野村雅道のID為替 (レポート) 外為どっとコムFXブログ

自動車再建策、米雇用、利下げ週間

    12/1 「自動車再建策、米雇用、利下げ週間」
2008年12月1日(月)―2008年12月3日(水)P1000028taka.JPG

総括①「自動車再建策と雇用統計」
総括②「利下げ週間」
テクニカル「クロス円週足陽線」
当局、円無常「中川財務大臣」
ID為替「不況株安円高」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「続高島町界隈=マリノス」

 ドル円93-98 ユーロ円119-124
     
 FX湘南IG(FSIG代表 野村雅道(事務所 田園、山下、伊豆稲取)専修大学、中京大学講師 日経インデックス(2005年=100)11月28日東京引け前回 11月26日からの変化 円116.5弱し、ドル101.1強し、ユーロ107.1弱し、11月26日ドルインデックス IN NYBOT86.524強し、CRB244.94弱し、CRUDEOIL54.43弱し、金817.83強し、DOW8829.04強し、日経平均ドルベース11月28日東京引け89.32強し、IMM円投機筋11月18日 円+24134(前週比-377)ユーロ-17358(前週比+3263) 
 
1、予定 

(今週の予定)日銀臨時政策決定会合(?)BY NHK

1(月)麻生首相御手洗経団連会長意見交換、白川日銀総裁講演、ポールソン財務長官講演、バーナンキ議長講演、ユーロ圏財務相会議、 米 ISM製造業指数、建設支出
2(火)RBA政策金利、豪3Q経常収支、小売売上、ユーロ圏PPI、米 自動車販売、ビッグ3再建計画提出
3(水)豪 3QGDP、ユーロ圏 小売売上、米 地区連銀景況報告、ADP雇用者数、ISM非製造業指数、レイオフ調査
4(木)RBNZ政策金利、米中経済対話、豪 貿易収支、住宅建設許可、日 法人企業統計、BOE、ECB政策金利、米 製造業受注、失業保険
5(金)独 小売売上、米 雇用統計、

(来週の予定)

8(月)日 国際収支、マネーストック、景気ウォッチャー調査
9(火)日 3QGDP二次速報、景気動向調査、独 国際収支、独&ユーロ圏 ZEW景況感調査、南ア3Q 経常収支、米 中古住宅販売保留
10(水)日 機械受注、企業物価指数 南ア小売売上、
11(木)豪 雇用統計、スイス中銀政策金利、ECB月例報告、米 貿易収支、失業保険 、南ア中銀政策金利 
12(金)NZ 小売売上、日 消費者態度指数、ユーロ圏鉱工業生産、米 PPI、小売売上、ミシガン大消費者信頼感指数、企業在庫

2、総括①「自動車再建策と雇用統計」 

 速報=朝のNHKに拠れば日銀は今週臨時政策決定会合を開催し、企業の資金繰りを支援する(やっと動いた)。ヒラリークリントン氏が米国務長官に、日本の内閣支持率低下など。

 先週はS&Pが週間単位で1980年以来の上昇を示した。またNYダウは2007年11月以来の5営業日続伸を見せた。注目のGM、フォード、シティー株も上昇した。今週は2日(火)に経営危機に直面するビッグスリーが米議会に再建策を提出する。上下院の公聴会を経て来週に結論が出る見通しだ。オバマ新大統領は自動車業界を破綻させないとしながらも白地小切手は出せないともしており再建策は厳しくチェックされる。さらに週末には11月雇用統計が控えており失業率は10月の6.5から6.8%へ、非農業部門雇用者数は-24.0万人から-32.5万人へ悪化する予想。もちろん最悪の想定は自動車再建策否決、また雇用統計が予想よりも悪化することだが、それでも先週の株価が上昇したり世界の他国も同様に悪い状況ということも考慮すれば案外株価の小動き、あるいはリバウンドもあるかもしれない。最近はNY株に連動するドル円なのでそのあたりはリアルタイムでウオッチしていきたい。
 
 また12月4日からは米中経済対話がある。これまでは中国の貿易黒字削減の為の人民元切り上げを米国が要求するものであったが、それどころではなく潤沢な2兆ドルの中国の外貨準備を米国へスムーズに還流することをお願いするしかないだろう。
 
3.総括②「利下げ週間」

 今週はまた政策金利決定週間というより利下げ週間と言ってもいいのだろう。これだけ大胆に各国当局が利下げに踏み切れるのはインフレの低下によるものだ。今年6月のサミットはインフレ懸念一色であったが変わるに変わったものだ。

 豪中銀は5.25%から0.5%超、NZ中銀は6.5%から1%超、英国は3%から0.5%超、ユーロ圏は3.25%から0.5%の利下げの予想となっている。豪中銀は豪ドル買い介入を10月下旬から過去5回実施しているところであるので舵取りが難しい。日本を除けば世界的な利下げ基調は続くがどこも利下げをするとなると為替のインパクトはそれほど大きくないだろう。意外な大幅あるいは0.25%の小幅となった時や会合後の中央銀行など当局者のコメントにさらなる景気悲観度が高まるかどうかも注目したい。

4.テクニカル「クロス円週足陽線」

 先週はクロス円が意外としぶとく殆どのクロス円が短いながらも陽線となった。週末1.29から1.26へ大きく売られたユーロドルであったが、ユーロ円は辛うじて陽線となった。クロス円も需給が変わってきているのだろうか。

ドル円は再び三角持合の先端の95.0に近づいてきている。上昇ラインが10月24日と11月20日の安値を結んだライン、下降ラインは10月3日と11月4日の高値を結んだラインである。
  
5.当局、円無常「中川財務大臣」

 日銀11月金融経済月報では、ついに「次第に緩やかな成長経路に復していく」が削除され「停滞色の強い状態が続く」に変更された。11月の政府月例経済報告では「下押し圧力が急速に高まっている」と2ヶ月連続基調判断を下方修正している。
 中川昭一財務金融担当相は「日銀も政府も認識を共有するなら対策をとってもらいたい」と述べた。今回の日銀委員は学究肌が多いが部屋を出て外で行動して欲しいということだろう。

6.ID為替「不況株安円高」

欧米オセアニアともに大胆な利下げと現在を含めた財政出動を行っている。日本は利下げ余地はないし、大胆な量的緩和も行っていない。財政出動も先送りされた形だ。その結果として日経平均はNYダウと絶対値では及ばないようになってきた。先週金曜日引けは日経平均8512円に対し、NYダウは8829ドルである。1990年頃は3万円と2500ドルと大きな差があった。最近でも小泉内閣で1万8千円と1万4千ドルで日本が勝っていたが、ついに後塵を拝するようになった。日本は好況株高円安、不況株安円高という組み合わせである。不況、株安、円高のどれか一つでも巻き戻せば上手く回り始めると思う。(NYダウと日経平均の連動、非連動につては「野村雅道の楽しい投資仲間達」http://fxshonan1.cocolog-nifty.com/kawasedangi/2008/11/d-e365.html のかかしさんの日本株解説を参照して頂きたい)

7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」

北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、英国ポンドのユーロ入り、日本の総選挙、米ロ冷戦、夢=ドルのユーロ加盟(円おいてきぼり)
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 内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大   50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8、横浜湘南便り「続高島町界隈=マリノス」

 建設中の新高島駅の日産本社ビルのそばにはマリノスタウンがある。①日産時代1988年の日本サッカーリーグ優勝パネル。木村、井原、柱谷選手などの懐かしい顔があった。②何かセレクションが行われていたマリノスタウン③もうすぐトヨタカップがある。世界のクラブチームがここで練習するのだろう)P1000047taka.JPG

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