野村雅道のID為替 (レポート) 外為どっとコムFXブログ

2009年8月20日アーカイブ

出口へゆっくり

     8/20「出口へゆっくり」
2009年8月20日(木)―2009年8月21日(金)

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総括「出口へゆっくり、パニック期待しすぎ」
需給「8月中旬の円買い要因剥げ落ち」
テクニカル「チャートの教科書にもなりそうな最近のドル円の動き」
当局、円無常「利上げの旗手、オーストラリア」
ID為替「南ア近況=ストやGDP、中銀総裁交代」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「皇太子殿下観戦都市対抗野球」

 ドル円92-97、ユーロ円132-137
    
 FX湘南IG(FSIG代表 野村雅道(事務所 田園、山下、伊豆稲取)専修大学、中京大学講師 日経インデックス(2005年=100)8月19日東京引け前回 8月14日からの変化 円111.8強し、ドル95.1強し、ユーロ113.1弱し、8月19日ドルインデックス IN NYBOT78.53弱し、CRB259.94強し、CRUDEOIL73.55強し、金941.83弱し、DOW9279.16弱し、日経平均ドルベース東京引け108.07弱し、IMM円投機筋8月11日 円824(前週比-9791)ユーロ16811(前週比-10295) 
 
1、予定 

(今週の予定)

17(月)英 ライトムーブ住宅価格指数、日 2QGDP 6党首討論会、スイス小売売上、ユーロ圏貿易収支、NY連銀製造業景気指数、対米証券投資、NAHB住宅市場指数

18(火)日 景気動向指数、衆院選告示、百貨店売上、 RBA議事録、香港失業率、英 CPI、小売物価指数、独&ユーロ圏ZEW景況感調査、南ア2QGDP、米 PPI、住宅着工、建設許可、半導体BBレシオ

19(水)2QNZPPI、日 全産業活動指数、粗鋼生産、半導体BBレシオ、独PPI、ユーロ圏経常収支、BOE議事録、ユーロ圏建設支出、加 CPI、景気先行指数、米 MBA住宅ローン申請件数

20(木)日 コンビニ売上、スイス貿易収支、香港CPI、台湾GDP、英 小売売上、英 マネーサプライ、加 卸売売上、米 失業保険、景気先行指数、フィラデルフィア連銀景況指数、

21(金)ユーロ圏&独の製造業&サービス業PMI、米 中古住宅販売件数、バーナンキ議長講演

(来週の予定)

24(月)加 小売売上
25(火)独2QGDP確報、香港貿易収支、米 ケースシラー住宅価格指数、消費者信頼感指数、リッチモンド連銀製造業指数、住宅価格指数
26(水)日 貿易統計、企業向けサービス価格指数、仏 PPI、独 IFO景況指数、南ア CPI、米 耐久財受注、新築住宅販売件数
27(木)NZ 貿易収支、ユーロ圏 マネーサプライ、南ア PPI、米2QGDP&個人消費改定値、失業保険
28(金)NZ 住宅建設強化、日 雇用統計、全世帯家計調査、CPI、英 GFK消費者信頼感指数、2QGDP&個人消費改定値、ユーロ圏消費者信頼感指数、スイスKOF先行指数、加 2Q経常収支、鉱工業製品価格、米 個人所得支出、PCEデフレーター、ミシガン大消費者信頼感指数

2.総括「出口へゆっくり、パニック期待しすぎ」

 中国の株価は大幅下げはあるが、それも年初来70%以上上昇してきたものが20%調整したものである。パニックではない。全体的には世界経済は上手く回ってきているのだろう。米国は小売売上やミシガン大消費者信頼感指数が悪化したが、全体では弱い指標より強い指標が多い。米国より回復が遅れると見られた欧州も2QGDPが予想より改善、ZEW景況感指数も強く50のせとなった。英国も景況感指数は以前から強い。インフレ指標もやや強まっている。英国の問題は中銀の資金供給が中小企業までスムーズに回るかどうかである(資産買い入れ増枠で対応中)。オセアニアも豪が利上げ示唆をするほどでもあり底堅くなっている。日本も2QGDPが前期比年率で+3.7%となった。
 時折り出る悪い材料に昨年のパニックを連想してドルや株を売る向きもいるが影響は限定的となる。 ゆっくりじっくり株やクロス円を買い進んでもいいと思う。

 3.需給「8月中旬の円買い要因剥げ落ち」

8月中旬には円買いが進んだ。米国の小売売上や消費者信頼感指数の悪化もあったが15日を中心に外債の利金の受け取りが多くその円転(円買い)が進んだ。今日は20日なのでもうその円買い要因はなくなってくるだろう。

 来週では円売り要因は月末の投信設定などである。円買い要因はリパトリやHIA(海外利益を日本へ送金すれば今年度は税金が免除される制度)などであるが、不況で日本に送る収益も乏しいのではないか。

4.テクニカル「チャートの教科書にもなりそうな最近のドル円の動き」

ドル円相場は8月7日のバケ線以来上の順序で推移している。バケ線ーカブセー下降トレンドラインーその上抜けー上ヒゲとなっている。バケ線とカブセ線で下げ、その後は下降トレンドに沿って動き、次にその下降ラインを上抜き始めた。95円以上はやや売りが厚くなり上ヒゲを出し反落している。短期取引は必ず何らかのサインが出るものであり、まずはそれに忠実にやりたい。短期の収益の積み重ねが中長期にポジションを持つ人より余裕のある取引になると思う。

5.円無常「利上げの旗手、オーストラリア」

くどいほど豪首脳(ラッド首相、スワン財務相、豪中銀スティーブンス総裁など)が景気回復に伴う利上げを示唆している。ただ市場もそれに反応して買いすぎたためか豪ドルドルが0.85セントで反落してしまった。大きく売り込まれることはないがじっくりと買い進みたいところである。もちろん調整で売られても経済の中味は悪くない。
 住宅建設許可、住宅価格とも堅調である。雇用も改善してきている。資源価格も底入れしている。TDセキュリティーズとメルボルン研究所が発表した7月の豪インフレ指標「TD─MIインフレ指数」は、通信・住宅コストの急増を受けて、前月比0.9%上昇した。これは月次ベースでは調査開始以降の過去7年で最大の上昇幅となり、追加利下げが実施される可能性が一段と後退している。  
 
6.ID為替「南ア近況=ストやGDP、中銀総裁交代」

先月からは南アは建設業、公務員、電信、鉄道の賃上げストが相次いだ。ただ電力大手で南アの90%、アフリカの45%の電力を送電するエスコム社のストが回避され安堵感がひろまった。2QGDPはゴーダン財務相が世界景気の回復に乗り遅れると事前に発言していた通り前期比年率で-3.0%なった。3Qもマイナス成長で4Qに漸くプラスになる予想である。
 
 8月政策金利決定は予想外の0.5%引き下げで7.0%となったが2四半期連続マイナス成長となれば当然かもしれない。また最後まで政治の圧力に屈せず中銀の独立性を訴え前回は労組の利下げ要求に反して政策金利を据置いたムボエニ総裁は10年の任期を終え11月に退任する。

次期総裁はマーカス女史で労組との関係はスムーズになると見られている。
 
7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」

北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、英国ポンドのユーロ入り、日本の総選挙、米ロ冷戦、夢=ドルのユーロ加盟(円おいてきぼり)、外為取引税(トービン税)
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 内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大   50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8、横浜湘南便り「皇太子殿下観戦都市対抗野球」

夏の甲子園たけなわだが、8月21日より都市対抗80周年記念大会が12日間東京ドームで開催される。企業スポーツが不振の中であるが、夏の都市対抗野球は暑さを吹っ飛ばしてくれる。その応援の迫力、楽しさも一度味わって頂きたい。耳をつんざく応援歌やダンスは試合以上に夢中になるかもしれない。

今回は下記の通り皇太子殿下のご観戦が内定したようだ。皇太子殿下ご観戦当日は2回戦、平日のデーゲーム。
 (皇太子殿下ご観戦の試合)
 *日時  2009年8月28日(金) 第一試合(11時試合開始)
 *試合=セガサミー対三菱重工広島/ホンダ鈴鹿の勝者 対ヤマハ対富士重工業の勝者
(写真=都市対抗野球神奈川予選より)


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