下手なディーラーのような介入
- 2010年10月18日(月)07:46
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総括「米長期債利回り上昇が気になる」
需給「9月外貨投信残高は増加」
テクニカル「ドル円ローソク&PF」
当局、円無常「景気悪化の象徴2つ」
ID為替「下手なディーラーのような稚拙な介入」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「皇室のテニスコート」
ドル79-84、ユーロ円112-117
日経インデックス(2005年=100)10月15日東京引け前回 10月13日からの変化 円124.5同、ドル89.7弱し、ユーロ108.3強し、10月15日ドルインデックス IN NYBOT 76.97弱し、CRB296.06弱し、CRUDEOIL 81.25弱し、金 1372強し、DOW11062.78弱し、日経平均ドルベース東京引け116.85強し、IMM円投機筋10月12日、円48285(前週比-921)ユーロ41511(前週比-6732)
1、予定
(今週の予定)
18(月)第3四半期NZ消費者物価、豪 自動車販売、日 第3次産業活動指数、全国百貨店売上高、米 対米証券投資、鉱工業生産、設備稼働率、NAHB住宅市場指数
19(火)RBA議事録、日 毎月勤労統計、月例経済報告、全国粗鋼生産、ユーロ圏 経常収支、香港失業率、ユーロ圏建設支出、独 ZEW景況感調査、ユーロ圏 ZEW景況感調査、米 住宅着工件数、建設許可件数、加 中銀政策金利発表
20(水) 豪 求人広告、WESTPAC先行指数、日 景気動向指数・改訂値、コンビニエンスストア売上、独 生産者物価指数、BOE議事録、英マネーサプライM4・速報、加 卸売売上高、米 MBA住宅ローン申請指数、地区連銀経済報告(ベージュブック) 、ブラジル中央銀行政策金利
21(木)豪 中銀為替取引、日 対外対内証券売買、 工作機械受注、中国 国内総生産(GDP)、消費者物価指数、卸売物価指数、工業生産高、小売売上、固定資産投資、スイス 貿易収支、英 小売売上高指数、香港 消費者物価指数、ECB理事会、加 景気先行指数、米 新規失業保険申請件数、ユーロ圏 ユーロ圏PMI製造業、サービス業、総合景気指数 消費者信頼感・速報、米 景気先行指数、フィラデルフィア連銀景況指数
22(金)G-20、日 全国スーパー売上、家計金融行動関する世論調査 IFO景況指数、加 消費者物価指数、小売売上高
(来週の予定)
25(月)通関ベース貿易収支、ニュージーランド休場(レイバーデー)、第3四半期豪生産者物価指数、米 中古住宅販売件数、
26(火) 第3四半期英GDP・速報値、香港 貿易収支、米 S&P/ケース・シラー住宅価格指数、消費者信頼感指数、住宅価格指数、リッチモンド連銀製造業指数
27(水)第3四半期豪消費者物価、仏 消費者支出、ユーロ圏 マネーサプライM3・季調済、南ア 消費者物価指数、米 耐久財受注、新築住宅販売件数、独消費者物価指数・速報
28(木) 日銀金融政策決定会合 RBNZオフィシャル・キャッシュレート、仏 生産者物価指数、独 失業者数、失業率、ユーロ圏消費者信頼感・確報、南ア 生産者物価指数、米 新規失業保険申請件数
29 (金)有効求人倍率、全世帯家計調査、東京都区部消費者物価指数、失業率、全国消費者物価指数、鉱工業生産・速報、NZ住宅建設許可NZ貿易収支、英 GFK消費者信頼感調査、消費者信用残高、英マネーサプライM4・確報、ユーロ圏 失業率、香港 月次政府財政収支スイスKOF先行指数、南ア 貿易収支、加 GDP、加 鉱工業製品価格、第3四半期米GDP・速報値、第3四半期米個人消費・速報値、米シカゴ購買部協会景気指数、米ミシガン大消費者信頼感指数・確報値、ユーロ圏消費者物価指数・速報
2.総括「米長期債利回り上昇が気になる」
月例経済報告は下方修正される。また、いつも過度な景気楽観的見通しを繰り返し不必要な金融引き締めを行う日銀も「物価安定のもとでの持続的成長経路に復する時期は後ずれする可能性が強まっている。成長率は下振れて推移する可能性が高い」と指摘した。景気指標も家計調査、景気ウオッチャー調査など悪化しているものが多い。最も深刻なのは若者の雇用であろう。こんなに就職難が続くのは見たことがない。雇用悪化、平均給与の低下に株価の大幅安。今年の株価は先週は下落率が上海よりも大きくなってしまった。
円高がすべてを引き起こしているが政府は、介入という直接の対策を打てず、間接的でいたずらに財政赤字を増やす対策しか打ち出せず、根源の円高は一向に抑制されない。輸出企業は円高のデメリットを受けるが、円高で安く買えるべき農産物などの輸入品には500%という高関税がかけられ円高メリットはたまにしかいかない海外旅行でしかなくなっている。
こういう政策しか打ち出せない政府なので我々はFXでも利用して豊かになるしかないが、やはりそれも研鑽が必要で仕事がもう一つ増えることとなる。
さて物を申す国、中国はついに米財務省の為替操作国認定期限を延長させた。最近の少々の元高操作を米国が認めたあようだ。その4倍程度のスピードで円高は進んでいる。中国が元切り上げを行っても、メリットがあるのは米国だけで、ユーロや円は同じように、いやそれ以上に切り上あがるので、何らメリットはなくデメリットだけだ。中国同様に米国もしたたかだ。ユーロも声高に人民元切り上げを訴えるのだが、もともとユーロ圏の貿易は60-70%がユーロ圏内で行われるので、ユーロ通貨統合で為替問題はほぼ解決している。
元の切り上げでは中国のデフレが進む。その影響を大きく受けるのは日本となる。日本も簡単に元切り上げを、考えもなしに同意するととんでもない目にあうだろう。
その中国は今週3QGDPを始め一連の指標をは発表する。また共産党大会で経済対策が打ち出される思惑で株価が急騰している。中国の景気安定は世界の安定にも繋がるので注目したい。
その他、カナダ中銀は政策金利を決定する。据置の予想だ。米国はベージュブック、独はIFO景況感指数が発表される。気になるのは米国長期債利回りの上昇であり、バーナンキ議長が追加金融緩和策を示唆するも、将来のインフレを懸念したからだ。ここで大方の予測するリズムが変り先週後半はドル高に振れている。
3.需給「9月外貨投信残高は増加」
2009年に21兆円から30兆円まで外貨投信残高が増加し、円安、特にクロス円の上昇の原動力となったが、今年は30兆円を前にしてジリ貧、これが円全面高の要因だ。ただ9月は若干増加した。7月27.7兆円、8月27.0兆円、9月は28.2兆円となった。9月はドル円は陰線となったが、ユーロ円などクロス円は陽線となったのは米国以外の投信に資金が流入したのだろう。
4.テクニカル「ドル円ローソク&PF」
年足は陰線、月足は5か月連続陰線、今月6ヶ月目、下降ラインに沿っている。日足は先週末に久々に連続下ヒゲでちょっと下げ渋るかもしれない。介入以降ほとんど陽線が出ないのは日本から外へ行くお金がない元気のなさを表している。10月5日-7日の下降ライン上抜けるも、陽線がないので上昇ラインとならない。ボリンジャーバンドは80.80-86.32。移動平均線5日線は9月22日(84.53)から下向き継続である。日々変動幅は小さいが陰線、陽線になかなかならない。
PFではまだ86からの下降バンド内であるが下ヒゲ2本で下降ラインを抜くかどうか。米長期金利がかぎだろう。上のPFポイントは81.70、5日線81.85、下は81.10、80.90、80.50となる。
5.円無常、当局「景気悪化の象徴2つ」
*野村ホールディングスの株価が29年ぶりに400円の節目を割り込んだ。野村株の400円割れは、1982年10月以来29年ぶりのこと。
*10月16日(土)セリーグ・クライマックスシリーズの巨人ー阪神戦が民放地上波、NHK衛星でも放映されなかった。TBSの横浜ベイスター
ズの身売りといい企業は広告費を削っている。
6.ID為替「下手なディーラーのような稚拙な介入」
今回の介入は介入の歴史では一番稚拙なものであろう。介入は一時的な効果しかないというがそうでもない。1987年の介入は120円から160円へ、1995年は79円から147円へ、2000年の介入は100円から135円へドル円は上昇した。景気回復にも貢献した。バブルも起きた。ただその後下落するのは、介入でのドル買いを貿易黒字でのドル売りが上回ったことによるもの。介入は休むが輸出は休まないから仕方ない。
ただ120円、80円、100円と大量介入して、もう一度80円となり、さらに景気悪化、デフレとなっているのに介入しないのは辻褄が合わない。民主党政権は政治家主導というが日米の政治家が為替相場で会談することもめったにないようだ。中国同様に米国為替担当とも交渉のパイプがなくなったのではないか。ドル円の高いところを買って、安くなったら買わないというのは、初心者の下手くそなディーラーのようだ。
7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、米ロ冷戦、外為取引税(トービン税)、人民元が基軸通貨
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内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大 50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ
代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取)
8、横浜湘南便り「皇室のテニスコート」
観光客もめったにこない静かな公園。皇室のテニスコート。日本初の西洋式公園とテニスコート。(山手) ![]()
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米は追加金融緩和期待と中間選挙へ
- 2010年10月14日(木)11:01
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総括「米は追加金融緩和期待と中間選挙へ」
需給「本日、外貨投信残高発表」
テクニカル「ドル円」
当局、円無常「株価が下落し続ける円高メリットなどあるのだろうか」
ID為替「豪ドル円」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「秋の山手」
ドル79-84、ユーロ円112-117
日経インデックス(2005年=100)10月13日東京引け前回 10月8日からの変化 円124.6強し、ドル90.1弱し、ユーロ108.2強し、10月13日ドルインデックス IN NYBOT77.07弱し、CRB299.66強し、CRUDEOIL 83.01強し、金 1370.5強し、DOW11096.08強し、日経平均ドルベース東京引け114.91弱し、IMM円投機筋10月5日、円49206(前週比+20540)ユーロ48243(前週比+12913)
1、予定
(今週の予定)
11(月) NZカード消費、豪 住宅ローン、体育の日、 トロント休場(サンクスギビングデー)、米国休場(コロンブスデー)、仏 鉱工業生産、製造業生産指数、OECD景気先行指数、
12(火)英 RICS住宅価格、BRC小売売上、日 消費動向調査、ESPフォーキャスト調査 独消費者物価指数、仏経常収支、英 消費者物価指数、小売物価指数、商品貿易収支、米 週間チェーンストア売上高、週間レッドブック大規模小売店売上高 、FOMC議事録 、OPEC月報
13(水)豪 WESTPAC先行指数、NZ 海外国債保有、日 マネーストックM2+CD、機械受注 、投信概況、中国貿易統計、仏 消費者物価指数、英 失業率、失業保険申請件数、ユーロ圏鉱工業生産、加 新築住宅価格指数、米 MBA住宅ローン申請指数、輸入物価指数、月次財政収支
14(木)豪 インフレ期待指数、 日 企業物価指数、マンション市場動向、商業販売統計、 企業倒産、韓国中銀金融通貨委員会、NZ 小売売上高指数、ECB月例報告、加 国際商品貿易、米 生産者物価指数、貿易収支、新規失業保険申請件数
15(金)中国 不動産価格、外貨準備、先行指数、米財務省為替報告書発表期限 、日 日銀支店長会議、鉱工業生産・確報、マネタリーサーベイ、 対外対内証券売買、中国共産党会議、ユーロ圏 消費者物価指数、貿易収支、米 消費者物価指数、小売売上、ニューヨーク連銀製造業景気指数、ミシガン大消費者信頼感指数、米企業在庫
(来週の予定)
18(月)第3四半期NZ消費者物価、米 対米証券投資、鉱工業生産、設備稼働率、NAHB住宅市場指数
19(火)RBA議事録、ユーロ圏 経常収支、香港失業率、ユーロ圏建設支出、独 ZEW景況感調査、ユーロ圏 ZEW景況感調査、米 住宅着工件数、建設許可件数、加 中銀政策金利発表
20(水) 日 景気動向指数・改訂値、独 生産者物価指数、BOE議事録、英マネーサプライM4・速報、加 卸売売上高、米 地区連銀経済報告(ベージュブック)
21(木)スイス 貿易収支、英 小売売上高指数、香港 消費者物価指数、南ア 実質小売売上高、加 景気先行指数、米 新規失業保険申請件数、ユーロ圏 消費者信頼感・速報、米 景気先行指数、フィラデルフィア連銀景況指数
22(金)独 IFO景況指数、加 消費者物価指数、小売売上高
2.総括「米は追加金融緩和期待と中間選挙へ」
G-7が終了した。焦点は2つであり、一つは介入を実施した円であり、もう一つはG-7に所属していない人民元問題であった。G-7首脳の発言では従来同様に基本的には「為替の過度な変動や無秩序な動きは経済・金融の安定にとって望ましくない」というものであった。野田大臣は国内的には「必要な時には断固たる措置をとる」という強い発言をしていたが、G-7では「介入は大規模、長期的なものにならない」とトーンダウンしたものとなった。G-7直前にも財務副大臣から介入に消極的な発言があり、介入を期待していた日本の輸出業者にとっては失望的なものとなった。
人民元についてはG-7諸国がいっせいに中国に対し「柔軟な為替相場」に取り組むよう発言したが、中国は「誰もが不均衡に対処する必要性で一致」としながらも「通貨調整は必要であり中国が受け持つ部分は行うが、世界的不均衡は世界的な問題。より柔軟な為替レートは中国と世界の他の地域によって良いと確信、ただアプローチは段階的になる」とあくまでも自国のペースでの人民元改革を行うことを強調した。ただG-7前から、また昨日も人民元は小幅で切り上がっている。
全体的には円高を止めるような動きはG-7では見られなかったが、先週の米雇用悪化でユーロドルが1.4、ポンドドルが1.6をつけて達成感も出た。ただ今後の焦点は米国追加金融緩和期待と苦線が予想される米国中間選挙となる。これらもドル売り要因となる。
さて今週も中国で忙しい。9月貿易統計では黒字が拡大した。9月外貨準備は2.65兆ドルに膨らんだ。金曜日には不動産価格、先行指数と中国共産党大会と続く。また米財務省の為替報告書発表期限も金曜日である。世界中は中国の人民元改革を求めるが中国はあくまで、急激な元高での国民生活の影響を考慮して自国のペースでの切り上げを行うだろう。日々の人民元中間値決定を注目しておきたいが僅かずつであるが元はドルに対して切り上がっている。ただ円もそれを上回るペースで切り上がっているので日本にとってはメリットはない。
米国は今夜貿易収支の発表があり、対中国の赤字が焦点となる。ただ日本の輸出が中国に移り、中国が攻撃されるとさらに他国へ移るだけで、米国の赤字が減少するわけではない。1970年代から続いている長い目でみたドルの凋落が変るわけではない。
欧州はギリシア金利が中国の国債購入もあり12%から9%を割り込んで落ち着いてきた。ECB当局からも利上げを示唆する声も出ている。日本と違って内外に不介入を宣言しているので1.4台が定着することとなろう。欧米ともにCPI(消費者物価)の発表があり、金融政策変更へのヒントがつかめる。日本は介入に消極的であることを海外で示したが(国内は断固たる介入宣言)長い目では景気指標悪化、給与減少が続く日本円よりも欧州通貨、資源国通貨が強含むだろう。
3.需給「本日、外貨投信残高表」
最近は円が独歩高ではないが、ドル安の流れで円も強くなっている。一つの要因は日本から海外へお金が出ていかないことだろう。
個人の外貨投信の残高を見ても2008年リーマンショック前に37兆円あったが、これが09年1月に21兆円で急減、その後は回復30兆円へ向かい円安要因となったが、10年は30兆円へ一旦近づくも7月、8月は27兆円、26兆円とジリ貧である。輸出で稼いだ外貨を海外へ還流出来ない。
本日午後に9月の外貨投信残高が発表される。
4.テクニカル「ドル円」
G-7では円高に対して歯止めがかかるようなコンセンサスはなかった。また日銀総裁が「金融緩和はバブルを発生する可能性がある」と発言し、やはり緩和には消極的な面ものぞかせた。日本経済はバブルでもない限りどうしようもない窮地にあるのだが。
10月5日-7日の下降ラインを上抜けたがその後は上伸せず再びこの下降ラインへ向かっている。それを上昇トレンドに持っていくのは当局のサポートが必要だろう。9月後半は米雇用統計に向けて、また財務相副大臣による介入に消極的な発言でドル円が下落した。ボリンジャーバンドでは依然下限での推移で現在のレンジは81.06-86.29あたり。5日移動平均線も下向きのままだ。
さて日本の大手自動車は続々とタイで工場を稼働させている。この動きが続いて日本から輸出しなければ、円高がとまるのだろうが日本の雇用は失われる。ただ企業は窮地に陥っているのは確かだ。今回の内外で異なる為替介入発言では輸出業者も当惑しているだろう。
5.円無常、当局「株価が下落し続ける円高メリットなどあるのだろうか」
菅首相は財務大臣当時は「1ドル95円が良い」と言っていたが、今は「自分の国だけ低く人為的に誘導するのは全体協調から外れる」と変っている。ただ自分の国だけ下げているのは米国に他ならない。それで株価が90年代の2500ドルから現在11000ドル、日本は3万円から9000円へ下落し円高メリットがあると言う。日本は清貧の国である。
6.ID為替「豪ドル円」
豪ドルは若干意外感のあった中銀理事会での金利据え置きで80円割れまで弱含むこともあったが、米追加金融緩和期待や9月国内雇用統計の強い数字、また上昇を続ける資源価格を見ながら81円台へ強含んだ。G-7終了後は材料出尽くしでユーロが下落するのに連れ80円台後半で推移していたが今朝発表されたインフレ期待指数が3.8%とインフレターゲットの上限を大きく越えたため81円台で戻っている。
豪中銀の声明では「金利は当面適切。ある時点でより高い金利が求められるだろう。豪州の成長はトレンド付近」と利上げを行ってもいいような内容だが、住宅や小売りがやや弱いこと、民間銀行が既に中銀の利上げを見込んで市中金利を引き上げていること(これについては財務相が不満をもらしている)なども考慮されたのだろう。
ただインフレはインフレターゲットの上限を越え、次回中銀政策決定会合では再び利上げが予想されている。月後半のPPI、CPIが政策決定に考慮されるだろう。
スワン財務相は「通貨の強さは、経済の健全性を反映している。資源税は経済成長への脅威にはならない。豪の財政状況は、先進国の中で最も強い」と明るい発言をしている。とはいえは相場は一方向には進まない。テクニカル、他通貨の動きもとらえたい。
年足はまだ僅かに陰線。始値は83.48でかなり迫ってはいる。月足では6月からの揉み合いを抜けだせるかどうか。日足では先週木曜の上ヒゲで下げるも、金曜の下ヒゲで返している。5日移動平均線は横ばい。ボリンジャーバンドでは上位にいる(78.63-82.36)一目均衡表の雲は遠く下にある(76.06から)。8月24日-25日を結んだ長い上昇ラインを下に切る時は注意したい。
7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、米ロ冷戦、外為取引税(トービン税)、人民元が基軸通貨
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内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大 50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安
- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取)
8、横浜湘南便り「秋の山手」
秋の山手 ベーリックホール、えの木亭、234番館![]()
悲しい尖閣的為替外交
- 2010年10月11日(月)08:46
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総括「悲しい尖閣的為替外交」
需給「実際にポジションを持つこと」
テクニカル「ユーロ円」
当局、円無常「スマートフォンで悩む必要はなかった」
ID為替「二枚舌、内弁慶の為替政策」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「2つのドイツオクトフェスタ 」
ドル79-84、ユーロ円112-117
日経インデックス(2005年=100)10月8日東京引け前回 10月6日からの変化 円123.7強し、ドル90.5同、ユーロ107.9弱し、10月6日ドルインデックス IN NYBOT77.18し、CRB295.14強し、CRUDEOIL 82.66弱し、金 1345.30強し、DOW11006.48強し、日経平均ドルベース東京引け116.42弱し、IMM円投機筋10月5日、円49206(前週比+20540)ユーロ48243(前週比+12913)
1、予定
(今週の予定)
11(月) NZカード消費、豪 住宅ローン、体育の日、 トロント休場(サンクスギビングデー)、米国休場(コロンブスデー)、仏 鉱工業生産、製造業生産指数、OECD景気先行指数、
12(火)英 RICS住宅価格、BRC小売売上、日 消費動向調査、ESPフォーキャスト調査 独消費者物価指数、仏経常収支、英 消費者物価指数、小売物価指数、商品貿易収支、米 週間チェーンストア売上高、週間レッドブック大規模小売店売上高 、FOMC議事録 、OPEC月報
13(水)豪 WESTPAC先行指数、NZ 海外国債保有、日 マネーストックM2+CD、機械受注 、投信概況、中国貿易統計、仏 消費者物価指数、英 失業率、失業保険申請件数、ユーロ圏鉱工業生産、加 新築住宅価格指数、米 MBA住宅ローン申請指数、輸入物価指数、月次財政収支
14(木)豪 インフレ期待指数、 日 企業物価指数、マンション市場動向、商業販売統計、 企業倒産、韓国中銀金融通貨委員会、NZ 小売売上高指数、ECB月例報告、加 国際商品貿易、米 生産者物価指数、貿易収支、新規失業保険申請件数
15(金)中国 不動産価格、外貨準備、先行指数、米財務省為替報告書発表期限 、日 日銀支店長会議、鉱工業生産・確報、マネタリーサーベイ、 対外対内証券売買、中国共産党会議、ユーロ圏 消費者物価指数、貿易収支、米 消費者物価指数、小売売上、ニューヨーク連銀製造業景気指数、ミシガン大消費者信頼感指数、米企業在庫
(来週の予定)
18(月)第3四半期NZ消費者物価、米 対米証券投資、鉱工業生産、設備稼働率、NAHB住宅市場指数
19(火)RBA議事録、ユーロ圏 経常収支、香港失業率、ユーロ圏建設支出、独 ZEW景況感調査、ユーロ圏 ZEW景況感調査、米 住宅着工件数、建設許可件数、加 中銀政策金利発表
20(水) 日 景気動向指数・改訂値、独 生産者物価指数、BOE議事録、英マネーサプライM4・速報、加 卸売売上高、米 地区連銀経済報告(ベージュブック)
21(木)スイス 貿易収支、英 小売売上高指数、香港 消費者物価指数、南ア 実質小売売上高、加 景気先行指数、米 新規失業保険申請件数、ユーロ圏 消費者信頼感・速報、米 景気先行指数、フィラデルフィア連銀景況指数
22(金)独 IFO景況指数、加 消費者物価指数、小売売上高
2.総括「悲しい尖閣的為替外交」
海外と上手くやるのとひれ伏すことは別だろう。どういう為替政策をとってもいいのだが内向けと外向けで政策が異なると企業も肩透かしを食った形となり経営に支障をきたすだろう。先週、財務副大臣達が何もしゃべらない(しゃべれない)財務大臣に代わって既に「介入は難しい」と発言していたので、ほぼ予想通りの結果だが日本の政治家の「断固たる」はかくも弱いことを証明した。何を言ってもいいがウソはついてはいけない。
尖閣問題で「最初は国内法」と言いながら中国に脅かされると慌てて何の外交的交渉もせずに中国船員を解放したことに等しい。2010年秋は尖閣と為替で日本の弱さ・限界を示したようで悲しい。歴史的な2つの事件となるだろう。日本の自信喪失の年となる。
さて今週も中国で忙しい。貿易統計、不動産価格、外貨準備、先行指数と指標が続き、中国共産党大会と続く。また米財務省の為替報告書発表期限は金曜日である。世界中は中国の人民元改革を求めるが中国はあくまで、急激な元高での国民生活の影響を考慮して自国のペースでの切り上げを行うだろう。日々の人民元中間値決定を注目しておきたい。
米国も貿易収支の発表があり、対中国の赤字が焦点となる。ただ日本の輸出が中国に移り、中国が攻撃されるとさらに他国へ移るだけで、米国の赤字が減少するわけではない。1970年代から続いているドルの凋落が変るわけではない。
欧州はギリシア金利が中国の国債購入もあり12%から10%を割り込んで落ち着いてきた。ECB当局からも利上げを示唆する声も出ている。日本と違って内外に不介入を宣言しているので1.4を再び突破するだろう。欧米ともにCPI(消費者物価)の発表があり、金融政策変更へのヒントがつかめる。日本は介入に消極的であることを海外で示したが(国内は断固たる介入宣言)長い目では景気指標悪化、給与減少が続く日本円よりも欧州通貨、資源国通貨が強含むだろう。
ただこれだけ弱い外交、曖昧な為替政策、膨大な財政赤字を見るとわざとそうして日本の弱さを示し円売りを誘うといった高等戦術かもしれない。そう思えば民主党の政策の矛盾は今後も意図的に続くかもしれない。
3.需給「実際にポジションを持つこと」
相場を予想することと、実際にポジションを持って、ポジションの重みに耐えることは異質のものである。
4.テクニカル「ユーロ円」
年足は陰線のままである。月足は6月から横ばい、毎月114円にはのせるのだが、ここが正念場である。日足では9月16日-28日の上昇ラインが下抜けした。5日線も下向いている。ボリンジャーバンドの上限から離れる。現在のレンジは105.59-117.93。9月10日-14日の上昇ラインはまだ生きている。ドル円は下げているが、他の通貨と比べればそのスピードは遅い。景気がリーマンショックのようなパニックでなければ、平時に近ければ近いほど、冷静になればなるほど、円を真っ先に買う人は少なくなる。円が独歩高になるのはパニックの時だけだ。
5.円無常、当局「スマートフォンで悩む必要はなかった」
どこのスマートフォンにしようと機能を説明してもらい決心がつかず悩んでいたが、よく考えたら、伊豆で繋がるのはNTTしかなかった。これまで2回も繋がらない携帯やPC端末を契約してすぐに解約したことを忘れてしまっていた。
6.ID為替「二枚舌、内弁慶の為替政策」
平均給与が下がり、失業率が上昇し、株価が上がらない。円高になっても円高を是正せず、景気対策で一時しのぎをして財政赤字だけを拡大する。国民には断固たる措置=介入と言いながら、海外ではスムージングオペレーションという。英語では「断固たる」にあたる「DECISIVE」という言葉は使っていないだろう。360円から80円まで円高にして、円安競争していると言われる所以はない。ただひたすらべ米国株の上昇に寄与している。尖閣諸島しかり、介入しかり、国民と対外で政策、発言が異なるような二枚舌、内弁慶では信頼感は保てな
いだろう。やるならやる、やらないならやらない、それに正当な理由をつける内外に対して終始一貫した態度をとるべきだろう。
7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、米ロ冷戦、外為取引税(トービン税)、人民元が基軸通貨
------------------------------------------------
内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大 50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ
代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取)
8、横浜湘南便り「2つのドイツ・オクトフェスタ」
横浜で今月2つのオクトフェスタが開催される。一つは既に始まっている赤レンガ倉庫のオクトビアフェスタ。ドイツ・ミュンヘンでは1810年から毎年開催されており、今年で200周年を迎える。日本のビール発祥地である横浜では、本年も約8万5千人の来場者、そしてジョッキ約17万杯ものビールの消費が予想される。本場ドイツから楽団も来日する(10月1日-17日)。もう一つは拙宅の近くにあるドイツ学園で開催されるオクトフェスト(10月16日)。学校を開放してビールはもちろん屋台、音楽なども楽しめる。私のいたスイス銀行も協賛していた。学校は閑静な港北の森にある。室内プール、人工芝のグランドがあり、銀行時代はサッカーの試合で借りたこともあった。
ちぐさ復活
- 2010年10月 7日(木)10:41
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10/7(木)「ちぐさ復活」![]()
総括「通貨論争盛り上がる」
需給「為替の出来高は大きくてわけがわからないのか」
テクニカル「NZドル円」
当局、円無常「輸出業者には迷惑」
ID為替「ヘッジファンドはいるのか」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「ちぐさ」
ドル81-86、ユーロ円113-118
日経インデックス(2005年=100)10月6日東京引け前回 10月1日からの変化 円122.8弱し、ドル90.5弱し、ユーロ107.4強し、10月6日ドルインデックス IN NYBOT77.48弱し、CRB289.15強し、CRUDEOIL83.34強し、金 1345強し、DOW10967.65強し、日経平均ドルベース東京引け116.57強し、IMM円投機筋9月28日、円28666(前週比+5566)ユーロ35330(前週比+30233)
1、予定
(今週の予定)
上海7日まで休場(国慶節)
4日(月)「投資の日」、NZ経済研究所サーベイ、ANZ商品価格、豪 TDMIインフレ指数、 日 マネタリーベース、勤労統計、 ユーロ圏 生産者物価指数、 米 製造業受注、中古住宅販売保留指数
5日(火) 豪中銀政策金利、AIGサービス業指数、求人広告、小売売上、貿易収支、 日銀金融政策決定会合、日銀総裁会見、中国HSBC非製造業PMI数、インドネシア中銀理事会、スイス 消費者物価指数、ユーロ圏 サービス業PMI(確報値)、 英 サービス業PMI、ユーロ圏 小売売上、米 ISM非製造業景況指数 、週間チェーンストア&大規模小売店売上、IMF金融安定化報告 、ユーロ圏の四半期リポート発表
6日(水) 日銀金融経済月報、ユーロ圏 第2四半期GDP(確報値)、独 製造業受注、米 チャレンジャー社人員削減数、ADP民間雇用者数、加Ivey購買部協会指数、IMF世界経済見通し
7日(木) 豪 AIG建設業指数、新規雇用者数、失業率、日 対外対内証券売買、景気動向指数、オフィス空室率 、工作機械受注、フィリピン中銀金融政策決定会合、英 鉱工業生産、独 鉱工業生産、英中銀政策金利、ECB政策金利 、加 住宅建設許可、米 新規失業保険申請件数、小売各社売上、消費者信用残高、トリシェ総裁会見、
8日(金)オプションSQ、豪 外貨準備、 日銀議事要旨(8/30、9/6-7分)、日 国際収支、9月上中旬貿易統計、景気ウオッチャー調査、企業倒産、スイス 失業率、独 貿易収支、経常収支、 英 生産者物価指数、加 失業率 加 雇用者数変化、住宅着工件数、 米 非農業部門雇用者数、失業率 、G-7、IMF世銀年次総会
(来週の予定)
11(月) 体育の日 トロント休場(サンクスギビングデー)、米国休場(コロンブスデー)、仏 鉱工業生産、製造業生産指数
12(火)独消費者物価指数、仏経常収支、英 消費者物価指数、小売物価指数、商品貿易収支、米FOMC議事録
13(水)マネーストックM2+CD、機械受注(内閣府) 、仏 消費者物価指数、英 失業率、失業保険申請件数、ユーロ圏鉱工業生産・季調済
加 新築住宅価格指数、米輸入物価指数、月次財政収支
14(木)企業物価指数(日銀)、NZ 小売売上高指数、ECB月例報告、加 国際商品貿易、米 生産者物価指数、貿易収支、新規失業保険申請件数
15(金)日 鉱工業生産・確報、ユーロ圏 消費者物価指数、貿易収支、米 消費者物価指数、小売売上、ニューヨーク連銀製造業景気指数、ミシガン大消費者信頼感指数、米企業在庫
2.総括「通貨論争盛り上がる」
今週は金利週間であったが豪は据置、日本は再びゼロ金利政策へ変更となった。今夜は英国、ECB各中銀が政策金利を決定する。予想は以下の通り
*英中銀=政策変更なし。ボーセン英中銀委員が金融資産購入枠の拡大に前向き、一方センタンス委員は金融緩和に反対の立場をとっている。
*ECB=政策変更なし。トリシェECB総裁の会見での景気認識や今後の政策に関する発言を注目。総裁は最近の指標は予想を上回る、経済の回復は緩やかなペース、インフレは短期的に上昇へと発言している
人民元問題など為替相場への議論は煮詰まってきている。中国温家宝首相は「ユーロ変動の原因はドルにある、人民元ではない。欧州は人民元上昇を求めるべきではない。不安定な人民元は中国と世界に災いをもたらす」、ガイトナー米財務長官は「新興国通貨の柔軟性向上を呼びかけたい。輸出依存の国は政策変更を」、菅首相は「反対意見承知しているが断固たる姿勢は不変。為替の急激な変動は好ましくない。好ましくない変動に対しては断固たる措置。介入は一定の効果を上げている。金融政策・財政政策をしっかりと打っていく」など。菅首相も勇ましいが、実行は乏しい。
さて資源価格急騰、底堅い中国需要で再び上昇基調にある豪は金利を据え置いたが、今朝の9月雇用統計は新規雇用者数が予想の2万人を大きく上回る4.95万人となった。豪ドルが上昇している。
米国はまだ9月雇用統計(予想は失業率9.7%、NFP5千人増)が残っている。昨夜のADP雇用者数の減少から悲観的になっている。今日は新規失業保険申請者数がある。
IMFは世界経済見通しを発表した。世界経済の今年の成長率予想、4.8%に上方修正-従来4.6%。ただ11年の成長率予想を4.2%に下方修正-従来4.3%。鍵は来年のようだ。ただここ2年は紆余曲折ありながら、なんとかリーマンショックから回復しているのではないか。世界の株価、資源価格、クロス円の上昇を見ていてそう思う。人々はパニックの後は慎重に経済運営を行うものだ。
週末は-7、IMF世銀年次総会がある。ASEMでは中国のギリシア債購入もあり、中国のユーロ圏サポートがクローズアップされた。週末のG-7では中国不在では重要なことは決められないがIMF世銀総会では出資比率を引き上げた中国やブラジルの発言力が増すだろう。
3.需給「為替の出来高は大きくてわけがわからないのか」
昨日の東京市場のドル円出来高はスポット124億ドル、スワップ423億ドルである。合計547億ドル。スポットは市場出来高の23%。ただ時々為替市場は1日547億ドルと大きいので相場なんてわからないという解説があるが、その内77%とは変動とは関係のないスワップの出来高を含んでいる。実際はもっと小さいのである。まあ124億ドルでも大きいと言えば大きいが。
4.テクニカル「NZドル円」
最近のNZの指標は悪かった。拡大すると予想されていた2QGDPが大幅縮小、さらに8月住宅建設許可(前月比)が、前回:+ 3.1%、予想:-3.5%のところ-17.8%、8月貿易収支は、前回:-1.86億NZD、予想:-4.17億NZDのところ-4.37億NZD、9月NBNZ企業信頼感は8月16.4のところ、8月は13.5となり良い指標は出なかった。それでもなんとか急落せずにいるのは、全体的にドル安であること、隣国の豪の景気が良く中銀も利上げを示唆し始めていたことで引っ張られていった感じであった。2QGDPの弱さ、金融子会社サウスカンタベリーファイナンスの破たん、カンタベリー地方の大地震で年内利上げ予想はなくなっている。
やや暗い話題が多いニュージーランドだが、明るいニュースは10月1日かのら施行の税制改革だ。消費税は12.5%から15.0%へ引き上げられるが、所得税や法人税は引き下げられる。総合で家計は可処分所得が増加し、景気回復の支えとなるとイングリッシュ財務相が語っているが救世主となるだろうか。またムーディーズはNZの格付けをAaaで安定的としたことも良いニュースとなっている。
年足はまだ陰線。年始値67.24、現在61.91、安値58.39。月足では豪ドルの強さに遅れる。5月-8月の下降ラインは上抜けた。5日線は先週金曜上向いた。8月31日-9月8日の上昇ラインは下抜いたままである。一目均衡表の雲は60.64-61.59だが上抜いた。ボリンジャーバンドは60.18-63.01で上位にいる。60-65の底堅いレンジか。他力本願相場。
5.円無常、当局「輸出業者には迷惑」
首相、財務相ともに為替介入は必要な時に断固たる行動をとるとしているが、こういうあいまいな表現と、前回介入をやったレベルで次はやらないなど、日銀の景気見通しがさらに下方修正されているのに、具体性のない口先介入では実需の輸出業者を売りも出せずにいるだろう。
6.ID為替「ヘッジファンドはいるのか」
3の需給にも絡むことだが、相場がわからなくなると、「出来高が大きすぎる」、次に「ヘッジファンドなど投機筋がいるので予測は困難だ」となる。3で本当の出来高はそれほど大きくないことがわかる。さらに2重計上が多い。投機筋が多すぎる。ほんとうにそうだろうか。多すぎるくらいヘッジファンドのビジネスがある銀行は存在しているのだろうか。私は一度ヘッジファンド専門の銀行にいたことがある。名だたるファンドはすべて顧客であった。それでもその取引は日本の実需や生保と比べたら平均したら小さいものであった。毎日ばたばたデイトレで大玉を振っているヘッジファンドはいない。
相場の大きなトレンドをつくっているのは輸出入である。時々生保がドル買いをしていたが今は日本経済同様にその元気はないようだ。
7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、米ロ冷戦、外為取引税(トービン税)、人民元が基軸通貨
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内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大 50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ
代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取)
8、横浜湘南便り「ちぐさ復活」
2007年に、閉店した野毛の伝説的ジャズ喫茶「ちぐさ」が、10月8日から17日の10日間だけ復活するそうだ。渡辺貞夫、秋吉敏子、日野皓正らが通った店としても知られている。
徐々に改善、当局イベント多し
- 2010年10月 4日(月)07:43
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総括「徐々に改善、当局イベント多い」
需給「金利週間」
テクニカル「ユーロ円」
当局、円無常「中国に先に買われてしまった」
ID為替「介入でハッピー」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「合掌 牟田刑事官」
ドル81-86、ユーロ円112-117
日経インデックス(2005年=100)10月1日東京引け前回 9月29日からの変化 円122.9強し、ドル91.3弱し、ユーロ106.8強し、10月1日ドルインデックス IN NYBOT78.03弱し、CRB286.25強し、CRUDEOIL81.58強し、金 1317.8強し、DOW10829.68弱し、日経平均ドルベース東京引け112.65強し、IMM円投機筋9月28日、円28666(前週比+5566)ユーロ35330(前週比+30233)
1、予定
(今週の予定)
上海7日まで休場(国慶節)
3日(日)ブラジル大統領選挙
4日(月)「投資の日」、NZ経済研究所サーベイ、ANZ商品価格、豪 TDMIインフレ指数、 日 マネタリーベース、勤労統計、 ユーロ圏 生産者物価指数、 米 製造業受注、中古住宅販売保留指数
5日(火) 豪中銀政策金利、AIGサービス業指数、求人広告、小売売上、貿易収支、 日銀金融政策決定会合、日銀総裁会見、中国HSBC非製造業PMI数、インドネシア中銀理事会、スイス 消費者物価指数、ユーロ圏 サービス業PMI(確報値)、 英 サービス業PMI、ユーロ圏 小売売上、米 ISM非製造業景況指数 、週間チェーンストア&大規模小売店売上、IMF金融安定化報告 、ユーロ圏の四半期リポート発表
6日(水) 日銀金融経済月報、ユーロ圏 第2四半期GDP(確報値)、独 製造業受注、米 ADP民間雇用者数、加Ivey購買部協会指数、IMF世界経済見通し
7日(木) 豪 AIG建設業指数、新規雇用者数、失業率、日 対外対内証券売買、景気動向指数、オフィス空室率 、工作機械受注、フィリピン中銀金融政策決定会合、英 鉱工業生産、独 鉱工業生産、英中銀政策金利、ECB政策金利 、加 住宅建設許可、米 新規失業保険申請件数、小売各社売上、消費者信用残高、トリシェ総裁会見、
8日(金)オプションSQ、豪 外貨準備、 日銀議事要旨(8/30、9/6-7分)、日 国際収支、9月上中旬貿易統計、景気ウオッチャー調査、企業倒産、スイス 失業率、独 貿易収支、経常収支、 英 生産者物価指数、加 失業率 加 雇用者数変化、住宅着工件数、 米 非農業部門雇用者数、失業率 、G-7、IMF世銀年次総会
(来週の予定)
11(月) 体育の日 トロント休場(サンクスギビングデー)、米国休場(コロンブスデー)、仏 鉱工業生産、製造業生産指数
12(火)独消費者物価指数、仏経常収支、英 消費者物価指数、小売物価指数、商品貿易収支、米FOMC議事録
13(水)マネーストックM2+CD、機械受注(内閣府) 、仏 消費者物価指数、英 失業率、失業保険申請件数、ユーロ圏鉱工業生産・季調済加 新築住宅価格指数、米輸入物価指数、月次財政収支
14(木)企業物価指数(日銀)、NZ 小売売上高指数、ECB月例報告、加 国際商品貿易、米 生産者物価指数、貿易収支、新規失業保険申請件数
15(金)日 鉱工業生産・確報、ユーロ圏 消費者物価指数、貿易収支、米 消費者物価指数、小売売上、ニューヨーク連銀製造業景気指数、ミシガン大消費者信頼感指数、米企業在庫
2.総括「徐々に改善」
9月は落ち着いた月間となったのではないか。世界の株価が上昇。米国金利もやや上昇、CRB指数高や資源高で懸念のデフレよりもインフレ指数が上昇してきた。日銀の介入はドル円を支えることは出来なかったが、クロス円は軒並み上昇した。円安になれば上手くいくとは言い過ぎだが、過去の例から見てその傾向はある。
さて今週も盛りだくさんの週となる。まず当局、公的なものが多い。週初のアジア欧州会議(ASEM)首脳会合に始まり、週末のG-7、IMF世銀年次総会で終わる。その他IMF金融安定化報告 、ユーロ圏の四半期リポート発表、IMF世界経済見通し公表され、経済の回復度、金融システムの落ち着きなどをうかがい知ることが出来よう。ASEMでは中国のギリシア債購入もあり、中国のユーロ圏サポートがクローズアップされよう。週末のG-7では中国不在では重要なことは決められないがIMF世銀総会では出資比率を引き上げた中国やブラジルの発言力が増すだろう。
米国は9月雇用統計(予想は失業率9.7%、NFP5千人増)を軸にISM非製造業景況指数 などがある。また今週は日銀、豪中銀、英中銀、ECBが政策金利を決定する(予測は次項)。豪は本日インフレ指数を発表、7日には雇用統計もある。国慶節で休場の中国はHSBC非製造業PMIがある。先週の製造業PMIは強く海外株式市場も支えていた。
日本では前回の円売り介入スタート地点の82円台後半に近づいてきた。ここでやらないとつじつまが合わないが、政治経済ともにつじつまの合わないことが多いのでどうなるかわからない。存在感がなくなり、政治、経済でも外圧に弱いイメージが出来てきているのは悲しいことだ。少しくらいは主張をしてもらいたいものだ。ただ存在感がなくなったほうが円安に振れやすく、そうなれば景気にもいい影響がでるかもしれない。また金曜の国際収支と9月上中旬貿易統計で為替需給もチェックしたい。
3.需給「金利週間予測」
5日(火)・豪中銀=0.25%利上げで4.75%へ。最近の経済指標(GDP、雇用)が強く、インフレがターゲット上限にあること。ただ先週末の指標(AIG9月製造業指数47.2、8月は51.7、RBA9月商品価格は97.2で8月99.2より下落)は弱かった。
・日銀=追加的な金融緩和策を協議。貸出期間3-6カ月の長めの資金をさらに潤沢に供給する観測あり
7日(木)・英中銀=政策変更なし。ボーセン英中銀委員が金融資産購入枠の拡大に前向き、一方センタンス委員は金融緩和に反対の立場をとっている。
・ECB=政策変更なし。トリシェECB総裁の会見での景気認識や今後の政策に関する発言を注目。総裁は最近の指標は予想を上回る、経済の回復は緩やかなペース、インフレは短期的に上昇へと発言している
その他インドネシア中銀、フィリピン中銀も政策金利を決定する
4.テクニカル「ユーロ円」
いまだユーロ圏の財政状況悪化(アイルランド、ポルトガル)、格下げ(スペイン)など悪い情報は出ているが、相場は既に6月からユーロドルは2000ポイント近く上昇している。ユーロ円は約9円上昇している。相場はやはり流れについていかないといけない。勝たないといけない。
さてユーロ円は上昇しているがまだ年足は陰線、始値が139.37、現在114.82、安値は105.42である。月足は6月からは安定、今月飛び出しそうだ。欧州債券市場は報道の割には落ち着いている。5日移動平均線はゆっくりと上昇中。団子天井を逃れさらに上値を模索している。ボリンジャーバンドは上限で推移している。現在のレンジは104.34-116.37。9月10日-14日の上昇ラインと9月16日-28日の上昇ラインでサポートしている。これを下に切れば注意したい。ユーロドルが引っ張るユーロ円だが、日銀の円売り介入も需給に少しは影響しているだろう。
5.円無常、当局「中国に先に買われてしまった」
ギリシア債が10%に上昇した時から、なかなか良い利回りと思っていた。何か問題があってもEU・IMFの緊急支援がある。ただ世間一般にはギリシアショックという言葉が残っているのでリスクが高いとして、証券会社も個人には売らないようだ。銀行にいれば回してもらったが、個人となれば売ってくれない。とか言っているうちに中国が買い増しを行ったようだ。利回りも12%台から10%台へ低下している。日本の証券が売る時はおそらくギリシア債が6%程度まで低下した時だろう。
6.ID為替「介入でハッピー」
9月15日の日銀の円売り介入は、結局、9月の月足が陰線となって成功したとは言えなかったが、クロス円はすべて円安となった。8月31日と区切りのいい10月1日(金)と比べると、豪ドル円が7.98%、ユーロ円が7.51%円安となった。弱かったポンドに対しても1.87%の円安となった。いわゆるドル安円安となった。また資源価格は金は5%高だが、銀、パラジウム、プラチナはそれぞれ10%超高、CRBが8%高。米金利が上昇、日本国債金利は低下、また世界の主要株価も上昇した。
介入というシンプルな政策が効果的ではないだろうか。この点はもっとアピールしたほうがいいし、財政赤字を増やすだけの無駄などこへ行くかわからない補正予算よりも結果が出る。バブル時、小泉改革など景気が良い時は円安となる。
7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、米ロ冷戦、外為取引税(トービン税)、人民元が基軸通貨
------------------------------------------------
内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大 50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取)
8、横浜湘南便り「合掌 牟田刑事官」
TVドラマ「牟田刑事官事件ファイル」のファンであった。小林桂樹さん演じる正義観と人情味溢れた牟田刑事官が好きだった。横浜の風景が時々でていたのでより親しみが湧いていた。牟田刑事官の勤務する神奈川県警横浜山下警察署はみなとみらいにあった。といってもロケ地だが、万国橋から馬車道に向かう途中のレトロな万国ビルがドラマの山下署ではなかったか。楽しませて頂きありがとうございました。合掌。(写真=TVドラマの山下署)
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