9/22「ローソクが先か、バーナンキが先か」
2008年9月22日(月)―2008年9月24日(水)![]()
総括 「よくやっているではないか」
需給「パニックじゃないと買われない円の理由」
テクニカル「ローソクが先か、バーナンキが先か」
当局、円無常「不動産不良債権がお好き」
ID為替「ID為替デイトレ短期編の本」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「軽井沢にて」
ドル円105.50-108.50、ユーロ円153-156
FX湘南IG(FSIG代表 野村雅道(事務所 田園、山下、伊豆稲取)専修大学、中京大学講師
日経インデックス(2005年=100)9月19日東京引け 前回 9月17日からの変化 円97.8強し、ドル91.8弱し、ユーロ109.7強し、9月19日ドルインデックス IN NYBOT77.74弱し、CRB359.58強し、CRUDEOIL102.75強し、金359.58強し、DOW11388強し、日経平均ドルベース9月19日東京引け111.61強し、IMM円投機筋 9月16日 円+26,600(前週比+11799)ユーロ-40654(前週比-4222)
1、予定
(今週の予定)
22(月)日 全産業活動指数、自民党総裁選
23(火)米 リッチモンド連銀製造業指数、住宅価格指数、南ア小売売上、CPI
24(水)日 3Q法人企業予測調査、独 IFO景況指数、ユーロ圏経常収支、米 中古住宅販売件数
25(木)NZ 2Q経常収支、日 貿易統計、企業向けサービス価格指数、米 耐久財受注、失業保険、新築住宅販売
26(金)NZ 2QGDP、日 CPI、独 GFK消費者信頼感指数、米 2QGDP&個人消費確報値
(来週の予定)
29(月)NZ貿易収支、日 小売統計、ユーロ圏 消費者信頼感指数、米 個人所得支出、PCEデフレーター
30(火)8月NZ住宅建設許可、日 雇用統計、全世帯家計調査、鉱工業生産、外為平衡操作、豪 小売売上、住宅建設許可、独 雇用統計
ユーロ圏 CPI、南ア 貿易収支、米 シカゴ購買部協会景気指数、消費者信頼感指数
1(水)日 短観、ユーロ圏 失業率、米 ADP雇用者数、ISM製造業景況指数、建設支出
2(木)日マネタリーベース、豪 貿易収支、ユーロ圏 PPI、ECB理事会、米 失業保険申請、製造業受注
3(金)ユーロ圏 小売売上、米 雇用統計、ISM非製造業景況指数
2、総括 「よくやっているではないか」
FRBのバーナンキ議長が、財務省のポールソン長官が、G-7が、中国がSWFがいくら市場安定化に努力して協力してもまだまだ物足りない、遅すぎるという声が出てくるのには驚かされる。いったいどれくらい優秀な人が批判しているのだろうか。不思議に思ってしまう。これ以上迅速で大胆な政策が誰がとれるのだろう。
為替相場は特にそうだが、何か問題があれば常に米政府や各国当局、またG-7が相場を安定させ反転させる。変動相場制の移行、カーターショックでのドル反転、レーガン大統領による強いドル政策、プラザ合意のドル安誘導、1995年のドル円79円からの協調介入、1998年のドル売り介入、アジア通貨危機、ロシア通貨危機、アルゼンチン通貨危機、いやユーロ通貨統合などは変動が嫌で固定相場にしてしまった。
介入、資金供給、金利政策、市場閉鎖、また為替では空売り規制は聞いたことはないが日本やアジアの多くの国は実需原則という制度もあった。中国はいまだ管理相場だ。最後は当局の手のひらで為替相場は動かされたり規制をかけられたりする。最後の最後はそれを感じ取って当局側についたほうがいい。もちろんそいういう流れになった時あるいはなる前に4.項で述べるようにテクニカルでもその前兆があるだろう。
今週は米国2QGDP確報値、日本は短観前哨戦となる法人企業予測調査、赤字となるか8月日本の貿易統計、独はIFO景況指数、織り込み済みとはいえ連続マイナス成長が予想されるNZの2QGDPなどがある。先週木曜日から出始めて事実となった南アムベキ大統領の辞任の影響も注視したい。
3.需給「パニックじゃないと買われない円の理由」
いろいろな材料が出て相場は乱高下。ただし値幅自体は大きくない。1985年から87年の3年で毎年40円ずつ円高推移して240円から120円になったのも大相場だが、今回のように大きく行ったり来たりするのも大相場。昔は長期変動狙いの方にも役に立った大相場だが、最近の大相場はデイトレダーにメリットがある。円相場は昨夏や今月のようにわけのわからぬリスク回避の時だけ円高となる。リスク回避ならもっと魅力のある通貨もあると思うが。日本や円に惚れての円買いは起こらない時代となった。それはやはり貿易黒字の大幅減少が影響している。今週は25日(木)に8月貿易統計の発表がある。8月中旬までの数字は6581億円の赤字。ちなみに前年8月の中旬は3370億円の黒字で9951億円の減少であった。
4、テクニカル「ローソクが先か、バーナンキが先か」
前回(先週9月18日木曜日)のID為替リポートでは総括のタイトルでも「欧州通貨下げ止まり、クロス円反転の兆し」とした。「少し相場のリズムが変わってきたのは欧州通貨。。。。。9月11日から欧州通貨(オセアニアはまだだが)がドル安に転じている。ユーロ、ポンド、ドルスイスなどの移動平均線がドル安型に反転している。全面ドル安と言えばそれまでだが、クロス円の下落に歯止めがかかろうとしている。」など。
いくら鈍感な私でもユーロ円とユーロドル双方であれだけ連続下ヒゲが出てくるとおかしいと思ったからだ。ユーロ円は安値147から155円へ、木曜日からでも148円から155円と上昇した。他のクロス円でも同様だった。もちろんFRB、米財務省、G-7などが市場安定化に努めたからだが、ローソク足が事前にそれを示唆していたかのようにも思える。ローソク足の魅力は高まるばかりである。
5.当局、円無常「不動産不良債権がお好き」
私の銀行員の経験は30年足らずでけっして長くはないが、その間、大小を問わず、内外を問わず不動産の不良債権で破綻した銀行などを見てきた。それでも何度何度も不動産不良債権による破綻は内外で続く。忘れた頃にまたやってくる。銀行員とは懲りないやつらなのか、あるいは実は不動産不良債権が好きなのか。貸すほうも貸すほうだが、不動産投資する人も企業も必要な不動産投資だけなら投売りすることもないと思うが。みんな不動産投機が好きなようだ。ハイレバ不動産投資が好きなようだ。
6.ID為替「ID為替デイトレ短期編の本」
まことに遅くなりましたが、10月20日に「ID為替デイトレ短期編」を発刊致します。前著のスワップ狙い編「働かずに毎年1000万円稼げる私の「FX」超活用術」同様、講談社α新書よりの発売です。20年間銀行の為替部門でやってきたことは変動狙いの短期売買であり、そのまとめとして書き上げたつもりです。これで金利狙い編と変動狙い編の基本的なことは書き終えたので、あとは取引のスパイス的なものをまとめればすべて終わりとなります。
7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、英国ポンドのユーロ入り、日本の総選挙、米ロ冷戦、夢=ドルのユーロ加盟(円おいてきぼり)
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内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大 50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取)
8、横浜湘南便り「軽井沢にて」
今年3月に桜咲く伊豆稲取で大学時代の野球部の同期でゴルフをしたが、今月は軽井沢で再集合。毎年3月は伊豆で9月はいろいろ場所変えてということに決定。来年は南アフリカを提案したが10日以上は休暇をとれないもの多く却下。
(写真=①軽井沢初日@晴山ゴルフ場、②二日目@軽井沢72、③次回は軽井沢72ゴルフの全108ホール制覇を提案するもそれほど暇人多くなくまた却下)![]()
コメント一覧コメント1件
> 来年は南アフリカを提案したが
素晴らしいです、先生!
(私の知るゴルフ好きは保守的・権威主義的な人が多いので、先生のご提案はとても若々しく冒険心あふれるものに思えます。)
投稿者:urbanfox|2008年9月22日 08:56
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