失業率10%の26年前のNYにいた
- 2009年11月 9日(月)07:34
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11/9 「失業率10%の26年前のNYにいた」
2009年11月9日(月)―2009年11月11日(水)![]()
総括「成長率8%の目標達成の中国が11日に一括で経済指標発表」
需給「米雇用、G-20、医療保険」
テクニカル「ポンドドルの意外な強さ」
当局、円無常「峰崎財務副大臣も毎日国債利回りチェック」
ID為替「失業率10%の26年前のNYにいた」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「秋=海岸通りから本町通り」
ドル円87-92、ユーロ円131-136
FX湘南IG(FSIG代表 野村雅道(事務所 田園、山下、伊豆稲取)専修大学、中京大学講師 日経インデックス(2005年=100)11月6日東京引け前回 11月4日からの変化 円114.3弱し、ドル91.9弱し、ユーロ115.8強し、11月4日ドルインデックス IN NYBOT75.76弱し、CRB269.44弱し、CRUDEOIL77.43弱し、金1095.20強し、DOW10023.42強し、日経平均ドルベース東京引け108.0弱し、IMM円投機筋11月3日 円19332(前週比+2302)ユーロ22191(前週比-10678)
1、予定
(今週の予定)
9(月)衆院予算委員会、外貨準備、経団連会長会見、独 国際収支、鉱工業生産、加 住宅着工
10(火)日 国際収支、マネーストック、企業倒産、景気ウォッチャー調査、工作機械受注、40年国債、独 CPI確報、仏 鉱工業生産、製造業生産指数、英 貿易収支、独&ユーロ圏ZEW景況感調査
11(水)日 機械受注、中国 小売売上、CPI、PPI、鉱工業生産、固定資産投資、 貿易収支、パリ、トロント、NY休場、英 雇用統計、英中銀四半期リポート
12(木)NZ 小売売上、日 対内対外証券売買、企業物価指数、マンション販売、オフィス空室状況、豪 雇用統計、仏 経常収支、ECB月例報告、ユーロ圏鉱工業生産、加 新築住宅価格指数、 米 失業保険、MBA住宅ローン申請指数、財政収支
13(金)オプションSQ、オバマ大統領来日、日米首脳会談、日 鉱工業生産確報、商業販売統計、消費者態度指数、投信概況、独 GDP、仏 CPI、仏 雇用統計、GDP、香港 GDP、ユーロ圏CPI、GDP、加 貿易収支、米 貿易収支、輸入物価指数、ミシガン大消費者信頼感指数
(来週の予定)
16(月)NZ 3QPPI、 日 3QGDP速報、米 小売売上、NY連銀製造業景気指数、企業在庫
17(火)日 第三次産業活動指数、RBA議事録、スイス 小売売上、香港 失業率、英 CPI、小売物価、ユーロ圏貿易収支、米 対米証券投資、南ア中銀政策金利、米 鉱工業生産、設備稼働率、NAHB住宅価格指数
18(水)ユーロ圏経常収支、加 CPI、米 CPI、住宅着工、建設許可
19(木)日 全産業活動指数、景気動向指数改定値、スイス 貿易収支、英 小売売上、マネーサプライ、加 卸売売上、景気先行指数、米 失業保険、景気先行指数、フィラデルフィア連銀景況指数、
20(金)日銀会合、独 PPI、香港CPI、
2.総括「成長率8%の目標達成の中国が11日に一括で経済指標発表」
週末に大きなニュースが3つあった。米国雇用統計で失業率が1983年以来の10%のせとなったこと、G-20で世界の不均衡是正のため工程表が作成されることとなったこと、オバマ政権の支持率を低下させてい1つの要因である医療保険制度改革法案が米下院で僅差ながら可決されたことなどがあった。それらを吟味することも重要だが、過去のこと(次項でまとめ)、今週もまた次から次へと新しい材料が出てくるのでそれらを追っていきたい。
一番重要なものは11日に一括して発表される中国の経済指標だろう。今年の目標の8%成長は達成される見込みである。まだまだ発展途上の中国が世界の経済の原動力である。現在第3回中国アフリカ協力フォーラムが開催されている。中国はその巨大経済を満たす資源をアフリカに求めつつ経済、人道摩擦を避けるためにアフリカ諸国 のインフラ整備などに資金面も加えて協力している。中国が危機への歯止めになっていることは間違いない。
欧州はユーロ圏とドイツの11月ZEW景況感指数が発表されるが前月より小幅悪化する見通しである。また3QGDPは前期比小幅プラス予想となっている。出口政策に好影響となる数字が出るかどうか。
米国は9月貿易収支の発表がある。昨年から毎月約半分の赤字となっている。今回は320億ドルの赤字予想。G-20の不均衡是正が今後の課題であるが米国貿易赤字については縮小傾向となっている。ただその理由が景気悪化による購買力低下によるものでポジティブなものではない。
その他日本やドイツの貿易収支も発表される。日本は不均衡が問題になるほどの貿易黒字を出せる国ではなくなっている。
またオバマ大統領、ガイトナ-財務長官がAPEC会合を兼ねて日本を訪問する。為替については大きな議題とはならないだろう。ただ今回の訪問はAPECのついでのような気もする。
3.需給「米雇用、G-20、医療保険」
米国雇用の悪化、G-20、医療保険制度改革法案などが週末の出来事であった。どれも大きなニュースであるが世界金融不況のようなサプライズでもなくそれなりに想定していたものであったので、予期せぬ相場の動きとはならない。今年の相場の特徴はその危機に対しての準備ができているということだろう。従って基調はリスク選好、株高円安となっている。
(米失業率10%のせ)オバマ大統領は製造業の輸出促進や法人税減税などを柱とする追加対策の検討に着手したことを明らかにした。以前から失業率の悪化は予測していたので対応が早い。米経済は最悪期を脱したものの、雇用情勢の改善の遅れが景気腰折れや支持率低下を招きかねないと判断して雇用対策に全力を挙げる方針を固めた。
(G-20)G-20では政策の相互監視を柱とする「世界経済の不均衡」是正の枠組みで合意し、新興国が参加する新しい政策協調が動き出す。来年11月までに実施すべき措置を工程表の形で明記したが、数値目標や強制力はなく実効性は不透明である。経常収支の赤字と黒字が突出する米国と中国の対応がカギを握る。 85年のプラザ合意から貿易不均衡の是正、日米の財政赤字の削減が目標とされていたがまったく達成されない。今回は上手いくのだろうか。ただ不均衡はグローバルフラット社会の中で解決すべき問題なのだろうか。世界単位で見れば不均衡はない。
(米国医療保険制度改革法案が上院で可決)
最近のオバマ大統領支持率低下は米国医療保険制度改革によるものだ。大きな政府につながるものとして米国民からも批判が強まっていた。その法案が下院で可決された。採決は賛成220票に対し、反対は215票だった。上院は独自の法案を検討しているが、調整が難航している。今後のオバマ政権の安定化のカギを握る重要法案である。
4.テクニカル「ポンドドルの意外な強さ」
英国は3QGDPもマイナス成長となっている。銀行は国有化されている。出口政策には遠く11月5日の英中銀金融政策委員会でも資産買い入れ枠を増枠し量的緩和政策を拡大した。これだけだと英国ポンドの売り材料となるが、ポンドは対ドル、対円で10月も11月も6日まで月足は陽線となっている。年初から見ても対ドルでも対円でも陽線でとなりポンドは強い。さらにユーロポンド相場は年初は0.95であったが現在は0.89台でユーロ安ポンド高となっている。
為替はファンダメンタルズ差異ではなかなか説明できない動きをするのはどの通貨にも当てはまることであるが、ポンドは特にその傾向が強い。
5.当局、円無常「峰崎財務副大臣も毎日国債利回りチェック」
来年度の国債発行額が麻生内閣の44兆円を上回ることを示唆した峰崎財務副大臣は毎日国債の利回りをチェックしているそうだ。やはり民主党の誤算は税収の大幅減収のようだ。無駄を省くことによる財源発掘を大きく上回る減収となった。
6.ID為替「失業率10%の26年前のNYにいた」
米国10%の失業率は26年半ぶりだという。それは1983年5月だがその時私はNYにいた。景気は悪かったようだ。マンハッタンの道路は穴が開いていた。会社の同僚は何人もひったくりに遭っていた。日本車や日本の家電製品が雇用を悪化させていると工場労働者の目の敵にされ、米国会の前では議員が日本製テープレコーダーをハンマーで叩き潰していた。また中南米債務危機が勃発した頃である。FF金利は20%近くへ、米国債30年は14%であった。ドル円は230円、1985年早々には260円をつけていた。市場にはインフレ退治を目指すボルカーFRB議長が君臨していた。
ただ生活はダイナミックで、いや日本と比べるとのんびり、ゆったりしていたか。
マンハッタンでは金融市場で興奮し、夜はミュージカルや野球を楽しみ、住居としていたニュージャージーでは広大な自然と向きあえた。当時はヤンキースもメッツ低迷しており、ヤンキースタジアムもシェイスタジアムもがらがらであった。
7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、英国ポンドのユーロ入り、日本の総選挙、米ロ冷戦、夢=ドルのユーロ加盟(円おいてきぼり)、外為取引税(トービン税)
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内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大 50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取)
8、横浜湘南便り「秋=海岸通りから本町通り」
(写真=①牟田刑事官が勤務する山下署=TVドラマのロケ地②海岸通りの日本郵船③旧東京三菱銀行横浜中央支店、現在は1階はエステだが旧い建物を残している。その上はマンション。このあたりにが戦前の金融街であった本町通りで横浜正金銀行など多くの銀行があった。今もそれらの明治、対象の建造物が残っている)
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- 2009年11月 9日(月)07:34
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