中国のクシャミに気をつけよう
- 2010年3月 8日(月)09:14
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総括「中国のクシャミに気をつけよう」
需給「NYは乗りの良い市場」
テクニカル「ユーロドル、鍋底状態」
当局、円無常「米雇用統計前の三点セット」
ID為替「人民元改革の解釈」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「さて日銀どうでるか」
ドル円88-93、ユーロ円121-126
FX湘南IG(FSIG代表 野村雅道(事務所 田園、山下、伊豆稲取)専修大学、中京大学講師 日経インデックス(2005年=100)3月5日東京引け前回 3月3日からの変化 円116.9弱し、ドル93.2強し、ユーロ109.3弱し、3月3日ドルインデックス IN NYBOT80.40強し、CRB276.93弱し、CRUDEOIL81.50強し、金1133.80弱し、DOW10566.20強し、日経平均ドルベース東京引け116.14強し、IMM円投機筋3月2日 円32552(週比+30835)ユーロ-66770(前週比+4853)
1、予定
(今週の予定)
8(月)英 RICS住宅価格、日 マネーストック、国際収支、倒産件数、景気ウォッチャー調査、スイス 失業率、小売売上、独 鉱工業生産、加 住宅着工
9(火)日 景気動向指数、工作機械受注、ESPフォーキャスト、スイス CPI、仏 貿易収支、英 貿易収支、ギリシア首相米大統領会談
10(水)日 機械受注、企業物価指数、中 貿易統計、独 国際収支、CPI確報、OPEC月報、仏 鉱工業生産、製造業生産、英 鉱工業生産、製造業生産、米 卸売在庫、米 財政収支
11(木)NZ 中銀政策金利、日 4QGDP二次速報、 豪 雇用統計、中国(CPI、PPI、小売売上、工業生産、固定資産投資) スイス中銀政策金利、英中銀インフレ報告、仏 財政収支、仏 4Q非農業部門雇用者数、ECB月例報告、加 4Q設備稼働率、新築住宅販売、貿易収支、米 失業保険、ブラジルGDP
12(金)NZ 小売売上、日 オプションSQ、オフィス空室率、鉱工業生産確報、仏 経常収支、香港 4Q鉱工業生産、PPI、ユーロ圏鉱工業生産、加 雇用統計、米 小売売上、ミシガン大消費者信頼感指数、企業在庫
(来週の予定)
15(月)日 消費者態度指数、米 NY連銀製造業景気指数、対米証券投資、鉱工業生産、設備稼働率、NAHB住宅価格指数
16(火)RBA議事録、仏 CPI、ユーロ圏&独 ZEW景況感指数、ユーロ圏 CPI、米 輸入物価指数、住宅着工、建設許可、FOMC
17(水)日銀会合、第3次産業活動指数、BOE議事録、英 雇用統計、ユーロ圏建設支出、加 卸売売上、米 PPI
18(木)日 法人景気予測調査、金融経済月報、景気動向指数改定値、スイス貿易収支、鉱工業生産、香港 失業率、ユーロ圏経常収支、 英 マネーサプライ、ユーロ圏貿易収支、米 CPI、失業保険、フィラデルフィア連銀景況指数、景気先行指数
19(金)日 全産業活動指数、独 PPI、加 CPI、小売売上
2.総括「中国のクシャミに気をつけよう」
昨年のようなどん底からの景気回復ではないが、今年も多くの国がゆっくりと景気回復の道を辿っている。GDPがマイナス成長となっている国はない。株価も弱くはない。一方為替は株のようにすべての国が景気回復しているからといって、すべての通貨を買うことができないので売られる通貨もある。英ポンドは英国の財政赤字、インフレ低下、金融の脆弱さ、ユーロドルではギリシア財政問題があり売られてきた。ただ英国の株はやはり景気の回復で上昇している。
先週は英中銀が資産借入枠を増額しなかったこと、ギリシア債務再建計画をギリシア政府が発表し両通貨は買い戻された。1、2月にはそれらの通貨の対価してて買われていた円が3月第一週には売られることとなった。また日本では再三再四、菅財務大臣がデフレ克服に日銀の協力を求めておりそれが週末に緩和に踏み切る報道がなされ円売りが加速した。
さてそのギリシアであるが3月9日のギリシア首相とオバマ大統領の会談がある。米国がなんらかの支援を表明すればユーロの買い戻しが続くだろう。
3月11日は材料の多い日となる。NZは政策金利を決定する。景気指標は豪ほど強くないが徐々に回復している。かねてから表明しているようにNZ中銀は暫く様子見をして利上げは年央となる見込みである。日本は4QGDPの二次速報があるが設備投資の減少で下方修正される予想がある。豪は雇用統計であるがここまで連続して予想より強い数字が出ていることを継続できるだろうか。中国は一連の経済指標(CPI、PPI、小売、工業生産、固定資産投資)を発表する。2月製造業PMIが弱かっただけに注目したい。中国がくしゃみをすれば世界中が風邪を引く時代だ。
さらに11日はスイス中銀政策金利(据置予想)、英中銀インフレ予測もある。その他ECB月例報告、米 失業保険申請者数の発表があり主要通貨の変動要因の確認が1日できる。
3.需給「NYは乗りの良い市場」
ドル円は先週木曜、金曜と連騰した。木曜は新規失業保険申請件数が予想の47.0万から46.9万と減少して80銭上昇、金曜は2月米失業率が
予想の9.8%から9.7%へ改善、非農業部門雇用者数が予想の-6.8万人から-3.6万人と改善し約1円上昇した。2日間とも指標はそれほど大きな改善ではないが小さな変化でも瞬間で東京市場では見られない反応をする。基軸通貨のドルで貿易を行える米国では実需の為替はない。為替市場の参加者はみな投機筋だ。良い数字でも悪い数字でも一斉に同じ方向へ動き出す。実需の注文でそのスピードが抑えられることはない。一気に動いてしまう。動かない東京市場に慣れ切ってしまうとなかなかその動きについていけない。銀行でも東京からNYへ転勤したディーラーがこの動きに当初戸惑ってしまう人が多い。
4.テクニカル「ユーロドル、鍋底状態」
年足はまだ陰線である。今年は円と比べると円高ユーロ安の動きである。ただ月足では3カ月連続陰線だが今月はその下降ラインの上から始まり現在3月はほぼ寄り引き同時となった。日足は横ばい推移で鍋底形成中。3月3日は上に跳ねたがまた戻している。移動平均線5日線は横ばい推移している。ボリンジャーバンドはレンジが狭く今日なら1.3419-1.3913あたりである。2月は1.35を割ると下ヒゲが出て買い圧力をしめしていた。IMMのユーロ投機ポジションのショートは7万枚から3月2日付けで6万7千枚のショートとやや縮めている。ショートが多い割には相場は横ばい推移している。
5.当局、円無常「米雇用統計前の三点セット」
米雇用統計前にはいつもADP雇用者数、チャレンジャー社人員削減数、それに毎週発表される失業保険申請者数が発表される。
この3つを捉えておけば米雇用統計もそれほど違わぬ数字が出るのではないか。今回はADP雇用者数が-2.0万と予想通りの数字、チャレンジャー社人員削減数は前回の-70.4%から-77.4%と改善し、失業保険申請者数は予想より0.1万人の改善となり、金曜の雇用統計も改善となった。今後も事前には十分この3指標を十分チェックしたい。
6.ID為替「人民元改革の解釈」
中国人民銀行周小川総裁が人民元について語った。ただ朝日新聞と読売新聞では解釈が違っているようだ。朝日新聞では「金融危機の影響はまだ深刻で、非常時の政策から平時の政策に戻すならとても慎重に時期を選ぶ必要がある。これには人民元の為替政策も含まれる」と述べ、2008年夏ごろから続く人民元対ドル相場の固定状態の解除に慎重な姿勢を示した。
読売新聞では「ドルに事実上固定している人民元レートについて特殊な相場形成システムは、金融危機の対応策の一部。こうした政策からは遅かれ早かれ退出する」と述べ、切り上げ再開に含みを持たせた。どのあたりの表現でくい違ったのだろうか。
一方、金融政策に関しては両新聞ともに「経済指標に基づいて調整する」と述べ、消費者物価などの動向によっては一段の金融引き締め方向に動く可能性を示唆した。利上げは可能性は今後も高まってくるだろう。
7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、英国ポンドのユーロ入り、米ロ冷戦、夢=ドルのユーロ加盟(円おいてきぼり)、外為取引税(トービン税)
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内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大 50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ
代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取)
8、横浜湘南便り「さて日銀どうでるか」
(写真=日本銀行、菅財務大臣の再三のデフレ抑制要求に答えられるか、あるいはいつものように興ざめな結論を出すか。3%くらいのインフレなっても政府が責任をとるとでも保証して日銀に動いてもらうしかない)![]()














