野村雅道のID為替 (レポート) 外為どっとコムFXブログ

市場は出口政策と戦い始めている

    
2/18(木)「市場は出口政策と戦い始めている」

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総括「市場は出口政策と戦い始めている」
需給「2004年ー2009年のデータは正しかった」
テクニカル「ドル円の孕みは10日前後か」
当局、円無常「Toyota chief skip safety hearing」
ID為替「生活為替、年金為替、趣味為替」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「頑張れチーム青森」

 ドル円88-93、ユーロ円121-126
    
FX湘南IG(FSIG代表 野村雅道(事務所 田園、山下、伊豆稲取)専修大学、中京大学講師 日経インデックス(2005年=100)2月17日東京引け前回 2月12日からの変化 円115.6弱し、ドル93.3弱し、ユーロ109.4強し、2月10日ドルインデックス IN NYBOT80.38強し、CRB273.84強し、CRUDEOIL77.55強し、金1104.82強し、DOW10309.24強し、日経平均ドルベース東京引け114.13強し、IMM円投機筋2月9日 円22396(前週比+15261)ユーロ-57152(前週比-13411) 

1、予定 

(今週の予定)

15(月)日 4QGDP、鉱工業生産確報、マンション販売、ユーロ圏非公式財務相会合、英 ライトムーブ住宅価格、香港台湾シンガポール中国米国カナダ休場

16(火)香港休場、NZ4QPPI、RBA議事録、英 CPI、小売物価、独&ユーロ圏ZEW景況感調査、EU新車販売台数、米 NY連銀製造業景気指数、NAHB住宅価格指数、ユーロ圏財務相理事会

17(水)日 第三次産業活動指数、工作機械受注、党首討論、BOE議事録、英 雇用統計、ユーロ圏 建設支出、貿易収支、南ア 小売売上、加 卸売売上、米 輸入物価指数、住宅着工、建設許可、鉱工業生産、設備稼働率、MBA住宅ローン申請、FOMC議事録

18(木)日 日銀会合、景気動向指数、百貨店売上、白川日銀総裁会見、目標金利、粗鋼生産、半導体BBレシオ、スイス 貿易収支、香港失業率、英 マネーサプライ、ECB理事会、ユーロ圏消費者信頼感指数、加 CPI、米 PPI、失業保険、フィラデルフィア連銀景況指数、景気先行指数、半導体BBレシオ

19(金)日 全産業活動指数、金融経済月報、RBA総裁議会証言、独PPI、ユーロ圏 経常収支、製造業PMI、英 小売売上、加 景気先行指数、小売売上、米CPI


(来週の予定)

22(月)
23(火)日銀議事要旨、仏CPI、消費者支出、香港CPI、独 IFO、南アGDP、米 ケースシラー住宅価格、消費者信頼感指数、リッチモンド連銀製造業指数
24(水)日 企業向けサービス価格指数、香港 GDP、独 GDP改定値、個人消費改定値、GFK消費者信頼感指数、南アCPI、米 新築住宅販売件数

25(木)仏 消費者信頼感指数、PPI、香港貿易収支、独 失業率、ユーロ圏マネーサプライ、南アPPI、ユーロ圏消費者信頼感指数、米 耐久財受注、失業保険、住宅価格指数
26(金)NZ 貿易収支、住宅毛説許可、日 CPI、小売統計、貿易統計、鉱工業生産、介入状況、英 GFK消費者信頼感指数、香港財政収支、英 GDP改定値、個人消費改定値、ユーロ圏CPI、スイスKOF先行指数、南ア貿易収支、加 経常収支、米 GDP改定値、個人消費改定値、シカゴ購買部協会景気指数、ミシガン大消費者信頼感指数確報、米 中古住宅販売件数

2.総括「市場は出口政策と戦い始めている」

先週はバーナンキFRB議長の利上げ示唆と最後に中国の預金準備率の引き上げがあったが週単位では世界の株価、資源価格、クロス円も上昇しリスク選好の形となった。金融引き締めは株価下落となりがちだが引き締めをする経済の中味に強いものがあったからで暫くして落ち着いてくると相場も戻ってこよう。何か悪材料で下落するものとは区別すべきだろう。豪、中国に続き米国も出口政策へ向かえるようになったことはポジティブに考えたい。昨日の米国住宅着工、建設許可、鉱工業生産の改善、FOMCでの10年GDP上方修正などは出口へ向える証拠であった。
 
 さて日本の4QGDPは予想を上回った。やはり中国景気の強さで外需が伸びたことによるものだ。また今日は日銀政策決定会合がある。外需により景気の持ち直しがあるがデフレ懸念が収まっていないところで日銀の判断は如何に。政府もインフレになっても政府が責任でもとると保証して大胆な政策をとらせるべきだろう。そうでないといつまでたってもデフレは消えない。1%のインフレ目標で政府日銀は合意したようだが具体的に政策が出てくれば円相場にも円安へ影響してくる。

 ギリシア問題はEU首脳が救済計画を承認との報道が出た。ギリシア政府の財政赤字削減政策次第だ。ただ独仏ともギリシアに多大な債権を抱えるだけに万が一の場合は動いてくることは間違いない。それほど悲観的になる必要はないと思う。ギリシア金利は上昇、ギリシア株は下落しているが他の欧州国の金利は低下し株価は上昇し始めているので深刻に考えすぎてはいけない。

 
 先週1月外貨投信残高が発表された。昨年は1年を通じて残高が増加しそれが全面円安へ繋がった。ただ今年1月は約1兆円の減少で円高相場を演出した。2月はここまでドル円は動かず、クロス円では豪ドル円やカナダ円は上昇しているが他は下落したりマチマチであった。これから2月24日まで野村証券の大型外貨投信が募集されているがその売れ行きも円相場に影響してくるだろう。 

3.需給「2004年ー2009年のデータは正しかった」

 前回お伝えした2月半ばはドル円な安定、底堅い推移というデータは今年も当てはまったようだ。外債利金の支払いやリパトリでの円買いがあるという予想は毎年出てくるが、データを調べればそうではないことがわかる。2月半ばだけでなく、ある特定の時期での相場の傾向を簡単に調べることができることはありがたい。

4.テクニカル「ドル円の孕みは10日前後か」

 2月4日に91.07から88.54まで下落する大陰線を出したが、それから2月16日まで8営業日もみ合って漸く昨日91.36をつけてこの大陰線のレンジから抜けだした。その間日々短いローソク足を出しながら切り上がってきた相場であった。1日の下落を9日かけないとそのレンジから抜けだせないというのもドル円相場の特色である。同じようなことは12月4日の大陽線でもあった。87.99から90.76へ上昇したがそのレンジを抜け出すのに10日かかっている。

 大陽線や大陰線の孕みも長くてシビレをきらすことがあるが10目近くになった時は注意したい。ドル円相場でもこの長いローソク足で一発長打で儲ける方法と10日前後続く短い孕み線を細かくとっていく方法と二つある。どちらで儲けるかはそれぞれのディーラーの好みだ。

5.当局、円無常「Toyota chief skip safety hearing」

 トヨタの社長は米国でのリコールの公聴会には参加しないようだ。その欠席理由はわからないが早速FTでは批判めいた記事が出ている。
「Toyota chief skip safety hearing」となっている。SKIPというのはあまり好印象を与えない表現だ。逃げているという感じもする。米共和党議員は社長が問題解決に熱心でないと発言している。

6.ID為替「生活為替、年金為替、趣味為替」

 私は自分の為替の取引を三つに分けている。
銀行での職務が為替ディーラーだったことの経験だが、ディーリングルームの収益を通貨別に見ると、やはりドル円が圧倒的に占めている。8割から9割がドル円だった。時には10割を超えることもあった。ドル円以外の通貨で損を出しているからだ。戦力として期待できるのはドル円と円絡みの取引だった。やはり日本ではマザーカレンシーの円を取り扱う強みがある。日本の政治経済のニュース、需給、顧客動向もわかり、生活実感もある。他の通貨を取引することはいかにも国際感覚も感じられ為替ディーラーの気分が味わえるが、その通貨の情報はやはり海外や現地のディーラーからは出遅れていることが多いからだ。やはり当てに出来るのは円だ。金額も大きく持てるのは円だろう。もちろんこれが海外の銀行だと立場が変わる。今は証拠金でも多くの通貨が取引できるようになったが、やはり自分のメインとなる通貨、稼げる通貨を早く見出して収益源を作って欲しい。取り扱いに慣れない通貨も、その時々の話題で手を出すことがあるが、あっさりと片付けていくのも一つの手だろう。言葉は悪いかもしれないが趣味的な通貨という感じだ。

 またそれとは別に為替差益がメインではなく、金利差を狙う通貨は、原則として元本を損切らないような低レバレッジで行っている。
元本を変動で失うことになれば、主目的の金利も得ることが出来ないからだ。為替差益が出ればボーナスのような臨時収入として長い目で年金投資のように考えている。 

7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」

北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、英国ポンドのユーロ入り、米ロ冷戦、夢=ドルのユーロ加盟(円おいてきぼり)、外為取引税(トービン税)
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 内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大 50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8、横浜湘南便り「頑張れチーム青森」

 米国に勝利、カナダに惜敗。1勝1敗。カーリング娘

(写真=①青森駅②青函連絡船③ねぶた)
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