FXブログ 野村雅道のID為替 (レポート)

為替はエンドレス

    7/2「為替はエンドレス」
2009年7月2日(木)―2009年7月3日(金)

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総括「午後9時半一点集中」
需給「お金がない」
テクニカル「昨日は日経平均だけ下げ」
当局、円無常「為替はエンドレスその1」
ID為替「為替はエンドレスその2」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「洋館比べ、長崎、横浜、神戸(NYK)」

 ドル円93-98、ユーロ円134-139
    
 FX湘南IG(FSIG代表 野村雅道(事務所 田園、山下、伊豆稲取)専修大学、中京大学講師 日経インデックス(2005年=100)7月1日東京引け前回 6月26日からの変化 円110.6弱し、ドル97.0強し、ユーロ113.1弱し、6月26日ドルインデックス IN NYBOT79.67弱し、CRB251.17弱し、CRUDEOIL69.72強し、金940.92強し、DOW8504.06強し、日経平均ドルベース東京引け102.77弱し、IMM円投機筋6月23日 円-4007(前週-4556)ユーロ17423(前週比+4938) 
 
1、予定 

(今週の予定)

29(月)NZ 貿易統計、住宅建設許可、日 鉱工業生産、小売統計、自動車輸出台数、英 マネーサプライ、消費者信用残高、ユーロ圏消費者信頼感指数、シカゴ連銀全米活動指数、ダラス連銀製造業活動指数、BIS総会、韓国大統領来日、日本郵政株主総会

30(火)日 雇用統計、全世帯家計調査、平衡状況、住宅着工、建設受注、中小企業信頼感指数、英 GFK消費者信頼感指数、独 雇用統計、ユーロ圏マネーサプライ、香港 財政収支、 英 1QGDP確報値、1Q経常収支、ユーロ圏CPI、南ア 貿易収支、加 鉱工業製品価格、4月GDP、米 ケースシラー住宅価格指数、シカゴ購買部協会景気指数、消費者信頼感指数

1(水)香港休場、短観、豪 住宅建設許可、小売売上、中国PMI、独 サービス業PMI、米 チャレンジャー社人員削減数、ADP雇用者数、中古住宅販売保留、ISM製造業景況指数、建設支出、自動車販売、

2(木)豪 貿易収支、ユーロ圏 PPI、失業率、ECB政策金利、米 雇用統計、失業保険、製造業受注

3(金)NY休場、スイス CPI、ユーロ圏 サービス業PMI 小売売上 英 サービス業PMI

5(日)静岡兵庫知事選

(来週の予定)

6(月)日 景気動向指数、米 ISM非製造業指数、
7(火)豪中銀政策金利、仏 貿易収支、英 鉱工業生産、製造業生産高、独 製造業受注、加 住宅建設許可、Ivey購買部協会指数
8(水)日 貿易収支、マネーストック、機械受注、景気ウォッチャー調査、スイス失業率、ユーロ圏1QGDP確報、独 鉱工業生産、米消費者信用残高
9(木)豪 雇用統計、独 CPI確報、独 国際収支、ECB 月例報告、英 貿易収支、英中銀 政策金利、加 住宅着工、米 失業保険、卸売在庫
10(金)日 企業物価指数、仏 鉱工業生産、製造業生産、経常収支、財政収支、英 PPI、加 雇用統計、貿易収支、新築住宅価格、米 貿易収支、輸入物価指数、ミシガン大消費者信頼感指数

2.総括「午後9時半一点集中」

今夜ECB金利発表は午後8時45分、米国雇用統計は9時半である。注目のECBトリシェ総裁会見は雇用統計と同時の9時半からである。今日はここ一点だけに集中する。

 ECBは金利は1.0%に据置予想。債券買い入れ枠の600億ユーロの増減はあるか。また出口戦略についてのさらなる発言があるかどうか。

OECD事務総長は6月のユーロ圏CPIはユーロ発足以来のマイナスとなったが、デフレ長期化のリスクは見られないとした(ただ日本については長期にわたって物価の下落が続く可能性があるとした)。ゆっくりじっくりと出口を模索する展開となり、ユーロも強い含む推移となろう。中国がG-8で提唱するスーパーソブリン通貨の話は短期間で結論が出る話ではないが、今後何度も蒸し返されるのでその都度ドル売りに反応するだろう。

 米国雇用統計はやはり景気の遅行指標である失業率の悪化は避けられない。問題は雇用者の増減だ。昨日の6月ADP雇用者数は予想を上回る47.3万減となった。一方チャレンジャー社の6月人員削減数は前年同月比で9%減となった。2008年2月以来のマイナスであった。米国雇用統計直前にADPとチャレンジャー社でマチマチの数字が出ている。ただADPにしても一頃と比べれば大幅に改善している。

 明日はNYは休場である。NY勢も今週最後の取引で盛り上がってくるだろう。

3.需給「お金がない」
 
 今朝の日経全面広告ではみずほ銀行の増資があった。お金を貸す筈の銀行にお金がない。かつては世界に冠たる機関投資家と言われた生保や農林中金までもが増資をする。政府税収は税収減で歳入欠陥となった。昔は利回りの高い劣後債はなかなか個人には販売してくれなかったが最近ではEメールで勧誘してくる。政府法人は資金力不足を個人に頼る。このようにお金が足りない状況ではデフレが抑えられることはないだろう。

4.テクニカル「昨日は日経平均だけ下げ」

昨日の世界の主要株価は日経平均だけが下げた。上海は昨年6月11日以来の3000のせとなった。日経平均は当時1万3千円程度だったのでかなり引き離されている。

 昨日はいろいろ報道されたニュースでは日本の弱さ、不透明さを感じるものが多かった。日銀短観は大企業製造業こそ景況感が改善したが(とはいってもマイナス)中小企業の景況感はほぼ前回と同じ。設備投資や経常収益見通しは下方修正。神奈川県では中小企業の景況感は悪化した。

 好調といわれた6月自動車販売は前年比14%減。輸出も中国需要と言われながら減少している。路線価格も低下している。
これで円高となれば不況のシナリオは継続してしまう。円安しか処方箋はないし、円安治療をしないと株価は日本だけ下落しよう。ただ政府はその気がなく借金での処方に頼る最悪の方法をとっていくだろう。

5.円無常「為替はエンドレスその1」

 銀行時代は大きな経済指標があったり大きな顧客玉を裁いたりした後は一息つきたくなった。その時上司からすかさず「今、ポジションは?」と聞かれる。常にポジションを持っていて欲しいということ。ポジションがなければ損もしないが、儲けもない。休んだり息つく暇なく取引する。させられる。24時間。為替はエンドレス。

6.ID為替「為替はエンドレスその2」

 為替はエンドレスは邦銀時代の話だが、ある外銀Bに誘われた時、「ポジション枠は5千万ドルでいいか」と聞かれた。当時はバブルなのでちょっと小さいかと思ったが、5千万ドルの意味は最低5千万ドルということで常に5千万ドルポジションを持ち続けるということであった。上限はなしであった。

 ただ米銀が皆アグレッシブではなく、ユダヤ系のR銀行は殆どのヘッジファンドとも取引があったため、とにかくそれを裁くだけというスタイルであった。それを裁くのだけも大変な金額であったが。結局青天井で休みなしのB銀行へは行かず別のC銀行に行くことにしたが、そこもアグレッシブなポジションを取り、上司は10億ドル以上のポジションを保有していたのであった。

 今はそれらB、C、R銀行もすべて消え去ってしまった。それぞれ銀行の経営方針やディーリングルームの運営方針は違っていた。それとは関係なく米銀は消え去った。今も当時の名が残る銀行はシティバンクくらいしかないが株価はシティも3ドルを切っている。
 
7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」

北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、英国ポンドのユーロ入り、日本の総選挙、米ロ冷戦、夢=ドルのユーロ加盟(円おいてきぼり)、外為取引税(トービン税)
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 内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大   50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8、横浜湘南便り「洋館比べ、長崎、横浜、神戸(NYK)」

写真は長崎、横浜、神戸の順。これら港には中華街と洋館(居留地)があった。横浜と神戸には同じ元町がある。

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2009年7月 2日(木)09:29 コメント(0)
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