円問題、人民元問題、米雇用
- 2009年11月30日(月)07:52
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11/30 「修正の週か、円問題、人民元問題、米雇用」
2009年11月30日(月)―2009年12月2日(水)![]()
総括「修正の週か、円問題、人民元問題、米雇用」
需給「ドバイはアブダビの去就に注目」
テクニカル「ユーロ円、落ち着くか」
当局、円無常「90円と85円での慌て様」
ID為替「ロシア列車テロで97年の通貨危機を思い出す」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「日銀景気見通しとは違う実態」
ドル円84-89、ユーロ円127-132
FX湘南IG(FSIG代表 野村雅道(事務所 田園、山下、伊豆稲取)専修大学、中京大学講師 日経インデックス(2005年=100)11月27日東京引け前回 11月25日からの変化 円119.8強し、ドル91.9強し、ユーロ116.5強し、11月11日ドルインデックス IN NYBOT74.88強し、CRB273.09弱し、CRUDEOIL76.05弱し、金1176.45弱し、DOW10309.92弱し、日経平均ドルベース東京引け105.56弱し、IMM円投機筋11月17日 円35552(前週比+13674)ユーロ11956(前週比-13217)
1、予定
(今週の予定)
首相日銀総裁会談へ
30(月)EU中国首脳会議(南京)、 NZ 住宅建設許可、日 鉱工業生産、自動車生産、住宅着工、建設受注、白川総裁会見、平衡操作、インドGDP、 英 GFK消費者信頼感指数、仏 PPI、香港 財政収支、英 消費者信用残高、マネーサプライ、ユーロ圏 CPI、南ア 貿易収支、加 鉱工業製品価格、GDP、米 シカゴ購買部協会指数、ダラス連銀製造業活動指数
1(火)中国製造業PMI、閣議後財務相ら会見日 自動車販売台数、豪 住宅建設許可、豪中銀政策金利、リスボン条約発効、EU大統領就任、スイス3QGDP、独 雇用統計、ユーロ圏製造業PMI確報、英 製造業PMI、ユーロ圏失業率、、米 11月ISM製造業景況指数、建設支出、中古住宅販売保留、グゲレル理事講演、ボーゼン英中銀政策委員講演、ロートスイス中銀総裁講演、フィラデルフィア連銀総裁講演、
2(水)日11月マネタリ-ベース、須田日銀委員講演、ユーロ圏 PPI、デール英中銀政策委員講演、米MBA住宅ローン申請指数、チャレンジャー社人員削減数、ADP雇用者数、ベージュブック、リッチモンド連銀総裁講演、NY連銀副総裁講演、EU財務相理事会
3(木)日 3Q法人企業統計、豪 小売売上、ユーロ圏サービス業PMI確報、英 サービス業PMI、ユーロ圏小売売上、ユーロ圏GDP確報、ECB理事会 トリシェ総裁会見、米失業保険申請、ISM非製造業景況指数 、バーナンキ議長再任公聴会、
4(金)閣議後財務相ら会見、ジェイコム株誤発注訴訟、スイスCPI、 加 失業率、雇用者数変化、米 雇用統計、10月製造業受注 加 IVE購買部協会指数 、フィラデルフィア連銀総裁講演、セントルイス連銀総裁講演、ECBスマギ理事講演
(来週の予定)
7(月)独 製造業受注、加 住宅建設許可、米 消費者信用残高
8(火)豪 3Q経常収支、日 国際収支、マーネーストック、景気動向指数、景気ウオッチャー指数、仏 財政収支、英 鉱工業生産、製造業生産高、独 鉱工業生産、加 住宅着工、加 政策金利
9(水)豪 10月貿易収支、日 3QGDP二次速報、スイス失業率、独 国際収支、CPI確報、仏 貿易収支、英 貿易収支、米 卸売在庫
10(木)NZ 政策金利、日 企業物価指数、豪 雇用統計、仏 3Q雇用統計、鉱工業生産、製造業生産、製造業生産、スイス中銀政策金利、ECB月例報告、南ア小売売上、英中銀政策金利、加 貿易収支、米 貿易収支、新規失業保険、米 財政収支、
11(金)日 11月消費者態度指数、英 PPI、加 新築住宅価格、米 輸入物価指数、小売売上、ミシガン大消費者信頼感指数、企業在庫
2.総括「修正の週か円問題、人民元問題、米雇用」
(今朝の毎日新聞では藤井財務相が介入はしないという記事が掲載されている。)
今週は中国南京でEU中国首脳会談が行われる。米国同様に人民元の切り上げを伴う改革を求めるだろう。ただこれに関する発言で円が高くなっては元も子もない。人民元を切り上げるペース以上に自ら円を切り上げてはまったくの本末転倒である。また12月1日に鳩山首相と日銀総裁が会談し景気対策について協議するようだ。政府の「デフレ宣言」と日銀の「景気持ち直し宣言」は外部から見れば景気判断の不一致と思わざるを得ない。日銀は既に社債の買い入れを取りやめることを示唆している。
ただ円高不況、株安、空洞化、景気対策による財政赤字増、その後の増税は1973年からもう何度も繰り返しているパターンである。対処マニュアルはないのだろうか。いちいち毎度慌てるのも恥ずかしい。
また注目の中国は10月製造業PMIが発表される。中国株も相次ぐIPOで需給懸念があるだけに注目の指標だ。
さらには豪中銀の理事会がある。今のところ利上げ、据え置き派が半々であるが、前回の議事録では以前ほど利上げの性急性はなくなっていたので利上げのほうがサプライズとなりそうだ。利上げするとドバイ債務危機もあり影響がでるかもしれない。
ECBは金利据え置きだろうが、トリシェ総裁や独連銀ウェーバー総裁は出口戦略への準備も示唆している。そして今週の最後には11月米国雇用統計が発表される。失業率は10.2%、非農業部門雇用者数は-12.0万人の予想である
先週は荒れた為替、株式相場であったが今週は政府当局がその修正に動く、動き出すべき週であろう。
3.需給「ドバイはアブダビの去就に注目」
ドバイ債務危機が騒がれている。中東だからといってドバイは産油国ではない。それが債務返済が不安定な要因である。ドバイワールドを率いてきたのは元リーマン幹部のデービッドジャクソン氏らであり彼らが世界で買い物を推し進めた。バーニーズ、マンハッタン高級ホテル、豪華客船クイーンエリザベス2、シルクドソレイユ、競馬の馬などである。買収代金の75%がノンリコース型融資であった。原油収入という安定収入のない悲しさ世界景気が後退すると観光収入も激減して債務返済が困難となった。ドバイはUAE第2位のGDPを誇り産油国アブダビからの独り立ちを狙っていた。今後の展開としてはアブダビの去就が鍵を握るだろう。アブダビがラストリゾートの役割を果たすかどうかである。
4.テクニカル「ユーロ円、落ち着くか」
ユーロ円の月足では4月から130-140円で安定していたがやや伸び悩んできた。先週金曜日126.83まで下落したが終値は129.35と2円50銭ほど戻して引けとなった。日足では下ヒゲが長く、買い圧力を示しているので一旦はボリンジャバンドの下限を大きく下抜けたがバンド内へ戻してくるだろう。月曜のオープンで安値126.83から上昇ラインを作成してそのラインを基準に相場が動くだろう。
ただまだ移動平均線5日線、21日線は下向きなので本格的な上げ相場とはなっていない。90日線は横ばいである。一目均衡表では雲の下限からはかい離しすぎていることは長い下ヒゲとともに買い要因である。
5.当局、円無常「90円と85円での慌て様」
90円では円高を容認していた藤井財務相も首相から亀井大臣まで騒ぎだしTVでも円高報道されると漸く「円高対策をとる」などの発言となった。5円程度の相場の動きは変動相場制では常に起きること。円高でも日本にいいことがあると思えば無視し「て私の考えは変わりません」と言えばいいと思う。数円の動きで右往左往したり発言が変われば市場からの信頼を失うだろう。
6.ID為替「ロシア列車テロで97年の通貨危機を思い出す」
ロシア北西部で11月27日夜に起きた特急列車「ネフスキー・エクスプレス」の脱線で、ロシア最高検察庁は28日、テロの疑いで捜査を開始した。テロと断定した根拠についてインタファクス通信などに「現場で爆発物の破片が見つかった」と明らかにした。
ロシアの鉄道での事件では1997年のロシア通貨危機を思い出す。1997年7月タイを中心に始まった急激な通貨下落現象であるがロシアにも波及した。当時も賃金支払いを受けられず困窮した炭鉱労働者は、1997年夏にシベリア鉄道を封鎖し、ロシアの広大な領土は数週間に渡って2分される事となった。彼らは賃上げ要求に加えてエリツィン大統領らの辞任も要求した。これをうけて、エリツィン大統領は1998年3月23日に、チェルノムイルジン首相と、その閣僚を突然罷免し、政治危機が高まった。エリツィン大統領は、それまであまり知られていなかった弱冠35歳の技術官僚であるセルゲイ・キリエンコを首相代行に指名したが、その若さと乏しい実績から、ロシア議会は2度にわたり拒絶した。エリツィンが議会解散をちらつかせつつ承認を求める対立状況が1ヶ月続いた後、98年4月24日にようやく議会はキリエンコを承認した。
キリエンコはルーブルの下落を防ぐべく強力な内閣を組織し、新興財閥(オリガルヒ)も為替レート維持の姿勢を見せるキリエンコを支持した。そして、資本の流出を止め、投資家を引きつけて国債を消化させるために、150%の超高金利政策を打ち出した。しかし、アジア通貨危機を経験した投資家の指向は既に「質への逃避」を起こしており、また、原油価格の低迷からロシア財政改善の兆しも見えず、結局資本の流出は止められなかった。この状況では、1998年中頃には、ルーブルを買い支える資金が無くなり、為替レートを維持する資金をIMFから仰ぐことになった。
7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、英国ポンドのユーロ入り、日本の総選挙、米ロ冷戦、夢=ドルのユーロ加盟(円おいてきぼり)、外為取引税(トービン税)
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内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大 50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取)
8、横浜湘南便り「日銀景気見通しとは違う実態」
いつも日銀の景気見通しは実態よりいい。それで過去何度も利上げを早まり再度日本を景気後退させてしまう。今回も景気持ち直しとしているが横浜の街を歩くとそうではない。
山下公園を散歩して気付いたことが2,3あった。近くにあった文教堂書店は閉店、たまに文房具を購入していたオフィスデポはスキー専門店となっていた。横浜市役所にも横浜スタジアムに近いオフィスビルには「テナント募集」の広告がいくつもあった。日銀の取り入れている数字は実態を表しているのだろうか疑問である。
(写真=①閉店していた文教堂、②ここにはオフィスデポがあったのだが③横浜では一等地だがテナント募集が多い)
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- 2009年11月30日(月)07:52
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