総括「中国本位制」
需給「ユーロより下がったのは資源国通貨」
テクニカル「ドル円」
当局、円無常「G-7はHISで行こう」
ID為替「いいようにやられて40年近く」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「横浜高校と上海」
ドル円88-93、ユーロ円126-131
FX湘南IG(FSIG代表 野村雅道(事務所 田園、山下、伊豆稲取)専修大学、中京大学講師 日経インデックス(2005年=100)1月20日東京引け前回 1月15日からの変化 円113.3強し、ドル92.0強し、ユーロ111.8弱し、1月20日ドルインデックス IN NYBOT78.326強し、CRB279.48弱し、CRUDEOIL77.72弱し、金1114.9弱し、DOW10603.15弱し、日経平均ドルベース東京引け117.74弱強し、IMM円投機筋1月12日 円-16744(前週比+67)ユーロ-17917(前週比+17871)
1、予定
(今週の予定)
18(月)国会、日銀支店長会議、英ライトムーブ住宅価格、日 鉱工業生産確報、勤労統計、鉱工業生産確報、設備稼働率確報、ユーロ財務相理事会、米国休場(キング牧師誕生日)
19(火) 日 消費者態度指数、マンション販売、消費動向調査、香港 失業率、英 CPI、小売物価指数、独 ZEW景況感指数、ユーロ圏ZEW景況感指数、建設支出、加 中銀政策金利、景気先行指数、米 対米証券投資、NAHB住宅市場指数、米 上院補欠選挙(マサチューセッツ)
20(水)NZ 4Q CPI、日 第3次産業活動指数、月例経済報告、コンビニ売上、全国粗鋼生産、独 PPI、南ア 小売売上、英中銀 議事録、雇用統計、加 CPI、卸売売上、米 MBA住宅ローン申請件数、PPI、住宅着工、建設許可
21(木)NZ 小売売上、中国4QGDP、日 景気動向指数、香港 CPI、ECB月例報告、英 マネーサプライ、米 失業保険、フィラデルフィア連銀景況指数、景気先行指数、北米半導体BBレシオ、
22(金)中国指標(小売、固定資産投資、鉱工業生産、CPI、PPI、貿易収支)、日 全産業活動指数、スーパー&百貨店売上、 英 小売売上、加 小売売上
(来週の予定)
25(月)NZ休場、豪 4QPPI、独 GDK消費者信頼感調査、米 中古住宅販売
26(火)シドニー休場、日銀政策決定会合、企業向けサービス価格指数、仏 消費者支出、香港貿易収支、独 IFO景況指数、ユーロ圏経常収支、英 4QGDP速報、南ア政策金利、米 ケースシラー住宅価格指数、消費者信頼感指数、住宅価格指数、リッチモンド連銀製造業指数
27(水)日 貿易統計、金融経済月報、豪 4QCPI、仏 消費者信頼感指数、南アCPI、独CPI、米 失業保険、新築住宅販売、FOMC
28(木)NZ中銀政策金利、日 小売統計、独 雇用統計、南アPPI、ユーロ圏消費者信頼感指数、米 耐久財受注、
29(金)NZ貿易収支、住宅建設許可、日 雇用統計、家計調査、CPI、鉱工業生産、日銀議事要旨、介入状況、英GFK消費者信頼感調査、香港 財政収支、ユーロ圏マネーサプライ、CPI、失業率、スイスKOF先行指数、南ア貿易収支、加 GDP、鉱工業製品価格、米 4QGDP、個人消費、シカゴPMI、ミシガン大消費者信頼感指数
2.総括「中国本位制」
いよいよ今週の焦点の中国の4QGDPの発表がある。3Qは+8.9%、1Q-3Qは+7.7%となっている。予想は10.5%から11.0%。他の中国一連指標(小売、固定資産投資、鉱工業生産、CPI、PPI)も今日は発表される。昨日のNYの市況を読んでもすべての金融商品が中国の金融引き締め観測で動いたようだ。株、貴金属、原油は中国の引き締めで景気後退、需要減退で下げ、債券もそれを見ながら利回りが低下した。中国の一挙手一投足が世界の市場に影響する。前回もお伝えしたが日産、GM、プジョーなどが本国より中国で生産を増やしていることから見ても当然だろう。
ただあまりも景気が過熱するので先週は中国当局が預金準備率を引き上げ、今週も銀行に貸し出し抑制を命じたり(当局は否定)、利上げ観測なども出てきている。中国政府も金利操作、預金準備率操作、資金回収供給オペ 、為替介入の不胎化あるいは不胎化しない手段、増値税(輸出還付金の戻し率)操作、通貨政策(切り上げ、切り下げ、変動幅拡大)などを駆使して柔軟に対処していくだろう。
引き締めで株価が急落しても中国は「アメ」となる政策余地を多く持っている。「家電下郷」「汽車下郷」のような家電や自動車(=汽車)の購入補助政策の拡大継続、開発計画目白押し(科学技術など、観光振興策=海南省など)、地域開発計画(ウイグル自治区など)、*インフラ整備=鉄道港湾、上海万博、信用取引、指数取引導入で証券業界を活性化することなどだ。
さらに一党独裁のため議論に時間がかかることがなく政策遂行が素早い。今後ともより一層中国からの情報にキーンになることがディーラーとして重要な要素だろう。
日本の需給ではリパトリが話題になるようになってきた。昨年は日本の海外拠点で収益があがらなかったのでリパトリの円買いもなかったが今年は収益が改善しているだろうからリパトリの円買いは出てくるだろう。 12月は資源価格高が進んだが1月は金と原油が伸び悩んでいる。プラチナ、パラジウムは自動車産業の需要で底堅いがやはり金に足を引っ張られているようだ。これで資源国通貨も下げ始めている。
欧米の景気指標がやや悪化してその代わりに特に良い材料がない円が買われている。資源価格も下げてリスク回避のための円買いが出ているがこの流れを覆すとなるとそれは中国の指標が力強いものとなることだろう。
3.需給「ユーロより下がったのは資源国通貨」
最近はトリシェ総裁の超低金利政策継続示唆とギリシア債務問題でユーロが売られている。ただ昨日はユーロよりも豪ドル、NZドル、ランドが大きく売られた。時々マスメディアの報道と実際の市場の動きとはちょっと違う時がある。大きく取り上げられる通貨や商品よりももっと動いているものがある。昨日はユーロよりも資源国通貨が主役、昨年は金急騰と騒がれていたがもっと何倍も動いたのは白金とパラジウム。それはそれなりに理由がある。昨日の資源国通貨は中国の引き締め観測で資源価格がアジアで下落していたこと、昨年の白金、パラジウムの急騰は世界景気の回復、中国の自動車生産の急増によるものである。新聞の主役以上の主役がいる。
4.テクニカル「ドル円」
月足では12月の大陽線を半分近く戻して下落。1月はここまで円高気味。ただ月足では2007年7月からの下降ラインに迫っている。これを上抜けるかどうか。09年は4月と8月にトライしたがかなわなかった。日足ではボリンジャ-バンド上限に届かず反落している。ボリンジャーバンド下限は90円。5日移動平均線は1月8日から下向いていたが昨日からなだらかに。12月9日-18日の上昇ラインを下に切っての下落中だが1月8日-14日の下降ラインは上に抜けて円高一服感も出てきた。一目均衡表の雲の上限は88.50。
5.当局、円無常「G-7はHISで行こう」
2月5日からのカナダG-7は北極に近いイカルウィットで開催される。このような地を選ぶのは観光気分も入っている気がする。日本の財務相スタッフはまた何千万もかけてチャーター便でいくのだろうか。HISで行くなら賞賛したい。
6.ID為替「いいようにやられて40年近く」
Dollar is our currency.
The problem is yours.(コナリー財務長官)
1973年に変動相場制になった時にもっとも喜んだのは米国と為替ディーラーの二者だった。
米国にとっては金兌換というアキレス腱がなくなったので怖いものなし。マネーの国際間の移動や貸借が大規模になった現在でも本質は変わらない。米国の為替政策云々される時はこの言葉を思い出したい。藤井前財務官は通貨安競争云々としていたが、通貨安競争をやっていたのは米国だけ。そのメリットを享受した。日本はいいように円高貧乏になってしまった。
7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、英国ポンドのユーロ入り、米ロ冷戦、夢=ドルのユーロ加盟(円おいてきぼり)、外為取引税(トービン税)
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内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大 50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取)
8、横浜湘南便り「横浜高校と上海」
上海市政府は2009年の上海港のばら積みを含めた貨物取扱量が約5億9000万トンとなり、5年連続で世界一となったと発表した。
ちょっと気になったことがある。横浜の市歌よりよく歌われる次の歌は横浜港が東洋一となっている。
朝日直射す富岡の阜 紺碧の波額に迫る
屏風ヶ浦の絶崖を隔てて 東洋一の商港横浜
(横浜高校校歌一部)
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