中国PMI、米雇用、EU首脳会議、FBのIPO
- 2012年1月29日(日)17:02
- ブックマーク





1/30(月)「中国PMI、米雇用、EU首脳会議、FBのIPO」
総括「中国PMI、米雇用、EU首脳会議、FBのIPO」
需給「ドル円の上ヒゲとスイス中銀動向」
テク「主要6通貨ペアテクニカル」
当局、円無常「日本の政治はブレていない」
ID為替「クイズ 米国が貿易黒字を出せる国をあげよ?」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「ヘボン博士」
ドル円=74-79、ユーロ円99-104
日経インデックス1月27日東京引け前回1月25日からの変化(2008年=100)円130.5強し、ドル100.0弱し、ユーロ91.0弱し、ドルインデックス IN NYBOT78.84弱し、CRB317.55強し、CRUDEOIL99.56強し、金1732.2強し、DOW12660.46弱し、日経平均ドルベ-ス東京引け114.75強し、IMM円投筋1月24日 円+44367(前週比-14495)、ユーロ-171347(前週比-11317)
1.予定
(今週の予定)
30(月)独 消費者物価指数・速報、スペインGDP、米 個人所得、個人支出、PCEデフレーター、EU首脳会議
31(火)NZ住宅建設許可、日 有効求人倍率、失業率、家計調査、鉱工業生産・速報、住宅着工戸数、建設工事受注、為替平衡操作実施状況、日銀議事録、英 GFK消費者信頼感調査、独 失業者数、失業率、香港 月次政府財政収支、英 消費者信用残高、マネーサプライM4、ユーロ圏 失業率、南ア 貿易収支、加 GDP、米 S&P/ケース・シラー住宅価格指数、シカゴ購買部協会景気指数、消費者信頼感指数
1(水)豪 住宅価格指数、中 製造業PMI、英 製造業PMI、ユーロ圏 製造業PMI確報、消費者物価指数速報、米 ADP民間雇用者数、建設支出、ISM製造業景況指数
2(木)NZ 失業率、豪 貿易収支、住宅建設許可件数、スイス 貿易収支、ユーロ圏 生産者物価指数、米 新規失業保険申請件数
3(金)中 非製造業PMI、ユーロ圏 サービス業PMI確報、英 サービス業PMI、ユーロ圏 小売売上、加 失業率、雇用者数変化、米 失業率、非農業部門雇用者数、ISM非製造業景況指数、製造業受注
(来週の予定)
6(月) ウェリントン休場(ワイタンギデー)、豪 小売売上、独 製造業受注、加 Ivey購買部協会指数
7(火)日 景気動向指数、 RBAキャッシュターゲット、仏 貿易収支、独 鉱工業生産、加 住宅建設許可、米 消費者信用残高
8(水)日 国際収支、景気ウォッチャー調査、スイス 失業率、独 国際収支、加 住宅着工
9(木)、NZ失業率、日 マネーストックM2+CD、機械受注、英 鉱工業生産、製造業生産高、商品貿易収支、BOE政策金利発表、欧州中銀金融政策発表、加 新築住宅価格指数、米 新規失業保険申請件数、米 卸売在庫
10(金 ) RBA四半期金融政策報告、独 消費者物価指数確報、仏 鉱工業生産、スイス 消費者物価指数、英 生産者物価指数、加 国際商品貿易、米 貿易収支、ミシガン大消費者信頼感指数速報値、米 月次財政収支
2.総括「中国PMI、米雇用、EU首脳会議、FBのIPO」
2012年1月は昨年後半とは異なり、昨年前半のようなリスク選好でスタートした。数字的にはリスク選好を表す円安ドル安(さらに金利上昇、資源高、株高)が続いているが、先週1月25日にFOMCが超低金利政策の長期化を表明して、ドル安に拍車がかかり、底堅かったドル円が下落し始め、クロス円の上昇スピードも落ちてきた。上昇してきた米長期金利も反転低下している。年初のリズムが変わってきたことには気をつけたい。
今週は先週1週間春節休暇であった中国本土市場が再開する。中国の景気指標も2012年は8%台へGDP成長率が減速するものの年初からの景気指標もまずまずであり、中国政府は「財政積極、金融穏健政策」で下支えする。今週は1月製造業PMIと非製造業PMIが発表される。また2月に入れば独メルケル首相やEUファンロンパイ大統領が訪中し債務問題改善へ支援を求める。依然、世界経済の中国頼みが続く。
米国の指標も昨年末から雇用中心に強いものが出ていた。先週末のGDPは前期より強かったが予想を下回った。また個人消費、新築住宅販売、景気先行指数も予想を下回り、やや弱いセンチメントに変わってきている。強い指標にかかわらず1月25日のFOMCでは超低金利政策の長期化が表明されたことはFRBもまだ成長に慎重な姿勢を崩していないことを示している。今週のバーナンキ議長の下院予算委員会で経済情勢について証言に注目したい。今週は1月米雇用統計の発表があり、予想は失業率が8.5%、非農業部門雇用者数が15万人であるが、前回の雇用者増が20万人であっただけに事前に盛り上がることはないだろう。織り込み期間はドル安、リスク選好の後退が進むだろう。他にケースシラー住宅価格やISM製造・非製造業景況指数にも注目したい。
欧州はギリシャの民間との債務減免交渉が進展している。初めから時間がかかるマラソンのような債務問題議論であることは予想されていた。進展でイタリアやスペインの長期金利が低下していることは好感されるが、今度はポルトガル債務問題に脚光を集め始めた。冷静になればギリシャのようなタイムスパンで改善していくのだが、格付け会社や報道が騒ぐことはある。ディーラーとしてはそれを利用して騒いだ時は瞬間に反応して目先の利益を上げてこなしていきたい。表面的な報道で長居することはギリシャ同様に禁物だ。他にEU首脳会議やスペイン4QGDPに注目したい。債務問題はあまり複雑に考えずにあくまでも資金繰りを中心に捉えていきたい。
豪やNZは国内経済指標は強くない。欧州債務問題もあり豪は金利を引き下げ、NZは据え置いた。ただ年初からの株高、金利上昇、資源高の流れで通貨は強い。国内景気のファンダメンタルズがついてこない通貨高では実弾介入はないだろうが、口先介入は既に出始めている。気をつけたい。南アも同様だ。
今週も日米の決算が続く。FACEBOOKがIPOを実施することで他のIT企業にも買いが入りナスダック市場は上昇している。中国などはIPOラッシュで供給過多で株が下がることもあったので、手放しで上昇には結びつかないだろう。ただ米国は何か新しい強さが常に出てくる。
日本は円高デフレに加え増税、東電値上げと明るい話はない。貿易収支も赤字となり製造業の海外移転の話も多い。主要輸出企業の決算も冴えないものとなるだろう。ただ今後は3月年度末決算のリパトリ玉も出始める。大規模な所得黒字の一部でもある。貿易黒字が減少しても円高が続くということはプラザ合意当時、いや最近までも想定していなかっただろう。輸出も投資家も収益減となってきた。
成功したスイス中銀のスイス安政策を日本は無視している。スイス中銀は夏のユーロスイスの1.00台から1.24台へ20%以上スイス安へ誘導した。ユーロスイスの下限を1.20に設定している。現在1.20半ばであるが、この防衛線を守るために再度スイス売り介入を始めれば、その対価が円となり昨夏のような円高のきっかけになるかもしれない。スイス中銀の動きは無視できない。
3.需給「ドル円の上ヒゲとスイス中銀動向」
先週が外債払込も円安要因になった。今週も月末はあるが2月に入ると減ってくる。今日明日は、後場は月末の輸出も出てくるだろう。
テクニカルでも書いたが、ドル円の1月25日の上ヒゲとユーロスイスがスイス当局が下限とする1.20に近づいてきたことが気がかりだ。スイス中銀がスイス売り介入を行うと対価として円が買われる可能性が昨年の夏同様に出てくる。
4.テクニカル「主要6通貨ペアテクニカル」
*ドル円=なべ底から飛び出したが1月25日の長い上ヒゲで反転下落鍋の底へ再び下落した。。今年は07年、08年の下降ラインから上抜いて始まっている。月足は昨年8月から77円あたりで横ばい。下げ渋り。ただ週足も先週は長い上ヒゲとなった。日足はボリバン上限から急落(ボリバンは76.21-78.10)。雲下(77.55-77.64)へ。1月17日-19日の上昇ラインを下抜く。5日線下向く。
*ユーロドル=2年連続陰線、今年は陽転。月足は下ヒゲを出しながら反発。10月-11月の下降ラインを上抜く。週足では10月31日週-12月12日週の下降ラインを上抜き続伸。日足は上昇ラインが生きている(1月16日-17日)。5日線は上向き。雲に突入か
*ユーロ円=2年連続陰線、今年は陽転。昨年の長い上ヒゲで売り圧力あったが。11月-12月の下降ライン上抜けるか。週足では12月26日週-1月2日週を上抜ける。日足は上昇ラインが出来た(1月16日-17日)。ただ1月23日-24日の上昇ラインは下抜ける。先週金曜は下ヒゲだすも、今後はドル円次第で、ドル円の下落が足を引っ張る可能性あり。5日線上向き。ボリバン、雲下限手前で小休。
*ドルスイス=昨年8月まで最強通貨だったスイスは結局昨年の年足は陽転して終える。今年は陽線スタートするも陰転。昨年8月-9月の上昇ラインを下に切って始まっている。週足は11月7日週-14日週の上昇ラインを下抜く。日足ボリバン上限から反落し下限抜く。雲中。5日線下向く。1月17日-25日の下降ラインが効いている
*スイス円=昨年の年足は長い上ヒゲの陰線。今月は月足11月-12月の下降ラインを上抜く。週足は12月26日-1月2日週の下降ラインを上抜く。日足はボリバン下限から反発し上限に達し小反落。5日線上向き。
*ユーロスイス=昨年年足は強烈に戻したがわずかに陰線で終わる。1.24前に伸び悩む。12月は5カ月ぶりに陰線。今月も陰線。上限とされる1.20に近づいている。スイス当局どうでるか。週足横ばいからやや落ちる。日足は1月3日-4日線の上昇ラインを下抜き下落中だが1.20を前にもみ合う。ボリバン下位。
5.円無常「日本の政治はブレていない」
日本の政治はブレていない。与党になれば野党時代に何を言っていても官僚主義となる。下野すれば、また行政改革を叫ぶだろう。どの政党が政権をとっても変わらないだろう。結局は政治経済改革が進まず回復はギリシャよりも遅れる。
6.ID為替「クイズ 米国が貿易黒字を出せる国をあげよ?」
今や月間400億ドルを越える米国貿易赤字だ。バブル時代は赤字100億ドルを超えて大騒ぎし始め東京勢も米国貿易収支の発表では居残り一喜一憂し180億ドルまで赤字が膨らんだ時にはドルが急落もした。そして今400億ドルを越えようが市場の反応は鈍い。しかし長期的にはドル下落の主要要因だ。今になって改めて心配する数字ではない。
さて米国は貿易赤字国であるが11年11月は対中国赤字が268億ドルとなった。対日は62億ドルの赤字でこれはバブル時は米国赤字の半分を占めていたが今や400億ドルの中では小さい。
どの地域にも赤字の米国もたいしたものだが、彼らは「世界は一つ」と思ってるなら合計でチャラで何も問題はない。少なくとも日本の黒字は俺のものという認識だろう(いや日本は赤字国となってしまった)。
ではクイズではないが米国に対して赤字、すなわち米国が貿易黒字を出している国はどこだろう。貴重な国だ。11月では香港、豪、ベルギー、オランダ、UAE、シンガポール、パナマ、チリ、トルコ、ブラジルなどだ。ただその黒字額は極めて小さい。
何故黒字か詳細はご自分で鋭意調査願いたし。もし日本が米国との貿易不均衡を改善する気持ちが本気(いや冗談でもあるなら)ならそれらの国へ「行って見てまねてみせよ」
7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、テロ、外為取引税(トービン税)、人民元が基軸通貨、日中国交断絶、資源国通貨売り介入
------------------------------------------------
内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大 50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取)
8、横浜湘南便り「ヘボン博士と横浜」
*宗興寺(神奈川区)に神奈川施療所を設けて医療活動。
*ヘボン塾設立
*ヘボン式ローマ字完成
*フェリス学院=ヘボン塾女子部がキダーにより洋学塾として独立後にフェリス女学院の母体に
*横浜に横浜第一長老公会(現在の横浜指路教会)設立
*旧約聖書の和訳を完成
*ヘボンは私財を投じて港区白金に明治学院を設立
・ヘボン塾出身者は高橋是清、益田孝(三井物産)、林薫(外相)、大村益次郎(近代兵制)、白洲文平、白洲長平、藤原義江(オペラ)など

*