大丈夫か邦銀
- 2009年4月 9日(木)06:59
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4/9「大丈夫か邦銀」
2009年4月9日(木)―2009年4月10日(金)![]()
総括「利下げ幅が予想より縮小の原因」
需給「他国比落ち込みが激しい日本の輸出」
テクニカル「長い上ヒゲとその転換ポイント」
当局、円無常「人件費がカギ」
ID為替「邦銀の調達金利の異常な高さ」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「日本大通り」
ドル円97-102、ユーロ円130-135
FX湘南IG(FSIG代表 野村雅道(事務所 田園、山下、伊豆稲取)専修大学、中京大学講師 日経インデックス(2005年=100)4月8日東京引け前回 4月3日からの変化 円109.3弱し、ドル101.5強し、ユーロ112.3弱し、4月3日ドルインデックス IN NYBOT85.2強し、CRB223.71弱し、CRUDEOIL50.07強し、金880.66弱し、DOW7837.11弱し、日経平均ドルベース東京引け86.05弱し、IMM円投機筋3月31日 円-9463(前週比-1801)ユーロ2265(前週比+7723)
1、予定
(今週の予定)
6(月)中国市場休場(清明節)、日 景気動向指数、経団連会長会見、チャベス大統領会見、財務次官、金融庁長官会見、ユーロ圏PPI、小売売上、加 住宅建設許、Ivey購買部協会指数、ビニスマギECB理事講演、
7(火)閣議後会見、日銀会合、外貨準備高、RBA政策金利、英 鉱工業生産、製造業生産高、ユーロ圏GDP確報、米 消費者信用残高、決算 アルコア
8(水)日 国際収支、3月上中旬貿易統計、金融経済月報、景気ウオッチャー調査、企業倒産、独 国際収支、製造業受注、仏 貿易収支、加 住宅着工、米 卸売在庫、MBA住宅ローン申請指数、FOMC議事録
9(木)日 機械受注、オフィス空室状況、工作機械受注、麻生首相会見、決算 ユニクロ、豪 雇用統計、独 CPI確報、スイス失業率、ECB 月例報告、英 PPI、独 鉱工業生産、BOE政策金利、加 雇用統計、貿易収支、新築住宅価格、米 貿易収支、輸入物価指数、失業保険、ミネアポリス&カンザスシティ連銀総裁講演、ルクセンブルグ中銀総裁講演、
10(金)イースター休場(豪、NZ、香港、シンガポール、独、スイス、南ア英、米、加)日銀議事録、マネーストック、決算 ダイエー、高島屋、仏 CPI、財政収支、鉱工業生産、製造業生産指数、米 月次財政収支
(来週の予定)
13(月)日 企業物価指数、イースター
14(火)NZ 小売売上、仏 経常収支 米 PPI、小売売上、企業在庫
15(水)日 鉱工業生産確報 米CPI、NY連銀製造業景気指数、対米証券投資、鉱工業生産、設備稼働率、NAHB住宅市場指数、ベージュブック
16(木)英 貿易収支、ユーロ圏CPI、鉱工業生産、加 製造業集荷 米 住宅着工、建設許可、失業保険、フィラデルフィア連銀景況指数
17(金)NZ1QCPI、第3次産業活動指数、消費者態度指数、豪輸入物価指数、ユーロ圏 貿易収支、建設支出、ミシガン大消費者信頼感指数
2.総括「利下げ幅が予想より縮小の原因」
今週は日銀、豪中銀、英中銀の政策金利決定があり、前回は豪中銀だけが0.25%の利下げをすると予想したがその通りとなった。最近はECB、NZ中銀にしろ事前の利下げ予想より実際の利下げ幅が縮小する。前回の豪中銀は据置であった。景気はGDP、雇用がまだ悪化しており各国政府はさらなる金融緩和を示唆するが、実際の中銀の利下げ幅は縮小している。
それはやはり1月から続いている工業資源価格や穀物価格の上昇がある。時折下押しするが、プラチナ、パラジウムなどの工業資源、とうもろこし、大豆などの上昇基調は変わらない。昨日は金は下落したがプラチナなどは上昇した。金のように投資、宝飾的なものより純工業的な資源価格が上昇すればどこかで生産が回復していることが推測される。
それはやはり内需拡大策を矢継ぎ早に打ち出す中国の需要だ(家電下郷、汽車下郷政策=政府が農民に補助をして家電製品や自動車を購入させる政策)。NZの食品価格が上昇しているのも中国の需要であったし、豪中銀の声明には中国の景気について文章が割かれるようになっている。
もともとあの狂乱ともいえる原油価格の上昇は中国の需要にあった。激しい調整で急落してきた資源価格であるが、再び中国の内需拡大策で静かに上昇している。このあたりが各国中銀の利下げ幅が縮小している原因であろう。中銀マンはデフレも怖いがインフレも怖いのである。
3.需給「他国比落ち込みが激しい日本の輸出」
昨日は2月国際収支の貿易収支(決済ベース)や3月の上中旬の通関ベース貿易統計が発表された。依然、輸出入とも大きく落ち込んでいる。毎月、輸出も輸入も前年比40%前後減少している。特に2月では自動車輸出が前年比70%減少し自動車業界の厳しさを物語る。日産自動車をメインとする神奈川県の自動車産業の法人企業統計の景況感指数がマイナス100となっている。マイナスは100以上はないので最悪の数字だ。
世界中で貿易が縮小しているが日本の輸出の落ち込みは激しい。中国の2月の輸出は前年比25.7%の減少で、3月はそれより下げ幅が縮小する見込みだそうだ。中国は為替相場を操縦できるが日本はこれにさらに円高が加わってダブルパンチとなってしまう。中国はさらに輸出税の戻し率を引き上げたりして配慮しているのでより日本とは差がついている。
4.テクニカル「長い上ヒゲとその転換ポイント」
3月から長らく上昇してきたドル円、クロス円であったが、ローソク足の一本の長い上ヒゲで抑え込んでしまった。ユーロ円、ポンド円、カナダ円、スイス円などクロス円が典型的な上位での寄り引き同時的、上ヒゲを残した。いろいろ難しいチャートや占いのようなチャートもあるがこの単純なヒゲは大局でも小局でもいつも相場の反転を教えてくれる。この長い上ヒゲを軸にここ3日は急な下げトレンドラインが形成されている。下げが反転するとすれば、この下げトレンドラインを上に抜ける時か、逆の上ヒゲでなく下ヒゲが出る時だろう。
同じように上ヒゲで下げてきたユーロドルが今日、下ヒゲを残しかつ下げトレンドラインを上抜いてオープンしそうだ。ユーロドルが上昇すれば、ユーロ円が続き、クロス円も続き、自然とドル円も上昇するだろう。
5.当局、円無常「人件費がカギ」
米国自動車はその再建においてフォードとGM・クライスラーの差がついている。その差は労使交渉にある。フォードはいち早く労使交渉が進展、改善してきたようだが、GMなどは難航している。そうなれば人件費が削減できなくなってしまう。GMは2,3年休職していても働いている時の給与が保証されていたという。やはり企業を破綻させるのは過剰投資で不要な社員を増やして人件費倒れになる時と聞くことが多い。こじんまりとやっていくのも長生きの秘訣だ。
6.ID為替「邦銀の調達金利の異常な高さ」
杞憂であればいいが、何かひっかかる。以前も書いたかもしれないがみずほ銀行のドル劣後債の金利が14%であった。そのみずほ銀行が昨日ムーディーズによって格下げとなった。さらには新生銀行の円の劣後債が10%で取引されているという。日銀はほぼゼロ金利政策をとっているが、銀行はサラ金のような高金利でないと資金が調達できないのだろうか。08年度の倒産負債総額は前年度の2.5倍となった。
資金が回収できなくなると自己資本比率は一気に下落してしまう。ただBIS規制を撤廃する動きもあるようだ。
7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、英国ポンドのユーロ入り、日本の総選挙、米ロ冷戦、夢=ドルのユーロ加盟(円おいてきぼり)
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内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大 50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取)
8、横浜湘南便り「日本大通り界隈」
横浜はこういう街並みを残してくれるのが嬉しい。
①ザイム②三井物産③アルテリーベ![]()
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- 2009年4月 9日(木)06:59
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