FXブログ 野村雅道のID為替 (レポート)

ブリッジローン&オバマ250万雇用創出プラン

    12/8 「ブリッジローン&オバマ250万雇用創出プラン」
2008年12月8日(月)―2008年12月10日(水)
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総括「ブリッジローン&オバマ250万雇用創出プラン」
需給「カーターボンド」
テクニカル「雲に近づく通貨も出てきた」
当局、円無常「チラシ商法」
ID為替「順張りより逆張りの値幅が大きい」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「かに道楽、たこ道楽、ふぐ道楽」

 ドル円91-96 ユーロ円117-122
     
 FX湘南IG(FSIG代表 野村雅道(事務所 田園、山下、伊豆稲取)専修大学、中京大学講師 日経インデックス(2005年=100)12月5 日東京引け前回 12月3日からの変化 円121.3強し、ドル102.8強し、ユーロ107.8強し、12月3日ドルインデックス IN NYBOT86.899強し、CRB208.60弱し、CRUDEOIL41.74弱し、金754.65弱し、DOW8635.42強し、日経平均ドルベース12月3日東京引け87.78弱し、IMM円投機筋12月8日 円+42903(前週比+5737)ユーロ-20197(前週比+1281) 
 
1、予定 

(今週の予定)

8(月)日 国際収支、マネーストック、景気ウォッチャー調査
9(火)日 3QGDP二次速報、景気動向調査、独 国際収支、独&ユーロ圏 ZEW景況感調査、南ア3Q 経常収支、米 中古住宅販売保留
10(水)日 機械受注、企業物価指数 南ア小売売上、
11(木)豪 雇用統計、スイス中銀政策金利、ECB月例報告、米 貿易収支、失業保険 、南ア中銀政策金利 
12(金)NZ 小売売上、日 消費者態度指数、ユーロ圏鉱工業生産、米 PPI、小売売上、ミシガン大消費者信頼感指数、企業在庫

(来週の予定)

15(月)NZ3Q製造業売上、日銀短観、NY連銀製造業景気指数、対米証券投資、鉱工業生産、設備稼働率、NAHB住宅市場指数、
16(火)RBA議事録、日 第3次産業活動指数、米CPI、住宅着工、建設許可、FOMC
17(水)南アCPI、ユーロ圏CPI、
18(木)独 GFK消費者信頼感指数、IFO景況指数、南アPPI、ユーロ圏貿易収支、建設支出、米 失業保険、フィラデルフィア連銀景況指数、 景気先行指数
19(金)日 全産業活動指数、日銀政策金利、独 PPI、南ア経常収支

2、総括「ビッグ3へのブリッジローンと日本の3QGDP二次速報&短観前哨戦」

 朝のNZ市場ではほぼ動意なし。気持ちユーロドル安、ドル円安。豪ドルドル、NZドルドルはほぼ変わらず。

 週末のビッグスリーへのつなぎ融資(ブリッジローン)が議会でも承認され好感されるかどうか。共和党には反対者がいる。またオバマ新大統領はITや高速道路網の整備で250万人の雇用創出をすることをラジオで国民に呼びかけた。金曜日の薄商いでのショートカバーがそれで継続するかどうかが月曜日の焦点だ。

 最近はNY株が上昇しても日本株が写真相場とならず弱いことも多い。いやもちろん日本は3万8000円から1万円へ米国は2000ドルから1万ドルへ上昇した相場なので連動性などはないのが当然かもしれない。

 日本は先週の法人企業景気予測で設備投資の数字が予想の-10.%より悪化した13.5%であったので明日の3QGDP二次速報も-0.1%から-0.2%で下方修正される予想が出てきている。-0.2%となれば年率では米国3Qより悪化することとなる。さらに短観、日銀政策決定会合と続く。もう一つ加えれば内閣支持率が低下することも材料だろう。日本人は我慢強いのであまり大げさに悲観的に報道されないが米国より深刻かもしれない。海外は大げさなすぎるころもある。米国の財政赤字などは日本と同じガソリン税や高速料金をとれば一気に解決する。逆にそれだけ多く税金をとっている日本が大赤字なのは一体どこに使っているのだろう。 
 
3.需給「カーターボンド」

一部(野村雅道と楽しい投資仲間達)で触れていることだが金曜日の国会TV中継で公明党の谷口議員が麻生首相がドルを支えるというなら円建て米国債の発行はどうかと質問した。

いわゆる1978年のカーター大統領のドル防衛策の一部を連想しているのだろう。米国がマルク、スイスなどの外貨建て政府証券を発行してこれを資金源として大規模介入を行うものであった。ただ今はスワップ協定も充実、金額も巨額だし、債券発行者でない日本がわざわざいうものでもない。当時はドル全面安であったが今はドルは全面高で円だけが強い。為替にとっては米国の問題ではなく日本の問題なので状況は違う。日本がやるなら介入は無限に出来る。

 カーターボンドとは簡単に言えばサムライ債にようなもので円で調達して発行国の通貨やドルなどに換える時に円売り外貨買いが出る。

ついでだが1978年は1ドル200円から170円へドルが大暴落したときであった。その時の声明は「ドル下落はアメリカ経済の基本的要因によるものではないが、インフレは最大の問題なので①公定歩合の1%引き上げ、②IMFリザーブトランシェの引き出し、SDRの売却、主要国とのスワップ網の拡大300億ドル、外貨建て政府証券=カーターボンドの発行などを行う」であった。

 カーター大統領時の副大統領はモンデール。「肩を揉んでる」で覚え易いコンビであった。

4.テクニカル「雲に近づく通貨も出てきた」

引き続きユーロドルが下げ渋りというか安定というか1ヵ月半1.25-1.30で安定している。11月25日に一旦1.30のせ鍋底から飛び出したと思ったが再び鍋へ。大鍋になってきた。横ばいが長くなると落ちてくる一目均衡表の雲に自然に近づく。雲は近い。先に雲に突入していたドルランドであるが8営業日間雲につかっていたが若干出そうな感じにもなってきた。資源価格の急落、株下落でドルランドがやや強くなっているが景況感指数が改善して少しは抑えている。

豪ドルドルも0.60-0.63での介入が効いて雲に近づいてきた。ドルスイス、ドルカナダ、NZドルドル、ポンドドルはまだやや放れている。

  
5.当局、円無常「チラシ商法」

スーパーで他店のより安いチラシを持って行けば、その値段で買えるサービスを西友が取り入れたそうだ。しつこいがまたキウィーの話になる。NZ特産のキウィー「ゼスプリ」は日本で100円だがNZでは10円前後であった。NZのチラシでもいいのだろうか。それよりも何故1個10円のものが1個100円に化けるのだろうか。関税や流通の仕組みが知りたいものだ。先進国同士でこれだけ値段が違うのも困る。それは日本の主食のコメについても言えることだ。主食で特産の主食くらい世界で一番安い値段で食べたいものだ。

6.ID為替「順張りより逆張りの値幅が大きい」

 先週はNZ中銀、豪中銀、英中銀、ECBが利下げを行ったが、利下げ発表後は通貨が短期的に上昇した。「噂で売って事実で買え」の典型であった。また大幅下落した米国非農業部門雇用者数であったが、これもすぐさまドル円は反発し、その後下押ししたがやはりドル円は上昇した。為替はこのように材料が出た後は反発することが多い。昔は米国貿易統計ぐらいは素直に大きく反応していたが最近は貿易収支には市場は耳を貸さないのでそれもない。逆張りでのリバウンドも1円前後と大きいものもある。順張りより逆張りの値幅が大きいことも多い。

やはり変動狙いは売買両方を頻繁と言わずとも数度繰り返すのが一番効率的だ。デイトレなどでは目の前で動きなのでよりつかみやすいだろう。

7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」

北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、英国ポンドのユーロ入り、日本の総選挙、米ロ冷戦、夢=ドルのユーロ加盟(円おいてきぼり)
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 内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大   50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8、横浜湘南便り「かに道楽、たこ道楽、ふぐ道楽」

 外為どっとコム社の為替セミナーで大阪へ。新幹線を降りると生駒山が見える。「東に生駒の峰を仰げば、西にそびゆる天守閣」というのが中学の校歌であった。生駒山と大阪城の間に母校はあった。夜はミナミへ。(写真=かに道楽、たこ道楽、ふぐ道楽)P1000030dou.JPGP1000007dou.JPG

 


 

2008年12月 8日(月)05:56 コメント(0)
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