9/25「バブル」
2008年9月25日(月)―2008年9月26日(水)![]()
総括 「白熱する議論報道ほど燃えない相場」
需給「出資の為替」
テクニカル「当面の各通貨ペア上昇&下降トレンドラインをチェック」
当局、円無常「投げ出さない人々」
ID為替「バフェットとGICに勝つ」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「バブル」
ドル円105-108、ユーロ円154-157
FX湘南IG(FSIG代表 野村雅道(事務所 田園、山下、伊豆稲取)専修大学、中京大学講師
日経インデックス(2005年=100)9月24日東京引け 前回 9月19日からの変化 円97.8同、ドル90.5弱し、ユーロ111.0強し、9月24日ドルインデックス IN NYBOT76.96弱し、CRB366.44強し、CRUDEOIL105.39強し、金880.25強し、DOW10825弱し、日経平均ドルベース9月24日東京引け114.21強し、IMM円投機筋 9月16日 円+26,600(前週比+11799)ユーロ-40654(前週比-4222)
1、予定
(今週の予定)
22(月)日 全産業活動指数、自民党総裁選
23(火)米 リッチモンド連銀製造業指数、住宅価格指数、南ア小売売上、CPI
24(水)日 3Q法人企業予測調査、独 IFO景況指数、ユーロ圏経常収支、米 中古住宅販売件数
25(木)NZ 2Q経常収支、日 貿易統計、企業向けサービス価格指数、米 耐久財受注、失業保険、新築住宅販売
26(金)NZ 2QGDP、日 CPI、独 GFK消費者信頼感指数、米 2QGDP&個人消費確報値
(来週の予定)
29(月)NZ貿易収支、日 小売統計、ユーロ圏 消費者信頼感指数、米 個人所得支出、PCEデフレーター
30(火)8月NZ住宅建設許可、日 雇用統計、全世帯家計調査、鉱工業生産、外為平衡操作、豪 小売売上、住宅建設許可、独 雇用統計
ユーロ圏 CPI、南ア 貿易収支、米 シカゴ購買部協会景気指数、消費者信頼感指数
1(水)日 短観、ユーロ圏 失業率、米 ADP雇用者数、ISM製造業景況指数、建設支出
2(木)日マネタリーベース、豪 貿易収支、ユーロ圏 PPI、ECB理事会、米 失業保険申請、製造業受注
3(金)ユーロ圏 小売売上、米 雇用統計、ISM非製造業景況指数
2、総括 「白熱する議論や報道ほど燃えない相場」
朝起きて驚いた。昨夜寝る前に始まったバーナンキ議長、ポールソン長官の議会証言がまだ続いている。バーナンキ議長のヒゲも少し伸びているようだ。日本なら議員の質問に対して日銀総裁が座席からマイクまでゆっくり歩いて「おっしゃる通りです」「鋭意努力します」「検討します」と数秒答えて終わるのが常なので米国議会の熱気に驚いてしまう。ただその白熱ぶりや、新聞の連日連夜紙面を割いてサブプライム問題の深刻さを報道する加熱さの割にはドル相場は落ち着いている。今月はドル円、ドルスイス、ポンドドル、ドルカナダはやや米ドルの下げ、ユーロドル、豪ドル、NZドル、ドルランドは米ドルの上げであるが値幅は大きくない。サブプライム問題が把握されているので報道はしやすくハデになるが実需のお金の動きはドルに悲観的にならず落ち着いているようだ。
今日は日本の8月の貿易統計の発表、8月上中旬は既に赤字となっていたが8月全体でも2900億円の赤字予想である。1月以外で月間赤字となるのは珍しいのではないだろうか。また10月1日の日銀短観の大企業製造業DIは5年ぶりにマイナスとなる予想がある。ただ景気減速はどこの国でも同様で米国は雇用が悪化するだろうし、明日発表のNZ2QGDPも2期連続マイナス成長の予想だ。欧州もユーロ圏、英国ともに減速している。ただ日本以外は次から次へ利下げと減税を打ち出し先行きの回復を計っている。巨像中国もオリンピック後金融緩和、印紙税軽減、株式買取などの対策を採り始め動き出した。漸く株価が戻り始めている。
今日は昨日の休み明けに続きゴトビでドル需要が強く、南アランドや豪ドルの起債が控えている。米国は耐久財受注、失業保険、新築住宅販売などの発表と充実している。予想はどれも思わしくないが、瞬間的に反応しても他国も悪いことは忘れないようにしたい。
3.需給「出資の為替」
90年代の日本の金融不況とはまったく逆に今度は日本の金融機関が米国金融機関に出資する。おそらく優先株式を購入する形となるのだろう。米国に出資するのでもちろんドル建てとなり為替取引が出るかが注目される。海外投資では現地通貨で調達するか、日本円で調達した後に現地通貨を買うかの二つがある。前者では為替取引は起こらない。三菱UFJがモルガンスタンレーに、野村がリーマンに、三井住友がゴールドマンに出資する(三井住友は出資しない報道もあり、現在ゴールドマンが三井住友に出資中ではないか?)金額は合計で1兆円程度になろう。日本の好調時の1ヶ月の貿易黒字程度なので小さくはない。為替が起きる時期はわからないが起債を行った時、期末、ゴトビなどに出てくるのだろう。
4、テクニカル「当面の各通貨ペア上昇&下降トレンドラインをチェック」
ドル円やクロス円は9月16日の安値から上昇トレンドラインが引けるのでそこを割るかどうかがポイントであり、それが9月半ばに続いたの下ヒゲの効力が切れる時となる。ドル円以外の対ドルではユーロ、ポンド、スイス、NZドル、が9月11日のドル高値からのラインをサポートラインとすればいいだろう。ドルカナダや豪ドルは9月17日が起点となるラインが引ける。ドル円はドル上昇ラインで他通貨はドル下落ラインである。ドルランド、ランド円だけは政局不安が絡み 揉み合い状態となっている。
5.当局、円無常「投げ出さない人々」
一日たりともサブプライム問題が新聞の一面から消え去ることはない。今週は議論好き、自己主張の強い米国議員の質問にバーナンキ議長やポールソン長官が長時間に渡り真摯に答えている。彼らは世界を飛び回り,G-7、中東、中国の協力、協調もとりつけている。心配なのはサブプライム問題そのものよりも彼らが激務で倒れるか、日本の首相のように投げ出す時だ。「毎日毎日ぼくらは鉄板の上で焼かれて嫌になっちゃうよ」のタイヤキ君のようだ。彼らも好んでこの難題に取り組んでいるわけではないが奮闘ぶりは後世評価されるだろう。
6.ID為替「バフェットとGICに勝つ」
SWFの一つであり為替市場でも影響力のあるシンガポール投資公社は過去20年の利回りが5.8%、米ドルベースでは7.8%であることを公表した。ゴールドマンサックスから50億ドルの優先株(配当利回り10%)を引き受けた天才バフェット氏の40年間の平均利回りは20%だという。我々のFXではスワップの利回りは自由に変えられるので天才たちを超える成績も可能だ。ここ3年間でNZドルを70円から80円で購入していればレバ3倍以下で年20%から30%で回っているはずだ(実績公表済み)。さらに時間が経てば為替変動のブレも縮小され利回りも安定してくる。レバを高くするのはこの限りではない。スワップ狙いは時間との戦い。いや戦いではなく寝かして熟成させる。
7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、英国ポンドのユーロ入り、日本の総選挙、米ロ冷戦、夢=ドルのユーロ加盟(円おいてきぼり)
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内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大 50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取)
8、横浜湘南便り「バブル」
しゃぼん玉。これも横浜トリエンナーレの現代美術展の一つ。中華街は関帝廟通りの山下町公園にて。![]()
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コメント一覧コメント2件
長期運用はほとんど一発勝負ですから、運が悪ければ立ち直れません。貴殿のようにポジションの整理をする技術があるかたはその限りではありませんが、それならただ単に長期のスイングトレードです。寝かせて熟成でレバ3倍は非常に危険と思います。たとえ資金的に計算上耐えることが出来ても、精神的に持ちこたえることは困難なこともあります。
90年代後半に平均80円でレバ3倍なら、生き残れたでしょうか。
過去3年、毎月初にNZD/JPYロングを積み立てていくとして、単純に平均をとると約81円です。金利が7%複利の3年間として、3年間で約22.5%。積み立てですから実際はそうはなりませんが、単純にが81円で22.5%の金利がついているとすると、取得原価は66.12円位(81x1/1.225)でしょうか。
現在の為替が72.5円とすると、レバ1の場合3年寝かせて9.65%の利益。レバ3なら28.95%ですから、決して悪い数字ではありませんが、年20-30%ではぜんぜん回っていないように思います。
また、現在66.12円のコストでレバ3なら、44円で破産となります。さすがにこれは無いかとは思いますが、55円なら元本の50%を失います。55円は十分に射程圏内だと思いますが、50%失った時に冷静でいられる人はそんなにいないのではないでしょうか。
そういう人は長期は向いていませんといわれればそれまでですが。
投稿者:通りすがり|2008年9月25日 08:37
>ここ3年間でNZドルを70円から80円で購入していればレバ3倍以下で年20%から30%で回っているはずだ(実績公表済み)
やはり混乱時の安値で仕込んで長期熟成がポイントなのでしょね。
高値で仕込むと上の方のように精神的に耐えられない時期も出てきそうです。
急落を生で見ると、単純にドルコストで買う。ではなく、安値圏でのみ買いを実施するなど工夫があると良いかも。と最近思い始めました。
スワップ投資に関して今回のNZの例のほかにも、これこれこういう理由でこういう資産管理でこの通貨ペアをこういう価格帯で買うとこうなる。
と言うレポート・セミナーがあると非常に参考になるのですが・・・。
外為さんと野村さんにちょっと検討頂ければ嬉しいです。
既にどこかにあればごめんなさい。
投稿者:ろっと|2008年9月25日 20:18
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