野村雅道のID為替 (レポート) 外為どっとコムFXブログ

株安円高、南ア政局不安

    10/16「株安円高、南ア政局不安」
2008年10月16日(木)―2008年10月17日(金)
P1000011zou.JPG

総括 「株安円高、南ア政局不安」
需給「貿易統計は10月23日発表」
テクニカル「10月6日よりのヒゲ合戦」
当局、円無常「荒れ相場のサーバーダウン」
ID為替「荒れ相場のワイドスプレッド」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「象の鼻」

 ドル円98-103、ユーロ円132-137
     
 FX湘南IG(FSIG代表 野村雅道(事務所 田園、山下、伊豆稲取)専修大学、中京大学講師 日経インデックス(2005年=100)10月15日東京引け 前回 10月10日からの変化 円104.8弱し、ドル96.7弱し、ユーロ106.9弱し、10月15日ドルインデックス IN NYBOT82.01弱し、CRB283.04弱し、CRUDEOIL73.95弱し、金847.86弱し、DOW8577強し、日経平均ドルベース10月15日東京引け93.69強し、IMM円投機筋 10月7日 円+39813(前週比-3209)ユーロ-18662(前週比+10270) 
 
1、予定 

(今週の予定)

13(月)IMF世銀総会、NZ 小売売上、日本 体育の日、米国コロンブスデイ、
14(火)日 企業物価、消費者態度指数、独&ユーロ圏 ZEW景況感調査、ユーロ圏 鉱工業生産
15(水)日 国際収支、ユーロ圏CPI、米 PPI、小売売上、NY連銀製造業景気指数、ベージュブック
16(木)米 CPI、失業保険、対米証券投資、鉱工業生産、設備稼働率、フィラデルフィア連銀景況指数、NAHB住宅指数
17(金)日 第3次産業活動指数、ユーロ圏貿易収支、米 住宅着工、建設許可、ミシガン大消費者信頼感指数

(来週の予定)

20(月)豪3QPPI、独PPI、米 景気先行指数、
21(火)NZ3Q CPI、RBA議事録、ユーロ圏建設支出、
22(水)豪3QCPI、日 全産業活動指数、
23(木)NZ中銀政策金利、日 貿易統計、独 IFO、ユーロ圏 経常収支、米 失業保険、米 住宅価格指数、
24(金)米 中古住宅

2、総括 「株安円高、南ア政局不安」

 米国指標がそれぞれ予想より悪化したこと(小売-1.2%、予想-0.7%、NY連銀製造業指数-24.6、予想-10.0)、米地区連銀(ベージュブック)が全地区で弱まったこと、さらにバーナンキ議長の「金融市場安定化法策では景気回復は期待できない」発言でNY株が急落、87年以来の下げ幅となった。ドルは対円で大きく下落、対スイスで小幅下落、他の通貨では上昇、特に高金利通貨では大きく上昇した。いつものようにドルインデックス(NY商品取引所)は上昇し再び82台へのせた。

南アランド下落はそれに政局不安が出てきたことが大きい。最大与党のANC(アフリカ民族会議)で分裂の報道があったからだ。モトランテ暫定政権が成立して落ち着いていた政局であったが、元議長のレコタ氏に続き、元閣僚のシロア氏が離党したからだ(詳細は喜望峰リポートに書きたいで)。

 昨日の日経平均は99円と小幅高であったが、上昇したのは内需株で、トヨタ、ソニーは下落し円高、世界的景気減速で外需株は弱かった。日本は昨日発表された9月首都圏マンション販売も前年同月比-53.3%、在庫は10ヶ月連続1万戸を超え、いいニュースはないが円によくあるパターンの景気減速下の円高となっている。 

3.需給「貿易統計は10月23日発表」

  今年はユーロ圏の月ごとの貿易収支は赤字が続いており、年間でも赤字となろう。これも一つの需給的なユーロ売り要因だ。日本の貿易統計では8月が26年ぶりの赤字(3276億円の赤字)となった。9月の貿易統計は10月23日(木)に発表される。2007年9月は1.6兆円と大幅黒字であった。既に9月上中旬の数字は発表されており、138億円の赤字で前年同期で7206億円の黒字であったので大幅黒字減少というより赤字化している。通常月末は輸出が増えるので黒字にはなるだろうが、昨年9月の1.6兆円からは大幅減少するだろう。

 一方中国の9月貿易黒字は293億ドルとなり、前月の287億ドルから増加し過去最高を更新した。中国製品の質は問題視されるがやはり世界中から安い製品を求める流れは変わらない。これに品質が改善されればさらに中国の黒字は増えよう。一部は日本の肩代わりである。

4、テクニカル「10月6日よりのヒゲ合戦」

 10月6日からは日々のローソク足にそれぞれ上か下か長いヒゲがついている。上ヒゲがつけば翌日下押し、下ヒゲがつけば翌日上昇している。ただその寿命も短いがデイトレでは活かせる。一昨日は上ヒゲがカブセ線の型となっていた為に下落幅が大きくなったのだろう。

5.当局、円無常「荒れ相場のサーバーダウン」

 荒れ相場で一儲けしようとしたがサーバーがダウンしたという話を聞いた。荒れ相場に限らずサーバーがダウンして取引が出来なくなることはあることは想定しておきたい。その解決策としてはやはり数社の口座を持つしかないだろう。ポジションを解消しようとした時にダウンしたら別の業者で同方向の取引を行うしかない。サーバーが復活すれば、どちらのポジションもクローズする。無駄な売買スプレッドを支払うこととなるが、数ポイントのコストはダウンした業者に文句をいう時間のロス、冷静さを失うこと、ポジションを放置するコストと比べれば小さいものだ。

6.ID為替「荒れ相場のワイドスプレッド」

 荒れ相場では相場のスプレッドがワイドになる。それは売買の注文が薄くなるので2WAYプライスを出す支えがなくなってしまうからだ。注文がまったくなくなってしまうこともある。まったく何もないところで相場を両サイド出すのは難しいので、リスク回避でスプレッドがワイドになってしまう。もし逆の立場で自分が何も相場がないところで2WAYを出す立場になると想定すればある程度は理解できるだろう。

 ただカバーの最前線である銀行間市場ではマーケットメイカーがいて何も支えのないところで腕と度胸とプライドだけでプライスを出すことがある。支えはそれまでのマーケットメイカーというアドバンテージを活かして得た収益がある。通常の市場、平時で儲けさせてもらった分をパニック時に拠出する気持ち。ただ必ず損をするわけでもない。度胸を出して「エイ、ヤー」と出して叩かれても儲かることも多い。

7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」

北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、英国ポンドのユーロ入り、日本の総選挙、米ロ冷戦、夢=ドルのユーロ加盟(円おいてきぼり)
------------------------------------------------

 内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大   50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8、横浜湘南便り「象の鼻」

 象の鼻地区の整備が進んでいる。規模的には山下公園と同じくらい。憩いの場となろう。山下公園、大桟橋同様芝生の上でのんびり出来そう。(写真=完成間近か、象の鼻地区の整備)

象の鼻とは=赤レンガパークと山下公園を結ぶ山下臨港線プロムナード」から海を眺めると大さん橋ターミナルのつけねから左手方向へ延びている防波堤がある。この防波堤を上から見ると象の鼻に似ていることから、通称『象の鼻』と呼ぶ。横浜の港はここ象の鼻地区から始まった。P1000013zou.JPG
P1000014zou.JPG
 


 

コメント一覧

コメント1件

今日は。
南アやオセアニアの情報を発信していただくのですね。
「喜望峰レポート」はいつ、どのようにすれば見ることができますか?

投稿者:井早悦子|2008年10月16日  13:18

コメントを書く

名前(必須)

Eメール(必須)

URL(任意)

コメント(スタイル用のHTMLタグを使うことができます)

スプレッド縮小!

口座開設キャンペーン

スマトレキャンペーン

ヘビトレキャンペーン

のりかえ&おかえりキャンペーン

お友達紹介キャンペーン

経済指標フラッシュ!

外為どっとコム twitter


みんなで解決!ほっとFX。わからない事は、質問して解決しよう!

利用規約

FXブログ担当者へ通報する
不適切なコメントなどに対するご通報をこちらより行うことができます。※但し個別回答はいたしません。