円高発言に動揺しない個人
- 2009年10月12日(月)07:14
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10/12 「円高発言に動揺しない個人」
2009年10月12日(月)―2009年10月14日(水)![]()
総括「米国3QCPI」
需給「9月上中旬貿易統計」
テクニカル「ドル円」
当局、円無常「投資の常識は」
ID為替「藤井財務相発言でも落ち着いている個人投資家」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「G-7編=世界フードフェスティバル」
ドル円88-93、ユーロ円130-135
FX湘南IG(FSIG代表 野村雅道(事務所 田園、山下、伊豆稲取)専修大学、中京大学講師 日経インデックス(2005年=100)10月9日東京引け前回 10月7日からの変化 円116.7弱し、ドル92.6弱し、ユーロ116.0同、10月7日ドルインデックス IN NYBOT76.43強し、CRB262.55強し、CRUDEOIL72.25強し、金1048.55強し、DOW9864.94強し、日経平均ドルベース東京引け112.25強し、IMM円投機筋10月6日 円44643(前週比-213)ユーロ51045(前週比+11279)
1、予定
(今週の予定)
12(月) 体育の日、米国、カナダ休場、サマーズNEC委員長講演、プーチンロシア首相訪中、アルムニア欧州委員会委員講演、ノーベル経済学賞
13(火)NZ小売売上、日 マネーストック、ESPフォーキャスト、経団連会長会見、仏 CPI、経常収支、英 CPI、小売物価、独&ユーロ圏 ZEW景況感調査、加 貿易収支、新築住宅販売、ビーン英中銀委員講演、 コーンFRB副議長講演、ダドリ-NY連銀総裁講演、ECB トウンベルグゲレル理事講演
14(水)上海協力機構理事会、中国 貿易収支、日銀会合、企業物価指数、日銀総裁会見、消費者態度指数、投信概況、亀井大臣会見、マンション販売、英 失業率、失業保険、ユーロ圏 鉱工業生産、南ア 小売売上、米 MBA住宅ローン申請、輸入物価指数、小売売上、企業在庫、FOMC議事録、タルーロFRB理事講演、ECBスマギ理事講演
15(木)NZ CPI、スティーブンス豪中銀総裁講演、日 鉱工業生産確報、商業販売統計、金融経済月報、ECB月例報告、ユーロ圏CPI、加 製造業出荷、米 CPI、失業保険、NY連銀製造業景気指数、フィラデルフィア連銀景況指数、セントルイス連銀総裁講演、トリシェ総裁講演
16(金)日銀総裁挨拶、スイス 小売売上、ユーロ圏 貿易収支、加 CPI、米 対米証券投資、鉱工業生産、設備稼働率、ミシガン大消費者信頼感指数、スマギ理事講演
(来週の予定)
18(日)バーナンキFRB議長、SF連銀総裁で挨拶
19(月)日銀議事要旨、第三次産業活動指数、香港失業率、ユーロ圏建設支出、米NAHB住宅価格指数
20(火)日 景気動向指数改定値、RBA議事録、独 PPI、英 マネーサプライ、加 卸売売上、景気先行指数、米 PPI、住宅着工、建設許可、加 中銀政策金利
21(水)BOE議事録、ベージュブック
22(木)日 貿易統計、全産業活動指数、ユーロ圏経常収支、香港CPI、英 小売売上、加 小売売上、米 失業保険、南ア中銀政策金利
米 景気先行指数、住宅価格指数、加 中銀マネタリ-リポート
23(金)仏 消費者支出、独 IFO景況指数、英 3QGDP速報、米 中古住宅販売件数
2.総括「米国3Q決算」
米国にやや弱い指標が出始めていたが、豪の利上げと雇用統計の改善で再び景気回復の兆しが市場の流れとなった。金や工業資源価格の上昇は世界のエネルギー関連の株価を引き上げ各国の指数も押し上げた。リスク選好のムードも漂い始めた。1日であったが再開した中国上海株式市場は4%超の上昇となった。また先週から始まった米国3Qの決算の一番手アルコアも予想以上の好決算となり市場はいいムードで週を終えたと言えよう。
今週はやはり焦点は米国3Q決算の本格化である。大手金融機関とIT関連企業の決算がある。一般的には昨年3Qは世界同時金融不況で景気が落ち込んでいただけにそこからは大きく盛り返す予想が強い。GSが投資判断を引き上げた金融やIBM、グーグル、インテルの決算がある。これを弾みに株価が一段の上昇を見せることもあろう。
ただ為替相場では欧米の政府中銀首脳からドル安の行き過ぎを懸念する声も出ているのでリスク選好の円売り他通貨買いと全体的なドル買いがミックスする場面も出てくる。
先週の主役であった豪は再びスティーブンス中銀総裁の講演がある。強気な発言を繰り返すのだろうか。財務省ヘンリー財務次官からは雇用改善は一時的であるのでまだ財政刺激を続けるという発言も出ている。同じく景気指標も好調なNZは15日3QCPIが発表され29日の政策金利決定への参考となろう。豪の次の利上げ候補でもある。
ユーロ圏はトリシェECB総裁がマイナスのCPIは一時的と常々言っているが、15日の9月CPIの発表がある。上向いてくれば出口戦略への議論が高まるだろう。米国も同日9月CPIのは表がある。15日はCPIデイ(NZ、ユーロ圏、米)となる。
参考までに今週の米国3Q決算は以下の通りである
12(月)チャールズシュワブ
13(火)インテル、ジョンソン&ジョンソン
14(水)アボラットラボ、JPモーガンチェース、モルガンスタンレー、ザイリンクス
15(木)ハーレー、ゴールドマンサックス、シティ、グーグル、セーフウェイ、IBM、サウスウェスト航空
16(金)GE、マテル、BOA、ハリバートン
3.需給「9月上中旬貿易統計」
国際収支の貿易収支よりもいち早く 日本の貿易動向を伝えてくれるのが貿易統計である。貿易統計は通関ベースの数字で、貿易収支は決済ベースの数字なので誤差はあるが大きな傾向は変わらない。それに貿易統計は10日毎の数字が出る。貿易収支は時間的にさらに発表が遅れ1カ月に1回である。先を行く貿易統計は9月上中旬分が発表されている。輸出も輸入も減少傾向変わらず。
ただ減少幅は縮小している
輸出=3.5兆円(前年同期4.9兆円) -28.9%
輸入=3.1兆円(5.0兆円)-37.6%
差し引き+4174億円(-179億円)、黒字は黒字である。円高要因、売上減の円高。
4.テクニカル「ドル円」
今月も藤井財務相発言で円高に振れることもあったがわずかながらもドル円はここまで陽線となっている。日足では先週金曜日に久々の大陽線が出た。9月21日-10月5日を結んだ下降ラインを上抜いた。今後はこの下降ラインが下落時のサポートポイントとなろう。先週金曜はバケ線的な陽線。酒田五法では逆向かいで売りを試みてもいいとするが下値も限定的になるとされているので売り向かいも謙虚にいきたい。ただ月曜日がカブセ線になれば週後半は下げに気をつけたい。月曜日に終り方が重要だ。
また一目均衡表の雲の下限はまだ遠く92円あたりにある。ボリンジャーバンドの下限からは反発した。ボリンジャーバンド上限は一目の雲の下限とほぼ同じ水準の92円あたり。5日線は金曜の大陽線で下げから横ばいとなった。ドル反転の兆しあり。
5.当局、円無常「投資の常識は」
「デフレの時は金は買うな」「株式投資は長期保有で」というのは投資の本によく書かれている言葉だ。
しかし2000年からデフレが続いているが金は3倍以上の値がついているし、日経平均は10年経っても上がらない。長期投資のFXや債券投資の金利だけを長期的に受け取ってもいいし、現地で使えばいいが、日本株は配当が極めて低いので長期的に持ってもメリットがない。
6.ID為替「藤井財務相発言でも落ち着いている個人投資家」
藤井財務大臣が一連の円高発言を行っているが個人投資家に動揺はない。動揺はよりドル円の輸出債権がある輸出企業にある。それはそれで由々しきことで内需のない日本経済に打撃を与えている。
個人はドル円を長期保有より変動狙いで保有されているのだろう。長期保有はクロス円中心となっている。年初来で見れば弱いとされているポンドに対しても円は弱い。ドル円は年初から1.23%ドル安円高。一方ユーロ円は3.72%、ポンド円は6.01%、豪ドル円は26.46%、NZドル円は24.20%、カナダ円が15.65%、スイス円は1.83%、ランド円は27.2%それぞれ円安推移している。またドル円も一時は100円を超えていたこともあり、藤井円高発言もそれほど打撃はないどころか、クロス円は円安推移をしている。
7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、英国ポンドのユーロ入り、日本の総選挙、米ロ冷戦、夢=ドルのユーロ加盟(円おいてきぼり)、外為取引税(トービン税)
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内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大 50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取)
8、横浜湘南便り「G-7編=世界フードフェスティバル」
毎年秋に行われる山下公園の世界フードフェスティバル。写真はG-7主要国の屋台。
(写真①フランス②ドイツ、近くのドイツ料理店、ホフブローさんがやっているよう③アメリカ、ホットドッグ)![]()
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- 2009年10月12日(月)07:14
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