野村雅道のID為替 (レポート) 外為どっとコムFXブログ

2010年3月18日アーカイブ

景況感調査がマイナス圏での改善項目多い

    3/18(木)「景況感調査がマイナス圏での改善項目多い」
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総括「景況感調査がマイナス圏での改善項目多い」
需給「リパトリは」
テクニカル「ドル円90.70が抜けない」
当局、円無常「米国の為替の考え、自己本位」
ID為替「2つの景況感調査」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「平和な散歩」

 ドル円88-93、ユーロ円121-126
    
FX湘南IG(FSIG代表 野村雅道(事務所 田園、山下、伊豆稲取)専修大学、中京大学講師 日経インデックス(2005年=100)3月17日東京引け前回 3月12日からの変化 円114.8同し、ドル92.3弱し、ユーロ109.8強し、3月17日ドルインデックス IN NYBOT79.81強し、CRB276.30強し、CRUDEOIL82.91強し、金1121.19強し、DOW10733.67強し、日経平均ドルベース東京引け118.66強し、IMM円投機筋3月9日 円26288(週比-6264)ユーロ-74551(前週比-7781)

1、予定 

(今週の予定)

15(月)英 ライトムーブ住宅価格、日 マンション販売、商業販売統計、消費者態度指数、月例経済報告、ユーロ圏雇用統計(4Q)、米 NY連銀製造業景気指数、対米証券投資、鉱工業生産、設備稼働率、NAHB住宅価格指数、ギリシア財政赤字削減計画進展報告

16(火)日 工作機械受注、RBA議事録、仏 CPI、ユーロ圏&独 ZEW景況感指数、ユーロ圏 CPI、EU財務相理事会、米 輸入物価指数、住宅着工、建設許可、FOMC

17(水)日銀会合、第3次産業活動指数、BOE議事録、英 雇用統計、ユーロ圏建設支出、OPEC総会、加 卸売売上、米 PPI、ブラジル中銀政策金利

18(木)日 法人景気予測調査、金融経済月報、公示地価、景気動向指数改定値、粗鋼生産、半導体BBレシオ、スイス貿易収支、鉱工業生産、香港 失業率、ユーロ圏経常収支、英 マネーサプライ、ユーロ圏貿易収支、米 CPI、失業保険、フィラデルフィア連銀景況指数、景気先行指数、北米半導体BBレシオ、

19(金)日 全産業活動指数、デパート売上、独 PPI、加 CPI、小売売上、第一生命IPO

(来週の予定)

22(月) 
23(火)日銀議事要旨、シンガポールCPI、南ア経常収支、英CPI、小売物価、加 景気先行指数、米 中古住宅販売件数
24(水)NZ 4Q経常収支、日 貿易統計、独&ユーロ圏 製造業PMI、サービス業PMI、独 IFO景況感指数、南アCPI、ユーロ圏鉱工業新規受注、米 耐久財受注、新築住宅販売 
25(木)NZ 4QGDP、英 小売売上、失業保険、南ア中銀政策金利
26(金)NZ 貿易収支、日 CPI、シンガポール鉱工業生産、米 4QGDP&個人消費確報、ミシガン大消費者信頼感指数確報
 
2.総括「景況感調査がマイナス圏での改善項目多い」

  今朝発表された1Q法人企業景気予測では大企業BSIは悪化なるも先行き改善となった。他項目もマイナス圏内で少し改善した。
景況判断では大企業が-2.4(前回-1.9)2Q見通し-1.6となった。中堅企業は同じ順で-13.3(-15.1)2Q見通し-6.1、中小企業は -31.8(-33.1)2Q見通し-18.3となりマイナス圏での改善となった。

国内景況感は大企業で -5.8(-8.8)-1.3、雇用は大企業で-4.2(-6.5)、-4.7。

売り上げは全産業で21年度-11.2、22年度 +1.9、経常利益21年度-14.1、22年度+32.3、設備投資21年度-25.3%、22年度-5.5%と先行きは改善している。殆ど多くの数字が改善しているもマイナス圏での改善でまだ予断を許さないといった状況だ。また製造業が以外と弱い。中国需要、政府景気対策の影響は感じられなかった。

  
 さて昨日は日銀は新型資金供給オペの増額を行い金融緩和の姿勢を示した。ただ期間につては現状維持の3カ月とし、市場の失望を買った。今朝の法人企業景気予測調査も改善となったがまだマイナス圏、日銀の大胆な政策が望まれよう。また政府は22年度予算成立後に景気対策を打ち出す観測もある。

FOMCの金融政策決定ではFF金利誘導目標を0%から0.25%のレンジに据え置き、長期にわたり異例の低金利を正当化すること、景気回復と物価安定に向け必要な手段を利用すること、ホーニグ総裁は低金利が長期間続くと不均衡を招くと反対、MBSと政府機関債購入、今月末に終了と確認などの内容であった。米国も景気回復がゆっくり進んでいるがやはり失業率が10%あたりで推移していることを鑑みたのであろう。

 EUは今週初、ギリシア支援への緊急時の支援を決定した。これによってユーロの買い戻し、欧州株価の上昇となった。

 昨年は景気の底からの出発であったので市場の投機のポジションも小さく、一気に資源国通貨と資源価格が上昇したが今年はどこも遅々だがそれなりに景気回復が織り込まれているのでポジション造成も進んでおり、その調整も出ながらの推移なので昨年ほどの一方向の動きではない。ただ大きな流れはリスク選好の資源国通貨買い、円売りドル売りだろう。  

3.需給「リパトリは」

去年ほどではないが、今年もリパトリの動きは冴えない。去年はリパトリどころか日本企業の海外拠点では収益が出なかったのでリパトリの円買いは起きなかったどころか損失補てんで日本から海外へ送金するための円売り外貨買いが出て円安推移した。今年は世界景気回復で収益が上がっている筈だが市場ではリパトリの円買いが聞こえない。今年は日本への利益回金は免税となるので活発化すると予測されていたが、ここまで出ないと後は3月31日の決算の仲値で一斉に円買いするのだろうか。

 今後の需給では月末の輸出業者の円買いに注目していきたい。

 
4.テクニカル「ドル円90.70が抜けない」

ドル円も2週間近く一目均衡表の雲の中で小動きとなっている。90.53を上抜けると雲の上に出る。何回か雲の上に出るがまた振り落とされる。90.70で売り動意となる。3月4日-10日の上昇ラインに絡んでいたが横ばい推移したのでそのラインを下抜いている。今後はその上昇ラインが上値抵抗となろう。雲の下限は89.9である。ボリンジャーバンドのレンジでは現在は88.42-91.82でその中間あたりで推移している。

あまり需給や人気の歪みもないのでボリンジャーバンドの中間あたりで小動きである。移動平均線は上向きであったが今昨日下向きとなった。若干頭が重くなっている。

5.当局、円無常「米国の為替の考え、自己本位」

「Dollar is our currency.The problem is yours」

変動相場制が始まったころの、ドルが1ドル360円から240円まで下落して米国コナリー財務長官が言った言葉である。金兌換という足かせがなくなった米国は怖いものなしであった。最近は人の国の通貨が気になる国となった。


6.ID為替「2つの景況感調査」

 *今日は財務省(内閣府)法人企業景気予測調査が発表された。日銀の短観とほとんど同じ調査だがこちらのほうが対象企業が多い。財務省外郭団体の発表である。ディラーにとっては同じ内容の調査で2度ゲームができるので日銀の時も新鮮に驚いて反応したい

***以下財務省景気予測調査と日銀短観の概略+++++

何の調査かというとどちらも業況判断。日銀はDIといい、財務省BSIという。DIFFUSION INDEXとBUISINESS SURVEY INDEXで同じ意味である。

*日銀短観は調査対象は全国の資本金2,000万円以上の民間企業(金融機関除く)約22万社です。日本銀行は、この中から業種別・規模別の区分毎に統計学的手法を用いて設定した一定の基準により調査対象企業を選定しています。結果的に1万社程度となる。

*財務省(内閣府)法人企業景気予測調査は、企業活動の現状と先行き見通しに対する経営者の判断を調査し、経済・財政政策運営の基礎資料を得ることを目的として、資本金1千万円以上の法人企業を対象に実施している調査です。

 調査対象期間、公表日もほぼ同じである。

為替ディーラーほぼ同じ内容の指標で2回勝負できる

7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」

北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、英国ポンドのユーロ入り、米ロ冷戦、夢=ドルのユーロ加盟(円おいてきぼり)、外為取引税(トービン税)
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 内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大 50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ

 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8、横浜湘南便り「平和な散歩」

 山下町からみなとみらいの散歩
(写真①ブルーライトヨコハマ②富士山も見える③ベイブリッジ)
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