ムーディーズとECB金融政策
- 2009年5月28日(木)07:26
- この記事についてつぶやく
- ブックマーク





5/28「ムーディーズとECB金融政策」
2009年5月28日(木)―2009年5月29日(金)![]()
総括「ムーディーズとECB金融政策」
需給「4月貿易統計について」
テクニカル「今日はNZと南アの重要日」
当局、円無常「GMありがとう」
ID為替「ドル決済」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「電車で開港祭」
ドル円93-98、ユーロ円129-134
FX湘南IG(FSIG代表 野村雅道(事務所 田園、山下、伊豆稲取)専修大学、中京大学講師 日経インデックス(2005年=100)5月27日東京引け前回 5月22日からの変化 円112.1弱し、ドル96.1弱し、ユーロ113.1強し、5月27日ドルインデックス IN NYBOT80.8強し、CRB246.46強し、CRUDEOIL63.0強し、金947.48弱し、DOW8300.02強し、日経平均ドルベース東京引け98.89強し、IMM円投機筋5月19日 円6000(前週比+3612)ユーロ12250(前週比+1835)
1、予定
(今週の予定)
25(月)日 全産業活動指数、金融経済月報、白川日銀総裁講演、財務次官会見、月例経済報告、IFO景況指数、1QタイGDP、ASEM外相会合ロンドン、NY休場
26(火)NZ 貿易収支、日 企業向けサービス価格指数、独1QGDP&個人消費確報、GFK消費者信頼感指数、仏 消費者支出、ユーロ圏経常収支、香港 貿易収支、南ア1QGDP、米 消費者信頼感指数、リッチモンド連銀製造業指数、ケースシラー住宅価格指数、WTO総会
27(水)日 日銀議事録、白川日銀総裁挨拶、貿易統計、仏 消費者信頼感指数、南アCPI、独 CPI、米 中古住宅指数、住宅価格指数
28(木)日 小売統計、対内対外証券売買、スイス 貿易収支、仏 住宅着工 独 雇用統計、ユーロ圏 消費者信頼感指数、南ア PPI、米 耐久財受注、失業保険、南ア中銀 政策金利、米 新築住宅販売
29(金)NZ 住宅建設許可、日 雇用統計、全世帯家計調査、CPI、鉱工業生産、平衡状況、住宅着工、建設工事受注、仏 PPI、ユーロ圏 マネーサプライ、香港 月次財政収支、ユーロ圏CPI、失業率、スイス KOF先行指数、南ア貿易収支、加 1Q経常収支、米 1QGDP&個人消費改定値、シカゴPMI、英 FK消費者信頼感指数、トリシェ総裁講演
(来週の予定)
1(月)豪 小売売上、香港小売売上、加 1QGDP、 独&ユーロ圏製造業PMI確報、米 個人所得消費支出、ISM製造業指数、建設支出、
2(火)豪 政策金利、住宅建設許可、経常収支、スイス1QGDP、独 小売売上、ユーロ件 失業率、マネーサプライ、米 中古住宅販売保留、自動車販売
3(水)豪 1QGDP、英 サービス業PMI、独&ユーロ圏サービス業PMI、ユーロ圏 PPI、1QGDP改定値、米ADP雇用者数、 製造業受注、ISM非製造業指数、レイオフ調査
4(木)日 法人企業調査、豪 貿易収支、英 政策金利、ECB 理事会、総裁会見、小売売上、カナダ政策金利、住宅建設許可、Ivey購買部協会指数
5(金)スイスCPI、英 PPI、加 雇用統計 米 雇用統計
2.総括「ムーディーズとECB金融政策」
昨日は二つの思惑があってドルが買われた。ムーディーズが米国の格付けをAAAに据置いたこととS&Pが英国の格付け見通しを据え置いていることが対比された(4項でも述べるようにムーディーズとS&Pでは格付け判断が異なる国も多い)。またリッカネン・フィンランド中銀総裁がECBの政策金利の下限は1%でないと発言したり、ECBはさらなる量的緩和を行う用意があるという意見も出てきたことでドル買い欧州通貨売りとなった。円は気迷いあるいは欧州通貨売りの一部対価として言われなき円買いが入っている。
6月4日の英中銀とECB政策金利決定へ向けてさらに欧州当局の舌戦が続く。既にこれ以上引き下げ余地がなく量的緩和も積極的に行っている英ポンドは対ユーロでは強い。
日本は最悪の1QGDP発表後は日銀が回復の兆しを示唆したり、政府月例経済報告の景気見通しが上方修正された。それは明日の日本の月末指標(雇用統計、全世帯家計調査、CPI、鉱工業生産、住宅着工、建設工事受注)でチェック出来る。
GMの去就は破産法適用となる見込みが強い。これはかなり市場に織り込んでいるものだろう。再建計画提出期限は6月1日だがその頃当事者の一人ガイトナー財務長官は訪中して胡主席や温首相と世界経済について話し合う予定である。ガイトナー長官にとってもGM処理は織り込み済かもしれない。
3.需給「4月貿易統計について」
予想の500-600億円の赤字に対して689億円の黒字となった。
3月は輸出が45.5%減、輸入が36.6%減、黒字が99.1%減少であったが4月は輸出が39.1%減、輸入が35.8%減、黒字が85.1%減少でそれぞれ減少幅が縮小したということだ。現在共通言葉となっている「世界経済気回復の兆し」の恩恵である。でもまだハイレベルな減少は続いている。2008年の1-4月は黒字の2.457兆円で2009年は赤字の7950億円でその差は3.252兆円であり、この3兆円が今年の円安の大きな要因である。
4.テクニカル「今日はNZと南アの重要日」
NZは今日予算案が提出される。またその予算案と財政赤字の兼ね合いを見てS&Pが格付けの見直しを行う。S&Pの格付けは現在AA+で見通しはネガティブ。ただムーディーズはAAAを付与している。
南アは本日政策金利の決定がある。現在8.5%だが0.5%から1%を越える利下げ予想がある。1QGDPが前期比年率-6.4%と悪化したこと、将来のインフレ見通しを低させていること、インフレターゲットを引き上げて利下げしやすくする意見も出ていることなどがある。
5.円無常「GMありがとう」
1980年代に銀行の若手派遣制度でニューヨーク勤務していた時に乗っていた車がGMのオールズモービルカトラスシュープリームであった。
2ドアだったがでかい。日本の4ドアの乗用車よりも大きなサイズであった。でも道路は広いし駐車場も広く大きさはあまり感じなかった。
それが米国の普通サイズだった。またカナダへ旅行した時にレンタカーで日本車を借りたが、その時始めて米車の燃費の悪さを感じた。カトラスはガソリンを撒き散らしているようであった。それに対し日本車は走っても走ってもガソンリンが減らない気がした。ただガソリン価格は日本の4分の1でガソリン税もなかった。もちろん高速は無料で遠くへドライブするのも気軽に行けた。アメリカの雄大さを感じさせてくれたのがGMだった。
ただGMは日本に合う小さな車は作らなかった。また当時は1ドル240円だったが、100円になろうが常に米車が売れないのは円安のせいだとしていた。ドイツ車は円安でも円高でも良く売れているがそのあたりの企業努力をしてくれなかったようだ。ひょっとしたらGM破綻の原因は円安のせいだとしている人がまだいるかもしれない。
6.ID為替「ドル決済」
日本の個人の外貨投資は約35兆円(外債、外貨預金、外貨投信)だ。投資している国の通貨が安くなって円高になれば円高差損だと騒ぐ。投資通貨が下落して騒ぐのは投資されている国の人々でなく日本人だけだ。彼らは円に換える必要がないからだ。日本人もそうすればいい。円に換えずに使えばいい。海外で使うほうが価格が安いので少々の円高は気にならない。
その私の希望を達成してくれる会社が出てきた。一つはソニー銀行のドル建てのクレジットカードだ。これならソニー銀行にドル預金をしていれば海外のオンラインショッピングを利用してドルで決済できる。またHSBC銀行とJTBが提携して「ドリームフィールズ」という商品を作った。JTBが提供する外貨建て商品をHSBCのドル預金で決済する。円に換えなければ為替差損はなく海外の安い価格を享受出来る。
7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、英国ポンドのユーロ入り、日本の総選挙、米ロ冷戦、夢=ドルのユーロ加盟(円おいてきぼり)
------------------------------------------------
内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大 50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取)
8、横浜湘南便り「電車で開港祭」
横浜の小学生によって描かれた港の絵の電車にのってみなとみらいへ![]()
![]()
- 2009年5月28日(木)07:26
- コメント(0)















コメントを書く