晩秋の需給から初冬の需給へ
- 2010年11月22日(月)07:33
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総括「晩秋の需給から初冬の需給へ」
需給「冬のボーナスは」
テクニカル「ドル円」
当局、円無常「かんぽの宿」
ID為替「芥川賞を受賞した揚逸さんの来日当時の話」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「下田は風待ち港」
ドル80-85、ユーロ円112-117
日経インデックス(2005年=100)11月19日東京引け前回 11月17日からの変化 円121.9弱し、ドル90.5弱し、ユーロ106.3強し、11月19日ドルインデックス IN NYBOT 78.48弱し、CRB298.89強し、CRUDEOIL81.51強し、金 1352.30強し、DOW11203.55強し、日経平均ドルベ-ス東京引け120.27強し、IMM円投機筋11月16日、円22858(前週比-12796)ユーロ8606(前週比-14677)
1、予定
(今週の予定)
22(月)NZ移民者、株価指数証拠金取引「くりっく株365」を開始、スーパー売上、コンビニ売上、香港消費者物価指数、ユーロ圏消費者信頼感・速報
23(火) NZ中銀4Qインフレ期待指数、東京休場(勤労感謝の日) 第3四半期独GDP・確報、第3四半期独個人消費・確報、ユーロ圏製造業&サービス業PMI、独消費者信頼感指数、加 消費者物価指数、小売売上高、第3四半期米GDP・改定値、第3四半期米個人消費・改定値、中古住宅販売件数、リッチモンド連銀製造業指数 、米FOMC議事録&四半期見通し発表
24(水)豪 景気先行指数、全国百貨店売上、独 IFO景況指数、南ア 消費者物価指数、第3四半期英GDP・改定値、第3四半期英個人消費・改定値、ユーロ圏鉱工業新規受注、 耐久財受注、個人所得、個人支出、PCEデフレーター、PCEコア・デフレーター、週間MBA住宅ローン申請指数、新規失業保険申請件数、ミシガン大消費者信頼感指数・確報値、住宅価格指数、新築住宅販売件数
25(木)豪民間設備投資、感謝祭で全米市場休場、日 通関ベース貿易収支、企業向けサービス価格指数、 米国休場(サンクスギビングデー)、香港貿易収支、南ア生産者物価指数
26(金)日 東京都区部消費者物価指数、全国消費者物価指数、中国 景気先行指数、仏 消費者支出、ユーロ圏マネーサプライM3・季調済、スイスKOF先行指数、独消費者物価指数・速報
28(日) 沖縄知事選
(来週の予定)
29(月)日 小売業販売額、NZ 貿易収支、英 消費者信用残高、マネーサプライM4、ユーロ圏 消費者信頼感・確報、第3四半期加経常収支、鉱工業製品価格
30(火)日 失業率、有効求人倍率、全世帯家計調査、鉱工業生産・速報、NZ 住宅建設許可、英 GFK消費者信頼感調査、豪 住宅建設許可件数、第3四半期経常収支、仏 生産者物価指数、香港 小売売上高-価額、独 失業者数、香港 月次政府財政収支、ユーロ圏 消費者物価指数・速報、失業率、南ア 貿易収支、3四半期南アGDP、加 GDP、第3四半期加GDP、米 S&P/ケース・シラー住宅価格指数、米 シカゴ購買部協会景気指数、消費者信頼感指数
1(水) 豪・第3四半期GDP、中国 製造業PMI、ユーロ圏 製造業PMI(確報値)、英 製造業PMI、米 DP民間雇用者数、CB消費者信頼感指数 、 米 ISM製造業景況指数、建設支出、ベージュブック(地区連銀経済報告)
2(木) 日 第3四半期法人企業景気予測調査-設備投資、 日銀金融政策決定会合議事要旨、 豪 貿易収支、小売売上高、スイス 第3四半期GDP、ユーロ圏 第3四半期GDP確報値)、ユーロ圏 生産者物価指数、ECB政策金利発表、中古住宅販売保留指数
3(金) 中国 非製造業PMI、スイス 消費者物価指数、ユーロ圏 サービス業PMI(確報値)、英 サービス業PMI、ユーロ圏 小売売上高 加 失業率、雇用者数変化、米 非農業部門雇用者数、失業率
2.総括「晩秋の需給から初冬の需給へ」
11月のドル円は20日間(実質15営業日)かけて、小刻みに上昇してきた。一目均衡表の雲に出る直前で短い陰線を出した。ドル円はコツコツ上げてドスーンを落ちるのが一つの特色であるが、今月はそれが来ていない。やはり11月の需給がそうさせているのだろう。11月は既に申し上げていた通り、輸出のドル売りが一服して輸入が目立つようになること、また海外がリパトリなのでドルやユーロ、オセアニア通貨が上昇することなどを挙げていた。また欧州信用不安が10月後半から再び話題になっていたのでユーロが売られることもある、さらには豪ドル人気が高すぎるので反落するのではないかとしてた。
ユーロは欧州信用不安で下落したが、円が大きな材料がなくともユーロより弱くなった。結果的には全面円安となった。ユーロ以外の通貨は順調に上昇した。豪ドルドルは小幅の上昇となり、NZドルドルに引き離されていった。FOMC、米中間選挙、G-20、APEC、そして欧州通貨不安など材料が多かったが相場は基礎的需給に素直な動きとなった。
テクニカル(後述あり)ではドル円も若干買われ過ぎだが、今週は外貨投信なども多く募集されるので下支え要因もある。欧米など海外のリパトリももう少し続く。クロス円はまだ底堅く推移しよう。先週は中国の金融引き締めで中国株が急落したが、いつもならリスク選好の後退で円買いとなるのだが先週はそうでもなかった。海外リパトリでそういう状況でもないのだろう。また日経平均は世界の主要市場では今月一番上昇している。円安なら株高となる。まことに簡単な仕組みだがこうなれば景気が良くなるのだが政府は簡単で正確な手法を採
用しないのが不思議だ。困難を求めて失敗するのが趣味なのだろう。11月の需給から12月のボーナス見合いの外貨投資に繋がればまだ円は売られることとなる。
今週は米国はFOMC議事録、耐久財受注、個人所得の発表がある。先週もそれほど悪い指標は出ずドルを支えている。中国は引き続きインフレ懸念で金融引き締め、価格統制令などの観測が広がる。先行指標の発表がある。欧州はアイルランド政府が21日午後に緊急閣議を開き、4カ年の財政再建計画を決定する。発表は23日になる見通しだ。独のIFO景況指数もある。先週利下げをした南アはCPI、PPIが出る。今月はここまで最強通貨のNZはインフレ期待指数が発表される。日本はいつものごとく国会のやるべきことや経済には関係ない話題で国会が騒いでいる。
3.需給「冬のボーナスは」
月末近くとなって外貨投信の募集も多くなってきた。人々の懐が豊かになっていれば外貨投資にも向かうだろう。リーマンショック後の2009年こそ21兆円から28兆円へと7兆円増加したが今年2010年は4月には一時30兆円となったが、その後はやや減少して横ばい推移、年初の28兆円と同水準となっている。12月円安になるかどうかは証券会社の営業努力と増加すると言われているボーナス次第である。
4.テクニカル「ドル円」
ドル円は年足では陰線。月足では6月-9月の上昇ラインを上に抜けている。また陽線で終われば4月以来となる。週足では3週連続陽線となった。3週連続は昨年12月以来。日足でも勢いがあったが、11月9日-12日の上昇ラインは下に切った。11月1日-5日の上昇ラインが次のサポートとなる。ドル円では珍しくボリンジャーバンドの上限に絡んでいる。現在のバンドは79.77-83.69だ。5日移動平均線は上向きのまま。
一目均衡表の雲の中にいる。雲のレンジは82.92-83.66.全体的には鍋底形成中であり、9月の85.94、5月の94.99などが上のターゲットである。11月1日-5日のなだらかな上昇ラインは81前半でサポートする。ここを下に切るような需給状況となれば気をつけたいがまだ晩秋の需給であり、円は輸出より輸入が多く、欧米はまだリパトリのドル買い、ユーロ買いなどが出てくるだろう。その流れでクロス円が強含めばドル円をサポートしよう。
5.円無常、当局「かんぽの宿」
朝日新聞に「かんぽの宿」の記事がのっていた。私も「かんぽ」契約者であるが、まだ「宿」があるとは知らなかった。郵政改革も事業仕分も公務員やそれらしき方にとっては馬の耳に念仏ンだったのか。公務員は温泉が好きなのだ。
6.ID為替「芥川賞を受賞した揚逸さんの来日当時の話」
これまた朝日新聞であるが中国人で初の芥川賞を受賞した揚逸さんが初めて来日した時(1987年)のことが書かれてあった。15時間工場で働いて9800円を稼いだそうだ。時給にすれば653円。それでも中国の両親の月給2人分あったそうだ。1日で中国の給与の2か月分。今でも中国の平均給与からすれば日本で1日働けば中国の1か月分は稼げるだろう。これから考えると日本のデフレは日銀の量的緩和とは関係なくまだまだ進行するだろう。人民元を上回るスピードで世界から要求もされていない円の切り上げをしていけばさらにデフレは進行する。
7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、米ロ冷戦、外為取引税(トービン税)、人民元が基軸通貨、日中国交断絶
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内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大 50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ
代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取)
8、横浜湘南便り「下田は風待ち港」
写真のように下田港は入り組んでいて、風を避けるのに都合がいい地形だ。下田港は東西を航行する帆船の「風待ち港」であり避難の要港だった。異国船が出没するようになってから海防の点で再び重要な地となり、外交の表舞台になってゆく。陸路で下田へ来るのは天城越えもあり一苦労であった。航路で栄えたのであった。(写真=下田港、ペリー公園より)![]()
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- 2010年11月22日(月)07:33
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