの結果となろう。介入で相場を安定させるのが一番効率的なのであるが旧態然の手法だ。

3.需給「平時は円全面高にはならない」

 円は240円の時に開催されたプラザ合意以降独歩高を続けたが1995年で79.75をつけた後は、独歩高の展開をすることは少ない。大きく円高になったのは、LTCM破たん時の98年10月と08年10月のリーマンショックだ。それ以外では円の全面高、独歩高は少なく、ユーロやスイス、資源国通貨の後追いとなることが多い。パニック時ではわけがわからず、積み上げてきたポジションの整理という形で円が買われることとなるが、平時で冷静になると円を積極的に買う海外勢はおらず、ただ貿易収支の黒字で円が買われる。それも中国に生産シフトしているので80年、90年代ほどの黒字とはならず円高のスピードも落ちている。輸出をする日本人が円を買うだけであり海外勢は手を出してこない。それは国の借金や国の主体性のなさが反映している。

 今年もギリシアショックなどもあったが年半ばからはドルは引き続き弱くなっているが、円が対価とし先頭に立つのではなく他通貨の後塵を拝している。この傾向は続くだろう。
 
4.テクニカル「ドル円」

5月から4カ月連続陰線で、今月は円売り介入を実施したが、ほぼ寄り引き同時になりつつある。介入した月に陰線で終われば財務省の能力が問われることとなろう。あるいは海外の圧力に屈したということだろう。日足では、介入した9月15日こそ上昇したが、その後は横ばいからジリ安となっている。先週金曜の介入の噂で上昇して下げたことで長い上ヒゲが出来て売り圧力を示している。9月21日-22日の下降ラインはサポートになるが、月曜は83.60、火曜は83.20あたりとなるだろう。5日移動平均線は下向き。ボリンジャーバンドは83.09-85.96である。一目均衡表の雲は85.98からだ。上は86近辺が抵抗となる。輸出が伸びているが、個人、機関投資家の外貨投資は伸び悩んでいる。浮上には円売り介入が必要だろう。

5.円無常、当局「マニュアル、コンプラ、成果主義」

 最近は金融に限らず多くの会社の社員の方がマニュアル、コンプラ、成果主義に縛られ顧客の立場を無視している気がする。心のないロボット社会のようだ。

6.ID為替「聞いていない、菅首相介入についてのコメント」

 先週金曜日の午後にドル円が84円台半ばから85円台へ一気に上昇するような動きがあったが、結局ほどなく84円台へ戻し、結局NY終値は84円25銭と金曜の始値の84.36銭より円高で1日を終えた。

介入責任者の玉木財務官は「為替介入の有無、コメントしない」、五十嵐財務副大臣は「介入は財務大臣の専管事項であり、何も聞いていない(副大臣が無責任な)」と発言した。また菅首相も「為替介入については聞いていない」とした。

  おそらく市場での数百本(1本=百万ドル)の資本玉が出たことと「白川総裁が辞任するとの噂」で上昇したのだろう。菅首相や五十嵐副財務大臣が嘘をつき後で追及されるリスクをとる必要はないからだ。介入の噂でドルを買った人も支えがなくなり、徐々にドルロングを落としていったのだろう。また万が一介入していたとしても、結果はまったく無残なものであったので介入していないということで終わったほうが良さそうだ。

7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」

北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、米ロ冷戦、外為取引税(トービン税)、人民元が基軸通貨
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 内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大 50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8、横浜湘南便り「百五銀行、五十鈴川郵便局」

倉敷の美観地区にもレトロな「北田証券」があり以前ご紹介させて頂いたが、伊勢のおはらい町にも「百五銀行」「五十鈴川郵便局」と昔ながらの建物で営業していた。
(①百五銀行②五十鈴川郵便局③赤福)

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自分次第

    9/23(木)「自分次第」

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総括「自分次第」
需給「9月末の需給」
テクニカル「豪ドル円」
当局、円無常「面倒な国」
ID為替「円高なら世界中の株が下がってしまう」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「お伊勢参りその2」

 ドル82-87、ユーロ円110-115
    
 日経インデックス(2005年=100)9月22日東京引け前回 9月17日からの変化 円121.7強し、ドル92.1弱し、ユーロ104.8強し、9月22日ドルインデックス IN NYBOT79.77弱し、CRB278.89弱し、CRUDEOIL74.71弱し、金 1292.1強し、DOW10739.31強し、日経平均ドルベース東京引け112.66強し、IMM円投機筋9月14日、円47642(前週比-4541)ユーロ-9644(前週比+14055)

1、予定 

(今週の予定)

20(月) 敬老の日 、NZ ANZ消費者信頼感指数、サービス業指数、英マネーサプライM4・速報値、加 卸売売上高、米 NAHB住宅価格指数21(火)NZ カード消費、日 景気動向指数・改訂値、2010年度基準地価、 RBA議事録、スイス 貿易収支、ユーロ圏の四半期リポートと予算見直し、香港 消費者物価指数、加 消費者物価指数、米 住宅着工件数、建設許可件数、FOMC政策金利発表 、米週間チェーンストア売上、米週間レッドブック大規模小売店売上

22(水) 上海・深セン、台湾が中秋節で休場、第2四半期NZ経常収支、豪 WESTPAC景気先行指数、日 全産業活動指数、ス-パー・コンビニ売上、ユーロ圏鉱工業受注、BOE議事録、加 景気先行指数、小売売上高、米米住宅ローン・借換え申請指数 住宅価格指数、ユーロ圏消費者信頼感・速報値、ノルウェー政策金利発表 、アイスランド中銀政策金利発表、プラザ合意から25周年

23(木)秋分の日 香港市場中秋節で休場、第2四半期NZGDP、豪中銀為替取引、ユーロ圏製造業PMI速報値、米 新規失業保険申請件数、景気先行指数、中古住宅販売件数 、国連総会一般討論演説

24(金) 南ア休場(伝統文化継承の日)、NZ Westpac消費者信頼感指数第2四半期仏GDP・確報値、独 IFO景況感調査、米 耐久財受注、新築住宅販売件数

(来週の予定)

27(月)通関ベース貿易収支、貿易収支、企業向けサービス価格指数、ユーロ圏マネーサプライM3・季調済、香港貿易収支
28(火)仏消費者支出、第2四半期英GDP・改定値、第2四半期英経常収支、米 S&P/ケース・シラー住宅価格指数、リッチモンド連銀製造業指数、消費者信頼感指数、独 消費者物価指数・速報値
29(水) 日銀短観、8月NZ貿易収支、英 マネーサプライM4・確報値、ユーロ圏 消費者信頼感・確報値、南ア消費者物価指数、スイスKOF先行指数、加 鉱工業製品価格、

30(木)鉱工業生産・速報値、NZ住宅建設許可、豪 住宅建設許可件数、仏生産者物価指数、独雇用統計、ユーロ圏 消費者物価指数・速報値、南ア生産者物価指数、貿易収支、加 GDP、米 第2四半期米GDP・確報値、第2四半期米個人消費・確報値、米新規失業保険申請件数、シカゴ購買部協会景気指数

1(金)(日)有効求人倍率、完全失業率 、東京CPI(コア)(前年比)、消費者物価指数(コア)(前年比)、ユーロ圏 9月製造業PMI 英・9月製造業PMI 、米 個人所得、支出(前月比)  、8月PCEコア・デフレータ(前月比/前年比)、2:55  米・9月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値) 、9月ISM製造業景況指数  、 米・8月建設支出

2.総括「自分次第」

 サウナでいつも一緒になる方と景気の悪さを話し合っていて「私のところはあまり、景気に左右されない仕事なんですよ」と言うと羨ましがられた。「いや、景気が悪くても安定しているのではないし、景気が良くても、儲けには関係がないです」と言ったがあまり理解されなかったかもしれない。為替は長期投資は別にして、短期の変動狙いは景気の善し悪し、政治の善し悪しとは関係なく取引出来るのは恵まれているかもしれなくい。自分次第である。世界の景気の善し悪し、リーマショック、ギリシアショック、中国経済の動向、政局などなどを自分の収益に生かすも殺すも自分次第である。またFXなどにおいては参加者によって差別されることはない。金利取引などでは信用(クレディットライン)の度合いで取引できるかどうか左右れてしまう。FXでは証拠金さえ払い込めば、誰でも自由にプロとか言われる人と同じ条件で取引出来る。ワールドカップ、オリンピックなどで金メダルをとる人と初心者が同じ競技場でプレイ出来るようなものだ。すべて自分次第である。不況だからといって儲からない仕事ではない。ただ公務員のように安定は保証されていない。

さて今日は日米首脳会談、米中首脳会談が開催される。日米首脳会談では今回のドル円の介入にオバマ大統領が言及するかどうか。重要なのは米中首脳会談であり、人民元の為替問題で両国が平行線を辿っているだけに落とし所はあるのだろうか。退任することとなったサマーズ国家経済会議委員長が今月訪中していただけにやはり妥協点を見つけることは難しいようだ。もう一つ妥協点を見つけるのが難しいのは尖閣諸島問題だ。日中首脳会談は行われないが温家宝首相は船長を無条件解放しないと、さらなる対抗手段をとると警告してきた。日本は国内問題というが中国も自国の領土と主張しているだけに解決は難しい。世界中、解決が難しい領土問題はいくらでもあるので長引きそうだ。

 今日明日はこの問題は大きな焦点となるが、為替ディーラーとしては「あるべき論」には拘泥せずにまずは取引に集中したい。取り引きが終わってから十分あるべき論(貿易不均衡、人民元問題、領土問題)を考えればいい。

3.需給「9月末の需給」

 9月末は中間決算であるが、それにともなうリパトリは3月に比べると少ないのであまり気にする必要はないだろう。決算というより中間評価なので利益を出したり、税金手当の為の資金ねん出の為替取引は行われない。通常の月末のように仲値決定以降の輸出の外貨売りに注意する程度でいいと思う。外貨投信の払い込みは9月30日に13件ほど予定されている。最近は外貨投信残高が伸び悩んでいるが個人の資金が集まるかどうか。
 
4.テクニカル「豪ドル円」

5月の利上げ打ち止めで下落してきた豪ドル円であったが、ここにきて回復している。7月小売売上高と7月住宅建設許可件数、2QGDP、7月雇用統計が改善した。また8月TDMIインフレ指数は+3.0%(前年比)、9月消費者インフレ期待は+3.1%となりインフレ懸念も起きている。これだけそろえば利上げ予想も高まってくるが、既に豪中銀総裁が利上げを示唆したので豪ドルは上伸し一時81円台にのせた。

政局も漸く落ち着いてきた。労働党と保守連合で過半数をとれずハングパーラメント状態となっていたが無所属の議員が労働党支持を表明し76-74とまことに僅差ながらギラード新政権(2期目)が誕生した。またギラード首相はラッド前首相を外相に起用し党内不和論を抑える行動をとった。

豪ドルや豪株の堅調さを支えているのはいつもながら中国経済だ。先々週末に発表された中国の鉱工業生産、小売売上などの一連の指標は力強いものとなった。また中国経済も過を抑えつつ急激な下落を避けようとする政策をとっている。一番恩恵を受ける国は豪であろう。4月の高値88円はまだ遠いがゆっくりと近づいていくだろう。ただテクニカルではやや過熱を示している。短期ではボリンジャーバンド上限を超えていたが反落している。8月24日-25日の上昇ラインが支えている。雲の下、ボリンジャーバンド下限などにきた時に根気強く買うのが大事だろう。

5.円無常、当局「面倒な国」

友人がNYへ旅立った(菅首相ではない)。香港経由で行くと言う。かなり割引運賃になるそうだ。日本にいるとこういう面倒なことをしなくてはならないようなことはもう止めよう。日本の高コスト体制を世界基準に改めるべきだ。高速道路しかり、車検しかり。法人税しかり。このままだと民間企業は競争力低下に陥るしかない。個人は海外に安い商品、手段を求める。政府は国民の足を引っ張らないようにすべきだ。

6.ID為替「円高なら世界中の株が下がってしまう」

 昨日はドル円で久々に長い陰線が出た。日本株のみならず、欧州株、米国株も陰線となった。円高になると輸出企業の収益悪化で日本株が売られるが、他の国の株も同様に売られることが多い。単なる連れ安ではなく、リスク選好の後退で日本から資金が出にくくなる、また日本企業の資金確保のために海外資産を売却してリパトリの取引が行われるという発想からだ。これが大きく行われたのはバブル崩壊から1995年4月に79円台をつけるまでだが、また同じことを行おうとしているのではないか。大事なのは市場に「やはり政府は介入を諦めたのか」とう空気を創出させないことだ。

7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」

北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、米ロ冷戦、外為取引税(トービン税)、人民元が基軸通貨
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 内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大 50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ

 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8、横浜湘南便り「お伊勢参りその2」

①松坂牛の牛丼 ②おかげ横丁 ③雲まで神々しい 
 
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介入厳戒態勢、米中問題、日中問題

    9/20(月)「介入厳戒態勢、米中問題、日中問題」
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総括「介入厳戒態勢、米中問題、日中問題」
需給「個人の外貨投資は2.8%」
テクニカル「ドル円」
当局、円無常「尖閣諸島問題」
ID為替「来週は日銀短観」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「お伊勢参り」

 ドル83-88、ユーロ円109-114
    
 日経インデックス(2005年=100)9月17日東京引け前回 9月15日からの変化 円121.0弱し、ドル92.8弱し、ユーロ103.7強し、9月17日ドルインデックス IN NYBOT81.41弱し、CRB279.64強し、CRUDEOIL74.75弱し、金 1274.36強し、DOW10607.85強し、日経平均ドルベース東京引け112.30弱し、IMM円投機筋9月14日、円47642(前週比-4541)ユーロ-9644(前週比+14055)

1、予定 

(今週の予定)

20(月) 敬老の日 、NZ ANZ消費者信頼感指数、サービス業指数、英マネーサプライM4・速報値、加 卸売売上高、米 NAHB住宅価格指数

21(火)NZ カード消費、日 景気動向指数・改訂値、2010年度基準地価、 RBA議事録、スイス 貿易収支、ユーロ圏の四半期リポートと予算見直し、香港 消費者物価指数、加 消費者物価指数、米 住宅着工件数、建設許可件数、FOMC政策金利発表 、米週間チェーンストア売上、米週間レッドブック大規模小売店売上

22(水) 上海・深セン、台湾が中秋節で休場、第2四半期NZ経常収支、豪 WESTPAC景気先行指数、日 全産業活動指数、ス-パー・コンビニ売上、ユーロ圏鉱工業受注、BOE議事録、加 景気先行指数、小売売上高、米米住宅ローン・借換え申請指数 住宅価格指数、ユーロ圏消費者信頼感・速報値、ノルウェー政策金利発表 、アイスランド中銀政策金利発表、プラザ合意から25周年

23(木)秋分の日 香港市場中秋節で休場、第2四半期NZGDP、豪中銀為替取引、ユーロ圏製造業PMI速報値、米 新規失業保険申請件数、景気先行指数、中古住宅販売件数 、国連総会一般討論演説


24(金) 南ア休場(伝統文化継承の日)、NZ Westpac消費者信頼感指数第2四半期仏GDP・確報値、独 IFO景況感調査、米 耐久財受注、新築住宅販売件数

(来週の予定)

27(月)通関ベース貿易収支、貿易収支、企業向けサービス価格指数、ユーロ圏マネーサプライM3・季調済、香港貿易収支
28(火)仏消費者支出、第2四半期英GDP・改定値、第2四半期英経常収支、米 S&P/ケース・シラー住宅価格指数、リッチモンド連銀製造業指数、消費者信頼感指数、独 消費者物価指数・速報値
29(水) 日銀短観、8月NZ貿易収支、英 マネーサプライM4・確報値、ユーロ圏 消費者信頼感・確報値、南ア消費者物価指数、スイスKOF先行指数、加 鉱工業製品価格、

30(木)鉱工業生産・速報値、NZ住宅建設許可、豪 住宅建設許可件数、仏生産者物価指数、独雇用統計、ユーロ圏 消費者物価指数・速報値、南ア生産者物価指数、貿易収支、加 DP、米 第2四半期米GDP・確報値、第2四半期米個人消費・確報値、米新規失業保険申請件数、シカゴ購買部協会景気指数

1(金)(日)有効求人倍率、完全失業率 、東京CPI(コア)(前年比)、消費者物価指数(コア)(前年比)、ユーロ圏 9月製造業PMI 英・9月製造業PMI 、米 個人所得、支出(前月比)  、8月PCEコア・デフレータ(前月比/前年比)、2:55  米・9月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値) 、9月ISM製造業景況指数   米・8月建設支出

2.総括「介入厳戒態勢、米中問題、日中問題」

 引き続き介入警戒相場が続く。先週後半の財務相の発言では「必要ならば断固たる措置をとる」となっていたので、ドル円の安値から約3円上昇したこともあり、様子見をしているところだ。2兆円を超えると見られる大規模介入とその効果を見極めつつ、次回介入の金額・タイミングなどを模索しているのだろう。企業にアンケートをとり、円高是正を求める声が強く政権を揺るがすものになってきたので介入に踏み切ったと見られる。欧米為替当局ではないが、一部政治家民間から日本の介入を批判する声も出てきているが、あくまで各国の為替政策を担当する財務省、中銀の意見が円高是正介入を反対するものとなれば介入はやりにくくなる。

 またその膨大な貿易黒字から人民元切り上げを求められている中国の動向も焦点だ。先週はやや切り上げたがこれは人民元相場が通貨バスケット制をとり、その中で構成割合が高いユーロが強いので元も切り上がっている。それほど米国に気をつかったものではない。今週は温家宝首相がオバマ大統領を会談と行うので議題ともなるだろう。ただ中国はあくまでもマイペースでの通貨改革を行おうとしており米国の性急な要求は事態を悪化させるかもしれない。

 その中国は尖閣諸島で中国船衝突問題では日本に船長開放などの性急な要求をつきつけている。為替では中国が正論、漁船問題では日本が正論だが、なかなか正論通りには世の中は進まないもので、現時点での経済力の強さがモノを言うだろう。そうなると中国のペースで押し切られ日米共に国内での政府への不満が高まっていき円相場には攪乱要因となる。

米国は景気減速懸念が続き、追加金融緩和観測が浮上している折、FOMCが21日に開催される。オバマ大統領の支持率も低下し、選挙でも大統領を批判するティーパーティー派が勢力を強めている。ー

 豪中銀は金融政策決定会合議事録を発表する。雇用・GDPなど経済指標が再び力強さを出し始めていることから、金融引き締めをそろそろ示唆するかもしれない。NZは遅ればせながら2QGDPを発表する。金融会社破綻や大地震があって3QGDPは減速すると見られているが2Qは1Qより小幅上昇の前期比+0.8%との予想。NZ中銀は+0.9%の予想である。

 ユーロは円売り介入がリスク選好の流れとなり、強い含んでいる。一部欧州政治家からはそれが不満であろうが、今週は独9月IFO景況指数の発表があり予想は106.2であり前月の106.7より低下する見込みである。

3.需給「個人の外貨投資は2.8%」

前回は外貨投信残高をお知らせした。また4-6月日銀資金循環統計も発表され2010年6月末で個人の金融資産は1445兆円で3月末より7兆円減少した。うち外貨預金が5.2兆円(5.3=3月末)、外貨証券8.1兆円(9.3兆円)となった。外貨投信残高が6月末で27兆円なので、外貨投資残高は40.3兆円となった。個人の金融資産の2.8%と僅かなものだ。(除くFX)
 
4.テクニカル「ドル円」

円売り介入が実施されたが年足では陰線のままだ。年始値は92.97.このあたりが輸出企業のドル円の採算レートのようだ。月足は5月から4カ月連続陰線であったが今月は介入でここまで陽線で、6月-8月の下降ラインを上抜け、5月-6月の下降ラインにトライしようとしている。

 日足はボリバン上限、一目均衡表の雲下限間近でこう着している。5日移動平均線は上向いている。介入がチャートの形を変えようとしているが、介入を止めると元の黙阿弥の円高となろう。今のところ東京市場終了後や東京市場休場の時やスキマ市場も注視、介入体制をとっているようだ。

5.円無常、当局「尖閣諸島問題」

中国外務省は、尖閣諸島沖で中国漁船と海上保安庁の巡視船が衝突した事件で中国人船長の拘置が延長されたことに抗議し、日中間の閣僚級以上の交流停止などの対抗措置を発表した。日中航空交渉は中止となった。中国側は日本側がすぐに船長を釈放しなければ、中国側は強烈な対抗措置をとると警告した。起きた問題はすべて日本が責任を負わなければならないとも付け加えた。

 尖閣沖衝突事件の影響が広がりつつある。また今月中旬に予定されていた東シナ海ガス田開発を巡る条約締結交渉の延期も決めている。政治問題から経済、文化活動に大きく影響してきている。

6.ID為替「来週は日銀短観」

日銀は来週9月29日、9月短観を発表する。既に同内容の調査である内閣府・財務省の法人企業景気予測調査が発表されているので中味には興味はないが、世界的には「TANKAN」という日本語のままでの言葉で注目する有名な指標となっている。3Q法人企業景気予測調査では景況判断指数は7.1となり、前期比3.1ポイントの上昇で、2期連続プラスとなった。しかし、4Q見通しは0.1で、急低下している。自動車のエコカー補助金などが前倒しで終了したことや円高で先行き見通しが悪化した。日銀短観も先週の日銀介入前に調査されたものなので、ほぼ同じものとなろう。

 日銀短観の予想は、大企業・製造業は+3から+9で6四半期連続で改善する見通しだ。ただ、改善幅は6月調査の+15を下回ると予想している。

7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」

北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、米ロ冷戦、外為取引税(トービン税)、人民元が基軸通貨
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 内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大 50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ

 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8、横浜湘南便り「お伊勢参り」

①五十鈴川の清き流れ ②俗界と聖界との掛け橋といわれ五十鈴川にかかる宇治橋 ③おはらい町の家並み=伊勢神宮・内宮前で栄えるおはらい町

 伊勢神宮を参拝した。ついでに野球部の同窓生での秋のゴルフ会を志摩半島で行った。伊勢、二見ケ浦、鳥羽は大阪の小学校時代の修学旅行地であったので実に44年ぶりであった。五十鈴川はまだ小学校時代の記憶が残っていた。もちろん当時は志摩半島のスペイン村などのリゾートはなかっただろう。内宮、おはらい町、おかげ横丁は善男善女で混雑していた。FX業界の繁栄もお祈りした。

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介入か固定相場しかない段階

    9/16(木)「介入か固定相場しかない段階」
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総括「介入か固定相場しかない」
需給「日本からの資本流出も冴えず円高要因に」
テクニカル「バケ線」
当局、円無常「覆面介入」
ID為替「デフレはこれから」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「馬さんの店が中国語教室」

 ドル83-88、ユーロ円108-113
    
 日経インデックス(2005年=100)9月15日東京引け前回 9月10日からの変化 円123.1弱し、ドル93.4弱し、ユーロ103.2強し、9月13日ドルインデックス IN NYBOT81.44弱し、CRB279.05強し、CRUDEOIL76.02弱し、金 1268.7強し、DOW10572.73強し、日経平均ドルベース東京引け112.59強し、IMM円投機筋9月7日、円52183(前週比+2279)ユーロ-23699(前週比+1870)

1、予定 

(今週の予定)

13(月)NZ 食品価格、世界経済フォーラム(天津)(日)投資信託概況 (仏) 7月経常収支、 (香港) 第2四半期鉱工業生産、(香港) 第2四半期生産者物価指数 、 (ユーロ圏) 7月鉱工業生産・季調済、IEA理事会
 
14(火)  (NZ) 7月小売売上高指数、非居住者国債保有(豪)NAB企業信頼感指数、 民主党代表選 、(日) 7月鉱工業生産・確報、首都圏マンション発売、7月鉱工業生産確報 (仏) 8月消費者物価指数、 (英) 8月消費者物価指数、8月小売物価指数、 (独) 9月ZEW景況感調査、(ユーロ圏) 9月ZEW景況感調査、 (米) 8月小売売上高、米週間チェーンストア売上高、レッドブック大規模小売店売上 (加) 第2四半期労働生産率 、 第2四半期加設備稼働率 、(米) 7月企業在庫

15(水) (豪)WESTPAC消費者信頼感指数、技術者求人、住宅着工(英) 8月失業率、8月失業保険申請件数、 (ユーロ圏) 8月消費者物価指数・確報、(米)米住宅ローン・借換え申請指数、 9月ニューヨーク連銀製造業景気指数、 8月輸入物価指数、 8月鉱工業生産、 8月設備稼働率

16(木) (NZ) RBNZオフィシャル・キャッシュレート、(豪)インフレ期待指数 (日) 7月第3次産業活動指数、 対外及び対内証券売買契約等の状況
 (スイス) 第2四半期鉱工業生産、 (英) 8月小売売上高指数、 (香港) 8月失業率、 (ユーロ圏) 7月貿易収支、ECB理事会 (スイス) スイス中銀政策金利発表、 (米) 8月生産者物価指数、新規失業保険申請件数、 第2四半期経常収支、 7月対米証券投資、 9月フィラデルフィア連銀景況指数、半導体製造装置BBレシオ、インド中銀政策決定会合

17(金)日銀 資金循環統計速報 、粗鋼生産、百貨店売上高(独) 8月生産者物価指数、 (ユーロ圏) 7月経常収支、 7月建設支出、(米)8月消費者物価指数、9月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値

19日(日) スウェーデン総選挙

(来週の予定)
20(月) 敬老の日 、英マネーサプライM4・速報値、加 卸売売上高、米 NAHB住宅価格指数
21(火)日 景気動向指数・改訂値、 RBA議事録、スイス 貿易収支、香港 消費者物価指数、加 消費者物価指数、米 住宅着工件数建設許可件数、FOMC政策金利発表
22(水) 第2四半期NZ経常収支、BOE議事録、加 景気先行指数、小売売上高、米 住宅価格指数、ユーロ圏消費者信頼感・速報値
23(木)秋分の日 第2四半期NZGDP、米 新規失業保険申請件数、景気先行指数、中古住宅販売件数
24(金) 南ア休場(伝統文化継承の日)、第2四半期仏GDP・確報値、独 IFO景況感調査、米 耐久財受注、新築住宅販売件数

2.総括「介入か固定相場しかない」

 介入はやれば効く。やらなければ円高が進むだけだ。ただ介入効果は一時的で止めれば投機筋がドル円を売りまた円高が進むという話も出るがそうではなく、ただ日本の貿易黒字でのドル売りが介入でのドル買いを上回ればまた下がり始める。投機筋はあまり関係がない。貿易黒字でのドル売りを相殺するのは資本や個人の外貨投資だが、資本筋は年金を除けば外貨投資には積極的ではない。個人も2009年は外貨投信残高が年間8兆円近く増加したが今年は横ばいから減少気味だ。

 為替相場を安定させるには介入で需給ギャップを埋めるか貿易を円建てにするか、固定相場にするしかない。介入で円相場を落ち着かせている間に経済改革(改悪?)をして内需拡大の経済にすると言うがそんなことは実現したことのない夢だ。現実を知るべきだ。円高の悪影響は雇用の悪化という事態を生みだしている。円高のメリットと言う人もいるがせいぜい海外旅行へ安く行けるとか、ブランドを買えるくらい。数十兆円で損失を出す輸出業社、投資家の損失はまったく補えない。

 またすぐに実効為替相場は円高ではないというが実感はあるのだろうか。消費者物価に算入されていない価格も多い。高速道路、様々な国民負担、教育費、老後の不安も含めて日本の生活費は世界で一番高い。


 さて中国は先週末の一連の経済指標が好調でまた金融引き締め観測が出ている。不動産規制強化や銀行の資金調達懸念もあり株価も弱含んでいる。既に消費者物価は政府目標の3%を上回っているので金融引き締め観測は常に出ていたが。成長率9%の国がCPI3%というのも驚くべきことである。考えられる中国の金融引き締め策は金利引き上げ、預金準備率引き上げ、資金回収オペ、為替介入の不胎化、増値税(輸出還付金として)の戻し率引き下げあるいは撤廃、通貨政策(切り上げ、変動幅拡大)などだ。引き締め策がとられれば一時的に円も連れ高となる。

米国は今日から、人民元に関する公聴会が開催されガイトナ-財務長官が証言する。6月の中国の人民元柔軟化宣言から人民元は1.5%切り上がっている。何も米国や海外から要求されていない円は8.6%ほど切り上がっていることから比べると、米国から不満は起きるが、中国はあくまで自らのペースで人民元を操作するだろう。もし切り上げのペースが早まるとすれば、米国の要求ではなく、中国のインフレ懸念となる。中国が切り上げ幅を大きくしたり引き締め策をとれば一時的に円が強まる。日本も米国のいいなりの相場にするのではなく自らの意見を少しは主張すべきだろう。いつまでも隷従してはいけない。

 日中間では尖閣諸島問題にも気をつけたい。中国は日本による漁船船長逮捕で外交交渉を中断しようとしている。その中国では今日から世界経済フォーラムが開催される。温家宝首相も参加する予定だ。

 ユーロは欧州委員会が成長率見通しを発表して強含んでいる。また豪も景気指標が再び強含んでいる。他通貨は円より強くなりつつある。円独歩高ではなくなってきている。
 

3.需給「日本からの資本流出も冴えず円高要因に」

経常黒字でのドル円の売りは、資本収支での赤字であるドル買いである程度相殺されドル安円高のスピードを緩めてきたが、最近はそうでもない。日本の外貨の海外への還流する主役である外貨投信の残高が減少している。8月は26兆9991億円で7月の27兆6950億円から6959億円減少となった。昨年21兆円まで残高が減少して30兆円近くまで回復してきたが30兆円は越えずに伸び悩み円高要因となっている。

 
4.テクニカル「バケ線」

昨日のローソク足はバケ線となった。酒田五法の伝えるバケ線は「バケ線とは、上昇途中に出る大陰線、または下落途中に出る大陽線のこと 多くの場合は、何らかのデマ情報に投資家が飛びついたことによることが多い。出来高が多くなる。トレンド反転を期待させられてしまうが、酒田五法の教えの通り、この線が出た場合「三手待ってから”様子を見て売り(買い)乗せるのがよさそう。」ということだ。

ある程度売り向かっても底値は限られているということか。ただデマ情報ではなく、介入という事実というのが酒田の解説と異なるところだ。

5.円無常、当局「覆面介入」

 覆面介入という言葉がある。事実かどうかわからないが、財務省が介入を海外から批判されたくなかったり、資金が限られていた時に、政府機関であった郵貯、簡保に外貨投資の形でドルを買わせたもの。財務省や日銀の顔が見えないので覆面と言われた。ただ誰も介入と認知していなければ、市場に影響が及ばないこともあり、無駄打ちとなる可能性もある。介入を秘密にしたほうが市場に効果があるのか、
すぐ漏らして市場に浸透させたほうがいいのかは迷うところだろう。昨日は電子ブローカーEBSを利用した介入もやったようだ。これなら介入担当銀行でなくとも、取引相手となることが出来て介入情報も瞬時に伝わる。ただ金額が小さくなるので資金デリバリーを行うバックオフィスは大変な騒ぎとなろう。その他FXを利用した介入などもやってはどうだろう。レバレッジがかけられるのですべてえの現金を払わずに済むし、手数は安いし、キャッシュバックもある。

6.ID為替「デフレはこれから」

茨城県の茨城空港と中国の上海を結ぶ中国春秋航空の定期チャーター便で、9月15日から、片道4000円という格安の座席を導入しての運航が始まった。既にツアー客には4000円を導入していたが15日からはインターネットで予約した個人客も対象にした。販売開始からおよそ20分で完売した。

7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」

北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、米ロ冷戦、外為取引税(トービン税)、人民元が基軸通貨
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 内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大 50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安

- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8、横浜湘南便り「馬さん中国語教室と料理教室」

 馬さんの店は御主人のお人柄と安さ、旨さ、早朝から営業などで大人気。中華街の料理人で通う人も多い。最近は店舗拡大して中華街のあちこちに進出している。さらにもう一店舗オープンだが、語学教室もあるようだ。私の中国語も中途半端な習い方しかしてこなかったのでちょっと通ってみるか。(関帝廟通り半ば)。それとも馬さんのクッキングスクールでも行くか。
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