野村雅道のID為替 (レポート) 外為どっとコムFXブログ

再び円高不況の道で給与減少

    9/14「再び円高不況の道で給与減少」
2009年9月14日(月)―2009年9月16日(水)
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総括「再び円高不況の道で給与減少」
需給「外貨投信<HIAの円買い」
テクニカル「NZドル円テクニカル」
当局、円無常「日本のボーナスも透明性を」
ID為替「金より白金」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「秋の山手は学園祭」

 ドル円88-93、ユーロ円129-134
    
 FX湘南IG(FSIG代表 野村雅道(事務所 田園、山下、伊豆稲取)専修大学、中京大学講師 日経インデックス(2005年=100)9月11日東京引け前回 9月9日からの変化 円114.6強し、ドル94.0弱し、ユーロ114.9強し、9月9日ドルインデックス IN NYBOT76.61弱し、CRB251.12弱し、CRUDEOIL69.72弱し、金1005.1強し、DOW9605.41強し、日経平均ドルベース東京引け114.65強し、IMM円投機筋9月8日 円40799(前週比+8434)ユーロ18033(前週比+9016) 
 
1、予定 

(今週の予定)

14(月)NZ 小売売上、日 鉱工業生産確報、首都圏マンション販売、香港 鉱工業生産、PPI、ユーロ圏鉱工業生産、2Qユーロ圏就業者数
15(火)リーマンショックから1年NZ 2Q製造業売上、英 RICS住宅価格、日 商業販売統計、工作機械受注確報、RBA議事録、仏 CPI、経常収支、スイス 2Q鉱工業生産、英 CPI、小売物価、独&ユーロ圏ZEW景況感調査、加 2Q 設備稼働率、米 PPI、小売売上、NY連銀製造業景気指数、企業在庫

16(水)特別国会、スイス 小売売上、英 失業率、失業保険、ユーロ圏CPI、 米 CPI、2Q経常収支、対米証券投資、鉱工業生産、設備稼働率、NAHB住宅市場価格

17(木)日銀会合、基準地価、3Q法人企業予測調査、第3次産業活動指数、資金循環統計、白川総裁講演、香港 失業率、スイス中銀政策金利、英 小売売上、ユーロ圏 貿易収支、建設支出、加 CPI、米 住宅着工、建設許可、失業保険、フィラデルフィア連銀景況指数、米 半導体BBレシオ

18(金)日 景気動向指数改定値、金融経済月報、全国粗鋼生産、半導体BBレシオ、独 PPI、ユーロ圏 経常収支、英 マネーサプライ、加 卸売売上

(来週の予定)

21(月)敬老の日、南ア 小売売上、米 景気先行指数
22(火)国民の祝日、NZ 2Q経常収支、スイス貿易収支、香港CPI、2Q経常収支、南アCPI、加 小売売上、南ア政策金利、米 リッチモンド製造業指数、住宅価格指数
23(水)秋分の日、NZ 2QGDP、仏 個人消費、BOE議事録、FOMC
24(木)日 貿易統計、全産業活動指数、独 IFO景況指数、香港 貿易収支、米 失業保険、中古住宅販売
25(金)日銀議事録、企業サービス向け価格指数、NZ 貿易収支、仏 2QGDP、ユーロ圏マネーサプライ、米 耐久財受注、ミシガン大消費者信頼感指数確報、新築住宅販売


2.総括「再び円高不況の道で給与減少」

 9月15日がリーマンショックから1年ということで最近の円高を見るとそれを彷彿させるようだが、状況は異なっている。G-20の声明でも見られたように「金融緩和と財政出動」の維持を唱えて危機に備えている。株価も堅調であり、リスクを回避する大きな動きもない。
 資源価格も底堅い。円が強いことはあるが昨年のような円全面高でない。日本版HIAという特殊要因での円買いによるものだ。

心配なのは円高不況にまた陥る可能性がある。貿易黒字はやや増加しているがこれは輸入の減少が輸出の減少より大きい為で輸出増加ではない点が弱い。また「ESPフォーキャスト」(37の予測機関の景気予測)では日本の3QGDP予測はの平均は年率1.96%と前月調査の2.12%より下方修正された。CPIは-2.21%と2Qの-1.0%から下落幅が拡大する。失業率は2Qの5.2%から3Q5.65%と悪化する見通しだ。8月の景気ウォッチャー調査では、景気の現状判断DIが41.7でと8カ月振りに低下した。また海外にも民主党が円高を放置するという憶測が広がっている。今週号の週刊ダイヤモンドではここ10年全労働者の給与は下げ続け、失われた額は20兆円に上るそうだ。民主党は円高で内需拡大を図るそうであるが少子化と消費が衰退する老年層の増加では内需は拡大する根拠がない。

 せめて円高くらい防止すれば一息つけるが、スイス、オセアニア両国、南ア、カナダが自国通貨高に懸念を示すのに対し日本は無関心のようだ。

 財政出動せず無駄を省く策で資金をねん出するのは賛成するが既得権益者から無駄を探すのに時間がかかるだろう。その前に日本が2番底
となり結局は赤字国債発行となりそうだ。民主党藤井氏も秋に経済状況が悪化し時の国債発行を示唆している。

3.需給「外貨投信<HIAの円買い」

今週も外貨投信の設定があるがやはり7月と比べると個人もボーナスでの余裕資金はなく資金の集まりが悪いのだろう。個人向け外貨投資のスケジュールは以下の通りだが、これに既にお伝えした日本版HIAの円買いが対抗する。

 16(水)野村AM 印度フォーカス、韓国フォーカス、台湾フォーカス
 17(木)住信AM 新興国債券株式インデックス、大和住銀投信投資顧問 中国株式ファンド
 18(金)UBS・グローバルAM 日興UBS 中国A株ファンド「桃源郷」

4.テクニカル「NZドル円テクニカル」

先週HはNZ中銀の政策金利決定会合があったが声明には為替レートについても言及された。「NZドルの上昇、回復に脅威である。対豪ドルでのNZドルの上昇はファンダメンタルズにそぐわない。NZドルの上昇は企業利益、投資を抑制するだろうさらにNZドルが上昇すれば失望する。」 などであり為替相場会議のようでもあった。

NZドルは昨年9月来の1ドル0.7のせとなりボラード中銀総裁は再三NZ高懸念声明を出している。こうなると為替介入も考えられる。介入はまだ歴史的に2007年の6月の1回だけ(2日間)である。その介入も効果はなかったが。

 さてテクニカルではNZドルは7カ月連続陽線を続け今月もここまで僅かだが陽線である。2月-3月の上昇ラインは下に切ったが、切っても陽線を続けるしぶとさがある。日足では9月3日-4日の上昇ラインを下に切ってもみ合い。団子天井になるかも気をつけたい。5日線は金曜陰線なるもまだ上向き。ボリンジャーバンドでは中位より上にいる。バンドレンジは62.50-65.50である。まだ売りサインやその兆しは表れていない。

5.円無常「日本のボーナスも透明性を」

今月末ピッツバーグでG-20首脳が集まって開かれる金融サミットでも、金融機関の報酬規制が議題の1つになる。メジャーリーガーよりも高額ボーナスを受け取っていたが公的資金を支給されながらも受け取ったAIGなどが批判の矢面となっていた。

 日本とは縁のない話と思ったが金融庁は、上場企業などに対して、役員に支払っている報酬の総額を公表するよう義務づけ、透明性を高めるよう促す方針となったようだ。業績が上がると役員報酬が多額になるような企業は、短期間のうちに多くの利益をあげようとする経営になりやすいなど、報酬は企業の経営方針を示す重要な情報だとしている。今後、内閣府令を改正して、役員報酬の総額の開示を上場企業をはじめ有価証券報告書を提出する企業に義務づける方針だ。
 
6.ID為替「金より白金」

 先週は金が1000ドルのせで騒がれた。ただ他の貴金属と比べると先週の上昇率は金より高いものがある。プラチナは1251ドルから1314ドルへと5%高、銀は16.26ドルから16.80ドルへ3.34%高、金は996.7ドルから1006.40ドルへ0.97%高に止まった。

 これはいい傾向であると思っている。金はより宝飾、蓄財、投機で売買されるが、プラチナや銀はより工業資源として利用されている。
この価格が上昇することは背景に世界の景気が回復して生産も増加しているからだ。いいトレンドだと思う。

7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」

北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、英国ポンドのユーロ入り、日本の総選挙、米ロ冷戦、夢=ドルのユーロ加盟(円おいてきぼり)、外為取引税(トービン税)
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 内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大   50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8、横浜湘南便り「秋の山手は学園祭」

 秋の山手は学園祭。心地よい風が吹き散歩に最適の季節となってきた。

(①共立学園の秋桜祭り②フェリス③横浜雙葉)
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