野村雅道のID為替 (レポート) 外為どっとコムFXブログ

上海本位制の時代

    9/7「上海本位制の時代」
2009年9月7日(木)―2009年9月5日(金)
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総括「出口政策時期尚早、NZ英加政策金利、中国指標」
需給「オニ-ル氏1ドル=195円の根拠」
テクニカル「ドル円」
当局、円無常「ブラックスワン&BRICs、195円」
ID為替「中国株とドル円」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「秋。祭りの秋」

 ドル円91-96、ユーロ円131-136
    
 FX湘南IG(FSIG代表 野村雅道(事務所 田園、山下、伊豆稲取)専修大学、中京大学講師 日経インデックス(2005年=100)9月4日東京引け前回 9月2日からの変化 円114.2弱し、ドル95.4弱し、ユーロ113.9弱し、9月4日ドルインデックス IN NYBOT78.13弱し、CRB247.58弱し、CRUDEOIL68.02弱し、金994.22強し、DOW9441.27強し、日経平均ドルベース東京引け109.99弱し、IMM円投機筋9月1日 円32365(前週比+20178)ユーロ9017(前週比-9154) 
 
1、予定 

(今週の予定)

7(月)NY&トロント休場、日 外貨準備高、 独 製造業受注、BIS総会

8(火)日 国際収支、対内対外証券売買、マネーストック、景気ウオッチャー、企業倒産、月例経済報告、野村証券企業収益見通し、中国国際投資貿易商談会、スイス 失業率、独 国際収支、鉱工業生産英 鉱工業生産、製造業生産、RICS住宅価格指数、加 住宅建設許可、米 消費者信用残高

9(水)日 景気動向指数、工作機械受注、須田日銀委員講演、豪 小売売上、OPEC、北朝鮮建国記念日、独 CPI確報、英 貿易収支、加 住宅着工、米 消費者信用残高、MBA住宅ローン申請、ベージュブック

10(木)NZ 政策金利、日 機械受注、企業物価指数、オフォス空室率、豪 雇用統計、仏 鉱工業生産、製造業生産指数、貿易収支、ECB月例報告、英中銀政策金利、加 貿易収支、米 貿易収支、失業保険、加 中銀政策金利

11(金)日 2QGDP二次速報、オプションSQ、消費者態度指数、投信概況、中国 CPI、PPI、工業生産、固定資産投資、小売売上、OECD景気先行指数、英 PPI、ECB月報、加 新築住宅価格指数、米 輸入物価指数、米 卸売在庫、ミシガン大消費者信頼感指数、月次財政収支、ブラジル2QGDP、同時多発テロから8年

(来週の予定)

14(月)NZ 小売売上、日 鉱工業生産確報、香港 鉱工業生産、PPI、ユーロ圏鉱工業生産
15(火)NZ 2Q製造業売上、RBA議事録、仏 CPI、経常収支、スイス 2Q鉱工業生産、英 CPI、小売物価、独&ユーロ圏ZEW景況感調査、
    加 2Q 設備稼働率、米 PPI、小売売上、NY連銀製造業景気指数、企業在庫
16(水)スイス 小売売上、英 失業率、失業保険、ユーロ圏CPI、 米 2Q経常収支、対米証券投資、鉱工業生産、設備稼働率、NAHB住宅    市場価格
17(木)日銀会合、3Q法人企業予測調査、第3次産業活動指数、香港 失業率、英 小売売上、ユーロ圏 貿易収支、建設支出、加 CPI
    米 住宅着工、建設許可、失業保険、フィラデルフィア連銀景況指数
18(金)日 景気動向指数改定値、金融経済月報、独 PPI、ユーロ圏 経常収支、英 マネーサプライ、加 卸売売上


2.総括「出口政策時期尚早、NZ英加政策金利、中国指標」

 8月下旬からの中国株下落はまさに出口政策を中国がとる危惧によるものであった。その後温家宝首相始め政府や人民銀行首脳が「財政出動と金融緩和策」のマクロ政策維持を再三表明し株価は回復し始めている。今回のロンドンG-20での出口政策は時期尚早であることになったことは中国のみならず世界の株式市場に好影響を与えるだろう。株価が上昇すればまたリスク選好の円安傾向となるだろう。

心配なのは日本市場である。民主党大勝利に始まった先週であったが株価の下落率は先進国市場で一番大きかった。民主党の政策は官僚政治打破でそれはそれで重要な施策だが、そこから景気回復に繋がるイメージが湧いてこないのだろう。

 今週は金曜日に中国の経済指標(CPI、PPI、工業生産、固定資産投資、小売売上)が一斉に発表される。中国景気や株価が即世界市場に影響する時代なので注目したい。

 また木曜日はNZ、英国、カナダが政策金利を決定する。G-20の声明に基づき政策金利は据置となろう。それぞれの会合後の中銀からの今後の動向のコメントで相場観を作っていくしかない。

 少し気になるのは北朝鮮がウラン濃縮に成功した報道の後、水曜日が建国記念日となる。また米豪が参加する中国軍事演習もあるので北朝鮮を刺激するのではないかということだ。また金曜日は11日で同時多発テロから8年目となるのでそのあたりも不穏な動きに気をつけたい。

3.需給「オニ-ル氏1ドル=195円の根拠」

 「BRICs」を造語したジムオニール氏が今度は1ドル195円を予想した。根拠は米国の対日貿易赤字は今年5月に19億米ドルまで縮小しており、1984年2月の低水準となった。1984年2月当時の相場は1米ドル=232~235円。また日本の財政赤字が対国内総生産比で200%を超え、先進諸国の2倍以上に達するなどからだ。

 貿易収支と為替は連動しているのは私もよく取り上げている。ただかなり時間がかかる。戦前は日本は貿易赤字だったので1ドル1円から4倍の4円まで円安となった。戦後は貿易黒字で360円から79円までの円高となった。資本収支においては海外に債券投資をしても満期には償還があるので長期に為替の需給に影響がなくなる。その点貿易収支では市場では買い切り売り切りで戻しがない分市場に影響が強いということだ。理論も結果もついてくるので正しいがただ時間がかかる。何十年もかかってやはりそうだったと思うものだ。短期の相場では資本収支で大きくぶらされる。その点ご理解されたい。
 

4.テクニカル「ドル円」
 
 月足では1月からの上昇ラインを下に切り、4月-6月の下降ラインの下にある。まだ弱い。ただ日足では8月7日-24日の長い下降トレンドラインを上に切って、9月3日-4日の上昇ラインを作った。この2本のラインが当面のサポートとなろう。92.50も下値のポイントである。

一目均衡表では雲の下限は遠い。95あたりとなるがそれは上の月足の下降トレンドとぶつかるところである。95は心理的にもテクニカルにも重要なポイントとなる。移動平均線では5日線がまだ下向きでありここからはまだドル買いを示唆していない。5日線といってもちょっと遅行指数なので仕方がない。ボリンジャーバンドでは下限から漸く反発しているところ。

需給では93.50に売りが少し多い。本日月曜はNY休日でドル決済はない。ドル円は上向きかけているがテクニカルの92.5と需給の売りが強い93.50がポイントとなろう。

5.円無常「ブラックスワン&BRICs、195円」

 仏系銀行に在籍していた時の同僚でオプションディーラーであり日本の投資家にもオプションのセミナーを開催してくれたナシムタレブ氏が米国で150万部売れたリスクの本、「ブラックスワン」を書いた。現在は独立している。またスイス系銀行に在籍していた時のエコノミストであったジムオニール氏は、相場予想が外れた時はお詫び(賭けの負けだったか)でスイスワインを送ってきてくれていたが、その後ゴールドマンサックスに移り「BRICs」という世界に通用する金融用語を作り、最近は1ドル=195円まで円安になる予想までしている。かつての同僚の活躍ぶりでこちらも元気をださねばと思う。
 
 
6.ID為替「中国株とドル円」

 日経平均よりも最近は中国株とドル円相場が連動することが多い。出来れば中国株をリアルタイムでウオッチしたい。あまりそのようなサービスはないが「新浪財径」というHPではリアルに上海総合指数など中国株の動きをリアルタイムで伝えてくれる。デイトレや短期取引には有効だろう。また中国語であるが最新の金融情報も伝えてくれる。最近では中国株下落の一因になった4大銀行の8月新規融資減少を伝えていた。


7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」

北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、英国ポンドのユーロ入り、日本の総選挙、米ロ冷戦、夢=ドルのユーロ加盟(円おいてきぼり)、外為取引税(トービン税)
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 内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大   50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8、横浜湘南便り「秋。祭りの秋」

  秋。横浜は」お祭り好きだ。中華街は毎日がお祭りのように賑やかで騒がしい。これが10月の国慶節(中華人民共和国の建国記念日)、双十節(台湾の建国記念日)になると最高潮に達する。

 元町はまもなくチャーミングセールで魅力的な女性達がひしめきあう。また赤レンガ倉庫ではオクトーバーフェストでドイツビールを味わう。さらには中華街、元町、山下、桜木町、野毛、みなとみらいなどで一斉に繰り広げられるジャズプロムナード、山下公園の世界フードフェスティバル、馬車道まつり、横浜国際女子マラソンなどがある。山手の女子高では学園祭が開催される。銀杏並木も美しい秋の横浜である。
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