首脳外交と株価
- 2009年7月 6日(月)07:22
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7/6「首脳外交と株価」
2009年7月6日(月)―2009年7月8日(水)![]()
総括「首脳外交と株価」
需給「米貿易収支改善中」
テクニカル「ドル円テクニカル」
当局、円無常「何かあればすぐ会議、世界はフラット化」
ID為替「夏のボーナスへ楽しい愛称で引き付ける」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「長崎浦上天主堂ー津和野マリア聖堂」
ドル円93-98、ユーロ円132-137
FX湘南IG(FSIG代表 野村雅道(事務所 田園、山下、伊豆稲取)専修大学、中京大学講師 日経インデックス(2005年=100)7月3日東京引け前回 7月1日からの変化 円110.6弱し、ドル97.0強し、ユーロ113.1弱し、7月3日ドルインデックス IN NYBOT80.45強し、CRB245.86弱し、CRUDEOIL65.60弱し、金932.0弱し、DOW8280.74弱し、日経平均ドルベース東京引け102.2弱し、IMM円投機筋6月23日 円-4007(前週-4556)ユーロ17423(前週比+4938)
1、予定
(今週の予定)
5(日)静岡兵庫知事選、メキシコ下院選挙
6(月)日銀支店長会議(総裁挨拶)日 景気動向指数、新車販売、米 ISM非製造業指数、オバマ大統領ロシア訪問、10年債入札、ユーロ財務相会合
7(火)豪石炭先物上場、 豪中銀政策金利、日 外貨準備、仏 貿易収支、英 鉱工業生産、製造業生産高、独 製造業受注、加 住宅建設許可、Ivey購買部協会指数、IMF世界経済見通し、ユーロ財務相会合
8(水)日 国際収支、対内対外証券売買、マネーストック、機械受注、景気ウォッチャー調査、企業倒産、スイス失業率、ユーロ圏1QGDP確報、独 鉱工業生産、米消費者信用残高、サミット
9(木)豪 雇用統計、日 オフィス空室状況、ESPフォーキャスト、工作機械受注、独 CPI確報、独 国際収支、ECB 月例報告、英 貿易収支、英中銀政策金利、加 住宅着工、米 失業保険、卸売在庫
10(金)日 オプションSQ、企業物価指数、仏 鉱工業生産、製造業生産、経常収支、財政収支、ECB月報、英 PPI、加 雇用統計、貿易収支、新築住宅価格、米 貿易収支、輸入物価指数、ミシガン大消費者信頼感指数、OECD景気先行指数
12日 東京都議選、ガイトナー長官が英仏サウジアラビア、UAE訪問
(来週の予定)
13(月)NZ 小売売上、日 鉱工業生産確報、消費者態度指数、米 月次財政収支、
14(火)英 CPI、小売物価指数、独 ZEW景況感調査、ユーロ圏ZEW景況感調査、鉱工業生産、米 PPI、小売売上、企業在庫
15(水)日銀政策決定会合、スイス 小売売上、英 失業率、失業保険、南ア 小売売上、ユーロ圏CPI、加 製造業出荷 米 CPI、NY連銀製造業景気指数、鉱工業生産、設備稼働率、FOMC議事録、
16(木)日 第3次産業活動指数、金融経済月報、2QNZCPI、仏 CPI、米 失業保険、対米証券投資、フィラデルフィア連銀景況指数、NAHB住宅市場指数
17(金)日 景気動向指数、豪 2Q輸入物価指数、ユーロ圏 貿易収支、建設支出、加 CPI、景気先行指数、米 住宅着工、建設許可
2.総括「首脳外交と株価」
米国雇用統計の悪化でドル円が下落したが、円以外の通貨はドル上昇となった。雇用統計悪化後のニューヨーク株式市場の下落でリスク選好の後退となった。円が好んで買われているのではないが、株安円高VS株高円安というパターンは続く。
株価動向が円相場の行方を決定する傾向は続く。今週は首脳外交が行われる。G-8サミット前に、オバマ大統領はロシア首脳とも会談する。週後半にはローマ法王と会談する。さらにはガーナも訪問する。経済問題よりも核問題を中心とした政治問題が議論の中心となるがロシアとの関係改善が見られれば株価へ好影響となろう。北朝鮮のミサイル発射問題はこのG-8への挑戦だろう。先週世界の株価が下落する中で上昇した中国株も注目したいが、週末はウイグル自治区での大規模デモが起こっているのは注意したい。
また週末にはガイトナー財務長官が英仏サウジUAEを訪問する。中東訪問は原油価格問題より資金繰り。
静岡県知事選は民主党推薦の川勝氏の勝利となった。麻生内閣の求心力が低下したとか、いや民主党も鳩山党首の架空献金問題があるとも言われている。日本の政治混迷はよくあることなので為替相場にはあまり影響しない
その他注目点は以下の通り。
*第一四半期の決算発表は日米ともに本格化する。
*外貨投資では証券会社のボ-ナス争奪合戦となる。
*引き続きユーロ圏首脳の発言は多い。ユーロ圏でもラテン系首脳は失業率が高いだけにハト的発言を繰り返すだろう。
*豪英の金利決定がある。量的緩和も含め現状維持ならG-8、G-20まで参加した協調的出口模索期間ということだろう。
*米国貿易収支の発表があるが今まで通り昨年の600億ドルの赤字から半減のペースが維持できるかどうか。ドルがインデックスベースで昨年から10%以上上昇してきたのは貿易赤字の減少によるドル売りの減少に他ならないので貿易収支は注目したい。日本の国際収支は既に貿易統計が出ているので、所得収支と資本収支を注目したい。日本版HIAが出ているかどうかもチェックしたい。
3.需給「米貿易収支改善中」
今週は米国5月貿易収支の発表がある。予想は300億ドルの赤字。昨年5月は605億ドルの赤字であった。昨年は10月まで毎月約600億ドルの赤字が続いていたが11月、12月で400億ドルの赤字と減少し、今年に入ってからは200億ドル台、300億ドル台の赤字で去年と比べると赤字は半減している。毎月300億ドル相当=約3兆円のドル売りが市場から消えていることは影響が大きい。それが米ドルが全体的に強いことの需給から見た要因である。
4.テクニカル「ドル円テクニカル」
かろうじて6月26日と29日の安値を結んだ上昇ラインにまだ乗っている。金曜の安値もそのライン上の95.70となった。この上昇ラインを下に切ると、次は5月22日と6月26日を結んだ上昇ラインとぶつかる95.40-50がサポート、その次のサポートは先々週の土曜に買いが厚かった95.0となる。
5日移動平均線はまだ上昇中だが平均値が96.20なのでこれ以下で終わると下げに転じる。上はまず96.20がポイントである。
ボリンジャーバンドでは中位から下のところにありまだ逆張り水準ではない。ボリンジャーバンドでは94.50-98.50のレンジ。細かいところでは先週木、金95.90以下の短い下ヒゲが効くかどうか。
5.円無常「何かあればすぐ会議、世界はフラット化」
今週はG-8サミットがある。オバマ大統領はロシアで首脳会談も行う。私が為替を始めた頃はG-5だけであったが、今やG-8、G-20にまで広がっている。APEC財務相会議もある。二国間でも日韓、日中財務相会談も開催されている。イランや北朝鮮などなかなか国際社会になじまない国もあるが、多くの国は何か問題課題があれば会談会議を頻繁に行うようになってきている。
これは世界がいい方向へ向かっているということだろう。必要あればすぐ会議が出来る。世界の経済水準の平準化(フラット化)も会議が開催しやすい要因の一つだろう。さて世界フラット化の中で通貨が違うことは弊害となるだろう。共通通貨が誕生することを望みたい。
6.ID為替「夏のボーナスへ楽しい愛称で引き付ける」
以下の7月の外貨投信スケジュールを見ると下旬に設定が集中している。投信の愛称を見ると「ニューヨークの女神」「自動車革命」「加油=頑張れ}など楽しいものもある。個人に人気があるので証券会社もここぞとばかり販売していくようだ。
6(月)新光投信 グローバルCBファンド ファンド・オブ・ファンズ
10(金)日興アセットマネジメント ハイインカム・ソブリン(レアル、ランド、リラ)
新光投信 Wベア・香港株オープン
17(金)大和住銀投信投資顧問 エマージング・ボンド
24(金)UBSグローバルAMS 世界公共インフラ債券円(毎月)
野村AM 新興国消費関連株投信
30(木)住信AM ハイインカム国際機関債ファンド「ハイインカム・スープラ」
31(金)野村AM 金先物投信(ランド、レアル、豪ドル)
中央三井AM ダウ・ジョーンズインデックス「ニューヨークの女神」
トヨタAM 新世代自動車株式ファンド「自動車革命」
東京海上AM・ニッポン世界債券ファンド
フォルティスAM 中国プラスA株ファンド「加油」
DIAM 世界ハイブリッド証券
日興AM 資源ファンド(株式と通貨)
7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、英国ポンドのユーロ入り、日本の総選挙、米ロ冷戦、夢=ドルのユーロ加盟(円おいてきぼり)、外為取引税(トービン税)
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内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大 50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取)
8、横浜湘南便り「長崎浦上天主堂ー津和野マリア聖堂」
今回長崎を訪れたのは一昨年津和野の乙女峠にあったマリア聖堂を見学したからであった。津和野ではキリスト教が厳禁だった明治元年に長崎浦上から送られてきた153人の隠れキリシタンが、津和野藩の改宗のすすめに応じず、ついに拷問によって36人が殉教の道を選んだ。聖堂のステンドグラスにはその悲しい様子が描かれていた。マリア聖堂は昭和23年に津和野カトリック教会神父、岡崎祐次郎氏(神父はドイツの方で旧名をパウロ・ネーベルという)が殉教者の霊を慰めるために献身的な努力を重ねて乙女山の中腹、光淋寺跡に建立された聖堂。
日本政府のとったキリシタン迫害の措置は全世界から烈しい非難を受け、諸条約の締結も難しくなったので、政府は明治6年切支丹禁制の法を解き、各地に流されていた切支丹信徒を許して故郷に帰すことになった。![]()
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