野村雅道のID為替 (レポート) 外為どっとコムFXブログ

今朝のシドニー市場とG-7予想

     10/6「今朝のシドニー市場とG-7予想」
2008年10月6日(月)―2008年10月8日(水)
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総括 「今朝のシドニー市場とG-7予想」
需給「不景気の円高、好景気の円安」
テクニカル「日銀、RBA、BOE、南ア中銀が政策金利決定」
当局、円無常「なにもせず=日銀政策決定会合」
ID為替「3つのスワップ」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「たまには歴史」

 ドル円103.50-106.50、ユーロ円143.50-146.50
     
 FX湘南IG(FSIG代表 野村雅道(事務所 田園、山下、伊豆稲取)専修大学、中京大学講師 日経インデックス(2005年=100)10月3日東京引け 前回 10月1日からの変化 円100.3強し、ドル93.6強し、ユーロ107.4弱し、10月1日ルインデックス IN NYBOT80.60強し、CRB326.51弱し、CRUDEOIL93.88弱し、金834.20弱し、DOW10325弱し、日経平均ドルベース10月3日東京引け103.83弱し、IMM円投機筋 9月30日 円+43022(前週比+11083)ユーロ-28932(前週比+2125) 
 
1、予定 

(今週の予定)

6(月)日米財界人会議、ユーロ圏財務相会議
7(火)日銀政策決定会合、景気動向調査、企業倒産、豪 政策金利、独 製造業受注、FOMC議事録、バーナンキ議長講演
8(水)日銀月報、景気ウォッチャー調査、独 鉱工業生産、米 中古住宅販売保留
9(木)日 機械受注、豪 雇用統計、独 国際収支、ECB 月例報告、BOE政策金利、米 失業保険申請、南ア政策金利
10(金)日 マネーストックM2+CD、米 貿易収支 G-7 11(土)IMF世銀総会

(来週の予定)

13(月)東京体育の日、NYコロンブスデイで休場、NZ 小売売上、
14(火)日 企業物価、消費者態度指数、独&ユーロ圏 ZEW景況感調査、ユーロ圏 鉱工業生産
15(水)日 国際収支、ユーロ圏CPI、米 PPI、小売売上、NY連銀製造業景気指数、ベージュブック
16(木)米 CPI、失業保険、対米証券投資、鉱工業生産、設備稼働率、フィラデルフィア連銀景況指数、NAHB住宅指数
17(金)日 第3次産業活動指数、ユーロ圏貿易収支、米 住宅着工、建設許可、ミシガン大消費者信頼感指数

2、総括 「今朝のシドニー市場とG-7予想」

 週末に資金繰りが悪化していたドイツのヒポリアルエステートへの救済策が白紙に戻されたニュースが出たので6日(月)のウェリントン市場はユーロ売り中心で始まった。現時点でユーロドルは先週引値1.3786より1.3609まで下落して1.3660。ポンドは1.7755から1.7594、現在1.7665、ドルスイスは1.1275から1.1395、現在1.1360、豪ドルは0.7734から0.7670、現在0.7710、NZドルは0.6612から0.6566、現在0.6590でドルが上昇、ドル円だけは105.20から104.55現在104.95でドルやや下落となっている。欧州通貨中心のドル高と対価としての円買いが出ている。

 今週末金曜日(10日)にはワシントンG-7がある。6月サミット財務相会議ではサブプライム問題についての議論は少しだけで原油高を含めたインフレ懸念、ドル安懸念が議論された。その二つの課題はサブプライム問題が再燃することで皮肉にもこなすことが出来た。サブプライム問題が欧州へも飛び火することによってユーロ高の調整が起こった。また原油高抑制で他の資源価格も下落し、豪ドルなどの高金利通貨も下落した。ただセンチメントがドル安になる中でドルは逆に全体的には強調推移してニューヨーク商品取引所のドルインデックスは昨秋以来の80台のせ、3月の70台からは10ポイント上昇している。

こうなると為替相場は議論されにくくなる。ユーロ当局はもともと1.3台にのせた2006年末から2007年頃からユーロ高を懸念してたので不満はないからだ。また各通貨のドルに対しての下落は自国景気浮揚に役立つ。円高が議論される可能性は低くなる。そうすれば景気対策でも遅れ政局も解散と引き伸ばしで揉めている日本の回復はより遅れる。かなり深刻になってから円高対策がいつものように遅れてとられるだろう。それが8月から何回か述べている(8月4日付け本リポート参照)、半年辛抱したい、あるいはこの半年でクロス円などの底値を拾っていきたいという趣旨である。 

 G-7では米国の金融安定化法案の可決を評価し、今後ともスワップ協定に基づいてのドルの資金繰りに協力しあうという為替相場ではなく金利市場での安定を謳う声明となろう。為替の文言はいつもどおりの「為替レートは経済のファンダメンタルズを反映すべき」となる。4月G-7のような(3月のドル円95円、ユーロドル1.59をつけた時)「時として急激な変動あり懸念、注視して適切に協力」までにはならないだろう。

3.需給「不景気の円高、好景気の円安」

 ドル円相場は日本の好景気で円安、不景気で円高となりやすい。1989年のバブルへ向かう頃は120円から160円へ、バブル崩壊時は160円から100円、79円へ、小泉改革では100円から120円へ、最近では安倍、福田内閣での景気落ち込みで円高へ。為替相場か景気のどちらが先に動き出すのだろうか、やはり景気が先に動き出し、可処分所得、企業の余剰資金が増えた時が外貨投資も増え円安、逆は円高。このあたりは他の国が好景気通貨高、不景気通貨安となって自律回復しやすくなるのとは異なる。日本はいい時はさらに良くなり、悪いときはさらに悪くなる傾向があるようだ。

4、テクニカル「日銀、RBA、BOE、南ア中銀が政策金利決定」

 前回ではECBは据置きと予想、また会議後の利下げ示唆があればややサプライズとしていたが、そうなってしまいユーロドルは1.4から1.37台へ下落した。これはこれでいいのだろう。景気が悪ければ利下げをするのが当然で日本はそれが出来ないので低迷が長引く。日銀は短観、雇用、鉱工業生産、消費が悪くとも据え置きか、感じない人々だ。RBAはIMFが景気楽観の見通しを出したり、RBA自身が足元のインフレ懸念を取り上げていて据置き予想があったが、商品価格や株価の低迷が長引いていることもあり、0.25%から0.5%の利下げ予想も出ている。BOEは1月まで景気減速が続く見通しで0.25%利下げの予想、南ア中銀はいまだCPIが13%超で利下げへは動きにくい。

5.当局、円無常「日銀政策決定会合」

2007年2月21日に無担保コールレートの水準が(賛成8、反対1=岩田副総裁)0.5%に引き上げられた。それ以降日銀は足元は景気減速があっても先行き明るいという見通し(フォワードルッキング)を続けてきたが、今年第二四半期はマイナス成長となった。第三四半期も8月が前月比マイナス0.3%成長になったという調査機関もありいい数字は出そうもない。株価は利上げをした2007年2月の18300円がピークで現在は1万1千円割れ、40%安、そろそろ利上げ後の1万8千円の半分も視野に入ってくる。 米国株は昨年10月の1万4千ドルがピークで現在27%安の10325ドル。日本株の下落のほうがサブプライム問題の米国よりきつい。6、7日の政策会合ではまたもや何もせずなのだろうか?

6.ID為替「3つのスワップ」

FRBは9月29日にECBなど9中銀との通貨スワップ協定を従来の2900億ドルから6200億ドルに拡大すると発表した。FRBは声明で「各中銀は引き続き緊密に協力し、資金調達圧力に対処すべく必要に応じて適切な措置を取る用意がある」とし「通貨スワップ協定の上限引き上げにより、多くの中銀が自国市場でドル資金供給を拡大することが可能となる」と指摘した。通貨スワップ協定の各中銀別の最大供給額は、ECBが2400億ドル、BOEが800億ドル、日銀が1200億ドル、スイス中銀が600億ドルなどとなっている。

 90年当時はドイツ連邦銀行(BUBA)が60億ドル、BOEが30億ドル、日銀が50億ドル、スイス中銀が40億ドルであったことを考えると急拡大だ。また当時のスワップ協定は金利市場というより為替市場の変動に対しての介入資金のスワップ(交換)であった。

 また金融市場ではスワップという言葉がいくつかの意味で使われている。FXの金利差をやりとりする為替スワップ、また債権債務の交換である通貨スワップや金利スワップ、それと中銀間の通貨相互交換のスワップである。

7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」

北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、英国ポンドのユーロ入り、日本の総選挙、米ロ冷戦、夢=ドルのユーロ加盟(円おいてきぼり)
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 内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大   50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8、横浜湘南便り「たまには歴史」

 来年2009年は横浜開港150周年である。少し歴史を見てみたい①生麦事件発生現場②この事件で外人殺傷を恐れ、東海道東神奈川にあった欧米大使館(当時はお寺に大使館、領事館が置かれていた=写真フランス領事館の慶運寺)の③外国人は山手へ移動し日本人の立ち入りを制限した=写真=山手イタリア山の外交官の家。P1000008te1.JPG
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