野村雅道のID為替 (レポート) 外為どっとコムFXブログ

景気回復とマイナーな悲観論

    9/21「景気回復とマイナーな悲観論」
2009年9月21日(月)―2009年9月23日(水)
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総括「景気回復とマイナーな悲観論」
需給「外債、外貨投信残高増加」
テクニカル「ドル円」
当局、円無常「邱永漢さんの為替相場観」
ID為替「どこでも為替が出来る」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「大阪府、香川県より広い飛騨高山市」

 ドル円89-94、ユーロ円131-136
    
 FX湘南IG(FSIG代表 野村雅道(事務所 田園、山下、伊豆稲取)専修大学、中京大学講師 日経インデックス(2005年=100)9月18日東京引け前回 9月16日からの変化 円114.5弱し、ドル93.4弱し、ユーロ115.8強し、9月18日ドルインデックス IN NYBOT76.43強し、CRB259.99弱し、CRUDEOIL72.49弱し、金1006.5弱し、DOW9820.20強し、日経平均ドルベース東京引け113.77強し、IMM円投機筋9月15日 円37107(前週比-3692)ユーロ37772(前週比+19739) 
 
1、予定 
 
(今週の予定)G-20、FOMC、独 IFO、貿易統計、南ア金利、NZ2QGDP

21(月)敬老の日、南ア 小売売上、米 景気先行指数、NY連銀カミング副総裁講演
22(火)国民の祝日、NZ 2Q経常収支、スイス貿易収支、香港CPI、2Q経常収支、南アCPI、加 小売売上、南ア政策金利、米 リッチモンド製造業指数、住宅価格指数
23(水)秋分の日、NZ 2QGDP、仏 個人消費、BOE議事録、FOMC、日米首脳会談
24(木)日 貿易統計、全産業活動指数、ス-パ-売上、独 IFO景況指数、香港 貿易収支、米 失業保険、中古住宅販売、鳩山首相国連演説、G-20、シカゴ連銀総裁講演、クルス欧州委員講演、シュタルクECB理事講演
25(金)日銀議事録、企業サービス向け価格指数、コンビニ売上、NZ 貿易収支、仏 2QGDP、ユーロ圏マネーサプライ、米 耐久財受注、ミシガン大消費者信頼感指数確報、新築住宅販売、ウオーシュFRB理事講演、メルシュルクセンブルグ中銀総裁講演

(来週の予定)

28(月)南アPPI、独CPI
29(火)NZ 8月住宅建設許可、日 CPI、香港 小売売上、英 2QGDP確報、2Q 英経常収支、消費者信用残高、マネ-サプライ、ユーロ圏消費者信頼感指数、米 ケースシラー住宅価格指数、消費者信頼感指数
30(水)日 鉱工業生産、平衡操作実施状況、住宅着工、大手建設受注、豪 小売売上、住宅建設許可、英 GFK消費者信頼感調査、独 雇用統計、香港 月次財政収支、ユーロ圏CPI、スイス先行指数、南ア貿易収支、米 ADP 雇用者数、加 鉱工業製品価格、加 GDP、米 2Q GDP確報、個人消費確報、シカゴPMI、
1 (木)日銀短観、独 製造業PMI、英 製造業PMI、ユーロ圏失業率、米 個人所得支出、ベイPCEデフレーター、ISM製造業、建設支出、中古住宅販売
2(金)日 雇用統計、米 雇用統計、製造業受注

2.総括「景気回復とマイナーな悲観論」

今週も指標やイベント盛りだくさんである。FOMCがある。慎重なバーナンキ議長も米国景気後退の終了を示唆(RECESSION IS VERY LIKELY OVER)をした。先週発表された米国8月小売売上は+2.7%と予想の+1.9%を大きく上回った。補助金が出ていた自動車売上を除いても+1.1%なので力強い成長と言えよう。その他新規失業保険申請者数も減少、フィラデルフィア連銀景況指数、住宅着工も改善した。

 ただ市場は強欲であり、9月フィラデルフィア連銀景況指数の中味(雇用と住宅げ減少)が悪いとか8月住宅着工の一戸建て着工が悪いとかマイナーな部分を指摘し始めた。ただマイナーな悪化はマイナーな動きにしか繋がらないだろう。米国はベージュブックでも景況判断が改善されたこともありFOMCでは出口戦略の糸口程度は見つけられるだろう。

G-20首脳会議も開催される。中味は9月初めの財務相中銀総裁会合と変わらないだろう。金融機関の高額ボーナスも議題だが相場には影響しない。ただ新興国、資源国などで自国通貨高が懸念されているので、その議論には気をつけたい。

 他に独はIFO景況指数がる。ECBのシュタルク理事は「現在の政策金利は適切であるが3Qは景気が回復し、金融混乱が収束する前に利上げをする可能性がある」と発言した。米ユーロ圏とも順調に回復の道を歩み始めている。

 中国は8月の株価急落後は再び景気対策、株価対策を実施している。経済指標も相変わらず力強い。中国の景気回復の恩恵を受けるNZ、豪、南アの通貨も強い。

 出遅れているのは英国で銀行と不動産に不安がありキング総裁は金融緩和を示唆した。また日本は3QGDP予想が下方修正され、景気ウォッチャー調査も悪化で先行き不安である。景気回復の早い順位をつけるとしたら、やはり中国―オセアナニアー米国―南アーユーロ圏―日本―英国ではないだろうか。ただ日本は景気悪化では円高となる傾向があるのが怖い。
 
 その他中銀総裁が11月に交代し新総裁がややハト派となる見方が強い南ア中銀の政策金利決定も注目したい。予想は据置である。NZは2QGDPを発表する。政府見通しは前期比-0.1%である。
 
 まだ景気回復に疑心暗鬼派もいるが大きな落ち込みがあるとは思えず、相場もリスク選好の流れは変わらないだろう。調整があってもドル以外の他通貨買い円売りの流れは続くだろう。 

3.需給「外債、外貨投信残高増加」

日銀資金循環統計では今年6月では=()内は3月=外貨預金、外貨証券(債券と株)、外貨投信の残高は以下の通りである。

外貨預金5.2兆円(5.2兆円)、外貨証券6.7兆円(6.0兆円)、外貨投信27兆円(23兆円)、合計で38.9兆円(34.2兆円)で4.7兆円増である。これがクロス円の上昇の要因である。ただ投信残高は7月8月と27兆円と横ばいで伸び悩んだ。個人の外貨投資の残高はこれにFXの証拠金が加わる。 

4.テクニカル「ドル円」

 月足では4月からの下げトレンドに沿って動いている。ただクロス円とはかなり違った形である。円の独歩高ではない。日足では8月10日-9月7日の下降ライン上にある。横ばい推移すれば自然と上抜けとなり上昇余地が拡がる。

先週は久々に陽線のほうが多い週であった。9月16日-17日の急激な上昇ラインも引けるようになってきた。移動平均線5日線は先週金曜日に反転上昇している。ボリンジャーバンドは再び下限から反発している。一目均衡表の雲の下限はまだまだ遠い94-95円あたりにある。

5.円無常「邱永漢さんの為替相場観」

 邱永漢さんの経済の見方は常々その著書やインターネットでの「ハイハイQさんQさんデス」などで参考にさせて頂いている。9月20日では外国為替相場について語っておられた。「日本の政治家は選挙のことばかり気にして産業界が円高で損をすることを気にとめる人は一人もいない。円高になっても、自分たちのふところに全く関係がない。日本銀行の高級幹部にも、財務省のお役人さんにも同じことが言える。ならば経済界が大きな声をあげればいいじゃないかと言っても、いまの経団連のトップたちは政界に対して中立を決め込んでいるので、口を出すことすらできない」。いろいろな相場観はある。また短期で売ったり買ったりすることとは別に日本経済全体に影響する

為替への考え方に関しては共感を得たのでここでご紹介した次第である。(http://www.9393.co.jp/moshiq/index.html

6.ID為替「どこでも為替が出来る」

 旅行をする時でももちろん市場は動いているので旅行先から為替の市況や考え方を発信している。最近では地方でもビジネスホテルでは殆どが有線LANでインターネットに接続できるのでパソコンさえ持っていけば自宅やオフィスと同じ環境となる。海外でもまったく同様だ。

私は軽量のパソコンを2台旅行にもっていくことにしている。ただいわゆる有名温泉地の旅館やホテルでは有線LAN接続出来るところは少ない。仕事などせず温泉でゆっくり休んでくださいということなのだろうか。携帯のデータサービスを使えばいいのだが鄙びたとことろでは接続が不良となる。シルバーウィークで飛騨高山に旅したが事前にはその地域ではデータサービスは接続不可ということであった。駄目でもともとでパソコンとデータカードを持っていったが、なんとまったく都会と同じように快適に接続できたのである。接続可能地域が広がっているのだろう。これならどこの鄙びた温泉地へも向かえそうだ。 

7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」

北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、英国ポンドのユーロ入り、日本の総選挙、米ロ冷戦、夢=ドルのユーロ加盟(円おいてきぼり)、外為取引税(トービン税)
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 内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大   50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8、横浜湘南便り「大阪府、香川県より広い飛騨高山市」

 学生時代の野球仲間と年2回の恒例のゴルフで飛騨高山へ。高山市は大阪府や香川県より広く東京都とほぼ同じ面積である。飛騨牛、高山ラーメン、そばを味わい、穂高、槍ヶ岳を見ながらのゴルフを堪能。気温も20度前後と快適であった。シルバーウィ-クの交通渋滞にもほぼ巻き込まれなかったが、予定していた富山、石川、福井旅行はどこのホテルもホテル満室であり諦めて帰浜。 

(高山市①JR高山駅、②③北アルプス穂高、槍ヶ岳を見ながらフォア-)
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